2013/03/13 - 2013/03/15
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deracineさん
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フィンランド極北イナリ村をオーロラツアーしたついでに首都のヘルシンキでストップオーバーし、ロシア文化も残る街中を散歩しました
いろいろな宗派の教会や北欧デザインが飾られた目抜き通りの店は見ているだけでも十分楽しめました
フィンランド語は他のヨーロッパ語族と異なりアジアに繋がる言葉ですが皆英語が上手で意思疎通に不便を感じることはありません
おまけにどういうわけか大変親日的で街中を散歩中でもちょっと地図を見ていると「何かお困りですか?」と気さくに声をかけられるフレンドリーさが印象的でした
男性としては嬉しいことにキーラ・コルビさんのような金髪美人を多く見かけ目の保養にもなりました
なおタイトルの「バルト海の乙女」とはヘルシンキの別称ですが自分としてはSuomi(=フィンランド全体)を意図しました
・・・・<参考>
フィンランド・・・・人口は約530万人、面積33.8万平方km(=日本の0.89倍) 一人当たりGDP 46,098$で15位(日本は46,736$で13位、2012年のIMF統計)
フィンランドを代表する音楽「フィンランディア」を紹介します。
https://youtu.be/pU5yZFkjuHQ
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なお旅行の全日程は以下のとおりです
11泊13日・・・イナリ:9泊、ヘルシンキ:2泊
3月04日(月) Finnairで成田からヘルシンキ乗継ぎイヴァロ、車でイナリへ
3月05~12日 イナリ滞在
3月13日(水) 車でイヴァロへ Finnairでヘルシンキへ
3月14日(木) フェリーでタリンへ日帰り観光
3月15日(金) 午前中ヘルシンキ市内観光 午後Finnairで成田へ
3月16日(土) 成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 タクシー 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
-
イヴァロからの帰路はヘルシンキでストップオーバー(途中降機)し市内観光を楽しんだ
写真はイヴァロ空港と搭乗機 -
空港ロビーには極北らしくトナカイの剥製が飾られていた
-
飛行機はすべて窓側席を確保したが、搭乗してみるとすでに誰かが座っていた(外国では良くあることだが) 当然抗議して席を空けてもらった
隣席の若いフィンランド女性はキッティラまで乗ったが一人旅の日本人が珍しいのかいろいろと流暢な英語で聞かれた
写真は乗り込んできた大勢の日本人ツアー客
-
ボスニア湾はまだ凍結していた
-
ヘルシンキ・ヴァンター空港
林業の国フィンランドらしく木目の美しいモニュメントが飾られている -
空港などの案内は公用語のフィンランド語、スウェーデン語のほか英語で表示されている(一部に日本語併記もあり)
-
ヘルシンキ・ヴァンター空港からはFinnairの空港バスを利用した
-
これがFinnairのバス乗り場 20分おきに出発しヘルシンキ中央駅まで6.30ユーロ、約30分
-
バスは30分ほどでヘルシンキ中央駅に着いたがここでトラブル発生
駅近くのホテルを予約したのだが場所が分からず大幅に時間をロスした
やはり地理に不案内な初日はタクシーを利用すべきだった
写真は2泊したホテルで中央駅の東側にあるが空港バスは西側に停まるので反対側
大きな荷物がなければ十分歩ける距離だが、滑り止めの砂利を撒かれた歩道上をスーツケースを転がしていくのは一苦労だった -
おまけに有名なホテルでないらしく通行人に尋ねても明確な答えが返ってこない。やっと分かる人に出会い場所を教えて貰った
ホテルに到着しチェックインを済ませてとりあえず一番有名なヘルシンキ大聖堂に向かった
早春の早い夕暮れが迫ってきて白亜の大聖堂は夕陽にオレンジ色に染まっていた -
参拝し、しばし浮世の憂さを忘れ練習中のパイプオルガンに聴き入った
外観から想像されるほど内部は大きくなく、夕暮れ時ではあったが明るかった -
最近のコンデジは動画も撮れて便利だ
入り口頭上のパイプオルガンの音色も収録した -
大聖堂から元老院広場を見下ろしたところ広場の中央にアレクサンドル二世像が、そしてバルト海に浮かぶ大きなフェリーが見えた
-
目を右に向けると聖ヨハネ教会の尖塔が周りの建物から少し頭を出して見えた
-
翌日はフェリーでエストニアの首都タリンに日帰り旅行する予定
そこで散歩がてらフェリー乗り場まで出かけ所要時間を確認したが、これがとんでもないことに、、、、
詳細は「何か物足りん ヘルシンキからフェリーで早春のタリン日帰り散策記(前編)」で
http://4travel.jp/traveler/deracine/album/10765431/
写真はフェリー乗り場付近から市街中心部を見たところ 左にヘルシンキ大聖堂、右にウスペンスキー寺院が望めた -
翌々日(=3月15日)は朝一番で空港行きのfinnairバス乗り場を確認した
乗り場は中央駅の西口30番 -
フィンランドも高福祉国家で有名だが、寒さにもめげずに物乞いはいた(ノーファインダー撮影)
移民?は高福祉の対象外なのだろうか 日本では見られない風景だ -
中央駅東口には大きな天然のスケートリンクがあり係員が散水して整備していた
-
3月中旬のヘルシンキはまだ歩道に雪が残っていた
ストックホルム同様滑り止めの砂利が撒かれているがアイスバーンのところもあり早朝の街歩きは転ばないように注意が必要
裏がゴム底のオーロラ用スノーブーツを履いていたが2回ほど危うく転びそうになった -
ヘルシンキ駅前にあるアテネウム美術館 時間の関係で見学は割愛した
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これがヘルシンキ中央駅正面
-
駅の南口から入ったところの構内の様子
VRとはValtionrautatietの略でフィンランドの鉄道会社
ロゴの形、色もJRにそっくりだ -
最新鋭のSM6という車両でサンクト・ペテルブルグ行き
ペンドリーノ(振り子列車)で最高時速220kmを誇る -
森と湖のフィンランドにふさわしいイラストが描かれた2階立て列車
-
旅行前にフィンランド語の基本会話を少し勉強した その際利用した本の表紙で知ったのがこの教会 聖ヨハネ教会 (St.John Church)
実物を見たくて出掛けた。 地図を片手に探していると若いフィンランド女性が「何かお困りですか?」と流暢な英語で親切にも声をかけてくれた
ネオゴシック式のこの教会は1888?1891に建築され、双塔の高さは74mある。
ヘルシンキの人口増加に伴い旧教会と大聖堂を補う形で建築されたこの教会は石造りの教会としてはフィンランドで一番の 2,600人もの信者を収容することが出来る -
外装は赤レンガで屋根の緑青と美しいコントラストを醸し出していた
全体的な印象や構造などはストックホルムで見たドイツ教会に似ていた
なお冬季は12?15時しか開いていないため内部の拝観はできなかった -
教会の隣では体育の授業だろうか、多くの小学生が身体をソリにして雪の斜面を滑って歓声を上げていた
子供はどこでも元気で見ていて本当にかわいい -
聖ヨハネ大聖堂の近くにはデザイン美術館があり「日本の織物の開拓者達」という展示を開催していた
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中央駅に戻る途中に見かけたシンプルな北欧デザインのミシン
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マーケット広場近くにあるバルト海の乙女像(Havis Amanda) フィンランド人彫刻家ヴィッレ・ヴァルグレーン作
海から上がって肩越しに海を振り返っている構図の裸身像だがまだ雪が残っている時期だったので寒そうに見えた -
ご覧のような北欧美人です
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ヘルシンキの目抜き通りエスプラナーディ通りにあるマリメッコ本店
一応有名な店なので入って家族にみやげでも買おうと思ったが日頃ファッションに関心がないため何を買ってよいやら分からず、結局諦めた -
マーケット広場 衣料品などを売っていた
奥にウスペンスキー寺院が見えた -
マーケット広場の後ろはバルト海 まだ一面に氷が張り詰めていた
前日間違って行ったオリンピア・ターミナルには大きなフェリーが停泊していた -
港にはまだ氷が張り詰めていた
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これが見たかった!
北欧最大のロシア正教教会 ウスペンスキー寺院
1868年ロシア人建築家により建てられた赤レンガ造りの教会 -
内部はフラッシュ不使用であれば撮影OKだった
天井や壁にはギリシャ正教らしく多くのイコンが描かれていた -
壁に描かれた十二使途のテンペラ画
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きらびやかな大聖堂内の様子
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改めて翌日もヘルシンキ大聖堂を見た
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ヘルシンキ大聖堂前にはアレキサンドル二世像があり記念写真を撮っていた
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ヘルシンキ大学
スウェーデン統治下の1640年フィンランドの旧首都トゥルクで創立、その後ヘルシンキに移転し1917年の独立とともにヘルシンキ大学となった -
ヘルシンキ大学図書館
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国会議事堂
一院制を採用しているからだろうか、日本やアメリカのような両翼がない -
これがテンペリアウキオ教会の入り口
別名「ロックチャーチ」と呼ばれ、周囲を岩で囲まれた構造のちょっと変わった教会
音響効果抜群なのでコンサートにもよく利用されるそうだ(やはりロックコンサートが多いのだろうか?) -
岩がむき出しの壁の上には180枚の窓ガラスがあり、柔らかな北欧の光が差し込んでいた
パイプオルガンもあったが訪れたときは讃美歌「天使のパン」がトランペットの妙なる音でゆったりと流れていた
上の写真はオーロラ用に持参した14mmの超ワイドレンズで撮影した -
教会近くにあったショップ 耳が寒いのだろうか、当地の帽子は耳をすっぽり覆うタイプが多い
自分も必要性を感じイヴァロ空港でみやげとして買った -
これがそのニット帽
暖かくてグッドだが日本でシニア男性が使うには少し抵抗があるのでいまでは妻が愛用してくれている -
教会から中央駅に戻る途中何かの店のショーウィンドウに日本の招き猫を見つけた
商売繁盛しているかな? -
帰りの成田便ゲート
遅延もなく無事定刻に出発できた -
搭乗ゲートには日本人の姿が多かった
マリメッコの大きなバッグを持った人もいた -
帰りのfinnair搭乗機内のトイレで中国語で書かれたこんな警告文を見つけた
「パイプ詰まりの原因になりますので食べ残しは便器や洗面器に捨てないで乗務員にお渡し下さい」
何故そんなことをするのか理解に苦しむ -
復路便内では夜を過ごすので機内からおまけのオーロラを期待したが残念ながら見えなかった
機内が明るいこと、飛行コース及び時間が早かったなどの要因が不利だった可能性もあるかもしれない
まあ美しい夕焼けが見られたので良しとしよう
隣席には今度もフィンランド女性が座った 聞くと上司と東京を訪れるという。上司が隣でなくてよかったと笑っていた
ビジネスで日本人に初対面するというので「こんにちは」ではなくて「初めまして」の方がフォーマルだと教えた -
なぜフィンランド人は英語が上手なのか尋ねたところ授業時間が多いこと、テレビで吹き替えなしで英語の映画を放送していることなどを挙げた
しかしそれならば日本もまったく事情は同じだ 日本と異なり英語を使う機会に恵まれていることが最大の理由だと思う
成田には定刻10:05のところを30分早く到着した
家に帰って妻に聞いたところ強風が吹き荒れたため飛行機が着陸できない日もあったそうだ ラッキーだった
ホテル・イナリのマネージャーから貰ったサーミのお守りのご利益かも、、、(完)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 一歩人さん 2013/04/28 05:59:49
- ふ、ふ、白夜のお国柄、白い透明な肌ですよね
- deracineさんへ
ふ、ふ、金髪で白い肌。
私たちアジア人とはちがいますよね。
肌年齢は、ずっとわかいのではないでしょうか。
私は、ビューテイサイエンス学会に所属していたことがあって、
医学と美容という境界を勉強していました。
生活習慣がすべてとすると、若い頃の暴飲暴食は、
老いてその代償を支払わなければならないのかも。
ふ、ふ、去年メタボ脱出しましたが、
今年は、体重が、50KG超えました。とさ。
ありがとうございました。
失礼しま〜す♪
- deracineさん からの返信 2013/04/29 23:57:26
- RE: ふ、ふ、白夜のお国柄、白い透明な肌ですよね
- こんにちは、毎度ご訪問&コメントをいただき有難うございます
かの地の人の肌をじっくり鑑賞できるほどの至近距離でお付き合いする機会は残念ながら恵まれませんでしたが欧米人は東洋人に比べて肌の劣化が早いとか聞きます
愚妻は医学生の家庭教師からの忠告「夜9時前までに就寝するのがどんな化粧品より一番肌に良い」を実践・・・というか早く寝る口実のようですが・・・した効果か、人から美肌を時々褒められると自慢しています
私の方も医者からメタボを指摘されダイエット&運動したおかげで未婚時の体重に戻りつつあります(髪は戻りませんが、、、)
北欧の口に合わない食事の効果もあったようです
旅行先は脱亜入欧の偏見かも知れませんが欧州と北米を交互に訪れています
それとオーロラツアーが多いですね
自分も一応東京都民で(都下ですが、、)江戸東京博物館もこちらに引っ越した当初訪れたことがあります 20年近く前でしょうか
現在野暮用で忙しくしておりますが落ち着いたらまた東京散歩もしてみたいと思っています その際は一歩人さんの記事も参考にさせていただきたく思います
今後ともよろしくお願いします
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