2013/03/10 - 2013/03/22
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yoccoさん
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2013年3月14日(木)晴 少し寒い
トレド観光
8:30 トレドへ向けてホテルを出発
9:45 トイレ休憩 かわいいお土産屋さんが併設されていました
10:20 トレドを見渡せる展望スポット到着
10:40 トレド散策スタート(カテドラル、サント・トメ教会)
12:15 コンスエグラに向け出発
コンスエグラ編に続く
トレドの街並みは、本当に美しくて遠くから全景を見るのも素晴らしいし、散策をしていても素晴らしくて終始楽しかったです。
ここだけ時の流れが止まってしまったかのような、中世にタイムスリップしてきたかのような錯覚をおこしてしまいます。
細い小さな道・・・静かな空間・・・とても気に入りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
★朝食★
オーディトリウムホテルの朝食は品数も豊富でけっこう◎です。
・オレンジジュース
・チーズ
・サラダ(レタス・ツナ・コーン)
・サーモン
・生ハム
・ハム -
・ベーコン
・オムレツ
・チューロス
・天ぷら
オムレツは好きな具をトッピングして目の前で調理してくれます。
できたてのオムレツがいただけます。こういうサービスがあるところは必ず注文してます。
トッピングはチーズ・玉ねぎ・ピーマンをチョイス
やっぱおいしいですv(。・ω・。)ィェィ♪
天ぷらは、ポルトガルから日本に入ってきたと言われていますが、スペインにも天ぷらがありました。
日本の天ぷらとは少し違っていてカラッと揚がってなくベチャっとしていました。中身は芋
親近感のある食べ物ではありましたが。 -
広い朝食のレストラン
-
ホテル1階レストランの近くにはたくさんの美術品が飾られていました。
このタペストリーも大きく立派でした。
そのタペストリーと写真が撮れるようにか前にソファが配してありました。 -
タペストリー
-
素敵な壺
ガラスケースに入れられていました。 -
ロビーにはこんなユニークな車もありました
アメリカンな感じ
ただちょっとこれだけ浮いていましたが・・・ -
★ホテル オーディトリウム★
お世話になったホテルです。
同じ色の建物は全てホテルです。 -
ホテル正面
8:30 トレドに向けて出発〜♪
マドリッドからトレドは約70km
この日も文句なしの快晴です。
ヨーロッパは非常に乾燥します。顔は、念入りにケアしていたので大丈夫でしたが、唇と手がガサガサでひび割れ状態に・・・
すみずみまでケアが必要と実感(ノω・、) ウゥ・・・ -
★トヨタの看板★
高速道路に乗りマドリッドの中心地を抜けます。
渋滞には巻き込まれず順調に進みました。
こんなところにもトヨタの看板
スペインの高速道路には有料と無料と二種類あり、無料の高速道路の方が多いです。うらやましいですね。
有料・・・Autopista・・・民営
無料・・・Autovia ・・・国営 -
★マドリッドにあるテレビ塔★
-
9:45 トイレ休憩
ラ・マンチャに近づいてきたからか?ドンキホーテ
お土産屋さんが併設されていて、しかもかわいい雑貨がたくさん売っていました。15分しか時間がなく急いで急いで買い物しました(・・;)
ここではばらまき用のリップクリームセットとマグネットをお買い上げ。 -
お店の壁・・・タイル使いがかわいい♪
-
★アルフォンソ6世騎馬像★
10:10 トレドにやってきました。
1085年にトレドを奪回したアルフォンソ6世の騎馬像がありました。
■トレド■
トレドはスペインの古都で、日本でいうなら京都や奈良のような存在ではないでしょうか。
歴史は古く紀元前2世紀にローマ人が定住したことにより始まったとされています。
8世紀頃イスラム教徒に支配権を奪われましたが、当時はイスラム教・キリスト教・ユダヤ教が共存していた時代であります。
1085年には再びキリスト教徒が支配をするようになりました。
現在トレド市はカスティーヤ州の州都でありトレド県の県庁所在地でもあり奈良市と姉妹都市を結んでいます。
また、1987年には旧市街全体が世界遺産に登録されています。
トレドはギリシャ人画家のエル・グレコが活躍した町でもあります。
至る所にグレコの作品が所蔵されています。 -
★トレドの闘牛場★
トレド旧市街地へ向け南下していくと闘牛場がありました。
現役の闘牛場です。 -
★タベーラ病院★
正式名称を「サン・フアン・バウティスタ病院」といいます。
ルネサンス様式で中には絵画や家具など展示されており、当時の薬局も保存されています。
エル・グレコの絵画もあります。
病院としての機能と設立者フアン・パルド・タベーラの墳墓としての役割をもつ建物です。
現在は美術館として開放されています。 -
★ビサグラ門★
窓の汚れが邪魔をしていますが・・・
街へのメインゲート
もともとはイスラム時代のもので2本の塔からなります。カルロス5世の時代に改装され街の紋章が掲げられました。
2本の塔が太くどっしりとしていて重厚感があります。
中央の上部には剣を手にした町の守護神が立っています。 -
★ラ・カヴァ橋★
ビサグラ門→メルチャン通り→クリスト・デラ・ベガ通りを進むとこの橋にあたります。
なんといっても目を引くのが鮮やかなピンクの欄干。なんともトレドに似つかわしくない色なのですが、これには意味がありまして
トレドの旗の色に合わせているとのこと。それにしても調和を考えると・・・どうなんでしょ -
離れたところからでもピンクの欄干は目立ちます。
-
★サン・マルティン橋★
13世紀初めにゴシック様式で建設されました。当時の防御塔が残る珍しい橋です。
この橋は、現在は歩行者専用の橋です。 -
展望所までの道にあった十字架
-
★トレドの街並み★ 世界遺産
10:20 高いところまでのぼってきました。
トレドの全景が眺められます。今日は、天気もよく本当に美しい景色でしたv(≧∇≦)v -
イチオシ
三方をタホ川に囲まれた16世紀の面影を残す町「16世紀で歩みを止めた町」といわれています。
また、街の美しさから「もしスペインに1日しか滞在しないなら迷わずトレドへ行け」という格言もあります。
トレドのパラドール近く、シルクバラシオン自動車道に展望所が設けられています。
■タホ川■
イベリア半島で最も長い全長1008kmの川です。トレドでは大きくカーし、それが功を奏し天然の要塞都市として古くから栄えてきました。
このタホ川は、ポルトガルに入るとテージョ川と名前をかえリスボンから大西洋へ注ぎます。また、のちほど登場してくる川です。
スペインでは約700kmありポルトガルでは約300kmあります。 -
■アルカサル■
向かって右の四角い建物で4つの角に塔が建っている建物
13〜16世紀に造られた要塞
カルロス5世の時代には王城として使われており現在は軍事博物館と図書館になっています。
1936年の市民戦争で完全に破壊されてしまい現在の建物はその後再建した建物になります。
■カテドラル■
中央に鐘楼がそびえる建物
フェルナンド3世の命によって建てられたゴシック様式の大聖堂
■サン・アンドレス教会■
中央手前の大きな建物はホテル。その後ろにサン・アンドレス教会があります。
12〜13世紀にかけて造られた建物でいろんな文化の混じったトレドを縮図化したような建物です。
■サン・ロマン教会■
向かって左手の高台に紺のクーポラがある建物です。
13世紀のムデハル様式の建物。現在は西ゴート文化博物館となっています。 -
トレドの地図
10:30 旧市街地へ向かいます。 -
★クリスト・デ・ラ・ベガの庵★
ラ・カバ橋を旧市街方面に渡るとすぐ左手に見えてきます。
イエスが両手を広げた像がよく見えます。
ムデハル様式の建物で西ゴートの王族が多く葬られたサンタ・レオカディア教会跡です。
旧市街から少し距離があります。 -
10:40 レカレド通りでバスを降りいよいよ旧市街地へと入っていきます。
ここからエスカレーターであの上まであがっていきます。
エスカレーターがあるとは驚き。でも、それが古都の風景から目立たないように配慮されているように感じました。
エスカレーターをのぼりきると上にある建物の前に出てきます。
この建物は19世紀のもので州会議事堂です。また、この建物には観光案内所が入っています。 -
旧市街の地図
-
エスカレーターはこのようになっています。
-
エスカレーターをのぼりきると素敵な風景が展望できます。
こちらは旧市街地より北側の新市街の景色です。 -
★サンタ・レオカディア教会★
13世紀のムデハル様式でイスラム建築の素晴らしい塔が残されています。
10:45 エスカレーターを上がり、旧市街地を進みます。
ムデハル様式の塔が目に飛び込んできました。 -
★Merced メルセー通り★
右側の建物の壁に”RADIO TOLEDO”と書いてありますが、ラジオ局かなにかでしょうか。 -
イチオシ
★州会議事堂★
メルセー広場にありました。
ユーロ、スペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャの旗が並んでいます。 -
メルセー通りの中庭のある建物
スペインの建物は中庭を造るのが主流と聞いたことがあります。
このような中庭が外から見える建物もよく目にしました。 -
かわいいお店
食べ物を売っているようでした。
タイルがかわいい -
トレドの旧市街は普通車がやっと通れるくらいの細い道がほとんどです。道が入り組んでいて迷路さながらの散策です。
古い建物がぎっしりと並んでいて絵になる通りや街並みが多数あります。 -
この通りは、人が通れるくらいの幅しかありません。
そういった道もたくさんありました。
日本でいうなら京都の先斗町とか広島の尾道の路地ですね -
★カプチン会修道院★
赤いレンガが目を引きます。 -
ちょっとした広場のようになっています。
人もまばらで静かです -
「Convento de Capuchinas」
conventoは修道院の意 -
テンディリャス通り
お土産屋さんのようです。
建物が古くていいあじ出していますね☆ -
★ロレンサナ大学館★
横からの写真ですが、大学館です。
あまり詳しいことはわかりませんでした。 -
Nuncio Viejo通り
コカ・コーラのトラックが道幅いっぱいいっぱいを通っています。
人がいたら本当に通るのたいへんですよ。
ぶつけることなく上手に通過していきました。 -
カテドラルの鐘楼が見えてきました。
テンションあがります↑↑ -
見えているアーチをくぐればカテドラル前に出ます。
-
イチオシ
★Ayutamiento 市庁舎広場★
11:00 カテドラル到着
ここで25分ほどフリータイム
★カテドラル鐘楼★
フランボワイヤン・ゴシック様式
高さ90m -
★カテドラル塔★
ゴシック・ルネッサンス様式のドーム型の塔 -
イチオシ
★カテドラル(大聖堂)★
フェルナンド3世の命により1226年に建築開始1493年に完成しました。
ゴシック様式の建物ではありますが、完成までに長い期間を要し、増改築も繰り返されたためさまざまな建築様式が融合しています。
カトリックの教会の中でトレド大聖堂は4番目に大きい教会です。
門は、3つあり「ライオンの門」「免罪の門」「時計の門」です。
今回は、正面ファサードの「免罪の門」しか見ていません。
正面ファサードにも3つの扉があり左から「地獄の扉」「免罪の扉」「最後の審判の扉」と名付けられています。
トレドの大聖堂に関する残されている資料は少なく、不明な部分も多いらしいです。
とっても大きなカテドラルなので全体を収めるのにだいぶ距離をとらなければなりませんでした。
市庁舎のとなりの細い道から撮影
素晴らしすぎる・・・感動O(≧▽≦)O -
★大司教館★
アルフォンソ8世から譲られた土地に13世紀に建設された大司教イメネス・デ・ラダの邸宅が代々の司教により改修されてきた建物 -
イチオシ
★市庁舎★
17世紀初めの建物でカテドラルの向かいに広場を挟んで建っています。2本の尖塔はバロック様式ですが、全体的にはルネッサンス様式です。
建設にはエル・グレコの息子が携わっています。
市庁舎の中にはお手洗いと観光案内所があります。
お土産屋さんもあったのでフリータイム中に象嵌細工のペンダントとポストカードを購入(*^-゚)vィェィ♪ -
■トレドの手工芸品■
トレドは鉄製品、特に剣の生産で有名となり、現在でもナイフなど鉄器具の製造の中心地です。
住民の大半が手工業に従事しています。主なものとして陶芸・刀剣などの鍛冶・象嵌細工・マサパンが挙げられます。 -
これらの刀剣は何世代にもわたって親から子へ受け継がれてきた伝統の製品です。
このようなお店がけっこうありました。
剣やナイフは、コレクションとして買うのだろうか・・・
それとも何か実用性があるのかな??
短いナイフとかなら調理とかで使うのだろうけど、大きな長い刀は実用性ないように思うのですが。 -
★カフェ El cafe de las Monjas★
サントトメ通りにあるカフェのショーウィンドウ
シスターの人形がマサパンを作っているところ -
★マサパン『SANTO TOME』★
トレドの名物スイーツ、「マサパン」。13世紀から伝わる伝統的なお菓子です。いたってシンプルなお菓子でアーモンドのペーストと
砂糖だけで作られています。
もともとはイスラムのものでイスラム支配の時代に伝わったお菓子だそうです。修道院でマサパンを作り貧しい人などに分け与えていたそうです。
マサパンの名前の由来は菓子やスパイスを保存するためのケースを"Mahasaban"というアラブ語からきているといわれています。
このお店「SANTO TOME」は、サントトメ通りにあり、サント・トメ教会にも近いことからこの名が付けられています。創業1856年と老舗の有名なお店です。 -
甘すぎるスイーツは苦手なのですが、どんな味なのかは知りたい。フリータイムに買ってみました。
いろんな形のマサパンがありかわいらしいお菓子。値段に差があったので聞いてみるとアーモンドと砂糖の割合が異なるということでした。
アーモンドの比率が高いと少し値段があがります。安い方は1:1。高い方は8:2でした。
んー、私にはどちらも甘かったです。 -
イチオシ
『SANTO TOME』の隣りにあった象嵌細工のお店
なかなか日本にはない光景ですよね
★象嵌細工★
地金の上に金や銀の糸を埋め込んでデザインを書き出す技法で小さなアクセサリーから飾り皿までさまざまな製品があります。 -
サント・トメ通りから見えるサント・トメ教会の塔
14世紀に建てられたムデハル様式の塔 -
★サント・トメ教会★
トメを英語読みするとトーマスになります。
一番古い部分は12世紀のものですが、塔は14世紀のムデハル様式となっています。
入口部分は西ゴートのデザインが残っています。
現在の建物はオルガス伯がイスラム寺院の跡地に建設したものです。 -
ガラス張りになっていて近代的な入口付近
11:35〜11:50
入場 -
★エル・グレコの名画『オルガス伯の埋葬』★
1588年に完成の作品でグレコの最高傑作と評されています。
亡くなられたオルガス伯爵を天から舞い降りてきた聖アウグスティヌスと聖ステファンが埋葬している場面と伯爵の魂が天使により聖母マリアとイエスの元に送られるという二つの場面を同時に描いています。
オルガス伯の周囲にいる人物は当時実在した人たちであるといわれています。
またエル・グレコ自身の姿や息子であるホルヘ・マヌエルの姿も描かれています。(この写真がグレコの息子)
教会の入口のすぐ右手にあります。大きな絵画の下にはオルガス伯爵の石棺も安置されています。
写真撮影禁止のため写真はありません
絵画も解説してもらえるとよりいっそうおもしろいです。 -
ブラス通り
屋根の際までこんなに細かい装飾 -
★ユダヤ人街★
ダビデの星型がブラス通りの角にありました。 -
この建物は女学校だったと思います。
-
カルデナル・シリセオ広場
-
カルデナル・シリセオ広場にあったトレドのマンホール
あまり装飾もなく普通です(笑) -
イチオシ
Cilaso de la Vega通りからみた小道
絵になります -
コルチュテ通りよりサンタ・レオカディア通りを。
トレドの小道は、楽しい♪もっと散策したかったです。 -
★Edificio del Nuncio 病院★
1790年カルロス4世の治世の頃創設された病院で18世紀のヨーロッパの病院建築として高い評価を得ています。
精神科の病院でした。1985年に建物が修復され現在では地方政府の機関として使用されています。 -
城壁
駐車場となっています。 -
12:15 エスカレーターを降り、バスに乗り込みます。
風車で有名なコンスエグラに向かいます。
コンスエグラ編に続く・・・ -
トレドでゲットしたポストカードとマグネット
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