2013/08/02 - 2013/08/03
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kumasukeさん
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3日目。
今日は今回の旅での最上級ミッション。一つ目は「トレド」へ行くこと。二つ目、パラドールに泊まること。行くついでになってしまったが、三つ目、今回の旅のきっかけになった〈ピカソのゲルニカ〉を上の娘と見る事。
ツアーで行ったときには、チョロっと街を見て、外から眺めて、はい、おしまいだった「トレド」・・・
また、行きたいぞ~って、ずっと思ってました。
街全体が世界遺産。城壁に囲まれた街並みはまるで、中世のまま。
エル・グレコが愛した街としても有名。しかも、エル・グレコが残した絵と、今もほとんど変わっていないという街並みを見に行こう!
そして、妻の希望「スペインに行くなら、パラドールへ泊まりたい!」もココは実現できる。
パラドール(Parador)は国営の宿泊施設で、修道院など歴史のある建物を改装して利用している・・・とある。
当初は、パラドールは我が家にしては値段も高めなので、せめて景色を見ながらランチ位はしたいと思っていたのだが、今回はじぃじも同行するのでチョット位の贅沢を一緒にするのも良いね・・・というわけで、是非!となったわけである。
そうと決まったら、行き方調べて、パラドールの予約。
ガイドブックには、
「トレドへは、AVEかバス。」としかない。やっぱりガイドブックは情報が足りない。。。調べていくと・・・
ほとんどのガイドブックは、紙面の都合か?ぜーんぶAVEとひとくくりにしてるけど、ちょっと違う。
鉄道なら高速鉄道AVANTで30分。バスだと1時間15分。今回の旅行は時間が短いし、いつもどおりトイレの確保が重要。なので、AVANTで行くことに決定。
そうと決まればRenfeのHPで列車の確保。RenfeのHPは非常に分かりやすいし簡単(たまに繋がらないけど)
全席指定なので、予約必須。座席が必要な4歳児から小児料金(nino)が必要。
出発地(Origen : Departure)と到着地(Destino : Destination)を入力して、日付を指定するだけ。私の拙い英語力でも購入できる。
トレドの駅からは、路線バス(5番か6番)で行けるとガイドブックには書いてある。
パラドールの予約は、パラドールのサイト、Expediaでは既に満室(焦)
いつも使う「Booking.com」ではまだ予約可能(!?)なので、早速予約。55歳以上プランとシティービュー(いずれも朝食付き)の二部屋を「なるべく近い部屋で」とリクエストつきで予約した。
すると、数時間後にはパラドールから返信が。内容は次のとおり。
・プランが違う(プールビューとシティビュー)ので近くの部屋には出来ない。
・シティービューのお部屋もまだ空いているので、いかがでしょう?
・なので予約したBooking.comと相談してね。
との事だったので、早速予約を再検討。たまたまセールがあった関係で、シティビュー×2部屋の方がお得な事も発見。いやぁラッキー。
てな訳で、予約も無事変更。「近くの部屋」リクエストも無事に叶えてもらえました。パラドール側の迅速且つ丁寧な対応に感謝!
-行程-
ソフィア王妃芸術センター(ゲルニカを観に)
↓
Atocha(アトーチャ駅)
↓
<Avant 8322> 12:20発 12:53着
↓
Toledo(トレド駅)
↓
<Bus 61>
↓
Centro
(CORRALILLO S. MIGUEL)
↓
Pl.de Zocodover
(ソゴドベール広場)
↓
徒歩(約10分)
↓
Catedral(カテドラル)
↓
徒歩(約10分)
↓
Pl.de Zocodover
(ソゴドベール広場)
↓
徒歩(約2分)
↓
Alcazar(アルカサル・軍事博物館)
↓
<TAXI>
↓
Parador de Toledo
(パラドール デ トレド)
↓
泊
〈参考〉
renfe avant(atocha~toledo)
※往復(大人3,子供2で90ユーロ)
大人10ユーロ
子供(4~11)7.5ユーロ
(http://www.renfe.com/)
路線バス5番 61番(駅からソゴドベール広場) 1ユーロ(幼児無料)
(http://www.unauto.es/lineas.php)
※いずれも金額は2013年8月現在
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルはMetro1号線「GranVia」駅の真上。
でも、他の旅行記でも書いたが、この区間は運休中(!)
しかも昨日、親切なご婦人が、工事中を知らず乗り続けていた(折り返してしまうことを知らず)ところで声をかけてもらっていたので、今日は最初から避けました。
もともとGranVia駅とSol駅は一駅、子供の足で歩いても5分。
最初からSol駅へ向かいました。グラン ビア駅 (地下鉄) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
Sol駅です。GranVia方面はこんな感じでした。
折り返し運転をしていました。ソル駅 駅
-
トレドに向かうには1号線で、AtochaRenfe駅へ
なのですが... -
トレドへ向かう前に、今回の旅の最大ミッション、ピカソ作「ゲルニカ」を見に行きます。
その「ゲルニカ」を所蔵している「ソフィア王妃芸術センター」への最寄り駅はAtocha駅です。
Atocha駅とAtocha Renfe駅があるので注意です。っていっても、すぐ隣だし歩いてもスグなので、間違っても大丈夫。アトーチャ駅 (地下鉄) 駅
-
歩いていると、建物の窓の部分に、チラッとダリが見えました。
-
その角を右へ曲がると...
-
ソフィア王妃芸術センターです。
まだ開館前に到着です。
正面と思われる入口にチケットを求める列が出来ていました。
チケットの列は、このときに開催されている「ダリ展」と思われ、案内の人に聞いてみると・・・「ダリ展」を見ないのなら、裏側の入口から入ると教えてもらいました。ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
建物を中心に時計回りで裏手に回ります。
すると・・・ -
やっぱり今の特別展「ダリ」の大きな顔が
-
ごつい鉄製の扉が時間に開きました。
ソフィア王妃芸術センター 博物館・美術館・ギャラリー
-
大人8ユーロ 子供無料
ついでに65歳以上も無料。
私たち家族を見て・・・65歳以上?と父に。
父はちょうど65歳なので、「Si」と答えると無料に。
特に年齢確認をされることはありませんでしたが、65以上に見えたのか?孫がいるから、そう思われたのか?どうなんでしょ?
でも父は「お得になるなら喜んで65歳以上で良いよ」と全く気にしてない、むしろ喜ぶ(笑) -
入口でX線の荷物検査。
クマのぬいぐるみを通したがる娘に、快く答えてくれ、画面まで見せてくれた。
余計な荷物は、この裏にコインロッカーが有るので預けられます。
利用料は無料。50セント〜2ユーロのコインを利用して鍵をかけます。
鍵を開けると、お金は返却されます。 -
「ゲルニカ」は撮影禁止。
この大きさと、絵の複雑さを、娘たちにはどう映ったのでしょうか?
ただただ大きさに圧倒されるのか、何か得るものがあったのか・・・
館内は他も撮影可(フラッシュ×)と撮影禁止が入り乱れていて解り辛いので、一切写真撮影はしなかった。
こっそり撮っている人もいたけど、ここは自粛。
なので、ココでは写真なし。
上の娘と共に、心の写真集に刻み込みました。 -
ソフィア王妃芸術センターを出ると、道路を挟むと目の前にAtocha駅
アトーチャレンフェ駅 (地下鉄) 駅
-
アトーチャ駅の中は、ガイドブックで見たとおり木が生い茂っている。
-
整備中だったのか、残念ながら木の生えている中には入れませんでした。
-
さて、いつもの通り
口をあけて、掲示板を見ます。
この発車番線が決まるまでの時間を使って、車内で食べるランチを買いに行きました。乗車時間が30分なので、簡単に食べられるサンドイッチとなりました。 -
高速鉄道の入口はココです。
改札と、X線検査があります。
改札ではチケット(と、言ってもA4のコピー用紙)を1枚ずつ読み取ります。
「切符」じゃないと味気ないなぁ。 -
発車時刻の2分前にドアが閉まって、定刻に出発しました。
少なくとも、AVEなどの高速鉄道は概ね時間通りに運行されているようです) -
昨日のChamartin駅と比べると近代的な感じです。
-
スペインの高速鉄道は色々な形式の車両があります。
フランスのTGV風、イタリアのES☆(ETR600,ETR460)風、ドイツのICE3風など。 -
緑色の変わった車両を発見。
AVE版のドクターイエローか? -
向かい合わせの席を確保したのだが、今回は失敗。
サンドイッチを食べるには、テーブルがあったほうがよかった。
私と下の娘だけ、開いている席に移動して、テーブルを使って食べた。
うん、今回はこの方が快適〜
しかし、30分で着いてしまうので、サンドイッチ食べて一服するまもなく到着って感じでした。 -
4両編成×2の8両編成だった。到着したらあっという間に切り離されてた。
止まったままで切り離され、連結器が縮んでしまわれた…ナルホド。 -
Toledo駅は終着駅。
Segovia駅同様、チョット外れた場所っぽい。 -
趣のある駅舎。
でも、Toledoのイメージにあわせて作られたものらしい。
歴史がありそうで実は無いという面白い駅。
でも、駅の構内の装飾は素敵でしたよ。トレド駅 駅
-
駅前には赤いツーリストバスがお出迎え。
Centro〜と言っていたけど、2.5ユーロらしい。
ソゴドベール広場に行くらしいが…乗ってないので分かりません。
コレを無視して、駅舎を背に右側方向へ歩くと、普通の路線バスのバス停がある。
ガイドブックによると、5番・6番が中心部へ行くらしい。
バス停の名前はP.ROSA(renfe)
駅から歩いてスグだし、安いし、地元の人と触れ合うのも良いので、普通のバスを使って正解だと思ってます。
〜参考〜
写真のツーリストバス
http://www.toledocitytour.com/EN/Servicio.htmトレド駅 駅
-
で、来たのは「61 Centro」
5番も6番と言う記載では無い。おいおい、ガイドブック〜使えないぞ!!
linea 5,linea 6.1,6.2が行くらしい。
6.1→61って事は、6.2は62と書いて有るのかな?
拙いスペイン語で運転手にソゴドベールへ行きたいと聞くと、うなずかれる。
同じバスに乗り合わせたご老人が「自分もいくから」と、一緒に行ってくれた。
ホント、昨日の地下鉄のご婦人といい、今日のご老人もすごく親切。
なんかね、下町情緒あふれる感じ。。。っていえば分かって貰えるかなぁ?
〜参考〜
バスのHP
http://www.unauto.es/lineas.php -
この写真の先頭に写っているのが、そのご老人。
バスの終点はCORRALILLO S. MIGUEL(駐車場の下)で、エスカレーターで昇っていくと、ソゴドベール広場のチョット手前に出る。
何と、ご老人、バスを降りてから、ソゴドベール広場手前まで一緒に行ってくれた。
少し離れると、エスカレーターの乗り継ぎ部分で待っていてくれる。
杖をついているのに、足が速い!
会話が出来れば、もっと色々教えてもらえたのになぁ・・・と思いつつ。
ホント、ありがとうございます!
muchos gracias! -
カテドラルへ向かう途中の魚屋さん。
八百屋さん同様、整然と並んでいるけど、見せ方がなんとなーく上手い。
何が違うのかなぁ?
あ、切り身じゃないから!?(爆) -
カテドラルに到着!
と、思ったら裏側でした。
こちらの入口からも中へは無料で入れるのですが・・・
カテドラルの一角だけが柵で囲まれていて、それ以上は入れません。
地元の人たちがお参りで入る様な場所なのでしょうか?全体を見るには反対側の入口へ行かなくてはいけません。トレド大聖堂 寺院・教会
-
こんな街並みを歩きつつ
-
カテドラルの入口へ向かいます。
-
カテドラルの入口。
この入口の反対側に、入場券売り場がある。
オーディオガイドを貸してくれる・・・が、言語に日本語は「当然」無い。
親切な係員が「英語」にセットしてくれるものの・・・(苦笑)
「スペイン語」でも大して影響しなかったかも。
面白がって「貸して貸して〜」と騒いだ下の娘に預けると、一生懸命聞いている。オーディオガイドが無くなった私に、じぃじが早々に返品(笑)
とりあえず、聞いてみるが・・・やはり語学力不足・・・残念っ!
内部は撮影禁止のため、写真は無いけど、内部は素敵でした。トレド大聖堂 寺院・教会
-
この写真の建物の右下のほうにインフォメーションがある。
インフォメーション前まで下がって撮った写真が・・・ -
こちら。
建物の大きさと、外の広場の広さが合わないので、全景を収めるのが大変。 -
-
そろそろ、歩きつかれてきたので、ホテルに向かうことにする。
トレドの街並みを観光するのも良いけど、今回はパラドールでの滞在を楽しもうということで、チョット早めに切り上げます。 -
一応、車も通れるし、こんなかわいいサイズの信号機がある。
-
ソゴドベール広場に戻ってきた。
-
ソゴドベール広場は、程よい木陰があって、ベンチもあって、市民の憩いの場になっていた。
ココから、軍事博物館のほうへ行くと、タクシー乗り場があるので、そこからタクシーでパラドールへ向かうことにする。
タクシーに5人で乗り込もうとすると「4人まで」と言われてしまう。
仕方なく、2台に分かれて分乗。 -
10分ほど走ったところで到着。
タクシーは7ユーロほどでした。 -
早速ベランダに出て、景色を確認します。
おぉ〜
コレです!求めていたものは。
この景色を見たいがために、チョット奮発してシティービューの部屋を予約しました。パラドール デ トレド ホテル
-
部屋はこんな感じ。
シティービューは4階のお部屋だけだそうです。 -
夕食はパラドールのレストランで食べることにしました。
まぁ、ココまできて、またタクシーで市内に戻るのも・・・ねぇ。
でも、このレストランも評判良いので、楽しみです。 -
カフェもあって、お茶するもよし、夜はおつまみとお酒を楽しめます。
ココからもトレドの街並みを眺めることが出来ます。
やはり室内よりもテラス席が良いですね。 -
ホテルを散策しながら、旧市街を眺めます。
そして、晩御飯までの間に、子供たちとプールに行きました。
それほど大きくないプールですが、水深1m〜2.6mと幅広くてビックリ。
何も確かめずに入って、いきなり足が届かなくて焦りました(笑) -
イチオシ
子供たちとたっぷりとプールを楽しんで、一休みしたところで、日が暮れてきました。
レストランのオープンは20:30です。
スペインの夕飯は遅くて・・・お腹が空いてしまいます。 -
夕暮れ時を、オープンテラスで・・・
だ、だめだぁ。
何故かって?虫がぁ〜(汗)
夕暮れ時は、虫が明るいところへ集まってくるので、結構・・・大変。
スタッフさん曰く、完全に日が暮れれば虫はいなくなるから、大丈夫!とのこと。でも、気になるなら、中へどうぞ〜♪と。
子供たちがギブアップ!
外で夜景を眺めながら食べようと思ってたのですが・・・仕方ないや。 -
室内からも、夜景を楽しむことは出来ます。
それよりも何よりも、虫がいないことに子供たちは安心しています。
大人は34ユーロのコースを、子供たちはお子様セットを頼みました。
前菜のスープ?です。 -
このオリーブ最高っ!
いっぱい食べちゃいました。 -
お子様セットは、
飲み物と、メイン一品、デザートです。
二人ともパスタをチョイスしていました。 -
大人のコースは・・・
前菜から一品、肉・魚から一品、デザートから一品を選びます。 -
メインはお魚にしました(タラです)
-
デザートはアイスクリームの盛り合わせ。
超大盛りで食べきれませんでした(笑)
そしてお腹が満たされた、kumasuke一家は、眠りに着きましたとさ・・・
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