2013/03/10 - 2013/03/22
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2013年3月11日(月)晴
バルセロナ前編
バルセロナにあるエル・プラット国際空港に到着後ツアー専用のバスに乗り込みバルセロナ観光が始まります(*゚▽゚*)ワクワク
15:30 サグラダファミリア
16:30 ショッピング(RINGELS リンゲルス)
スペインの代表格でもあるサグラダファミリアを見ることができて本当によかったです。実際に目で見ると迫力が違います。圧巻です。それと同時にガウディにも興味が湧きこの人の独創的なデザインと発想はおもしろく、もっと知りたいと思いました。
サグラダ・ファミリアの全体的な印象がどこかジブリの世界観に通じるもののように感じました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
バルセロナ到着〜♪
入国審査・荷物の受取りをすませ
15:00すぎバスに乗り込みます。
空港内は暑くコートは不要でした。外に出てみても快適な温度17℃
バルセロナといえば・・・オリンピック。
1888年と1929年に万博の会場となり1992年にはオリンピックが開催されました。
バルセロナオリンピックは現代オリンピック史で最高のものとされているそうです。 -
★スペイン広場の塔と見本市会場★ モンジュイック地区
グラン・ビア大通りを東に進み大きな広場にやってきました。
この2本の塔は『ベネチア スタイルの塔』
その左手に見える建物はバルセロナ見本市会場
2階建ての観光バスも走っていますね☆ -
★パラウ・ナシウナル(国立宮殿)★
塔の向こうに小高い丘がありモンジュイックの丘と呼ばれています。
奥に見える立派な建物が「パラウ・ナシウナル」
パラウ=Palace=宮殿
ナシウナル=National=国立
1929年の万博の際に政府館として建てられ
現在は国立カタルーニャ美術館でロマネスク美術・ゴシック美術の作品を中心に展示されています。また、ここからスペイン広場の眺めもいいそうです。
中央に4本の白い柱の見えるところにマジカ噴水がありライトアップと噴水のショーがありとてもきれいで幻想的だそうです。
この辺りは1929年の万博と1992年のオリンピックのために開発し会場となった場所でもあります。 -
★スペイン広場★
スペイン広場はいろんなところにありますね。
車もガンガン通る広場です。中央にはこのような大きな彫刻
スペインも不景気というのは周知の事実ですが、ヨーロッパではギリシャの次に不景気ということで失業率も20%を越え日本より厳しい状況。また、日本と同様若年層の失業率が多いみたいです。
不景気=スリや強盗が増えるので万全な対策と警戒心を常に持っておかないといけませんね。 -
★ラス・アレナス闘牛場★
1977年6月の闘牛が最後となり長い期間何にも使われずようやく2011年3月25日にアレナスショッピングセンターとしてオープンしました。ショッピングだけでなく映画館やジムなど複合施設のようです。屋上に人がいるのが見えますが、ここからの眺めもいいそうです。
外観は、以前と変わりません。スペインでは古い歴史的建造物の外壁は壊してはいけないという法令があるそうです。そういったところを他でもたくさん見かけました。 -
★バルセロナ大学★
グランビア大通りに面して建っています。
1450年11月3日 アルフォンソ5世によって創立された大学です。
歴史のある大学ですね。
もちろん今も大学です。たくさんの学部があり大きな大学です。 -
バルセロナ大学
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Coliseum 劇場
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グランビア通りとグラシア通りの交差点近くにあった建物
素敵です。ディテイルにこっているところがいいです。
この建物の前にある街灯もオシャレ☆
1階にはテナントが入っていてスペインブランドのMANGOなどが見えました。 -
グランビア通りとランブラ通りの交差点にあった彫像
誰なのだろう・・・ -
Comedia 映画館
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★モヌメンタル闘牛場★
1914年開業
グランビア通りとマリーナ通りの交差する角にあります。
動物愛護団体などからの廃止を求める署名提出を受けカタルーニャ州議会は、闘牛廃止を可決しました。そのため2011年9月の闘牛を最後としバルセロナで見れる闘牛はなくなってしまいました。
確かに闘牛の内容は、牛がかわいそうになってしまうのですが、歴史あるスペインの興行が消えていくのは悲しい気もします。
今のところカタルーニャ州以外の地域では見れます。 -
★サグラダ・ファミリア★ 世界遺産
生誕の門と地下聖堂がアントニ・ガウディの作品群として世界遺産に登録されています。
15:30 サグラダ・ファミリア到着
空港から30分ほどでこれました。
サグラダ・ファミリア周辺でのバスの乗り降りはできなくなったためマリーナ通りとタラゴ通りの交差点付近で降車。2ブロック200mほど歩くと到着です。
風がきつく肌寒くなってきました。 -
サグラダ・ファミリアの東側にガウディ広場があります。
その中にあった建物。古い外壁を壊さず利用しています。
城壁か何かだったのでしょうか。 -
イチオシ
★ガウディ広場からのサグラダ・ファミリア★
ここからだと全体を写真に納めることができます。
1883年よりガウディが建築監督となり建設が進められてきました。2026年に完成予定とされていますが、どうなんでしょうか。
完成されたサグラダ・ファミリアも見てみたいですね。
建築にかかる費用は全て寄付や入場料によって賄われているため資金不足になると中断してしまうこともあるそうです。 -
★生誕の門★
東側の門
最初にガウディが完成させた部分。
4本の塔と3つの門から成る。左門が父ヨセフ、中央がイエス、右門が母マリアを象徴しています。
塔の上にエレベーターで上ることができます(別料金)今回は時間の都合上行けませんでした。
★生命の木★
2本の塔の真ん中に緑色をしたツリーのような木が生命の木
純潔のシンボルとして糸杉にとまる鳩を大理石をもちいてつくられた。 -
★聖母マリアの戴冠★
中央上部
イエスが聖母マリアに冠を授ける場面。左横には聖ヨセフがいる。
たくさんの彫刻があり、どれも意味があるもので見ていてなるほどと思います。 -
★受胎告知★
聖母マリアの戴冠の少し下
マリアに神の子の母に選ばれたことを大天使ガブリエルが伝える場面。 -
★イエス誕生を祝う天使たち★
受胎告知の下
右側に3人、左側に3人の天使がハープやバイオリンなどの楽器を奏でてイエスの誕生を祝っている場面。
この場面の彫刻は、日本人彫刻家の外尾悦郎氏の作品が多数含まれています。この方は、サグラダ・ファミリアの主任彫刻家でいらっしゃいます。このように日本人の技術が認められて海外で活躍されているのを見ると同じ日本人として本当に嬉しく思います。 -
神の祝福のシンボルであるナツメヤシの彫刻
ハープを奏でるこの天使が美しくて好きです -
★イエスの誕生★
真ん中の入口にあります。
生まれたばかりのイエスがマリアとヨセフに見守られている場面。
その両サイドからは牛とラバも顔をのぞかせている -
★エジプトへの逃避★
左側の門
写真左下
幼いイエスを抱いたマリアたちがエジプトへ逃れる場面 -
中央の門を構成する柱の土台には変わらないものの象徴として亀が彫刻されています。
亀が支えているようです。 -
イチオシ
★生誕の門 入口上部★
聖堂内部は十字の形になっている
ステンドグラスがたいへん美しい -
ステンドグラス
-
ステンドグラス
-
★天井★
高い天井を支えている柱は36本。
ガウディは、聖堂内部を森に見立てて柱は、木をモチーフにして作られました。
自然光を取り込めるようにデザインされています。
ガウディが思い描いた森の中の木漏れ日でしょうか。
内部の天井は2010年に完成したばかりなので真っ白です。 -
イチオシ
天井まで45mあります
-
イチオシ
やわらかい光が降り注ぐ聖堂内部
天使が舞い降りてきそうな気がします。 -
★祭壇★
シンプルな祭壇です。あくまでも自然ということなのでしょうか。きらびやかな装飾はありません。 -
イチオシ
祭壇のイエス様
-
らせん階段
こちら側が栄光の門となります。まだ未完成ですが、青銅の門が作られるそうです。それには外尾悦郎氏がプロジェクトに参加するようなことをテレビで見た気がします。 -
聖堂内部から受難の門へ出ます。
その出入口の床に絵が描かれていました。全景ではないのですが、何を意味する絵なのでしょうか。
手に持っているものはやはりシュロなのでしょうか。 -
★受難の門★
近すぎたため全景が撮れませんでした。
この門を出た向かい側にサグラダ・ファミリア広場があるのでそこから撮ればいい写真を収められるのではないでしょうか。
さらに左側は工事中でした。
イエスの受刑・死・復活がテーマの受難の門
上・中・下と左・中・右でそれぞれイエスの彫刻があります。
左下からS字をかくように彫刻を見ていくとイエスの物語が完成する構想となっています。
一目瞭然ですが、生誕の門の彫刻と全く違った印象の彫刻ですね。
こちらの彫刻は、ジュセップ・マリア・スビラックという彫刻家が携わっています。直線を基調とした彫刻で生誕の門の丸みをおびたやさしいあたたかい印象とは正反対です。殺風景でどこか冷たさを感じます。
それは、「受難」をテーマとした場面だからあえてこういった形にしているのでしょうか。
ガウディは、曲線を好みガウディの作品を見ていると角ばったものはないように感じます。ガウディのセンスからはかけ離れているという意見もあり、賛否両論のようです。
テーマと受ける印象がマッチするのはこちらの彫刻の技法だと思いますが、なんとなく浮いてしまってる気がします。 -
★ユダの接吻と裏切り 数字パネル★
左側の彫刻でかろうじて見えるかな・・・
有名な最後の晩餐やロンギヌス兵(磔刑にされているイエスを槍で刺したとされる)をみることができませんでした(T-T )
『ユダの接吻と裏切り』
密告者ユダは誰が師であるかをキスをして兵士に知らせている場面。
銀貨30枚でユダはイエスを裏切ったのです。
その二人の足元には蛇がいます。蛇は悪と結び付けられこれからユダが行うことの行動を示しています。わかりにくいですが、画面右下
『数字パネル』
左の方にうっすらと見える数字の刻んであるパネル。これは4×4マスのパネルでタテ・ヨコ・ナナメどこを足しても「33」になる。
33はイエスが処刑された時の年齢 -
★ペテロの否定★
右側下段
うなだれた表情をしているのがペテロで使徒のリーダーでした。
大司祭の家に連れていかれたイエスを「知らない」と否定し自らの行いを恥じていることを表しています。
ペテロがまとっているマントは「否定の暗喩」とされています。
また、奥に女性が3人いますが、これは3回否定したことを意味しています。 -
★イエスと福音の扉★
聖堂から出た中央の部分です。
鞭打ちの刑を受けているイエス
その背後に福音の扉があります。
イエスの生涯の最後の二日間について新約聖書から8000字を抜粋しています。
一部文字の色が金色になっていますが、重要な語句なのでしょうか -
★ローマ総督ピラトゥスによる裁判★
右側下段
鞭打ちの刑のあと茨の冠をかぶせられ人目にさらされています。
悲痛な表情でうつむく姿がイエス
その隣りで手をあごにつけ困惑の表情をしているのがピラトゥス
重要な決定を下すことにためらっている -
右側下段
手を洗う人物はピラトゥス
イエスの運命を決めることを放棄したことを表している -
右側中段
とても見えにくいですが、左には3人の女性がいてそれは聖母マリア・クレオフォスのマリア・マグダラのマリアを表しています。
右手の男性はシモンで兵士からの命令で倒れているイエスを抱えようとしています。 -
★聖骸布とヴェロニカ★
中央中段
イエスの汗を拭うため差し出した布にうつったイエスの顔。イエスの顔を強調するためにヴェロニカには顔がないのです。
十字架を背負っているのはシモン
左側にいるのはガウディといわれています。 -
★イエスの磔刑と聖骸布とヴェロニカ★
中央扉の上の方にあります。
イエスの磔刑の場面では足元に悲しみに暮れるマグダラのマリア
奥で顔を覆って泣いているのが聖母マリア。聖母マリアを慰めているのはヨハネ
イエスの足元右には骸骨があり死を意味している
また右上に白い丸いものがありますが、これは月で夜ということを表しています。 -
★イエスの埋葬★
右上段
後ろの壁に亀裂が横に入っていますが、これはイエスの死の瞬間に地が揺れたことを表しています。 -
★「茨の冠の扉」★
受難の門の右の端です。
この隣りにはショップがあります。
25分の自由時間ができたので・・・地下博物館へ -
受難の門のショップ
中に入るとレジ待ちの長蛇の列(゜ロ゜)ギョ
とてもかわいい雑貨などもたくさんあってほしかったのだけど、この列に並んでいたら集合時間に間に合わなくなるので泣く泣くあきらめました(TωT)
やはり並んでいるのは日本人でした -
★サグラダ・ファミリア完成模型★
受難の門を出たところにあります。 -
生誕の門
-
★元サグラダ・ファミリア小学校★
これもガウディ作でサグラダ・ファミリアで働く職人の子弟のために建てられました。 -
★地下博物館★
アントニ・ガウディの肖像
多数の展示がありました。 -
★フニクラ★
地下博物館の中でこれは見なくちゃと思っていたもの。
フニクラとはカタルーニャ語で「ガウディの逆さ吊り実験の曲線」という意味です。
ガウディは力学的に安定した構造を持たせるためにこのような実験をおこない設計をしたそうです。
これを逆さまに見るとサグラダ・ファミリアの形になります。
サグラダ・ファミリア内にはスーベニアメダルが買えます。3ユーロで確か生誕の門側の入口付近だったと思います。 -
★RINGELSリンゲルス★
16:30〜16:50
サグラダ・ファミリアの南側マヨルカ通り沿いにあるお店です。
この建物は1914年紡績工場として建てられたモデルニスモ建築です。
広いお店で2階建て。商品も豊富で安くはないですが、楽しいお店です。
あ、ポストカードは0.25ユーロとお手頃価格でした。その他FCバルセロナのグッズや日本語版のバルセロナガイドブック、お菓子、サングリア、モザイク柄の食器などなど
お店のスタッフは日本語が話せます。英語で話すと日本語で返ってきたからビックリ(笑)商売だけど、日本語で話してもらえると嬉しくなりますね。それだけ日本人観光客が多いということでしょう。
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