2013/03/24 - 2013/04/01
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funasanさん
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今日はロングドライブである。カッパドキアからシルクロード添いの道を3時間かけて「コンヤ」(セルジュークトルコの首都)へ行き、さらに5時間半かけてパムッカレまで行く。ここで少人数VIPバスの威力が発揮される。コンヤでは旋回舞踊で有名なメブラーナ教のかっての総本山である「メブラーナ博物館」を見学する。
写真:メヴラーナ博物館
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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名残惜しくもホテル「カッパドキア・ケイブ・リゾート」(写真)を後にし、我々のバスはセルジュークトルコの首都「コンヤ」に向かう。
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車窓には荒涼たる丘陵やら平原が続く。地表には小石が多くほとんど緑がない。不毛の大地のようである。が、驚くべきことに車窓から見える小さな道(写真)は本物の“シルクロード”だという。ワオー、俄然興味が湧く。
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バスは巨大な城壁前の駐車場で停車する。この建物は「キャラバン・サライ」即ち「隊商宿」(写真)である。「シルクロード」を往来する商人達にとって敵は過酷な自然ばかりではない。各所で出没する山賊、夜盗の群れから自らの命と積み荷を守らねばならない。
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よって、堅固な防壁に囲まれた「キャラバン・サライ」(写真)は隊商達にとっては安全を保証してくれるオアシスとなった。時代が進むにつれてシルクロード以外にも、東西の交通ルートが開拓され、その地位は次第に低下していく。
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シルクロードの地盤低下を防ぎ、道中の安全を高めるために、この地で積極的に「キャラバン・サライ」の造営に取り組んだのが13世紀のセルジュークトルコ朝である。
写真:キャラバン・サライの横にあるカフェ・売店・トイレ -
車窓は大草原地帯に変化し、羊の群(写真)が出現する。
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ちょうどお昼の12時頃、コンヤに近い「キャラバン・サライ」(写真)に到着する。ここはキャラバン・サライを改装したレストランである。
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キャラバン・サライの内部(写真)は極めてシンプルで、アーチ形の頑丈そうな石造りの仕切と天井の他は(テーブルを取り除けば)何もない。隊商達一行は駱駝(ラクダ)も人も同じ屋根の下で休んだらしい。
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石の屋根は強烈な太陽をさえぎり、周囲の石壁は盗賊の侵入を阻止する。隊商達はひんやりとした石の床に寝ころんで束の間の休息を取ったのであろう。我々もシルクロードの隊商達の古(いにしえ)をしのんで昼食をとることにする。
写真:スープ -
トルコ風ピザ(写真)は見栄えは悪いが結構うまい。写真には載せていないが、どこのホテル、レストランでもトルコのバケットパンがうまい。外はカリっとして中はもちもちで、特にスープとの相性が抜群である。
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本日のメインは「チキンと野菜の炒め物」(写真)で各自取り分けて食べる。やや味が濃いが、パンと一緒に食べれば問題ない。デザートはチョコレートケーキ(イマイチの味)
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ランチの後、コンヤを代表する建築美と称される「インジェ・ミナーレ博物館」(写真)に行く。1265〜67年の建造。写真撮影のみで入場せず。
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正面を埋め尽くすアラビア文字や幾何学文様の浮き彫り(写真)が見えるが、私にとってはあまりインパクトなし。
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次に「メヴラーナ博物館」(写真)に入場する。ここにはセルジュークトルコ全盛の13世紀、イスラム教・神秘主義派の神学者・メヴラーナが創設した「メヴラーナ教」ゆかりの品々が展示されている。
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メヴラーナ教とは「旋舞教」とも言われ、イスラム教流の「踊る宗教」らしい。残念ながら霊廟内部は写真撮影禁止である。
写真:窓に施されたトルコ石のモザイク -
中庭に面した別棟(写真)には修行僧の生活を模した人形が展示されている。
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リアルな人形達(写真)ばかりで当時の生活が垣間見られ興味深い。
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セマー(旋舞)は白衣にトルコ帽(写真)をかぶって踊る。旋舞において帽子は「墓石」を、白衣は「墓」を象徴するらしい。
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修行僧や信者達は独特の音楽(写真)が流れるなか、自らをコマのようにクルクルと急速旋回させる。そして、次第に無我の境地に陥り、遂には神(アラー)との一体感を得るに至る、という。
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メヴラーナ教はセルジュークトルコ時代には支配層から支持を得、オスマントルコ時代には歴代スルタン(皇帝)の厚い庇護の下、大きく発展していく。単なる踊る宗教ではなかった。20世紀に至り同教団は現トルコ共和国の父アタチュルクによって解散させられた。
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午後2時、コンヤを出発したバスは西へ向かい、トルコの大地を延々と駆け抜ける。VIPバス(写真)なので疲れたらリクライニングをして休めばいい。
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バスは山岳地帯(写真)を越えていく。車窓の風景と共に座席を右に左に移動して写真を撮る。
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2時間ほど走ったあたりでドライブインに入り、トイレ休憩となる。ここで「ヨーグルトと蜂蜜のスイーツ」(写真)のサービスがあった。両方とも濃厚でうまい。
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夜になってようやくパムッカレのホテル「リッチモンド・パムッカレ・サーマル・ホテル」(写真:朝の撮影)に到着する。
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ホテルの外観も客室(写真)も普通で、ワンランク上のホテルではないようだ。残念…。注:パッムカレには他に高級ホテルは無いのか?
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さらに、今夜の夕食は大食堂(写真)でのビュッフェときた。ここは団体客専用の巨大ホテルのようである。
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幸いビュッフェの種類は多く、味も良いので救われた。私の夕食メニュー(写真)を作り、ゆっくり味わって食べる。トルコの料理は結構うまくて私の好みにあう。
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パムッカレは古代からの温泉保養地である。このホテルにはホテル内に温泉プール(写真)があり無料で泳げる。
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ホテルの敷地内にも広いガーデンプール(写真)があり、遠くに夜景が見える。ひょっとしたら、結構いいホテルかもしれない。疲れていたので、部屋のバスタブに浸かり、早めに寝る。
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