2013/03/24 - 2013/04/01
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funasanさん
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世界遺産「トロイ遺跡」は観光地としては期待と現実との差(失望)が大きい。古代ギリシャの英雄叙事詩ホメロスの「イーリアス」を信じたシュリーマンは私財を投げ売って「トロイ遺跡」を発掘する。この余りに有名な話のために、一度は見てみたいトロイ遺跡なのであるが……?
写真:夜の「ドルマバフチェ宮殿」(ボスボラス海峡ディナークルーズ船より撮影)
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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アイワルクのホテル(写真)を早くも朝7時に出発し、エーゲ海に沿って北に向かう。途中、エーゲ海の絶景が見える場所が何カ所もあり退屈はしない。トロイ遺跡まで150Km、約2.5時間のドライブである。
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トロイ遺跡は観光客も少なくひっそりとしている。伝説にちなんで復元された「トロイの木馬」(写真)が何と修復のため完全にシートで覆われている。旅行会社から事前に知らされていたが、誠に残念である。
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トロイ遺跡(写真)に立つ。ここには紀元前3000年〜紀元前350年くらいまでの遺跡が幾層も積み重なっているという。
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当時、ここには大きな城壁(写真:現地案内板より)があったらしい。
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ギリシャの地図を見ると、エーゲ海を挟んでギリシャとトルコが対面しているのが分かる。古代よりお互いに覇権を競っていたのであろう。目の前には堀のような跡があるが、この先はエーゲ海だったという。
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トロイ戦争はトロイの王子パリスがギリシャのスパルタ王メネラオスの妃である絶世の美女ヘレネを奪ったことに始まる。
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頭にきたメネラオスは兄アガメムノンを大将にギリシャ軍を組み、トロイへの攻撃を始める。しかし、10年もの長い戦争でギリシャ軍の劣勢は続く。
ギリシャのミケーネ遺跡に「アガメムノンの墓」が残っている。以下、私の旅行記参照。
http://4travel.jp/traveler/funasan/album/10274894/ -
難攻不落のトロイを破るために、ギリシャ軍はある“秘策”を考える。ギリシャ軍は戦いをあきらめたように見せかけ、「ただ1人の生け贄と巨大な木馬」を神に捧げる形で残して船で全員が引き上げてしまう。
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勝ったと思ったトロイ軍は木馬を城内に引き入れ勝利の大宴会を始めた。しかし、木馬内に隠れていたギリシャ兵は城に火を放ち、引き返してきたギリシャ軍と共にトロイを陥落させる。そして、奪われたヘレネは再びメネラオスのもとに戻りトロイ戦争は終わる。
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このホメロスの叙事詩『イーリアス』が単なる伝説ではなく史実であると固く信じていたのがドイツ人シュリーマンである。彼は41歳で実業家を引退しトロイ遺跡の発掘を開始する。
写真:紀元前85年〜紀元後500年にわたる第9市に建てられた劇場跡 -
そして、長年の夢であったヒサルルクの丘を発見し、第2市をトロイと断定する。彼はここの第2市の遺跡(写真)から「プリアモス(トロイ最後の王)の財宝」も発掘した。古代史へのロマンを誘う見事な話である。
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トロイ遺跡を後に、我々は「チャナッカレ」からフェリーに乗って「ダーダネルス海峡」(写真)を渡る。船上で、日本人大好きという熟年夫妻と知り合った。地元チャナッカレ在住の大学教授夫妻で奥さんは衛星放送で毎日日本の番組(NHK海外版)を見ているという。
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彼から聞いたことによれば、トルコの小・中学校教員の初任給は700〜800ユーロ(月収)くらい、大学教授の彼でも2000ユーロ(月収)という。1ユーロ120円で換算すると彼の月収は24万円となる。ギリシャの方が賃金が高いという。トルコは終身雇用制で彼の身分は保証されているが(貯金が少ないらしく)彼は日本の年金制度をさかんに聞いてきた。トルコはインフレが激しくイスタンブールの物価は高い。彼は老後が心配なのか?もう少し話を聞きたかったが約30分くらいで、ヨーロッパ側(写真)に到着する。
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午後1時前に大きなドライブイン(写真)に入り、ランチとなる。建物内には多数のショップがあり売り子さんの(日本語による)呼び込みが多い。
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「ほうれん草スープ」と「ピーチジュース」(写真)。
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本日のメイン料理は「サバの塩焼き」(写真)で、サバは世界共通の味である。ランチの後は、イスタンブールまで延々とドライブする。イスタンブール近郊から車の大渋滞がはじまる。
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夕方、イスタンブールに着いてみると冷たい雨が降っている。これにはがっかり…。今夜はボスボラス海峡“貸切船”ディナークルーズである。6名のツアーに貸切クルーズとは?小舟か?ところが、驚くことにやって来たのは大型クルーズ船(写真)だった。
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ワオー、凄〜い!!!!!!この船を6名で貸切ってディナークルーズをする。皆さん大喜びである。私も船内を走り回って写真を撮る。
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前菜は既にテーブル(写真)にセットしてあり、ビール、ワイン、ジュースで乾杯する。クルーズ船はドルマバフチェ宮殿近くの埠頭から出港する。
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前菜盛り合わせ(写真)は結構うまく、パンとの相性がいい。ボスボラス海峡は南のマルマラ海と北の黒海とを結ぶ全長約30Kmの海峡である。
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夕暮れの中、川岸には美しい建物(写真:フォーシーズンズホテル・イスタンブール)が次々に見えてくる。北に向かって左手はヨーロッパ側、右手はアジア側で、イスタンブールはヨーロッパとアジアを2つに分かつ分岐点でもある。
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食事をしながら、綺麗な建物(写真)が見えるにつれて席を移動して写真を撮りに行く。
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ひときわ美しい建物(写真)が右手(アジア側)に見える。ガイドさんがその都度説明してくれるが、メモをしなかったので名前を記せない。
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本日のメイン料理は「ウズガラ・キョフテ」(写真)。小さめの肉のハンバーグで非常にうまい。
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クルーズ船は「ファーティフ・スルタン・メフメット大橋(第2ボスボラス大橋)」(写真)の手前でUターンする。全長1510mに及ぶこの巨大なつり橋は、日本の高い技術と多くの日本人技術者が参加し、建設資金も円借款で行われたという。日本とトルコの友好のかけ橋。(1988年完成)
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夕闇の中、第2ボスボラス大橋が美しくライトアップされる。橋の右手ヨーロッパ側に「ルメリ・ヒサール(ローマ帝国側に建つ要塞)」が見える。ここはオスマン帝国が1453年コンスタンティノープルを占領し、ビザンツ帝国を滅亡させた拠点の要塞である。
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クルーズ船が「ボスボラス大橋」(写真)にもどってくる頃には夜になっていた。ボスボラス大橋のネオンが一段と美しく輝く。日本とトルコの「友好の架け橋」は現在も続く。2004年5月24日着工、2013年開通予定で、日本の大成建設グループなどにより総延長13.56km(そのうち海峡下の長さ1387m)の鉄道用海底トンネル(マルマライ計画)の建設が進められている。
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夜の闇に美しく浮かぶ「ドルマバフチェ宮殿」(写真)。この宮殿の外観(内装も)はまさにヨーロッパであり、トルコには似合わない。何故か?明日、この宮殿を観光する。
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ドルマバフチェ宮殿のすぐ横に建つ「ドルマバフチェ・モスク」が妖しく闇夜に浮かび上がる。美しすぎる……。
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ドルマバフチェ宮殿の「時計塔」も闇夜に白く浮かび上がっている。さすがイスタンブール、これは期待できそうだ。
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今夜の泊まりはドルマバフチェ宮殿に近い「リッツ・カールトン・ホテル・イスタンブール」である。空港のセキュリティチェックと同じような荷物検査をしてからホテルに入る。内装は豪華(写真)で宮殿の雰囲気を出している。
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フロント(写真)周辺のロビーで座っていると「ウェルカム・ジュース」のサービスがあった。
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長い廊下(写真)を足早に進み、期待を込めて部屋に向かう。
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さて、その期待の部屋は?上品な内装に取りあえずGood.ベッド(写真)に寝転がると適度な弾力があり寝心地良さそうである。
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仕事はしないが、ワーキング・デスク(写真)も使い易そうである。片方のコーナーに大きめのソファーもある。
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エスプレッソのマシン(写真)が置いてあるのには驚いた。最初はやり方が分からなかった、試行錯誤して何とか成功した。しかし、エスプレッソは強烈に苦い。
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バスルーム(写真)に入る。ここが非常に広くて「さすが、リッツカールトン」と思わせる充実ぶりである。バスローブ・スリッパも当然のように置いてある。
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洗面台(写真)の周囲もピカピカに磨かれている。浴室用アメニティも充実している。
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さて、明日の朝の出発は午前9時と遅いので、今夜は少し夜更かしして高級ホテルを楽しむことにする。フロント階(写真)に降りて行き、スパ・プールの場所を聞く。
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まずは、ジム(写真)を見学する。若い時、私は外国の高級ホテルに泊まると、必ずジムで汗を流し、その後「プール」「ジャグジー」「サウナ」と体験したものである。
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歳をとってくると疲れがたまるので、今夜は「ジム」をカットして、まずは室内温水プール(写真)で泳ぐ。入った時はやや冷たく感じるが、泳いでいるうちに、丁度いい水温になる。
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軽く泳いだ後はプールサイドのジャグジー(写真)で体を温める。しかし、欧米のジャグジーは一般的に温度が低く、温泉好きの日本人(私)にはあまり快適ではない。
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体をしっかり拭いて、バスローブに身を包んでプールサイドのチェアー(写真)に横たわる。これぞ天国!少し休憩してから、もう一度プールに入り軽く泳ぐ。
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お次はサウナに行く。「スチィームサウナ」と「ドライサウナ」(写真)があり、両方とも体験してみる。
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サウナの後、スパ内のジャグジー(写真)で体をほぐす。
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その後、リラクゼーション・ルーム(写真)で冷たいハーブティーを飲みながら心と体を癒す。これぞ、高級ホテルの醍醐味だ。マッサージ等、特別なサービスを受けなければスパ施設の利用は無料である。
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最後は、ドレッシングルームで男を磨いて(?)、さっそうと客室に帰る。早めに帰った妻は言う。「遅かったわね。今まで何してたのよ…」
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