旅記録国内＆海外編2010　徳島・香川・愛知＆西安・北京〔12−四国八十八ヵ所霊場巡拝第７弾＋αの旅：西安宿泊編〕

2010/04/08 - 2010/04/09

【四国八十八ヵ所を巡る第７弾！いよいよ結願♪でもどこまで行くのよ？のちょっぴり弾丸な一人旅】
昨年４月にスタートした四国八十八ヵ所の巡拝。第７弾となった今回は、徳島県経由で香川県の未参拝の札所を順打ちの要領で進み、第８８番札所・大窪寺で無事に結願、その後、中部国際空港へ移動して１泊した。
高野山奥の院へのお礼参り前に行きたい場所を目指して日本を出国した旅の２日目、西安に到着後すぐに現地日本語ガイド＆専用車による観光がスタートし、空港に近いエリアで高祖・劉邦など前漢時代の皇帝たちの陵墓を東から西へ巡る。更に西の楊貴妃の墓からは唐の時代にタイムスリップ、西安市内へ向かい、今回の海外旅の最大目的である青龍寺でのご朱印も滞りなく済み、遣唐使船繋がりで興慶宮公園の阿倍仲麻呂紀念碑にも訪れることができた。西安１日目の観光スケジュールを終え、宿泊先へ向かう。

【メンバー】
一人旅。

【泊まったところ】
ハイアットリージェンシー西安のプレジデンシャルスイート。

【ルート】
4/ 7　梅田−＜高速バス＞−鳴門
　　−〔レンタカー〕＜Ｒ２８・県道１２＞−霊山寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10717369/）
　　−＜県道１２＞−板野IC−＜高松自動車道＞−志度IC
　　−＜県道１４１・Ｒ１１他＞−八栗登山口−〔ケーブルカー〕八栗寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10718134/）
　　−〔レンタカー〕＜Ｒ１１他＞−志度寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10719377/）
　　−＜県道３他＞−長尾寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10720141/）
　　−＜県道３・Ｒ３７７他＞−大窪寺
　　−＜Ｒ３７７・県道３・県道１０・Ｒ１１他＞−高松−＜ＪＲ＞−岡山
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10735732/）
　　−＜新幹線＞−名古屋−＜名鉄＞−中部国際空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10736031/）
4/ 8　中部国際空港−＜中国東方航空・上海経由＞
　　−西安咸陽国際空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10749828/）
　　−〔専用車〕咸陽市：漢代陵墓群
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10757147/）
　　−興平市：楊貴妃墓
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10757506/）
　　−西安市：青龍寺
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10763425/）
　　−西安市：興慶宮公園
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10765048/）
　　−西安市：宿泊
　　（以上の旅行記⇒本編）
4/ 9　西安市−〔専用車〕宝鶏市：五丈原
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10789784/）
　　−宝鶏市：釣魚台
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10791989/）
　　−楊凌区：隋代陵墓
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10794112/）
　　−咸陽市：漢代＆唐代陵墓
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10795855/）
　　−西安咸陽国際空港−＜中国国際航空＞−北京首都国際空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10796069/）
　　−〔専用車〕北京市：宿泊
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10801616/）
4/10　北京市ホテル−〔徒歩〕王府井
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10801979/）
　　−〔専用車〕北京市：北京外国語大学−北京首都国際空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10802286/）
　　−＜全日空＞−関西国際空港
　　（以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10802444/）

【表紙の写真】
西安で宿泊したハイアットリージェンシー西安。

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: JTB

■19:17　ホテルに到着
最後に立ち寄った興慶宮公園から１０分とかからず、今日の宿泊先であるハイアットリージェンシー西安に到着した。
今回の旅、中国では合計２泊することになるが、私はホテルとルームカテゴリーの希望を旅行社に伝えるだけで、手配自体は全て旅行社にお願いしてあった。
日本の旅行社から現地の旅行社にその情報が伝わり、それぞれの泊地で私の希望通りのホテルとルームカテゴリーで予約が取れていると、旅行社からの案内書には書かれている。
西安での宿泊は、ガイド・Ｘさんが所属する現地旅行社が手配して下さっている。
ホテルのエントランスでドライバー・Ｍさんに「また明日ね♪」と告げ、ガイド・Ｘさんに先導されて中に入った。

■チェックイン
１階にあるフロントで何やら確認したガイド・Ｘさんは、私をエレベーターへと案内した。
私が希望し手配して頂いたルームカテゴリーは“リージェンシースイート”で、広さは４８?ほど。
荷物を広げることも考え、広めの部屋をお願いしたわけだ。
クラブラウンジが使えるカテゴリーなので、チェックインもそちらで行うらしい。
ラウンジがある９階へ向かう。

■１０階へ
９階でエレベーターを降りると、程なく一人の男性が現れ、それはそれはとてもにこやかに私たちを出迎えて下さり、私に名刺を下さった。
「ご滞在中、何でも仰って下さいね」と、ガイド・Ｘさんに比べれば少々クセがあるものの日本語ペラペラのその方は副支配人・Ｓ氏。
私の部屋は１０階にあると言い、再びエレベーターへと促した。
あらまぁ、副支配人が直々にお出迎え＆ご案内下さるなんて・・・。
他にもホテルスタッフはいたけれど、私が日本人ということで、日本語堪能な副支配人がご担当下さっているのね・・・。
だが、どうやらそれだけの理由では無さそうだということが、この後しばらくして判明することになる(汗)。

■数々のスイート
１０階でエレベーターを降りる。
エレベーターの正面は、９階のクラブラウンジから吹き抜けになっていて、階段も近くにあった。
この階にある部屋には、部屋の番号とは別に、“ディレクタースイート”だの“ディプロマティックスイート”だの、ルームカテゴリーを示すプレートも掲げられている。
ほぉほぉ。
んで、私が手配して頂いた“リージェンシースイート”はどこ？

■まさかの・・・
「今日のお部屋はこちらです〜♪」、副支配人・Ｓ氏がドアを開けようとしているその部屋のカテゴリープレートを見て、口あんぐり・冷や汗ツツツのフリーズ状態に(笑)。
“プレジデンシャルスイート”って・・・、“ぷれじでんしゃる”って・・・、確かこのホテルで一番広いあの・・・？
え・・・？
えぇっ・・・？
えぇぇぇぇ〜〜〜っ！？

■プレジデンシャルスイート
「中もご案内しますね♪」と、副支配人・Ｓ氏がまず入室。
ドアの前でフリーズ気味の私の背中を、ガイド・Ｘさんが「入りましょっ♪」と押す。
何だかお二人ともメッチャ楽しそうなのである(汗)。
そんなお二人の様子に、何故か“しゃあない、腹くくったるわ！”的な一種の覚悟が芽生え(笑)。
よっしゃ、部屋探検に行くでぇ〜！(爆)

■多分、来客用クローゼット
部屋に入ってすぐの左側に、部屋への訪問者用と思われるクローゼットがあり・・・。

■多分、来客用トイレ
クローゼットの向かい側、部屋に入ってすぐの右側には、広いウォシュレットトイレ。

■多分、応接
更に進むと、応接のソファセット。
ちなみに、部屋の中に灰皿はここにしか無く、ベッドルームからここまでタバコを吸いに来るのに結構な歩数(汗)。
もう、ここで寝ちゃおうかと思ったぐらい(笑)。

■ウェルカムフルーツ
応接セットのテーブルにはウェルカムフルーツと、支配人によるウェルカムカードまで用意されていた(汗)。

■続いて・・・
ソファセットの隣には・・・。

■椅子セット
椅子をロの字に並べた一画。
何となく、閣議に入る前の閣僚が歓談する場所、っぽい(汗)。

■多分、会議室
突当たりは、丸いテーブルとイスが並び、ドアを閉めれば他のスペースとは遮断できるようになっている。
ここで会談するのかしらね。

■まだまだ先が・・・
ここで部屋のエントランスを振り返って見る。
どなたですか、既に息切れなさっているのは(笑)。
まだ序の口ですよ、何せこの１０２８号室、２５４?あるそうですから(爆)。

■第１コーナー
会議室前で９０度左へ曲がる通路。
一つ目の曲がり角だ。
その通路を進み始めると、すぐ左側に・・・。

■キッチン①
広いキッチンがある。

■キッチン②
冷蔵庫には飲み物が整然と用意され・・・。

■キッチン③
冷蔵庫の向かい側にはシンクもあって・・・。

■キッチン④
キッチンの奥のドアを開ければ、エレベーターホールからの廊下に繋がっている。
なるほど、ご来賓に出す料理や飲み物をここから運び入れて、キッチンで体裁を整えるってことかな。

■通路は続くよ
更に通路を進むと・・・。

■執務スペース
シンプルなデスクとチェアの執務スペース。

■もしや、秘書室
執務スペースのドアを開ければ、キッチン同様に廊下に繋がっている。
お付きの秘書がここから出入りしている、っぽい(汗)。

■恐れ多くも・・・
この部屋にお泊りになった、という一覧がデスク上に。
その最初が日本の天皇皇后両陛下というのは何だか嬉しい。
それにしても、とんでもないお部屋に案内されちゃったわねぇ、今夜寝付けるかしら？
・・・爆睡しました〜(笑)。

■多分、休憩室
通路を更に進むと、オットマン付きの椅子が１脚だけ、窓側に置かれていた。
これからの時間帯、夜景を見るためだけのスペースだとしたら、すごく贅沢。

■ベッドルーム
通路の突当たり、やっとベッドルームに到着(汗)。

■クローゼット
クローゼットはウォークイン、金庫も用意されていた。

■第２コーナー
ベッドの脇で、部屋を繋ぐ動線は再び９０度左に曲がる。

■洗面
ベッド脇のドアの向こうはウェットエリア。
まずは広い洗面スペース。

■アメニティ
ブランドものではなさそうだが、バスアメニティも一通り揃う。

■バスルーム
洗面の奥は、右側にシャワーブースとバスタブ。
シャワーは設備が新しいものに替えられているようで、使い心地に問題は全く無い。
バスタブも大きく、ゆっくりとお湯に浸かって・・・のはずが。
水栓かパッキンの不具合で、溜める傍からどんどん抜けていくお湯(汗)。
真冬じゃないし、シャワーでも十分ということにしておこう。
２５年以上も前、この西安でガイド・Ｘさんの母校の寄宿舎に泊まった時、内陸で水が十分ではないから、夜遅くなるとシャワーが使えなくなると、入浴を急かされたものだっけ。
急に当時が懐かしくなった。

■ここにもトイレ
バスタブの向かい側エリアには、ウォシュレットではないトイレと・・・。

■サウナ
何とサウナルームまである。

■見取り図
フロアの見取り図では、部屋の境界が細かく設定されているが、１０２８号室・プレジデンシャルスイートの実態は青線で囲った部分。
いやぁ、いくら何でも、一人で泊まるには広過ぎる(汗)。

■これが別腹
「では、ごゆっくりとお過ごし下さい♪」と副支配人・Ｓ氏が退出。
ここまで「うわぁ〜、すごいっ！」などと、ギャルっぽく感動を演じていた大阪のオバチャン(笑)、すかさずガイド・Ｘさんに「何でやねんっ!?」と詰め寄ります(爆)。
私が希望した“リージェンシースイート”で部屋の手配は出来ていた。
それが寸前になって、ガイド・Ｘさんの会社と、このホテルの運営会社の間の“大人の事情”によってこうなったのだとか。
確かに、渡されたルームキーに添えられたカードには、私の名前や宿泊日など予め印字されているのだけれど、当初の部屋番号が手書きで書き換えられている。
副支配人・Ｓ氏が対応して下さったのも、ガイド・Ｘさん共々喜々として誇らしげに部屋を案内して下さったのも、もしかしたらその“事情”によるものがかなりあると感じた。
西安に着いて約半日、目一杯動き回ってたくさん見聞きして体験して“お腹一杯”の上に、こんな豪華な“別腹”が付いた超フルコース(笑)。
参りました、降参します〜(爆)。
明朝の迎えの時間を告げて、ガイド・Ｘさんは帰って行った。

■クラブラウンジへ
そうそう、副支配人・Ｓ氏が「ラウンジにお食事があるので、お早目にどうぞ♪」って仰っていたわね。
行ってみましょう。
１０階のエレベーターホールから吹き抜けの階下の様子を伺う。

■夕食
セントレアホテルでの朝食と、西安に到着するまでの２回の機内食、今日は既に食事を３回しているのだが(笑)、動き回ったこともあって普通ならこの時間、そこそこお腹は空いているはず。
ホテルに着いて一人になったら改めて出掛けるのも面倒だし、館内のレストランで夕食だな・・・と思っていたが、何せ豪華な“別腹”があったし(笑)。
クラブラウンジのオードブルなどがまだいくらか残っていて、掻き集めてみたら丁度良い量。
夕食代が浮いちゃった♪

■クラブラウンジ①
元々天井が高い上に、一部吹き抜け状になっていて、明るく広々としたクラブラウンジはなかなか快適♪
先程、ラウンジの様子を覗いた１０階の半円状踊り場の向こうが、あの“ぷれじでんしゃる”だ。

■クラブラウンジ②
時折ラウンジに姿を現す副支配人・Ｓ氏は、食事は足りるか？と私にも気を遣って下さる。
部屋でのインターネット接続は有料だけれど、このラウンジの無線ＬＡＮは無料だからどうぞ、とも。
お言葉に甘えましょう。
ネット接続料も浮いちゃった♪

■フロント
館内探検も済ませないと、何となく部屋で落ち着かない気がして１階へ下りてみた。
チェックインはクラブラウンジだったので、素通りしたフロント周辺。

■レストラン
“しっかりと夕食を摂りたい”とお腹が感じていれば利用したかも知れないレストラン。

■売店
海外からの観光客も多い西安、土産物を扱うコーナーも。

■頼りになる？
さすが兵馬俑坑（⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12583348/）がある西安、これも売り物らしい。
防犯用にお玄関先に１体いかが？(笑)

■吹き抜け
高さのある観葉植物や鳥カゴも配されたロビーラウンジの上方は吹き抜け。

■エントランス
続いて、すっかり夜の色になった外へ出てみる。
噴水もあるアプローチ。
私の“ぷれじでんしゃる”は、中央エントランスより右側の建物にある。

■イルミネーション
ホテル前の道路は、街路樹に絡ませた無数の灯りがキレイ♪

■部屋から
“ぷれじでんしゃる”に戻り、窓から西安の夜景を少しばかり。
それにしても・・・広大な区画にポツンと一人(笑)、どのスペースでどのようにして過ごせば良いんだろう？
ぼぉぉぉぉー・・・（カピバラ状態・爆）。
そっか、今朝も早かったし明日も出発が早いんだった。
荷物整理して、お風呂に入って、さっさと寝ちゃいましょっ！

■朝の西安
翌朝は５時半に起床して支度を始める。
６時頃の西安の街にはまだ薄暗さが残っていて、さすがに静かだ。

■準備できたかな？
クラブラウンジでは、通常６時半から朝食が摂れるらしい。
ガイド・Ｘさんが７時には迎えに来ることを聞いた副支配人・Ｓ氏は、６時から食事できるように準備すると言って下さっていた。
折角のご好意、６時には９階へ下りて行けるよう５時半に起床したのだが、残念ながら部下の皆さんには浸透していなかったらしい(泣)。
吹き抜けから時々様子を伺えるのは、こういう場合に便利なのかも(笑)。
そろそろ下りて行っても良さそうと階段を下り始めたのは６時２５分だった。

■朝食
今日も盛りだくさんの一日になるはず、しっかりと、かつ食べ過ぎないように。

■7:15　ホテルを出発
急いで朝食を済ませて“ぷれじでんしゃる”に戻り、出発前の支度をしている途中、約束通りの時間にガイド・Ｘさんが迎えにやって来た。
スーツケースの鍵をチェックしている私の傍らで、部屋のエントランスからすぐの応接テーブルを見たガイド・Ｘさん、私が手を付けていなかったウェルカムフルーツが勿体ないから持って行けと言う。
そんな、日本までは持って行けないし、Ｘさん、良ければどうぞ・・・。
いやいや、持って行けば良いのよ・・・。
う〜ん、う〜ん・・・。
結果、とりあえず部屋からは持って出ようということになり、日本から予備で持って来ていた手提げ袋をスーツケースから取り出して(笑)。
そんなこんなでアタフタと、ドライバー・Ｍさんが待つホテルエントランスへ小走りに。
色んなことがありそうな西安２日目、はじまり・はじまりぃ〜。