2010/04/08 - 2010/04/08
1218位(同エリア1561件中)
Poppyさん
- PoppyさんTOP
- 旅行記415冊
- クチコミ248件
- Q&A回答9件
- 920,931アクセス
- フォロワー19人
【四国八十八ヵ所を巡る第7弾!いよいよ結願♪でもどこまで行くのよ?のちょっぴり弾丸な一人旅】
昨年4月にスタートした四国八十八ヵ所の巡拝。第7弾となった今回は、徳島県経由で香川県の未参拝の札所を順打ちの要領で進み、第88番札所・大窪寺で無事に結願、その後、中部国際空港へ移動して1泊した。
高野山奥の院へのお礼参り前に行きたい場所を目指して日本を出国した旅の2日目、いよいよ西安に到着である。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
4/ 7 梅田−<高速バス>−鳴門
−〔レンタカー〕<R28・県道12>−霊山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10717369/)
−<県道12>−板野IC−<高松自動車道>−志度IC
−<県道141・R11他>−八栗登山口−〔ケーブルカー〕八栗寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10718134/)
−〔レンタカー〕<R11他>−志度寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10719377/)
−<県道3他>−長尾寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10720141/)
−<県道3・R377他>−大窪寺
−<R377・県道3・県道10・R11他>−高松−<JR>−岡山
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10735732/)
−<新幹線>−名古屋−<名鉄>−中部国際空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10736031/)
4/ 8 中部国際空港−<中国東方航空・上海経由>
−西安咸陽国際空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10749828/)
−〔専用車〕咸陽市:漢代陵墓群
(以上の旅行記⇒本編)
−興平市:楊貴妃墓
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10757506/)
−西安市:青龍寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10763425/)
−西安市:興慶宮公園
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10765048/)
−西安市:宿泊
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10765302/)
4/ 9 西安市−〔専用車〕宝鶏市:五丈原
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10789784/)
−宝鶏市:釣魚台
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10791989/)
−楊凌区:隋代陵墓
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10794112/)
−咸陽市:漢代&唐代陵墓
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10795855/)
−西安咸陽国際空港−<中国国際航空>−北京首都国際空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10796069/)
−〔専用車〕北京市:宿泊
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10801616/)
4/10 北京市ホテル−〔徒歩〕王府井
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10801979/)
−〔専用車〕北京市:北京外国語大学−北京首都国際空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10802286/)
−<全日空>−関西国際空港
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10802444/)
【表紙の写真】
西安咸陽国際空港に近い西安北郊にある前漢時代の皇帝陵墓群。第2代皇帝・恵帝の墓である安陵の頂上より。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
■13:55 西安咸陽国際空港を出発
ここからは、限られた時間で行きたいスポットを効率的に訪れるために、日本語が話せる現地ガイドと専用の車を旅行社にお願いしている。
荷物を受け取って到着口を出ると、私の名前を記した紙を持つ現地ガイドはすぐに見つかった。
挨拶もそこそこに、駐車場で待つ専用車に乗り込んだ。 -
■西安のツレ
明日の夕方に西安を離れるまで私を案内して下さる方々。
ガイド・Xさんは、イントネーションに全くクセの無い流暢な日本語を話す。
聞けば西安外国語大学のご出身。
おぉ〜、それって、約25年前の留学の最後に西安を訪れた時、私たちの宿舎となった西安外語学院のことではないの!
当時の思い出が一挙に蘇ってきた。
目的スポットへ着くまでの道中は、思い出やこれから訪れる場所の話で、お喋りに忙しい(笑)。
ドライバー・Mさんは、口数はとても少ないが、笑顔が人懐っこい。
何より運転が素晴らしく丁寧で、ものすごく乗り心地が良い。
お二人ともよろしくね〜♪ -
■西安北郊へ
約25年前はまだ舗装道路が少なく、土を踏み固めただけのような道に揺られながら郊外の観光地へ向かった西安。
今では高速道路が走り、市内と郊外の行き来も随分と便利になったことだろう。
西安への旅行でよく訪れる観光地、例えば秦始皇帝陵や華清池(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10172542/)・乾陵(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10172073/)や大雁塔(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10171898/)は約25年前に既に訪れている。
今回は折角チャーターした専用車、たった1日半の滞在では滅多に訪れないのでは?を地図やガイドブックからピックアップし、希望訪問スポットとしてお願いしている。
まず向かうのは、空港から近い西安の北の郊外。
空港から「機場公路」を東へ走る。 -
■西安北郊
急速に近代化が進んだ中国だが、空港から少し離れると緑の農地となる。
桃のピンク色、梨や林檎の白色、街路樹として植えられている桐の薄紫色、西安にも春が訪れている。 -
■蕭何と曹参の墓①
「機場公路」から「五陵路」へ入ると、希望訪問スポットが3ヵ所も集中するエリアに突入。
西安や咸陽と言えば、中国のいくつもの王朝が都を置いたエリア。
これからの1日半、タイムスリップに忙しいですよ~(笑)。
まずは前漢時代(紀元前206年~紀元後8年)で、最初に見えてきたのは、希望訪問スポットの一つである蕭何と曹参の墓。 -
■蕭何と曹参の墓②
向かって右側の墓に眠る蕭何は、前漢の高祖・劉邦の最高位の臣下「相国」であった人。
左側の墓に眠る曹参は、蕭何が後継を託し、前漢第2代皇帝・恵帝の「相国」であった人。
墓の規模や造りはそっくりで、仲良く並んでいた。 -
■長陵①
蕭何と曹参の墓から「五陵路」を西へ進み、小麦畑の中の未舗装の道へ逸れると、丘のような陵墓が近付いて来た。
希望訪問スポット、早くも2つ目である。 -
■長陵②
四角錐でなだらかなこの陵墓の名は「長陵」、陵墓の主は前漢の高祖・劉邦。
そう、始皇帝の没後、混乱と滅亡の道を辿った秦王朝に代わり、内戦を経て漢王朝を築いた、あの『項羽と劉邦』でお馴染みの劉邦ですよっ!
(⇒クチコミ「長陵-劉邦の墓は頂上まで登ることができました」
http://4travel.jp/overseas/area/asia/china-shaanxi_province/xian/kankospot/10418664/tips/10576682/) -
■長陵③
高さは32mほどだとか。
身長153cmのオバハンと比べてみて下さい(爆)。 -
■長陵に登る①
うわぁ~、ここに劉邦が眠っているのね・・・と放心状態で眺めていたら、ガイド・Xさんが「登りましょ」と言う。
えぇっ、登って良いの?
確かに頂上に向かって一筋の道。
滅多にない機会、もちろん登ります! -
■長陵に登る②
途中に見える不自然な凹みは盗掘の痕なのだそう。
エジプトのピラミッド(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/16196184/)と同じだ~。 -
■長陵に登る③
見た目よりもキツく感じる坂を経て頂上に到達。
まさか登ることになるとは思わず、履き慣れた革靴だったのだが、坂道は結構滑った。
明日は、四国での遍路で履いていたゴム底のスニーカーにしよう。
車の傍で待つドライバー・Mさんが小さく見える。 -
■長陵に登る④
長陵から少し離れた位置に、長陵とよく似た規模の陵墓が見えた。
高祖・劉邦の皇后である呂后が眠る墓。
劉邦の没後、自らの一族を優遇するなど専横政治を行い、中国三大悪女の一人にも挙げられている。
・・・と聞けば、背後の煙突が何だかツノのような・・・(笑)。 -
■長陵に登る⑤
高い建物があまり無い農村地帯、黄砂なのか少々霞んでいる以外はよく周囲が見渡せる。
畑の中に見える小さな塚は、土地の持ち主一族の墓なのだとか。 -
■長陵を後に
「五陵路」から陵墓に近付く道の傍らには、陵墓とその主の説明が記された看板があって分かりやすい。 -
■小麦畑
「五陵路」に戻って西へ進む。
道の両側の一面の緑は小麦なのだそう。 -
■安陵①
長陵から5分弱、希望訪問スポット3つ目の「安陵」に到着する。 -
■安陵②
この陵墓の主は、前漢第2代皇帝・恵帝。
高祖・劉邦と呂后の子で、劉邦の後を継いで皇帝となったものの、政治は母・呂后が握っていたのに加え、権力争いの中で見た母の残虐な行為にショックを受けて政務に就かず、若くして没したそうだ。 -
■安陵③
長陵には何も見当たらなかったが、安陵の麓の東屋には石碑もあった。 -
■安陵④
「はい、ここも登りましょう~♪」とガイド・Xさんに促され、高さ28mの頂上へ。
う~ん、この眺め、やっぱり中国は広い・・・。 -
■安陵を出発
陵墓から下りて来た私たちを出迎えながら、ドライバー・Mさんがガイド・Xさんと何やら早口に。
何でしょ?おまけスポット候補があったことでも思い出したのかな?
でも西安でのメインイベントや希望訪問スポットの大多数もまだまだこれから。
どんどん先に進みましょう。 -
■渭陵
「五陵路」を西に向かいながら、しばらくは車中からの観光。
小麦畑の奥に見えたのは、前漢第8代皇帝・元帝と皇后・王氏の陵墓である渭陵。 -
■康陵
続いて、前漢第11代皇帝・平帝の康陵。 -
■延陵
そして、街路樹の向こう、美しい台形の陵墓は、前漢第9代皇帝・成帝の延陵。 -
■咸陽市内
車は、咸陽の市街地を抜けて更に西へ進む。 -
■茂陵①
やがて、これまでの陵墓と違い、斜面に樹木が植えられた陵墓が近付いて来た。 -
■茂陵②
前漢の第5代皇帝・武帝の陵墓である茂陵の正面で車は停まった。 -
■茂陵③
武帝の頃、前漢は最盛期を迎えていたそうで。 -
■茂陵④
整然と植えられた樹木は、まるで兵士の隊列のよう。
この陵墓は、登らずに下から眺めるのが良さそうだ。 -
■15:30 茂陵を出発
まだ4月初旬だと言うのに、この日の西安は25度ほどあったらしい。
歩き回れば余計に暑く感じるわけで、半袖とジャケットの組み合わせにしておいて良かったとつくづく思う。
記念撮影を終えると、車は更に西に向かって走り出した。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Poppyさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30