2013/03/16 - 2013/03/19
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Weiwojingさん
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ゴールにある旧市街地フォートを訪れて何回目になるでしょうか。正確には覚えていませんが、5回は訪れているかもしれません。
小生がこんなにフォートに来ているのには大きな理由があります。フォートというのは、ポルトガル人が最初にこの地に砦を築き、次いでオランダ人がそれを引き継いで貿易港として発展させ、最後の植民者であるイギリス人がそれを完成させた都市です。都市の形成がそれぞれの時代によってその特徴を顕著に表していて、植民地都市の持つ、明確な違いに興味を覚えたからです。
初めて訪れた時は、多分もう15年くらい前になりますが、その時に見たフォートはまるで暑さの中でまどろんでいるような静かな街でした。しかし、来るたびに大きな変化を感じます。少しずつ観光化しているのは仕方ないとしても、街がきれいになってきているのを感じます。壊れかかった家がきれに修復されたり、今まで見学出来なかった個人のヴィラが見ることが出来るようになったり、さらには美味しい料理を提供するレストランが増えてきました。
これまで観光客はあまり見かけませんでしたが、近年欧米からの訪問者が多いです。同時に、中国人の観光客が増えているのには驚きました。大きな変化を感じつつあります。
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○ 「世界遺産ゴール・フォートの魅力を再発見 ② ー ホテルとブデック ホテルを見学する」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10759483/
○ 「世界遺産ゴール・フォートの魅力を再発見 ③ ー 植民地時代の教会を訪ねて」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10759482/
○ 「世界遺産ゴール・フォートの魅力を再発見 ④ ー 旧市街地の人々」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10760770/
○ 「世界遺産ゴール・フォートの魅力を再発見 ⑤ ー 旧市街地を彷徨」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10761577/
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コロンボ・フォート駅を午前9時半過ぎの列車で、ゴールへ。3時間半はかかったでしょうか。駅から三輪タクシーで予約していたゲストハウス直行しました。
ここが予約していたゲストハウスで、名前を Ocean View Guest House といいます。もう目の前が名前の通リインド洋で、素晴らしい景色を堪能することが出来ます。 -
ゲストハウスの入口です。いつもきれいに掃除がされていて、気持ちが良いですね。このゲストハウスはモスレム人夫妻が経営していて、お酒の持ちこみは厳禁です。ここには2泊しました。
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ゲストハウスの2階の部分です。2階から夕陽が眺めることが出来、滞在中は連日ここから夕陽の沈むところを見ていました。
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宿泊した部屋です。そんなに広くはありませんが、清潔で、蚊帳もあり申し分ありません。
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2階の部屋から見たバルコニーの様子です。このバルコニーで朝食を取りました。すぐ先にインド洋があり、雄大な海の景色を見ることが出来ます。
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ゲストハウスの庭先にこんな大きなカメがいました。住み着いているのでしょうね。その後何回も見ました。
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ゲストハウスから見たインド洋の夕焼けの風景です。
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夕方6時20分を過ぎると、インド洋に真赤な太陽が沈み始め、少しずつ暗くなってきました。海岸では多くの人々が沈みゆく太陽を眺めていて、飽きることなく写真を撮ったりしていました。
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夕陽を眺めていると、突然岩の上に一人の青年が立ち、あっという間に海の中に飛び込み、その雄姿を見ることが出来ました。しかし、うまい具合に写真でとらえることが出来ず、残念でした。
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こちらでは夕陽を背景に、結婚写真を撮るカップルがいました。タミル系の人たちのようです。
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この日はどういう訳かバスに分乗してフォートに来た小学生の団体がたくさん詰めかけ、土手の上は夕陽を見るより彼らを見ているような具合でした。
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写真を撮ってほしいというので数人の小学生の写真を撮っていたら、たちまち何十人もの同級生が加わり、大撮影会になってしまいました。先生まで中に加わっています。
どこから来たのかと聞いたら、Kurunagala ( クルナ―ガラ ) という答えが返って来ました。クルナーガラというのは、コロンボとキャンディの中間あたりで、これから帰るとしたら、随分遅くなるでしょう。 -
小学生たちはそろそろ帰る時間になったようですが、誰かが楽器を持って来ると、たちまち踊りの輪が広がり、解散しそうにもありません。
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ますます熱気を帯びてきました。皆最後にウキウキして、楽しんでいます。
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先生たちもすぐ出発するのを諦めて、手拍子をしながら見ています。
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やや年上の学生たちも楽器を手にして集まって来ました。暗くなっても彼らの歌と踊りは止むことがありませんでした。
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空腹を覚え、レストラン ( Pedlar's Inn Cafe ) に移動しました。ゴールでの最初の晩はあまり手の込んだ料理よりも簡単なものを食べたいと思い、サラダとサンドイッチを頼みました。
飲み物として、Ginger Beer ( ジンジャ― ビール)を注文しましたが、これはビールと言ってもビールではありません。ジンジャ―( ショウガ )入りの飲み物で、さっぱりした飲み心地です。 -
サラダはチキンサラダです。かなり分量が多いです。
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もうひとつはツナサンドイッチです。これも分量が多くて、本当はこれだけで十分という位でした。サラダは要らなかったですね。
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翌日撮影した Pedlar's Inn Cafe の外観です。ここは元イギリス時代には郵便局だったそうです。
■ ぺドラーズインカフェ http://pedlarsinn.com -
次の日の朝、ゲストハウスからゴールでちょうどよく目にする光景を見ました。それは燈台とモスクです。必ず絵葉書や観光写真に出てくる風景です。朝食の前にこのあたりまで散歩をしてみたいと思います。
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早速、散歩に出かけてみました。海岸を歩いていると、大きな木が何本も植えられていて、ちょうど白い花がいくつか咲いていました。
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地面に花が落ちていますが、これは「合歓」の花のように見えますが、ただ日本で見る花とは何だか違うような気がします。
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ゴールの街には教会やモスクがよく似合いますね。このモスクは、ミーラン・ジュンマ・マジェストという名前で、元は教会ででした。1750年代に建てられたバロック教会で、1904年にモスクに改装されました。
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モスクの内部です。内部は何の飾りもなく簡素そのものです。
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中を見させていただいて外に出ると、玄関のところに一人のモスレムの方がいて、小生に話しかけてきました。ビジネスマンで、仕事の前にここに来て、しばらく礼拝をしてから仕事に出かけるそうです。とても落ち着くとのことです。
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ゲストハウスに戻っていただいた朝食です。パン、卵焼きそして紅茶の簡単な朝食ですが、これくらいがちょうどいいですね。インド洋を見ながら食べる食事は正に至福の時と言つてもよいでしょう。
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食事をしている傍らで、カラス (イエガラス、House Crow) がじっと待機しています。小生が食事を終えるのを待っているのでしょうか。
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こんな鳥も草叢の中にいました。
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ゴールと言えば先ずこの光景を思い浮かべる人が多いでしょう。夕方のひと時涼しくなったころを見計らって歩いてみました。右側に燈台、左側にモスクが見えます。
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夕方、日が陰り落ちるころ、海岸で大変な人だかりがするので出掛けてみると、日本の方たちが数人がテレビの撮影をしているではないですか。そのうちの一人に聞いてみると、テレビ東京の撮影クルーで、近く始まる「世界ビーチリゾート」という番組を制作していて、その撮影にゴールへ訪れたということです。
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日本人スタッフが4人とスリランカ人コ―ディネィターが1人で、スリランカ編を撮影していました。
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何を撮影していたかというと、このスリランカ人が砦の上から海に飛び込む場面を撮っていました。この青年は地元ではダイバーとして有名な人のようです。
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もう一人、この人も海に飛び込みましたが、何だか及び腰で、自信がなさそうでした。
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海に飛び込むところです。まず左側の男性が飛び込もうとしています。右側の人はちょっと怖そうな様子です。
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無事飛び込みました。その後もう一人の人が飛び込みましたが、写真には撮れませんでした。撮影隊はこの場面を撮っていました。明日はまた違うところで撮影を続けるようです。
興味のある方は、テレビ東京で放映される「世界ビーチリゾート」をご覧になって見てはいかがですか(宣伝をしているわけではありませんが)。ただ正確にはいつから始まるかを聞き洩らしまいました。 -
撮影を見ていた人々の中に、肩のところに刺青をした欧米人がいました。見事な刺青ですね。
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こちらも見学者の一人ですが、かわいい子供を連れていて、その子の大きな瞳が印象的でした。
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かわいい男の子ですね。両親に連れられて、夕涼みに来たようです。
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右側の男性が来ているTシャツにふと目が行きました。表側に “TOKYO JAPAN” と書かれていますね。
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2日目の夕食はフランスのクレ―プを食べる羽目になってしまいました。というのは、ある店へ行くつもりで、街角にいた人に尋ねたら案内してやると連れてこられたのがこの店なのです。てっきりこの店だと思い、テーブルに着いてメニューを見ると、どうも違うようです。こうなると、もう別の店に行く勇気はなくなってしまいました。
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そこで注文したのがこのクレープです。
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Amangalla の前を通ったら、たくさんの海軍兵士がいて、一体何なのか驚きました。休日を利用して団体で海洋博物館へ見学に来たようです。
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すぐ近くでコブラ使い(と猿回しを兼ねた)がいて、小生に盛んにコブラを首に巻いて写真を撮らないかと勧めてきましたが、もちろんお断りしました。小生は大の蛇嫌いなのです。
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軍人さんたちも興味深そうに見ていましたが、やはり見ているだけで、誰も首に巻いて写真を撮るような人はいませんでした。
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2番目に泊まったゲストハウスです。Galle Fort Fiftyと言う名前で、前のゲストハウスに比べると、半額の値段です。ここはレストランも兼ねています。
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ゲストハウスでのスリランカ式朝食です。カレー3種類とライスです。ライスの上に載っている煎餅の薄くしたようなものはパパダンと言います。スリランカ料理には必ず出てきます。小さく砕いてライスやカレーと一緒に食べます。
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この旅行記へのコメント (9)
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- 旅うさぎさん 2013/07/23 21:37:20
- 素敵な夕日ですね
- インド洋には、ぜんぜん関心がなかったのですが、この写真を見ると行ってみたくなりました。
- Weiwojingさん からの返信 2013/07/23 21:59:31
- RE: 素敵な夕日ですね
- 旅うさぎさん、こんばんは。
ご訪問並びにご投票をいただき、ありがとうございます。
スリランカはあまり知られていませんが、紅茶や宝石で有名な国です。
イギリスで販売されている紅茶の大半はスリランカ産ですが、リプトンとかトワイニングと言うような紅茶はスリランカ産の紅茶を使っています。
一度スリランカも訪れてみてください。旅うさぎさんの「イギリス:美しい景観との出会い」を拝見しました。私も一度この周辺を訪れたことがあり、懐かしく思い出されました。
今後ともよろしくお願いします。
Tamegai
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- 潮来メジロさん 2013/04/11 12:14:28
- イエガラスですね。ヾ(^o^)
- Tamegaiさん、こんにちは! ヾ(^o^)
毎度、訪問ありがとうございました。
> 食事をしている傍らで、カラスがじっと待機しています。小生が食事を終
> えるのを待っているのでしょうか。
このカラスは、和名イエガラス(英名:House Crow)です。
私は、シンガポールで見ました。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- Weiwojingさん からの返信 2013/04/11 12:38:07
- RE: イエガラスですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん、こんにちは。
早速スリランカまで飛んできていただいて、ありがとうございます。
いつも教えていただいて、感謝しています。
野鳥も日本で見るのとは異なり、色鮮やかなものから形の変わったものまで多種多様で、
興味がつきませんね。
これはイエガラス(House Crow)ですか。カラスと言っても、種類がたくさんあるのですね。
ありがとうございました。
Tamegai
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- Tomoko@イタろじさん 2013/03/30 22:35:29
- 美しい表紙ですね
- こんばんわ。
スリランカ旅行記を拝見しました。
Tamegaiさんの写真を見るのが楽しみなのですが、この旅行記の表紙は本当に美しいですね。
思わず、ため息が出るくらい気に入りました。これからも期待しています^^
- Weiwojingさん からの返信 2013/03/30 23:52:43
- RE: 美しい表紙ですね
- こんばんは。いつも私の旅行記を見ていただき、ありがとうございます。
今回はゴールへの旅行記にいくつもご投票をいただき、ありがとうござ
いました。ゴールではちょうど到着した日に素晴らしい夕陽を見ることが
出来、感激しました。真赤な太陽がインド洋に沈む様は息をのむほどです。
マカオ旅行記を拝見しましたが、旅行記とともにたくさんクチコミも書かれ
ているのですね。私もマカオには何度か行ったことがあるので、追体験をす
ることが出来ました。
ありがとうございました。
- Tomoko@イタろじさん からの返信 2013/04/01 22:45:56
- RE: RE: 美しい表紙ですね
- こんばんわ。
Tamegaiさん、フォローありがとうございました。
私のほうこそ、Tamegaiさんの旅行記を見ているといろんな国の雰囲気がわかって楽しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします^^
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- 讃岐おばさんさん 2013/03/24 17:39:39
- 素晴らしい夕焼け!
- こんばんは〜
ゲストハウス、とっても感じがいいですね。
そして景色が素晴らしい!
私もこんなところで朝食を食べてみたいです。
エジプトでも日本のテレビクルーが来ていました。
放映されるのが楽しみです。
- Weiwojingさん からの返信 2013/03/25 13:27:34
- RE: 素晴らしい夕焼け!
- こんにちは。
ゴールのゲストハウスから見た夕焼けは大変素晴らしかったです。真赤な
太陽がインド洋に沈んでいく光景は幻想的で、ずっと見ていても飽きない
くらいでした。
宿泊したゲストハウスは6室だけの小さな施設ですが、モスレム夫妻が経営
していて、掃除も行き届き、静かで、たいへんよかったです。ただ観光地だけに
宿泊料がゲストハウスの割には高かったような気がします。ここはお酒は厳禁
です。
食事は簡素なものでしたが、私にはちょうどよかったです。インド洋の雄大な風景を
見ながらの食事は時間を忘れてしまうほどです。また泊まりたいと思います。
最近旅行先で、日本のテレビクルーの人たちによく出合います。ただ残念なことには
そうしたテレビ番組が見られないことです。
では、これで。
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