2013/03/10 - 2013/03/11
732位(同エリア1306件中)
jokaさん
松山の中心部を離れ道後温泉へ。
温泉は嫌いではないのですがそこまで執着があるわけでもなく、温泉自体が主な目的地の一つになっているのは青森の酸ヶ湯温泉以来2度目。
といっても青森では、奥入瀬渓流を歩き倒すはずだったのがあまりの悪天候に途中で切り上げてしまったため予定を変更して、当初は構想外だった酸ヶ湯へ急遽立ち寄ったという経緯なので、実質初“温泉目的旅”ということになります。
ひそかにロケ地巡りも継続中です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
やっぱり路面電車は最新式のこぎれいなものより断然こっちのレトロタイプですよね。 -
16時50分ぐらいに到着。 -
つつましい感じがいいですね。 -
坊ちゃん電車。
このあと本日の最終運転へと出発しました。 -
17時のからくり時計発動を待つ人垣を横目に東へ。 -
4,5分で着きました。
この石段は、映画『がんばっていきまっしょい』で腰痛が原因でボートに乗ることを禁止された‘悦子’(田中麗奈)が周囲には内緒で自主練をしていた場所です。 -
この石段を走って上るのは、腰痛がなくても無茶だと思います。 -
伊佐爾波神社楼門(重文)
本殿を含む社殿全体が重要文化財。
こじんまりとしていますが、豪奢な八幡造りです。 -
石段を下りてさらに東へ。
山頂に仏像らしきものが見えました。 -
15分ほど歩いて石手寺に到着。
入り口からしてカオスな雰囲気… -
手水舎でお浄め。 -
17時を過ぎているため境内のお土産物屋さんは閉まっていました。 -
独特の雰囲気ですね。
聖と俗が混とんとしています。あえて言うなら金毘羅さんで感じたのと同じ空気。 -
参道の先に二王門(国宝) -
そしてその左手がまたもやロケ地。
休部中の‘悦子’がコーチ役の中嶋朋子とかき氷食べてました。
と、ここまで書いてきてなんですが、わたしは『がんばっていきまっしょい』をそれほど気に入ってるわけではありません。
長さの割には説明が足りてないところが多く、かといって流れよく見せるわけでもなく、むしろ映画としての出来はいまいちかなと思います。。
自分は原作読んでいたからいろいろ補って観ることができたけど、映画しか観ていない人には唐突に感じられるであろう部分が多々ありました。
とはいえ、直接の関係はないにせよ、その後の『リンダリンダリンダ』『スウィングガールズ』『書道ガールズ』など地方を舞台としてちょっとマイナーな部活動にがんばる女の子シリーズの先駆け(だと勝手に思ってます)としては評価できるし、雰囲気はけっこう好みなんですけど… -
二王門前の戎さん?
色使いからして只者ではない… -
なんかいろいろ混ざってます。 -
巨大草履。
国宝なのにこの雑な扱い。
いや、国宝だからと言って特別扱いしないこの姿勢はむしろ清々しい。 -
この三重塔も重文だったりするんですが、いろいろあってどこを見ていいんだかよくわかりません。 -
これまた重文の本堂前には2m近い巨大な四鈷杵!
なにもここに据え付けなくても… -
本堂側から見ても抜群の存在感!
なんか楽しくなってきました。 -
いんちきパワーストーン売ってる店のポップのような案内板。
一応ほめてるつもりです… -
そうそう。この洞窟巡りを楽しみにしてたんだよね♪
右の箱に200円入れてっと。 -
って閉まってるし!!!
押せども引けどもダメでした…
売店で後片付け中の人に聞いたら17時までとのこと。どっかに書いといてよ!
残念…
ていうかぼくの200円… -
まったく人気のなくなった境内を探索してみることに。 -
これってあの方ですよね… -
夕日が射す境内。 -
指さしマークを石に掘っちゃうこのセンス♪ -
裏から境内を出て、道なりに進みます。
たしか道後の中心街に出るはずなんだけど… -
おっと!
ヴィーナを手にしたサラスヴァティー(弁財天)ということでいいのでしょうか? -
左手に地底マントラ(洞窟巡り)の折り返し地点らしき場所を発見! -
夕やみ迫るこの時間、一人っきりでこの中を歩かずに済んだのはむしろラッキーだったのではないか、それこそ天のご配慮だったのではないか、としばし己の幸運と神の御加護に感謝を捧げました。 -
何とも言えない造形センス。 -
今度は右手に閻魔様? -
ガネーシャですよね? -
なんか見えてます。 -
なんだかわからないけどすごい! -
最初は多国籍というかごった煮の世界観に驚きましたが、見ていくうちにかえって潔く思えてくるから不思議なものです。
でも宗教って本来こういうものなんじゃないですかね。
人種とか国籍とか、ましてや宗派とか教義なんてどうでもよくって、ただ単に救われたい人と救いたい人(神?)がいる。
石手寺の混沌とした境内も、そうした原始的でまっさらな宗教観を体現しているのではないかと思うわけです。
とはいえ世間一般の大多数の人からは明らかに奇異に映るこうしたやり方を貫いてきた歴代住職とそれを支えた檀家の人々って、いったいどんな人達なんでしょうね? -
付属の幼稚園の外観もなかなかに個性的。 -
どこに向かっているんだろう?とだんだん不安になってきました。 -
伊佐爾波神社裏側にたどりついて一安心。 -
陽もだいぶ傾いてきました。 -
駅前まで一直線。 -
駅前に戻ると、ちょうど18時のからくりタイムでした。 -
この日の日の入り時刻は18時13分。
急いで湯築城跡に向かいます。 -
展望台が見えてきました。 -
-
日没に間に合いました。
山頂に見えるのは松山城です。 -
ホテルへの道すがら道後温泉本館の前を通ります。
予定では、チェックイン後すぐ市内中心部に引き返して晩餐タイム。
戻ってきてから椿の湯(道後温泉本館の別館扱いの銭湯)でリラックス。
のはずだったのですが… -
ついついはずみで入ってしまいました…
「ただいまたいへん混みあっています」の札がかかってたのに… -
道後温泉本館の入浴料金は
①神の湯階下 400円(大人・以下同)
②神の湯二階席 800円
③霊の湯二階席 1200円
④霊の湯三階個室 1500円
の4タイプに分かれていて、利用できる浴室や休憩室、受けられるサービス、滞在可能時間が違います。 -
わたしが選んだのは、霊の湯3階個室です。 -
3階に上がるとこんな感じ。
受付から、そして随所にいる案内の方から伝達があるので、上がるとすぐに対応してくれます。 -
6号室へ案内されました。 -
ちょっと肌寒かったけど、窓を閉めるのはもったいない気がしてずっと開けてました。
手すりも見えてた方が気分が出ると思いません? -
眺めのいい外側の部屋です。 -
まずは霊の湯から。
こちらは霊の湯三階個室か霊の湯二階席の客しか入れません。
2階の奥まった場所から降りていきます。
ちなみにこの右手が霊の湯二階席の休憩所です。 -
撮影禁止の貼り紙がなかったので撮ってみました。
浴槽は2m×4mくらいで、10人くらいが限度の大きさ。
常時5〜10人くらいの入浴客がいましたが、洗い場と交代しながらなのでゆったりとくつろぐことができました♪
シャンプー&石鹸完備なのも便利♪ -
霊の湯から出たところ。
向かいが女湯。 -
こちらは神の湯二階席。
わたしが立っている側に神の湯男湯の階段入り口があります。
そしてここは、腰痛で休部中の‘悦子’が入江コーチと偶然出会う場所でもあります。そのあと二人はさきほどの石手寺二王門前でかき氷を食べるわけです。 -
ここが神の湯入り口。
神の湯の男湯の入り口は1階にもう1か所あります。
神の湯は脱衣場からしてさすがに大きく、浴室も霊の湯に比べかなり混んでいました。
シャンプーも石鹸もありませんが、髪と体は霊の湯で洗ってきているのでノープロブレム。
浴槽につかるだけならばそれなりにゆったりできます♪ -
個室に戻るとお茶と坊っちゃん団子を持ってきてくれます。
甘いものにはあまり関心がないので、坊っちゃん団子は緑玉だけ食べてみました。 -
すぐとなりの『坊っちゃんの間』 -
さっぱり♪
このあと皇族専用浴室である又新殿を見学して終了。
利用可能時間の1時間20分があっという間でした。
ちなみに霊の湯三階個室以外の利用時間は1時間です。 -
外に出ると20時。
チェックイン前にどうしても寄らなくてはいけない場所が… -
『道後麦酒館』 089-945-6866
11:00〜22:00 無休
なんてったって風呂上がりですから。6号室からも見えてたしね。 -
坊っちゃんビール 470円
グラスの生で、かんぱーい♪ -
2杯目は
漱石ビール 470円
食事は別のところでと考えていたのでつまみはじゃこ天だけ。
どちらもクセがなく飲みやすい味でした。風呂上がりの一杯と考えるならこのくらいあっさりしている方がいいんでしょうね。
ただし、地ビールとしてはもうすこし個性というか風味、香りを出した方がいいと思います。 -
アーケード街の土産物屋はまだ元気に営業中。
観光地にしてはずいぶん遅くまでやってるなと思ったけど、なるほど、道後温泉本館が22時までだから、それまでは開けてるんですね。 -
2、3分歩いて
『いよ狸』 0066-9676-97629
平日 18:00〜翌日3:00 土・日曜日 17:00〜翌日3:00 月末の月曜定休
ざっくばらんな感じの店内。 -
すぐ酔っぱらいそうだったので日本酒を、1合だけ、と誓って注文。 -
手前がチャンバラ貝、奥が水イカ煮です。
初挑戦のチャンバラ貝は安全ピンの針で身を回しとって食べるのですが、これがなかなか難しい。つぶ貝なんかに比べて貝殻の巻きが激しいので半分以上は途中でちぎれてしまいました…
味は好みでした。 -
骨付き若鶏足
香川の骨付き鶏を意識してるんでしょうね。おいしかったです。
昼間炭水化物ばかりだったので、意図的にタンパク質に偏ったメニューにしてみました。 -
さきほどのお土産屋さんで職場への土産を買ってから、やっとのことでチェックイン。
道後山の手ホテルさんです。 -
いい部屋です。 -
土産を購入するついでに買った地ビールで今日の締めくくり。
かなりおいしい♪
侍ジャパンも勝ったし、いい1日でした♪♪♪
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2013年3月愛媛&広島《道後温泉と尾道ロケ地巡りの旅》
0
76