南イタリア旅行2013（５） カタコンベとナポリの夜景

2013/02/18 - 2013/02/18

2度目のナポリはナポリを堪能すべく、楽しむべく。。。
というわけでもないけれど、スパッカ・ナポリを散策した後は、以前から気になっていたカタコンベとポジリポの丘を見に行くことに。

ポジリポの丘は残念ながら天気がもたず。。。日没の少し前頃から行って、寒い中を灯りがついてくるところをずーっと見ていた。
ときおりポツポツと雨は降った日。少しづつ雲が増えてきて、というか下がってきて、夜景の頃にはベスヴィオは雲に半分隠れてしまった。。

エリア ナポリ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダンテ駅前から乗ったR4線のバスを「Catacombe」のバス停で降りる。
結構距離があったようで、かなり乗ったように思います。
ちょっとした丘の上のようで、ナポリ市街からは結構離れた感じ。

バスは混んでました。
（混んだバスでは気をつけましょう。ゆめゆめご油断なさらぬよう。。）

車通りが多く、道路を渡るのが大変でした。

受付をして時間まで待ちます。

カタコンベのチケット

ガイドさんについて、教会の裏手を歩いてゆきます。

ちょっと期待しながら後をついて行きました。

カタコンベの入口

階段を下りると中は意外と広く、奥行きがありました。

ガイドさんは最初にイタリア語で説明をして、その後英語で説明をしてくださりました。

フレスコ画が残っていました。
家族を描いたものだそうで、何層にもなっています。

最初に亡くなった人の絵を描いて、次にまたその人の家族が亡くなって埋葬されるときに、最初の絵の上に次の絵を描いて、、、という風にして何層にもなっているそうです。

そして家族みんなが亡くなってお墓に入ると…絵も家族みんなの絵になるのだそうです。

こちらも。

壁一面に四角いくぼみが、まるで整理たんすのようについていました。

骸骨などは他の場所に移されているそうです。

不謹慎な表現ですが。。。この辺りはカプセルホテル風とでも申しましょうか。。
色々な形のものがありました。

一人で来たら、怖そうです。

バスでメディナ通りまで戻って来ました。
降りる場所がよくわからず、目的の場所より大分手前で降りてしまい、歩きました。

前回のナポリで宿泊したエリアなので懐かしいです。

ネプチューンの噴水も4ヶ月ぶり。

ウンベルト1世のガレリア。

前回は夜にばかり来たので、昼間の姿がなんだか新鮮。

ナポリのCafeの老舗、ガンブリヌスへ。

せっかくなので奥のゆったりした席に座って。ここの名物の甘い飲み物を。

歩き疲れていたのでホッとしました。

窓際の席だったので、道行く人とプレビシート広場を眺めながらコーヒー・タイム。

さて、夜景を見に行くために、ガレリアの前、というかサン・カルロ劇場の前？からバスに乗ります。

ダンテ広場で降りて地下鉄に乗換えます。

アルバ門。この向こうがスパッカ・ナポリで、サンタ・キアラ教会などがあります。

落書きのある地下鉄のエレベーター。
でもボタンがありません。下から誰かが乗ってくるのを待つしかない？？

いえ、後ろに回ったらちゃんとボタンのある扉がありました。
こちらは多分降りる人専用だと思うのですが、面白い構造です。

地下鉄ダンテ駅の構内。

ここからちょっとだけLine1に乗ってムゼオ駅で地下通路を歩いてLine2のカヴール駅まで歩きました。

Line1とLine2はムゼオとカヴールでうまく乗換えられるんです。

さすがにちょっと距離はあって歩きました。

でも・・・ダンテ駅で降りないでムゼオ駅までバスに乗ってた方が合理的だったことに後で気がつきました（笑）

そんなこんなで、メルジェリーナ駅につきました。

駅前の道をずっと歩いて、フニコラーレのメルジェリーナ駅へ向かいます。

ちょっとうす曇りですが、港の方を見るとベスヴィオ山が見えました。

ここから見るベスヴィオの景色もよさそうです。

フニコラーレのメルジェリーナ駅。
電車が来るまではドアが閉まっている仕組みで、電車がやってきたら自動的に開きました。

1つめの駅で降りて下を見るとかなりな急傾斜。

フニコラーレの駅。駅とは思えない地味さ。

なんとなく帰りに見落としそうな気がしたので１枚パシャリと撮っておきました。こんな形の駅よん、と。

この辺りの地図は印刷してきてないけれど、上の方へ行けば展望台へ行くだろう、と適当に坂道をのぼりました。

歩いている途中からもうこの景色が見えます。

道路を走る車のライトがきれいになってきました。

海に面したところのカーブの向こうに見えるベスヴィオ

雲がいますが、まだベスヴィオは全部見えてます。

さ、寒い…
それなりに防寒対策はしてましたが、結構長時間なので寒さを感じました。

大分灯りがついてきていい感じになってきたのですが、雲がベスヴィオを襲いだしました。

寒さに耐えているのですが、ベスヴィオの姿がどんどんと薄くなってきたような気が。。。

夜景としてはいい感じ。。。になってきたらベスヴィオが半分雲に。
残念。とても残念。。。

ナポリは丘の稜線のカーブがいいですね。
街の灯りもきれいです。

そろそろ三脚をホテルに忘れてきたのが痛い。。

息をとめて必死でシャッター押してました（笑）

ナポリの街。

灯りが雲に反射して空の色がいまいち。
でもきれいです。

もっともっと見ていたいのですが、なんせ風が強くて、寒くって。。。
名残を惜しみながら、この辺で降りることにしました。

ナポリ、きれいだよ〜♪

坂を下りてきた道を戻ったのですが、案の定
というか予想通り、フニコラーレの駅がわからなくなりました。

「これは行き過ぎでない？」
「そんな気がする。。。」

で、戻ってみるけどやはり見つからない。。。
最初に撮った駅の写真をデジカメで見ても周囲が移ってないのでわからない（笑）

そんなこんなで小雨の中を行きつ戻りつしてようやっと「これだ！」とたどり着きました。

看板も出てなければ形も全然駅舎っぽくない。。
そりゃ夜景見た後の暗くなった状態なら見落とすのもむべなるかな。

無事にメルジェリーナの駅まで戻ってきました。

メルジェリーナの街というか、駅（地下鉄Line2の方）。

ゆっくり散策したらいい感じなんだろうな〜、きっと。

サンタ・ルチアとはまた別の港の近くの町の雰囲気が漂ってました。
この辺に泊まってゆったりするのもよいかも。。

後ろ髪を引かれながらも地下鉄Line2に乗って、ナポリ中央駅へ戻ります。

ナポリへ向かうLine2線の地下鉄の中。

どうみても地下鉄の車両には見えないまるで特急列車のような車両。
来るときに乗ったのとはうって変わって立派です。シートも贅沢な座り心地。

戻ってきました。ナポリ中央駅

ホテルに戻ってほっと一息。

部屋から見えたナポリ中央駅とガリバルディ広場の夜景。
ここの眺めも負けてないと思います。

ズームにすると駅前の工事の様子がよく見えました。

夕食はホテルからほど近いミミで、

トマトとチーズのニョッキ。

トマト・ソースの酸味と塩味がニョッキと絶妙にあってました。

アーティチョーク。

この辺りのアーティチョークは特大サイズです。
いや、日本ではあまり見ないから知らないだけかな。

ガリバルディ広場の傍を通ってホテルへ戻ります。

天気が少々悔しいけれど、今日も楽しかった。。