特典ビジネスで巡る東南アジア(マジシャン的思考貴重品管理)

2013/02/05 - 2013/02/11

ある切っ掛けからこんなことを旅行記にするようにしました。
いきさつは以下のアドレスに載っている旅行記を参照してもらうとして。

http://4travel.jp/traveler/magic_takashi/album/10646706/
普段旅行や出張時に私が行っている貴重品の管理方法です。

中にはこの管理の仕方はおかしい、何かある事が前提になっていてる(当たっています、海外では”人を見たら泥棒と思え”と私は思っています)そこに行く前にそうならないようにするのが常識だろ！と思われる方もいるかもしれません。

確かにその考えは正しいですが実際に被害があった場合は結果としては被害額は私の方法の方が少なく済みます。まあ貴重品管理は人それぞれなのでこのような方法もあるという紹介である。

ちょっとした視点と考え方をマジシャン的な観点と心理的な観点からの方法なのでまあこういう考え方もあるという事で参考にしてもらえば幸いです。

エリア ジャカルタ(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: タクシー
• 航空会社: シンガポール航空

私の貴重品管理術というのは実際に被害があった場合その被害をいかに小さくするかという事に主眼を置いてあります。

…というよりマジックで使うミスディレクションや心理的な錯覚を利用するのでその様になってしまうのです。

だから間違ってもスーツケースの中などには入れる事はありません。

貴重品類はケースバイケースですが1つか2つにまとめます。写真では1つにまとめました。

そしてこれらをガムテープ等でひとまとめに(量が多い時は分割)しておきます。
(特に高額紙幣は抜き取りを警戒して封筒に入れて封印をしておいた方が良いです)

これがひとまとめにした貴重品。

まあ大抵4ケタのコードを入れるタイプの物が多いと思いますが先ずやる事は空の状態で動作チェックしてチェックが終わったら次にするのが…

”テンキーボタン”部の清掃です！

これはマジックなどではよく使われる技法で自分だけが分かるようにわからないようにマーキングを防ぐ目的があります(元々はギャンブラーのテクニックです)

要は粉などがボタンに付けられていれば押したところのボタンは粉が無くなって4ケタの押したところが分かってしまいます。

4ケタの番号が分かれば後は最大で24通試せば必ず空いてしまいますから。

このホテルでは6ケタコードを使っていました。

そして貴重品はガムテープなどでセキュリティBOXの天井部に写真の様に貼り付けてしまいます。

写真は下から見たBOXの内部。

BOXを普通に見ると上側に張り付けた貴重品は見ることが出来ません。

次にBOXの中に貴重品に見えるものと少額紙幣を一緒に入れておきます。

そしてBOXの中には貴重品に見える手帳などを入れて更に”少額の紙幣”も一緒に入れておくのです。

万一暗証番号がばれても目的のお金(この場合少額紙幣)があるので犯人側は天井の本当の貴重品には気づきません(マジックで言うミスディレクション)

目の前に既に目的の物があるので心理的なトリックでそれ以上は探さないのです。

セフティBOXに入っているため全額は取れないにしても仮に何枚か抜き取られても少額紙幣なので痛手は小さいです。

また人間は心理的に目の前に目的の物があるとそれ以上の物は中々他を見て探さないので天井の貴重品は仮に目の前で見えていても気が付かないのです(数十年のマジックの経験から目の前で見えていても実際は相手に見えていないのです)

まあこれらを入れてもコードを間違って入れてしまい開かなくならないよう事前に空の状態で開け閉めしてチェックはしておきましょう。

以上をセットして鍵をロックすれば完了です。

何かを参考にしてもらえば幸いです。


この続きはこちら。
http://4travel.jp/traveler/magic_takashi/album/10750604/


この旅行記のつながりを初めから見るにはこちら
http://4travel.jp/traveler/magic_takashi/album/10749735/