特典航空券でスペイン一人旅　７日目

2012/04/27 - 2012/05/06

ゴールデンウィークに特典航空券を使って、スペイン旅行。サラリーマンでもビジネスクラスで欧州サッカーを観戦したいということで、連続休暇の取れそうなＧＷに合わせて計画。
旅は終盤、次の日の朝にはマドリードは発たなければならない。古都トレドに向かうことも考えたが、旅での出会いを尊重し、お世話になったホテルマンに会いに行くことにする。ホテルマンの名前は迷惑がかかったら困るので、あえて伏せさせていただきます。

4/27 千歳→羽田→ソウル泊
4/28 ソウル→フランクフルト→マドリード
4/29 マドリード滞在
4/30 マドリード→グラナダ（AVE）
5/1　グラナダ滞在
5/2　グラナダ→セビージャ（Renfe）
5/3　セビージャ→マドリード（AVE）
5/4　マドリード→フランクフルト→北京（機中泊）
5/5　北京→ソウル泊
5/6　ソウル→羽田→千歳

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 自転車 タクシー

この日はフリー。とりあえず、朝一でマドリードに戻る。案はいくつか考えたが、翌日のこともあるので、一番移動の無いものに決めました。

①トレドにまで足を運ぶ、そこで泊まる（トレドを堪能）
②マドリード→トレド→マドリードの強行日程（次の日の飛行機が楽）
③マドリードでまったりと

お世話になったホテルマンにきちんとお礼をしたかったので、③を選択しました。ホテルはグラナダにいる間にエクスペディアで予約しました。

シートはおなじみ１列２列の構成。しかし、予約が遅かったからか、向かいに人がいる席。

乗務員の女性は２人とも美人でした。

ほどなく、おっさん乗車。色々話しかけてくれました。私の書く日記に興味を示して、難しいと言っていました。食事の際に慣れない私に気も使ってもらって嬉しかったです。

その食事。おそらく朝食仕様。オムレツにチキン、パン二つにデザートです。

乗務員の女性に「エスタバムイブエノ（とても美味しかったです）」と言ったら、顔を赤らめていました。シャイな感じが良かったです。

セビージャ−マドリード間の料金はPreferenteで121.60ユーロでした。2時間20分くらいで着きます。昔は時間がルーズだったようですが、2004年にイギリスに行った時より、ずっと時間通りに動いていました。長距離だったかもしれませんが、日本と同じ感覚で大丈夫です。

マドリードに着き、メトロを乗り継いで「アパートホテル　コンベンション　バラハス」に向かいました。方向感覚がわからなくなり、５分歩けば着くところを30分以上迷いました。

朝食付で6,131円。あまり大きくありません。空港までの送迎もしてくれます。

お世話になったホテルマンに会いに行くために、泊まってもいないそのホテルに歩いて行きました。

私がお礼に飯をおごると申し出ました。すると、15時に仕事が終わるからラウンジで待っていてくれと、勤務中にも関わらず案内してくれました。

当然、飲食は無料です。なぜ写真を撮らなかったのか、後悔しています。そこでインターネットなんかを見て時間を過ごしました。

ほどなく、その夫婦が仕事を終えて迎えに来てくれました。「今日はこのあと何をするんだ？と聞かれたので、お土産にスーパーマーケットに行く」というと、まずショッピングモールに連れて行ってくれました。そこでチュッパチャップスや、生ハムを購入。

食事をしようにも、夕方の休憩？みたいな時間でイオンのようなショッピングモールにも関わらず、お店が閉まっていました。何軒か車でぐるぐるまわると、旦那さんが意を決して車を進めました。奥さんも何か納得したようでした。

すると、民家の前に車を止めると「私の親の家だ」と言われました。ご馳走するどころか、ご馳走してもらうこととなりました。そこで、いわしの酢漬けのピンチョス、ガスパチョ、ライスプディングなんかが振舞われました。家に、生ハムを切る機械があったのに驚きました。なんとお父さんのビセンテさんはシェフとのことです。

その後、辞書を使いながら、家族で会話をしました。仕事や住宅ローンの話題とか、普段我々がするような話も。

この日は、レアル・マドリーの優勝パレードの日でした。夜一人で歩くことを危険だと言わなかった彼らは、「優勝パレードに行けば、きっとスリにあう」と忠告してくれました。

まあ、見に行くつもりは無かったので、テレビで様子を見ていました。

名残惜しいですが、家族とお別れです。女性陣とやる、頬に軽くするキスを見よう見まねでやりました。チュッチュッの音が心なしか、私のは遅かったです。恥ずかしい。

再会を約束し、ホテルまで送ってもらいました。語学ができない一人旅でこれ以上は無いとつくづく思います。出来すぎの連続に幸運を感じます。こうしてマドリード最後の夜は、しみじみと終わりました。