2013/01/11 - 2013/01/20
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shamu-tsさん
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2013年冬の旅行は、1年前から温め続けてきたMexicoCityへ。
MexicoCityにどうやって入ろうかと、ずっと悩んでいました。
MexicoCityに行くなら、ちょっとアメリカにも立ち寄って楽しもうと、また欲張り癖が…(笑)
アメリカではどこ行きたい?何したい?雪で予定が狂ってしまうことが怖かったのと、当初はNBA観戦を考えていたので、ロサンゼルス、マイアミ、サンアントニオが候補地に。
そんなこんなで、出来あがった旅程は、
1/11 SQ 12 18:50NRT-LAX11:50 UA 107 17:00LAX-HNL20:53 ホノルル泊
1/12 ホノルル泊
1/13 UA1159 22:10HNL-LAX5:28(+1) 機内泊
1/14 UA 744 6:25LAX-IAH11:43 UA1090 14:16IAH-MEX16:36 メキシコシティ泊
1/15 メキシコシティ泊
1/16 メキシコシティ泊
1/17 メキシコシティ泊
1/18 UA1093 17:31MEX-IAH19:46 ヒューストン泊
1/19 UA 194 7:39IAH-LAX 9:20 SQ 11 14:15LAX-NRT19:05(+1)
とHonolulu経由MexicoCityの旅!!
NBA観戦は諦め、なぜかなぜかのHonolulu経由。
太平洋を行ったり来たりの旅程ですが、NRT-HNLの料金とこの旅程の料金を比較したらなんとプラス2万円で済むではありませんか♪♪
即、予約!!
Honoluluでは①パールハーバー ②お買い物 ③大きなステーキを食べる
Mexicoでは①メキシコ料理を堪能 ②ピラミッドに登る ③民俗舞踏観賞
そして彼が昔住んでいたMexicoCityの懐かしいところを巡る
プラス「UnitedのB787-8に乗る」を目的に旅行がスタート!!
Honolulu最終日もMexicoCity最終日も飛行機の時間を遅くしていたため、
それぞれを満喫するに十分な時間が取れました。
途中で体調を崩したりもしましたが、とっても楽しかった♪♪
1日目は移動ばかりですが、この旅程とっても気に入りました。
またこの旅程で行ってしまいそう…(笑)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
メキシコ3日目の朝は、昨日粘ってみたけど見ることができなかった国旗掲揚から始まり♪
この日見逃すとマジェスティックホテルに泊まった意味がなくなってしまうので、昨日に引き続き6時くらいから窓の外を見張り、待つこと2時間。
7時55分に向かいの国立宮殿から大きな国旗を持った軍隊さんが登場。
事前に掲揚時間を調べてみましたが、6時説、7時説、適当説…いろいろありました。8時ではなく、7時55分に始まるあたりから察すると、あまり時間は決まっていないが正解? -
ほんとに大きなメキシコ国旗。
青空と昇ってきたばかりの太陽にとっても映えます^^
これが見たかった^^
大満足です♪ -
朝食は、窓越しに国旗たなびくZocaloを見ながら、BIMBOのメロンパンとalpuraのヨーグルト。
この日も朝から「懐かし〜^^」を連発の彼。
BIMBOって変わった名前と思いきや、食パンやお菓子などを製造する世界有数のパンメーカーだそうな。メキシコ国内だけでなく、アメリカやヨーロッパにも進出しているみたい。
このメロンパンにすっかりハマッてしまい、この日以降メロンパン三昧に^^私の頭の中では「メキシコ=メロンパン」。道理で彼がメロンパン好きな訳だ…。
ちなみにBIMBOのメロンパンはしっとり系でした。 -
部屋から眺めるZocaloはこんな感じ♪
しつこいですが、これが見たかった^^ -
BestWesternMajesticの外観です。
-
この日はホテルを引越しますので、12時のチェックアウトまで街を散策します。
ホテルを出ると、目の前はCatedralMetropolitana(メトロポリタン・カテドラル)。メキシコ人は9割以上の方がカトリック教徒で、この教会はメキシコのカトリック教会の総本山。
スペインから侵略してきたコルテスがメキシコでキリスト教を普及させるために作り始めた教会だそうです。 -
アステカ帝国の首都テノチティトランの人民は、帝国を征服しようとスペインからやってきたコルテスを見て、彼らの神ケツァルコアトルが現れたと信じて、大歓迎したそうです。
その大きな誤解が帝国を滅亡させることになるとは…。 -
大聖堂の前に立つ十字架。
その十字架は蛇の上に立っています。ケツァルコアトル神の上にある十字架は、キリスト教の勝利を示しているそうです。
鐘楼の鐘は夜中も鳴り続け、夜寝ていても、ホテルの部屋から鐘の音が聞こえました。 -
大聖堂の壁面にはメキシコ国旗の中心に描かれている蛇を咥えた鷲の姿も。
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大聖堂の入り口を入ると、目の前に金色に輝く祭壇が現れます。外観からは想像しなかったとても煌びやかな祭壇。
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祭壇の右手に黒い肌のキリスト像。褐色のキリスト像と言うそうで、毒に冒された信者の毒を吸い取り、浅黒い肌になったとのこと。
黒い肌のキリスト像は初めて見ました。 -
祭壇中央にはマリア様。
周囲の装飾の子供の顔が印象的でした。 -
MexicoCityはもともとは湖でしたので、このような歴史建物も地盤沈下で傾き始めています。
写真では分かりにくいのですが、大聖堂内部でもその傾きが目に見えるほどでした。
現在、地盤沈下を食い止めるよういろいろと手を施しているそうですが、何としてでもこのような歴史建物を守ってもらいたいものです。 -
大聖堂の東側にはサグラリオ礼拝堂。こちらの正面入り口の壁面も、とても細かな彫刻で埋め尽くされ、見ていて飽きません^^
-
ホテルの向かいの国立宮殿側からZocalo広場を一望します。
スモッグも少なく、しかも青空♪ -
国立宮殿の中にあるディエゴ・リベラの壁画を見ようとやってきましたが、この日はどうやら政府関係の行事があったようで、立ち入りができませんでした…。
国立宮殿の周囲にはテレビ局の関係者と思われる人達もいたので、きっと何かあったのでしょう。 -
国立宮殿の周囲をぶらぶらします。
ピンクの建物がとてもメキシコっぽい^^ -
窓からは、これもメキシコを感じさせてくれる骸骨の像がメキシコの街を見下ろしていました。
-
地盤沈下対策工事なのかな?
それとも何かの発掘作業?
工事現場を覆う壁には鮮やかな色使いのペイントが^^神様やチャックモールなど数々描かれていました。とっても芸術的! -
TemploMayor(テンプロ・マヨール)にやってきました。アステカ帝国の大神殿テンプロ・マヨールです。
35年前に大聖堂の電気工事をしていた時にたまたま見つかったみたい。世紀の大発見ですね^^ -
アステカ帝国の首都テノチティトランは写真のようにテスココ湖という湖の島上にあったそうです。
当時は放浪民族だったアステカ族が、神から「サボテンの上に蛇を咥えた鷲がいる場」が定住の場所とのお告げを受け、住み付いたのがこのテノチティトランだそうです。テノチティトランとは「石のように固いサボテン」という意味だそうです。
ここからメキシコ国旗の中央に描かれているサボテンの上で蛇を咥えた鷲のマークが誕生したんですね^^ -
もちろん大神殿は残っていませんが、その遺跡から、神殿の大きさが窺えます。
増築を繰り返し、古い建物を覆うように新しい神殿が建てられていたようです。神殿が完成すると、その度に生け贄を捧げていたそうで、その数は何万人にも上るそう…。 -
神殿入口付近にはこのような蛇の彫像が沢山あったそうです。蛇はとても神聖な生き物だったんですね…。メキシコと蛇は切っても切れない関係ですね。
-
古い神殿の周囲に新しい神殿が建てられたことが、とてもよく分かります。最終的にできあがった神殿はどんな大きさだったんだろう…。
-
チャックモール。
にこやかな顔をしていますが、この像がお腹の上に持っている器は、生け贄となった人間の心臓が置かれた場所。
現代人からは想像のつかない世界。 -
メトロポリタン・カテドラルとテンプロ・マヨールの間にはこのような工事用の重機が。
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テンプロ・マヨール内には博物館があり、歴史の勉強をするこができます。
今まさに歩いてきた大神殿テンプロ・マヨールの全景模型も。新しい神殿が周りに作られていたことがよく分かります。最後はほんとに大きな大きな神殿になってたんだろうな…と実感。 -
博物館の中で一番印象に残った像。
すごく愛嬌あるように見えますが、実は「死神」。お腹辺りにぶら下がっているのは、心臓!? -
カテドラル付近にはコンチェロス。Zocaloでは休日になると、コンチェロスを踊る人達が集まるそうです。
コンチェロスは、アステカ起源の踊り。メキシコの各地のお祭りでも踊られているみたい^^ -
チェックアウトまでまだ時間があるので、Zocaloからブラブラ歩き♪
おいしそうな鶏の丸焼き。トルティーヤでくるっと巻いてパクリ^^美味しいだろうな〜。 -
タクバ通りにある国立美術館。
中に入る時間がなかったのは残念でしたが、ここには植民地時代の宗教画などが多数展示されているそうです。 -
国立美術館の向かいには、中央郵便局。
こちらの建物も美術館同様に18世紀初頭に建てられたそうですが、今でも現役活躍中^^ -
中央郵便局の内部は、こんなに煌びやか。
まるでさっき見てきたカテドラルのよう。 -
私達の旅行恒例の絵葉書を出そうと、切手を買って、いざ投函のはずが、郵便局の中にはポストが見当たりません。
「ポスト」をウロウロ探していた私達。
中央郵便局の投函口は、こんなところに^^
郵便局の外に出ると、このように建物に一体化された投函口がありました。 -
ちなみに中央郵便局の入り口では、絵葉書や便箋などが売られていました。
郵便局直営の売店ではないような気がしますが…。 -
そしてこちらがピンクがとってもかわいい郵便局の車。
私達の絵葉書、ちゃんと日本まで届けてね♪
(メキシコからの絵葉書が到着したのは、投函から2週間ほど経過したある日でした。でも綺麗にちゃんと届きました^^) -
Palacio de Bellas Artes(ベジャス・アルテス宮殿)。
この日の夜、楽しみにしている民族舞踏をここで観賞します♪ -
メキシコ伝統民族舞踏は、毎週水曜日20:30と毎週日曜9:30と20:30から上演されます。
アステカ時代の踊りやハリスコ、ベラクルスなど各地の郷土舞踏にモダンバレエをアレンジした踊りを観賞することができます。
入場料は300〜800ペソ(約2,100〜5,600円)と席によって値段が変わります。観賞するなら800ペソのシートがお勧めです。迫力満点です^^ -
Majesticをチェックアウトし、アラメダ公園近くにあるHiltonMexicoCityReformaへ。
タクシーで移動すればよかったけど、荷物をガラガラ引っぱって歩いて移動^^ -
やっぱりHiltonは落ち着くな〜^^
GOLDのおかげで、一番安いお部屋の予約でしたがアップグレードしてくださり、エグゼクティブフロアへ。 -
ベルボーイのおじさんがとってもかっこいい。
お部屋のドアを開けるなり、「Welcome to Hilton!」。
さりげなく発せられたこの言葉がとってもかっこよかった^^ -
広い角部屋を用意してくれました。
青い壁ですが、その青色がとっても落ち着いた雰囲気を醸し出し、とっても居心地の良い部屋でした^^ -
キングサイズの大きなベッドからは、寝転んでいてもラテンアメリカンタワーが見えました。
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トイレもバスルームとセパレートされており、使い心地抜群!
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アラメダ公園からZocaloまで一望できるとっても良いお部屋でした^^
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引越しをしていたため、昼食がまだでした。
MajesticからHiltonへ荷物を引っぱりながら歩いてきた道をまた逆戻り。 -
前日から目を付けていた食堂Los Bisquets Bisquets Obregonへ。
Madero通り沿いにあり、入口ではパンを販売、その奥で食事ができるカフェ&レストランです。 -
メキシコ料理が気軽に楽しめる感じかな。
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キレイなファーストフード店のような雰囲気。
店員さんも感じが良くて、料理もすぐに出てきました。
入り口でソファに座って並んでいる人はパン待ちのお客さん。パンが人気のお店かな? -
メキシコ滞在中、はまっていたレモネード。
-
Sopa de Ajo(ニンニクスープ)。
ちょっとしょっぱい…。 -
Mancuerna de Pollo Encacahuatada。
モレソースではないけど、チキンにかかったソースがとっても美味しい^^
彼はこのお店でEnchiladasが食べたかったようですが、残念ながらこの日はなかったみたい。で、代わりにオーダーしたのが、このプレート。
でも、この辺りから急に彼の様子がおかしく…。 -
大好きなはずのメキシコ料理もあんまり食べず、レモネードばかり飲んでいました。どうしたのかなと思っていたけど、帰りに大好きなメロンバンだけはしっかり購入していました。大丈夫かな?
ちなみにメロンパンのことをこのお店ではVainilla(バニラ)と呼んでいました。 -
ホテルへ戻る道中で、フルーツが食べたいと彼が言い出しました。
やっぱり様子が変。。。
フルーツ? そうだ、こんな時はスタバ^^
予想通り、フルーツが売っており、無事Get。 -
20:30からの民族舞踏だけは何としても観たいと言うので、それに備え、午後の予定は変更し、ホテルにて一休み。
-
3時間ほど寝たらどうにか動けそうだったので、念願の宮殿へ。
治安を考えて、この日宮殿近くのHiltonに引越することにしていたけど、体調面でも役に立つとは…。
ホテルから近くて良かった^^ -
事前に購入していたチケットで宮殿内へ。
※アメックスとVISAが使えます^^ -
宮殿内はものの見事な装飾ばかり。
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装飾の最たるものはこの緞帳。
ティファニーに特注したガラス製モザイク緞帳です。
描かれている絵は、メキシコを代表する山ポポカテペトルとイスタシュワトル。この豪華な緞帳だけでも観る価値ありです! -
上演開始。
次々と各地の民族舞踏が目の前で繰り広げられます。 -
どの踊りの衣装も華やかでとっても美しい^^
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前半メインは、ベラクルス州の舞踏。
ハローチョと呼ばれるテンポの速い曲に合わせて踏むステップが圧巻、フラメンコみたい^^
純白の衣装もとても目を引きます。 -
15分の休憩を挟んで後半の部がスタート。
-
あっ。昨日見た鹿の像と同じだ。
ほんとに出てきた^^
ヤキ族の民族舞踏でしたね^^ -
現れましたマリアッチ。
奏でる曲は「Guadalajara(グアダラハラ)」。
Guadalahara近郊のトラケパケが、マリアッチ発祥の地。
館内の盛り上がりは最高潮!
観客はGuadalaharaを口ずさみ、メキシコの皆さんのマリアッチへの愛を感じました^^
何と言ってもすごいのが、このマリアッチのお父さんのアカペラ。ボルテージが上がっていた館内も思わずシーンとなるほどの歌唱力。歌い上げたその後には、割れんばかりの大拍手!!
今思い出しても鳥肌ものです^^ -
フィナーレはGuadalaharaのあるハリスコ州の舞踏。
チーナ・ポブラーナと呼ばれるこの真っ赤なスカートが印象的な衣装。スカートを大きく振りながら踊るその舞はとっても情熱的。 -
アンコールも含めてあっという間の2時間。
-
メキシコに来たら絶対ここは外せないと言い続けていた彼。民族舞踏が開催される水曜日か日曜日にここに来れるように日程をいろいろと組みかえていました^^
この舞踏を見たら、その意味が分かりました。
次にMexicoCityに来ても、必ずここに戻ってくる。間違いなく戻ってきます^^ -
22時半を過ぎているのに、宮殿の周りは、館内の盛り上がりがそのまま引っぱりだされてきたよう。
見知らぬ人達同士が、ラテンの乗りで楽しそうに踊っていました。 -
メキシコでラテンを感じた瞬間。
みんなの大合唱は夜遅くまで続きました^^
気になる彼の体調は…。
よくこの舞踏を観ることができたなと思うような高熱に。体調を崩すなんて本当に珍しい…。
翌朝、体調がやや戻った彼は「今まで登ることができなかったピラミッドを制覇したことが原因だ」と意味の分かるような分からないようなことを言っていましたが…。
でも、あの時のあの高熱はなんだったのか…。
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