2012/10/09 - 2012/10/17
4423位(同エリア9832件中)
ciao66さん
- ciao66さんTOP
- 旅行記48冊
- クチコミ31件
- Q&A回答1件
- 86,176アクセス
- フォロワー4人
午後4時30分、官庁街のホワイト・ホールです。正面はイギリス政府の財務省、旅の初めには、門を潜って、セント・ジェームズ・パークに行きましたが、
この日は、チャーチル・ウォー・ルームズ Churchill War Rooms に向かっています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ヴァージン アトランティック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
階段を降りて振り返ります。
チャーチル・ウォー・ルームズを探して、きょろきょろ。
あっ、発見!こんな階段の脇の目立たないところに。
Churchill War Rooms は、チャーチルが戦時中に使っていた、
戦時内閣執務室 キャビネット・ウォー・ルームズなのです。
London Passを使って入場します。 -
階段を降りて、地下室に入りました。
ずらっと並ぶ椅子は、第二次世界大戦のときそのままに保存してあります。
ここで、イギリスの内閣が仕事をしていました。1939年〜1945年まで。 -
人形がその時を再現しています。
-
70年前の時間をそのままストップさせた光景。
今も仕事をしているかのよう。 -
チャーチル夫人の部屋はとても質素。戦時中だったのです。
ドイツの攻撃を受けて、毎日のようにロンドンは空襲でした。
当時の、王室のエピソードを3つ・・・
1.エリザベス女王は、当時はまだ王女でしたが、王女としては異例なことに、
軍の自動車整備の仕事や軍用トラックの運転もしていました。→その写真http://blogs.yahoo.co.jp/mickey38_416_2000/GALLERY/show_image.html?id=16045470&no=2
2.当時の国王ジョージ6世http://blogs.glam.jp/eigagohanshigoto/files/2011/02/smear1-popup-300x225.jpgは、吃音の訓練をして、国民にラジオで、一致団結を訴えました。
(「英国王のスピーチ」の映画にあったのは実話)
3.当時のエリザベス王妃は、バッキンガムから疎開するように進言されたのを退けて
バッキンガム宮殿が空襲に遭ったときも、
「これで、イースト・エンドの人たちと同じになった。」と発言して、留まりました。
【チャーチル語録から】http://tamiyataku.blog.fc2.com/blog-entry-739.html
「成功とは、失敗に失敗を重ねても、情熱を失わない能力のことだ」
「悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす」 -
オーディオガイドは英語なので、それは聞かずに回ったのですが、
地下室全体はこんな感じ。とても広いのです。 -
その地下室の上はこの建物。イギリス政府の財務省です。
あらためて眺めると、この地下に、あのような歴史が残されているとは、驚きです。
ヨーロッパ大陸がナチス・ドイツに占領されたなかで、
イギリスが空襲に堪えながら、ナチス・ドイツを跳ね返し、戦いに勝った、
その誇りとその重みが、見事に、ここに保存されていました。
とはいえ、一般市民の多数が犠牲になったのは、どの国も同じこと。
平和であるのが一番ですね。 -
時刻は5時過ぎ、ウェストミンスター寺院の夕方のミサが始まっています。
観光客は入れませんが、信者でなくても、
“I`d like to attend worship” (礼拝に参加したい) とはっきりと言えば、入れてもらえます。
案内された席に座り、式次第を貰って、聖歌隊の美しい歌声を聴き、
ときどき唱和して、静かに参加。
5時50分、教会から出てきました。地下鉄のサークルラインでホテルに帰ります。 -
ベイズウォーター駅で降りて、あっそうだ、パブに行こうと、
Bayswater Arms という Pub を駅の隣に発見。
マフラーの人が見ている看板は・・・・・ -
このお店の、注文の仕方が初心者にも判りやすく書いてあります。
なるほどそうか、これは親切だと思って入ります。 -
まずカウンターで飲み物を注文して、
-
テーブルに着いて、メニューから食べ物を選び、カウンターに行って注文する。簡単でした。
案内看板が無ければ全く戸惑ったでしょうが・・・。 -
注文したのは、GARLIC MUSHROOMSと
CHICKEN WINGS 、前日もチキンでしたが、ビールのつまみにはちょうど良し。
スープも来て揃いました。どの品も£4.5程度でリーズナブル。美味しかったです。
パブは酒場のはずですが、子供連れのファミリーも来ていました!大丈夫なんですね。 -
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
最終日の10月16日です。朝はイングリッシュ・ブレックファストでした。
午後のフライトなのですが、朝散歩する程度の時間は有ります。 -
9時ころホテルを出て、近くを回ります。
ロイヤル・メールのポストの下にも、E?Rを発見。散歩を終えてホテルに戻りました。 -
地下鉄で、空港へ向かいます。Earl's Court で、ピカデリーラインに乗り換え、
ここまでは良かったのですが、西行きのピカデリーラインには、行き先が2つ有ったのです!
乗ったのは、違う行き先でした。Baronscourt で降りて、乗り換えです。 -
HeathrowTerminal1.2.3駅に到着して、オイスターカードの精算をします。
カードを返却して、デポジットと未使用分の£11.1が戻ってきました。
時刻は10時45分、出発までにはまだ3時間も有り、余裕です。 -
搭乗券を貰って、スーツケースを預けて、出国手続きも完了、残った紙幣は両替します。
途中で見つけたショップでは少額は出来ません、と愛想なし、
ショップ街で見つけた、アメリカンエクスプレスでは、£10でもオッケーでした。
ここで、一つ失敗が有り、税関で免税の書類を出すのを忘れ、£11ほど貰い損ねました。
これは、イギリス政府に寄付したと思うことに・・・
大英博物館やロンドン博物館は無料で楽しみましたので。
オリンピックをした割にはヒースロー空港は地味ですし、
成田には有った無料のWiFiは、ここでは有りません。
最後に、残った硬貨を撮ってみます。全部にエリザベス女王の絵が!
VirginAtlantic航空の、チャリティの袋に入れて、これは寄付しました。 -
1時間前に搭乗ゲートに到着。帰りの飛行機です。
早くも50分前から搭乗開始でしたが、出発は定刻通りの13時45分でした。
一昨年はアイスランド噴火に遭遇、危機一髪の出国だったことを思い出します。
翌朝9時30分に成田着、長いフライト(12時間)も、だいぶん慣れました。
今回の旅行では、計画したスケジュールは、順序を変えながら、ほぼ予定通りにこなしました。
一番印象的だったのは、ウィンザーとリッチモンドの美しいテムズ川の散歩でした。
残した宿題も有りましたが、それはいつかの楽しみ、ということで。
長い連載を、最後までご覧いだだき、どうも有難うございました。
旅行記が終わって、この旅もやっと終わったような気がします。
今年も残りわずかです、どうぞよいお年をお迎えください♪
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ciao66さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
19