2012/10/09 - 2012/10/17
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ciao66さん
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大英博物館 British Museum です。
ここは入場無料のスポットですが、なにしろ膨大過ぎて、
一週間かかっても見終わらないとも言われています。
午後3時半、もう歩き疲れています。博物館めぐりは体力勝負なのです。
何しろこの日は、ウェストミンスター寺院、ロンドン交通博物館、ナショナルギャラリーときて、
最後にココ!、
エジプト、ギリシャのコーナーに絞って、1時間早回りで、見ることにします。
まずは、エジプトコーナー。大英帝国時代に集められた遺跡の数々。 (ラムセス2世の胸像)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これは、私のお気に入りの像でした。羊?の優しい顔に癒される。
-
吠えています。エジプトに帰りたいのでしょうか?
もとは、どんな所に有ったのでしょう? -
ロゼッタストーンです。三種類の文字が書いてあって、
エジプト古代文字の解読のカギになったという。
凄い石です。
三種類の文字というのは、古代エジプト語の神聖文字と民衆文字、ギリシア文字。
1799年、ナポレオンがエジプト遠征中に発見した。
2年後に、イギリス軍がナポレオンから奪った。 -
こちらは、ギリシャのコーナーです。
ずらっと、並んでいるのは有名なエルギン・マーブル。
19世紀前半、パルテノン神殿から引きはがしてここに持ってきたもの。
元々は、彩色されていたのに時代を経て、それはかなり剥がれていた。
(NHKスペシャルで放送されてました。)
美しくないという理由で、彩色はすべて剥がされて、真っ白にされた。
マーブル=白=美しいという発想で、「美しく」見せるために。
その結果、どんな色だったか再現しようとしても、さっぱり分からなくなった。
文化財は、メチャクチャになってしまった。美しくありません。 -
それがコレです。 (パルテノン神殿の破風彫刻)
ギリシャに返してほしいと、要求しています。
イギリスは合法的に取得したものなので、返さないと・・・
ギリシャでは、ちゃんと保管できないのではないかと・・・
マーブルを削ったのは失敗だったが、それは昔の話で、
ここほど保管にふさわしい場所は無いと・・・
イギリスにも言い分はあることはあるのでしょう。
これは合法取得と。
当時、ギリシャは当時オスマントルコの支配下に有り、
イギリスはオスマントルコから正式に許可を得てもって帰ったと。
まだ解決していません。
すべて元の場所に帰るのはいつの日でしょう.
もっとも、イギリスは、私の好きな国ですし、素晴らしい歴史も有ります。
このことでイギリスを非難中傷をしようとは思ってはいません。
しかし、過去の歴史とどう折り合いをつけるか、いかに問題を解決するか
今、問われているのはやはり、イギリスでしょう。 -
最後に、エジプトミイラのコーナーに来ました。
ここは人気スポットです。
エジプトは、返して、とは言っていないようです。
そのうち言い出すかもしれません。
(あるいは報道されていないだけかもしれません。)
調べてみると、ロゼッタストーンについては、
エジプトは2003年に返還要求を出しています。
「イギリスが歴史に見放されたくないならば、名誉を恢復したいのならば、自発的にロゼッタ・ストーンを返還すべきだ。我々エジプト人がエジプト人であることのアイコンなのだから。」
さて、あっちからも、こっちからも、攻められて、今後はどう展開するのでしょう。
この旅行記は「ペンギンの足跡2」に、さらに詳しく掲載しています。
こちらもどうぞご覧下さい。
http://ciao66.exblog.jp/18164469/
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