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それでは京都の最終日。<br />やっと晴れですv( ̄Д ̄)v <br /><br />目指すは八坂の塔。<br />今回の京都旅、泉涌寺と並ぶ目的地の場所です。<br />私が一番好きな塔。<br /><br />通称「八坂の塔」は臨済宗建仁寺派・法観寺の五重塔となります。<br />山号は「霊応山」。<br />創建期はこの地に勢力を持っていた、渡来人である八坂氏の氏寺として「八坂寺」と称されていました。<br />仁治元年(1240)に建仁寺派の禅寺となり現在の寺号となりました。<br /><br />隆盛期には延喜式七ヶ寺の一つとされましたが、多くの堂塔は応仁の乱で焼失。<br />現在の伽藍は五重塔・太子堂・薬師堂のみとなっているお寺です。<br /><br />法観寺は、聖徳太子が見た夢に如意輪観音様が現れ、そのお告げによって創建されたと伝わります。<br />飛鳥時代、聖徳太子は塔の礎石の溝に仏舎利三粒を収めたとされます。<br /><br />創建以来何度か火災によって焼失しています。<br />現在の五重塔は永享十二年(1440)に室町幕府六代将軍・足利義教によって再建されたものです。<br /><br />この五重塔は内部の拝観ができるようになっています。<br />一応、午前10時からということになっていますが天候等によって開いていない日も多いようです。<br />このため、その日に行ってみなければ参拝できるかわからないお寺です(´・ω・`)<br /><br /><br />

よっしゃ、京都へ行くどす(ぇ)!2012。 夢心地の八坂の塔へ。

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2012/10/19 - 2012/10/19

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フロッガー

フロッガーさん

それでは京都の最終日。
やっと晴れですv( ̄Д ̄)v

目指すは八坂の塔。
今回の京都旅、泉涌寺と並ぶ目的地の場所です。
私が一番好きな塔。

通称「八坂の塔」は臨済宗建仁寺派・法観寺の五重塔となります。
山号は「霊応山」。
創建期はこの地に勢力を持っていた、渡来人である八坂氏の氏寺として「八坂寺」と称されていました。
仁治元年(1240)に建仁寺派の禅寺となり現在の寺号となりました。

隆盛期には延喜式七ヶ寺の一つとされましたが、多くの堂塔は応仁の乱で焼失。
現在の伽藍は五重塔・太子堂・薬師堂のみとなっているお寺です。

法観寺は、聖徳太子が見た夢に如意輪観音様が現れ、そのお告げによって創建されたと伝わります。
飛鳥時代、聖徳太子は塔の礎石の溝に仏舎利三粒を収めたとされます。

創建以来何度か火災によって焼失しています。
現在の五重塔は永享十二年(1440)に室町幕府六代将軍・足利義教によって再建されたものです。

この五重塔は内部の拝観ができるようになっています。
一応、午前10時からということになっていますが天候等によって開いていない日も多いようです。
このため、その日に行ってみなければ参拝できるかわからないお寺です(´・ω・`)


同行者
一人旅
交通手段
徒歩

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  • ということで、四条大橋を渡ります。<br />先斗町方向。

    ということで、四条大橋を渡ります。
    先斗町方向。

  • 南座。

    南座。

  • 四条大橋を渡ったところでちょっと北上。<br />弁財天様のある川沿いを右に曲がって。<br /><br />橋名の大和橋は、

    四条大橋を渡ったところでちょっと北上。
    弁財天様のある川沿いを右に曲がって。

    橋名の大和橋は、

  • こちらです。

    こちらです。

  • 白川南通り。

    白川南通り。

  • まず朝一に来たのはこちら、辰巳大明神です。

    まず朝一に来たのはこちら、辰巳大明神です。

  • なにせ、京都って言うとここが映ることが多いですねぇ( ´∀`)

    なにせ、京都って言うとここが映ることが多いですねぇ( ´∀`)

  • 良い風情ね(・∀・)

    良い風情ね(・∀・)

  • ほとんど人がいないような感じだったのですが、写真撮影をしている人がいました。<br /><br />どこかで見かけたような・・・と思ったら、写真家の水野秀比古さんでした。<br />義父の水野克比古さんって言ったら京都の写真じゃ大御所ですもんね。

    ほとんど人がいないような感じだったのですが、写真撮影をしている人がいました。

    どこかで見かけたような・・・と思ったら、写真家の水野秀比古さんでした。
    義父の水野克比古さんって言ったら京都の写真じゃ大御所ですもんね。

  • 狐様。

    狐様。

  • そのまま東へ抜けて、知恩院新門前に出ます。

    そのまま東へ抜けて、知恩院新門前に出ます。

  • そして八坂神社もお参り。

    そして八坂神社もお参り。

  • お参り。

    お参り。

  • 八坂神社、南楼門から抜けます。

    八坂神社、南楼門から抜けます。

  • 鳥居。

    鳥居。

  • そして歩き出せば、お目当ての八坂の塔が見えてきます。

    そして歩き出せば、お目当ての八坂の塔が見えてきます。

  • 突き当たりは庚申堂。<br />左に曲がれば八坂の塔!<br /><br />普通の五重塔はだいたいがお寺の境内の内部にあるものなのですが、八坂の塔はいきなりに街の中にあるような五重塔なんですよねぇ。<br /><br />これが最高。<br />イヨッ!!って掛け声を掛けたくなります(爆)<br /><br />夢見坂から夢心地。

    突き当たりは庚申堂。
    左に曲がれば八坂の塔!

    普通の五重塔はだいたいがお寺の境内の内部にあるものなのですが、八坂の塔はいきなりに街の中にあるような五重塔なんですよねぇ。

    これが最高。
    イヨッ!!って掛け声を掛けたくなります(爆)

    夢見坂から夢心地。

  • う〜ん、清々しい。<br />法輪寺五重塔の高さは46mになります。<br />

    う〜ん、清々しい。
    法輪寺五重塔の高さは46mになります。

  • 日本の最初の宝塔とあります。<br />決して横のポストを宝塔と読むわけではありませぬ。<br /><br />右側には「聖徳太子御建立」とあります。

    日本の最初の宝塔とあります。
    決して横のポストを宝塔と読むわけではありませぬ。

    右側には「聖徳太子御建立」とあります。

  • ということで一旦、清水寺へ向かいました。<br />この日は、朝早くの八坂の塔を見て清水寺に行きました。<br />そして、八坂の塔が開く時間の10時頃に戻ってきたのですが、開いていない。<br />そして高台寺へ行ってから、もう一度清水寺へ行く時に通ってみると開いている!<br />という一連の流れから、だいたいで並べています(汗)<br /><br />

    ということで一旦、清水寺へ向かいました。
    この日は、朝早くの八坂の塔を見て清水寺に行きました。
    そして、八坂の塔が開く時間の10時頃に戻ってきたのですが、開いていない。
    そして高台寺へ行ってから、もう一度清水寺へ行く時に通ってみると開いている!
    という一連の流れから、だいたいで並べています(汗)

  • 清水寺へ行ってから高台寺に行ったりして、三度目の正直!<br />開門です(・∀・)

    清水寺へ行ってから高台寺に行ったりして、三度目の正直!
    開門です(・∀・)

  • 東寺の五重塔、奈良・興福寺の五重塔に次ぐ三番目の高さの五重塔です。

    東寺の五重塔、奈良・興福寺の五重塔に次ぐ三番目の高さの五重塔です。

  • 念願の内部拝観。

    念願の内部拝観。

  • 初層内部は、本尊である大日如来を中心とした五智如来像【大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来・宝生如来・阿閦(あしゅく)如来】が祀られます。<br /><br />五智如来とは人間を悟りへ導く5つの知恵を司る仏様とされます。<br /><br />四方の壁面には障壁画も描かれ、色彩もかなり残った状態です。

    初層内部は、本尊である大日如来を中心とした五智如来像【大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来・宝生如来・阿閦(あしゅく)如来】が祀られます。

    五智如来とは人間を悟りへ導く5つの知恵を司る仏様とされます。

    四方の壁面には障壁画も描かれ、色彩もかなり残った状態です。

  • 心柱。<br />礎石から最上部の相輪までどこにも連結されることなく貫いている柱です。<br />

    心柱。
    礎石から最上部の相輪までどこにも連結されることなく貫いている柱です。

  • 二階(二層)に登れますが、すごく狭いです。<br />背中になにか背負ってると確実に引っかかります(汗)<br /><br />噂では戦後しばらくの間は参詣者も五層目まで登れたそうです。<br />江戸時代には監視所などの役目も果たしていました。

    二階(二層)に登れますが、すごく狭いです。
    背中になにか背負ってると確実に引っかかります(汗)

    噂では戦後しばらくの間は参詣者も五層目まで登れたそうです。
    江戸時代には監視所などの役目も果たしていました。

  • 境内には石仏が並んでいます。<br />

    境内には石仏が並んでいます。

  • なにやらすっきりしてるなと思ったら、電柱や電線がなくなっているんですね。<br /><br />う〜ん、大満足。<br />八坂の塔は日本に現存する五重塔が22塔と言われる中で、不定日ではありますが内部拝観を常時行なっている唯一の五重塔なのです。<br /><br />塔の中は訪れた人々を悟りの世界へいざなう空間です。<br />是非、開門していたら入ってください。<br />運試しですよv( ̄Д ̄)v<br /><br /><br />それでは清水寺へ。<br /><br />

    なにやらすっきりしてるなと思ったら、電柱や電線がなくなっているんですね。

    う〜ん、大満足。
    八坂の塔は日本に現存する五重塔が22塔と言われる中で、不定日ではありますが内部拝観を常時行なっている唯一の五重塔なのです。

    塔の中は訪れた人々を悟りの世界へいざなう空間です。
    是非、開門していたら入ってください。
    運試しですよv( ̄Д ̄)v


    それでは清水寺へ。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • こあひるさん 2012/11/30 23:04:18
    こういう京都っぽい街並みを歩いてみたい・・
    フロッガーさん、こんばんは。

    こういう家並みって、京都の定番かな?

    でもでも、こんな家並みを見ちゃうと、やっぱり京都には敵わない・・・って思っちゃう・・。定番でも何でも、こういうところを、写真撮りまくりながらぐるぐると歩きたいです。

    こあひる

    フロッガー

    フロッガーさん からの返信 2012/12/01 00:30:34
    RE: こういう京都っぽい街並みを歩いてみたい・・
    こんばんは〜ヽ(´ー`)ノ

    京都らしいって言えば、八坂周辺もそうですよね。
    京都っていうのはお寺も多いので、古い街並みが無限につながってるような感じがします。
    かといって、古さだけに固執するような感じもしないのは凄いんですが。

    地方の場合はお寺とその門前町、というのが1カ所に集中しますから
    その違いはありますねぇ。

    お寺が多いというのも京都にはそれだけの血が流れ、苦しんだ人々が多かった証拠だと思います。
    そう思うと、楽天的には考えられなくなりますが(笑)
    自分もぐるぐる回ってばかりです。

     フロッガー





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