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JR武蔵五日市線・武蔵五日市駅から徒歩約10分、金玉山・正光寺(しょうこうじ、東京都あきる野市館谷)は嘉元3年(1305)遊行ニ祖他阿眞教上人が当地に巡化の際開創されてものと伝えられています。<br /><br />慶安2年(1649)8月、武田松姫尼(武田信玄の娘)の縁故から第3代将軍徳川家光より寺領16石5斗を受領して明治維新まで継続されます。<br /><br />伽藍は二度にわたる兵火・火災等を被り焼失します。享保年間には三内村大澤伊兵衛、栗原六郎左衛門らによって再興されます。<br /><br />明治8年(1875)2月には伊奈村の大火で再び焼失しましたが35世徳成和尚の所願により明治21年(1881)5月に本堂が再興されました。<br /><br />その後昭和46年(1971)に41世芳信老和尚によって庫裡建設、平成14年には本堂が「開山700年記念事業」として再建され現在に至ります。<br /><br /><br />2022年7月23日追記<br /><br />「旧五日市町史」によれば下記の通りです。<br /><br />『 正光寺 館谷84<br /><br />本町唯一の宗派時宗に属する。<br /><br />金玉山と号し八王子在川口村法蓮寺末寺であったが、現在は藤沢遊行寺が本山である。<br /><br />本尊として阿弥陀三尊を祀る。 』

武蔵あきる野 14世紀初頭の創建で江戸時代将軍家光より寺領16石余賜り明治維新まで継続した格式高い『正光寺』散歩

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2012/06/17 - 2012/06/17

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滝山氏照

滝山氏照さん

JR武蔵五日市線・武蔵五日市駅から徒歩約10分、金玉山・正光寺(しょうこうじ、東京都あきる野市館谷)は嘉元3年(1305)遊行ニ祖他阿眞教上人が当地に巡化の際開創されてものと伝えられています。

慶安2年(1649)8月、武田松姫尼(武田信玄の娘)の縁故から第3代将軍徳川家光より寺領16石5斗を受領して明治維新まで継続されます。

伽藍は二度にわたる兵火・火災等を被り焼失します。享保年間には三内村大澤伊兵衛、栗原六郎左衛門らによって再興されます。

明治8年(1875)2月には伊奈村の大火で再び焼失しましたが35世徳成和尚の所願により明治21年(1881)5月に本堂が再興されました。

その後昭和46年(1971)に41世芳信老和尚によって庫裡建設、平成14年には本堂が「開山700年記念事業」として再建され現在に至ります。


2022年7月23日追記

「旧五日市町史」によれば下記の通りです。

『 正光寺 館谷84

本町唯一の宗派時宗に属する。

金玉山と号し八王子在川口村法蓮寺末寺であったが、現在は藤沢遊行寺が本山である。

本尊として阿弥陀三尊を祀る。 』

交通手段
JRローカル 徒歩
  • 新秋川橋<br /><br />新秋川橋を渡り五日市街道を西進し、武蔵五日市駅方向に向かいます。

    新秋川橋

    新秋川橋を渡り五日市街道を西進し、武蔵五日市駅方向に向かいます。

  • 新秋川橋<br /><br />秋川上流を望みます。

    新秋川橋

    秋川上流を望みます。

  • 名所・旧跡案内<br /><br />橋詰めに秋川周辺の名所・旧跡の案内が刻印された案内板が埋め込まれています。

    名所・旧跡案内

    橋詰めに秋川周辺の名所・旧跡の案内が刻印された案内板が埋め込まれています。

  • 新秋川橋景色<br /><br />広々とした道路で通行車輌も少ない五日市街道です。

    新秋川橋景色

    広々とした道路で通行車輌も少ない五日市街道です。

  • 新秋川橋<br /><br />川の下流を眺めます。春は山桜、秋は紅葉の行楽スポットとなっています。

    新秋川橋

    川の下流を眺めます。春は山桜、秋は紅葉の行楽スポットとなっています。

  • 正光寺全景

    正光寺全景

  • 正光寺石碑<br /><br />当寺は時宗で山号は「金玉山」となっています。 

    正光寺石碑

    当寺は時宗で山号は「金玉山」となっています。 

  • 武蔵五日市七福神ポスタ−<br /><br />正光寺も七福神のお寺となっています。

    武蔵五日市七福神ポスタ−

    正光寺も七福神のお寺となっています。

  • 正光寺本堂

    正光寺本堂

  • 正光寺裏門

    正光寺裏門

  • 地蔵

    地蔵

  • 鐘楼

    鐘楼

  • 武蔵五日市駅舎<br /><br />当駅は土地区画整理事業により駅舎が建設され平成8年7月6日に開業しています。秩父多摩山岳への出発地点となっています。

    武蔵五日市駅舎

    当駅は土地区画整理事業により駅舎が建設され平成8年7月6日に開業しています。秩父多摩山岳への出発地点となっています。

  • 五山流水石碑

    五山流水石碑

  • 武蔵五日市駅前<br /><br />駅前はスペースが広く確保され、噴水の中央部には石製のオブジェが際立っています。

    武蔵五日市駅前

    駅前はスペースが広く確保され、噴水の中央部には石製のオブジェが際立っています。

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