あきる野・秋川渓谷旅行記(ブログ) 一覧に戻る
松岩寺(しょうがんじ、東京都あきる野市伊奈)は境内石碑により臨済宗建長寺派ですが、由緒を示す説明板もありませんが、社域を地元産の伊奈石で高さ4mほどの石垣で囲い、あたかも当地豪族の居館跡とでも思わせる印象を与えます。<br /><br />境内は決して広くはありませんが、全体を芝で覆い石垣側に沿って木立とともに丸みを帯びた植栽が配置され、よくよく手入れが行届いている事が感じられます。<br /><br />さて当寺の背後には急峻な山が迫っていますが、その山頂に近い位置に館跡の雰囲気を残す北郷神社が在ります。北郷神社の創建・由緒が不明でもあり、当寺との距離が2Km以内と極めて近隣となっているので何らかの関連性が考えられます。<br />例えば北郷神社が山城で松岩寺が居館であったとか・・・・。<br /><br />何も手がかりがない所では想像するしかありませんが、長い歴史の過程でどのような経緯があって現在の北郷神社と松岩寺となったのか興味が尽きません。<br /><br /><br />2022年7月23日追記<br /><br />「旧五日市町史」によれば当該寺院に関して下記の通り詳細に渡り説明がなされています。<br /><br />『 松岩寺  (伊奈三七六番地)<br /><br />臨済宗建長寺派に属し、山号を芙蓉山と称す。創立は延文2年(南北朝時代・1357)で、開山は戸倉の光源寺第二世桂岩円楚禅師、開基は不詳である。<br /><br />慶安2年(1649)、徳川家光より阿弥陀免として高五石が寄進され、以後代々の将軍より同高の御朱印がよせられ、除地四反六畝二十歩を有していた。<br /><br />本尊は阿弥陀如来の坐像で、良弁僧正の作と伝えられ、古来秘仏とされている。本堂は三二坪、庫裏二八坪、境内地は四九二坪あり、毎年七月十五日に大施餓鬼会が行われる。<br /><br />寺の裏山中腹にある一一坪程の堂宇は当山の鎮守で、半僧坊権現をまつる。当寺二十五世宗治和尚が、明治27年に大本山建長寺より勧請したものであり、霊験あらたかと言われている。』<br /><br /><br />

武蔵あきる野 14世紀中葉開山で飾り気なく質実剛健な雰囲気で周囲の石垣積みは在地領主の居館を思わせる『松岩寺』散歩

6いいね!

2012/06/17 - 2012/06/17

216位(同エリア296件中)

0

8

滝山氏照

滝山氏照さん

松岩寺(しょうがんじ、東京都あきる野市伊奈)は境内石碑により臨済宗建長寺派ですが、由緒を示す説明板もありませんが、社域を地元産の伊奈石で高さ4mほどの石垣で囲い、あたかも当地豪族の居館跡とでも思わせる印象を与えます。

境内は決して広くはありませんが、全体を芝で覆い石垣側に沿って木立とともに丸みを帯びた植栽が配置され、よくよく手入れが行届いている事が感じられます。

さて当寺の背後には急峻な山が迫っていますが、その山頂に近い位置に館跡の雰囲気を残す北郷神社が在ります。北郷神社の創建・由緒が不明でもあり、当寺との距離が2Km以内と極めて近隣となっているので何らかの関連性が考えられます。
例えば北郷神社が山城で松岩寺が居館であったとか・・・・。

何も手がかりがない所では想像するしかありませんが、長い歴史の過程でどのような経緯があって現在の北郷神社と松岩寺となったのか興味が尽きません。


2022年7月23日追記

「旧五日市町史」によれば当該寺院に関して下記の通り詳細に渡り説明がなされています。

『 松岩寺  (伊奈三七六番地)

臨済宗建長寺派に属し、山号を芙蓉山と称す。創立は延文2年(南北朝時代・1357)で、開山は戸倉の光源寺第二世桂岩円楚禅師、開基は不詳である。

慶安2年(1649)、徳川家光より阿弥陀免として高五石が寄進され、以後代々の将軍より同高の御朱印がよせられ、除地四反六畝二十歩を有していた。

本尊は阿弥陀如来の坐像で、良弁僧正の作と伝えられ、古来秘仏とされている。本堂は三二坪、庫裏二八坪、境内地は四九二坪あり、毎年七月十五日に大施餓鬼会が行われる。

寺の裏山中腹にある一一坪程の堂宇は当山の鎮守で、半僧坊権現をまつる。当寺二十五世宗治和尚が、明治27年に大本山建長寺より勧請したものであり、霊験あらたかと言われている。』


交通手段
JRローカル 徒歩
  • 松岩寺全景<br /><br />人を寄せ付けない山を背に、なぜか石垣のうえに本堂が静寂な雰囲気を導いています。

    松岩寺全景

    人を寄せ付けない山を背に、なぜか石垣のうえに本堂が静寂な雰囲気を導いています。

  • 松岩寺入口<br /><br />石垣で造られた境内の中央部に本堂への石段があります。

    松岩寺入口

    石垣で造られた境内の中央部に本堂への石段があります。

  • 松岩寺入口<br /><br />本堂の大部分を覆うほどの大樹の傍らのあじさいの花が印象的です。

    松岩寺入口

    本堂の大部分を覆うほどの大樹の傍らのあじさいの花が印象的です。

  • 松岩寺本堂<br /><br />茂った樹木が左右から覆うなか、本堂をめざし石段を登ります。

    イチオシ

    松岩寺本堂

    茂った樹木が左右から覆うなか、本堂をめざし石段を登ります。

  • 松岩寺石碑<br /><br />楕円形自然石に寺号が刻字され、周辺の佇まいに溶け込んでいます。

    松岩寺石碑

    楕円形自然石に寺号が刻字され、周辺の佇まいに溶け込んでいます。

  • 本堂<br /><br />飾り気が一切なく、質実剛健なお堂となっています。<br /><br />

    本堂

    飾り気が一切なく、質実剛健なお堂となっています。

  • 扁額<br /><br />「芙蓉山 松岩寺」とあります。

    扁額

    「芙蓉山 松岩寺」とあります。

  • 境内<br /><br />境内は芝生が敷かれており、彩る植え込みが立派でよく手入れされています。

    境内

    境内は芝生が敷かれており、彩る植え込みが立派でよく手入れされています。

この旅行記のタグ

関連タグ

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP