2012スタアラ世界周遊航空券で1か月間で地球一周の旅～#2ラホール ワガボーダーのセレモニー

2012/11/07 - 2012/11/08

ラホールの目的は、インドとの国境ワガボーダーで毎日開かれているフラッグセレモニー（国旗降納式）。

セレモニー開始当初からいるという名物お爺ちゃんが、残念ながら少し前に亡くなっていました。強烈な個性で地元民のみならず、観光客をも魅了してきたすごい方だったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

地球一周の全旅程はここで
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10721280

エリア ラホール(パキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0

Rawalpindiから4時間半かかって、午後3時半にラホールのバスターミナルに到着。
今夜の宿はラホールバックパッカーズホテル。テラスからの眺め。

パンジャブ州の州都ラホール。カラチに続きパキスタン第二の都市。
クラクションを鳴らす音、エンジンをふかす音、売り子たちの呼び込み…
いろんな音が混じる混沌とした空間。

エネルギーあふれるこの街は、ダッカに似ている。

荷物を置いてオールドバザールへ繰り出す。

夕方の買い物の時間で、バザール内もものすごい人ごみ。
前を向いて進めない。

美しい装飾のモスクがいくつかあった。
そこかしこから伸びている電線が視界を遮る。

ラッシュ時間を過ぎると少し人も減ってきた。
ライトアップされて雰囲気いい。

バザールで、以前お友達がヘナをやってもらったおじさんを発見。
私ももちろんやってもらう。300ルピー。

このヘナ、着ていたシャルワールカミーズと相性抜群じゃないかしら。
5日たった今、ほとんど消えちゃった。

翌日の午前中は、バードシャヒーモスクとラホールフォート観光。

美しいモスク。
このドーム色と形がインドだなー。

この日は、地元の学生たちが集団でたくさん来ていた。

シャルワールカミーズを着ているせいか、行く先々で地元の人たちに写真撮影を頼まれる。
快諾すると、あっという間に撮影待ちの列ができちゃった（笑）
この後行くワガボーダーでも同じようなことになる。

ここでは外国人はミッキーマウス並みに人気です。
たまにイラっとする言葉を言ってくるガキもいる。

ラホールフォートからワガボーダーを目指す。
開始時間午後4時まではまだ時間があったので、バスとリキシャを乗り継いで行く。

ワガボーダーまでは22キロ。路線バス1時間・30ルピーとリキシャタイプの6人乗り（実際は9人乗ってた）taxiで20分20ルピー。
バスの中は前方が女性専用で、開閉ドアで仕切られている。
学生の帰宅時間と重なり、学校帰りの少年たちが、次々と乗って来て、乗り切れない子たちはステップに足だけかけてバスにつかまっていた。

ボーダーからの帰りはこれまた通勤ラッシュ。リキシャで1時間半もかかり、かなりつらかった。300ルピー。

国境まで歩く。

パキスタン側では、男女分かれての見学。
会場手前では、荷物チェックが2回ほどあった。

外国人と地元のVIPらしき人たちは、最前列に案内された。

開始30分以上前なのに、すでに観客たちのエールが始まっていた。

パキスタン、ジンダバード！
パキスタン、万歳！

パキスタ〜ンと唱える音楽に合わせて踊りだす人たち。

歓声とともに、男性2人が現れる。

前の男性、背中にIMRAN(名前？）パキスタンと書いた緑のシャツを着ている。
後ろにいる男性が、お爺ちゃんの代わりの人らしい。

パキスタン、ジンダバード！
パキスタン、ジンダバード！！

声がだんだん大きくなってくる。

この時間になると、男性側の応援席もほぼ埋まってきた。

女性側もこの通り。
制服をきた学生たちもおおい。

インド側へ目をやると、あちらの応援客もすごい数。

パキスタン兵士たちが整列した。
そろそろ開始。

16時過ぎ、日没時間、夕日をバックに力強い行進をする兵士たち。

パキスタン側の兵士さんたち、背が高くてイケメンが多いとの事前情報。
確かに！

国境の門があいた。
パキスタン、インドの兵士たちがそれぞれ門近くで行進する。

双方の応援合戦のようなものが始まった。
さらに盛り上がる、
パキスタン、ジンダバード！！！

両国の国旗が降ろされ始めた。
ゆっくりゆっくりと進んでいく。

毎日毎日休まず開かれるこのセレモニー。
明日も兵士たちはこの場所で同じ行進をする。
地元の人たちも大勢やっていて声援を送る。
パキスタンのために。

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2012/11/14 23:14:44

  おじいちゃん・・・

  sunnyさん、
  
  無事フラッグセレモニー見られてよかったね。
  あのおじいちゃん亡くなっちゃったのか…
  残念。すごく元気そうでいい味出してたのに。
  
  毎日開催されているとは思えないあの盛り上がり、私もまたいつか再訪してみたいです。
  
  Wakabun

  sunnyさん からの返信 2012/11/16 09:34:26

  RE: おじいちゃん・・・

  Wakabunさん
  
  念願のセレモニーが見られて感無量でした。
  旅行記でおじいちゃんのことを知ってたので、よけい残念でした。
  他の2人もいつかは名物になってほしいなー。
  
  今度はインド側も見てみたいなｗ
  
  sunny