1995/04/29 - 1995/05/02
84位(同エリア134件中)
北風さん
「世界最古の都市遺跡」
確かその様な文章で地理の教科書で紹介されていた「モエンジョダーロ遺跡」
けっこう有名な遺跡だと思っていたのだけど・・・
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
-
ラホールから、モヘンジョダロへ
汽車の窓には、延々と不毛の地が広がる。 -
パキスタンの6割以上の土地は不毛の地だと言う。
しかし、その荒地にも水を引き穀物を育てようとしている人々がいた。 -
汽車の次は、馬車に乗り換える必要があるらしい。
本当か?
本当に俺が向かっているのは世界有数の遺跡なのか?
何故、世界有数の遺跡への交通手段に馬車が登場するんだ? -
旅日記
「モエンジョダーロは遠かった!」
有名なモエンジョダーロの遺跡は、
ラホールから列車で10時間!
そして、バスに乗り継ぎ2時間!
そして、バス停から歩いて1時間!
しかも抽選でゲリラの誘拐つきというハラハラドキドキまでもれなくついていた。
何故、パキスタン第二の大都市からパキスタン第一の観光名所へ行くのに、これほど時間がかかるんだろう?
もしかして国外では知名度No.1でも、国内では非常にマイナーなのだろうか?
でも、世界最古の都市遺跡だろ。 -
まるで、迷路のような学問所
-
モエンジョダーロの仏塔
-
仏塔に近づくと、頂上に人がいた。
どう見てもピクニックのようにのどかにお茶しているのだが、胸元からポリスバッジを提示!
「修復工事中だから、この周りに近づいたらだめだ!」と言われる。
「写真も禁止!」とカメラを指差して相棒がのたまう。
危ないから近寄るのはだめだというのはわかる。
しかし、何故撮影禁止なんだ?
ためしに右手でタバコを2本出してみた。そして左手でカメラを持ち上げ、「OK?」と尋ねる。
・・・あっさり、OKされた。 -
よくできている古代の排水溝
-
かなりの広さの、沐浴場。
つまり、昔はこの大きさを埋めるだけの水があったと言う事か! -
迷子になった。
今まで観光客なぞ一人も見なかった。
しかも観光ポリスもどきの2人組以外にガイドらしき人影も皆無。
ジリジリと暑さが熱さに代わり、身体から水分をひっぺがしていく。
この暑さで道に迷うのは意外と恐怖をともなう。
まさか、遭難?
世界的遺跡「モエンジョダーロ」でミイラ化した日本人として発掘されるのか? -
旅日記
「モエンジョダーロにて」
オーブンの目盛りを「強」にセットした様な暑さの中、延々と続く田舎道を歩く。
社会科の時間に習った「世界で一番古い都市」モエンジョダーロ、交通が不便なところにあるとは聞いていたが、これほどとは!
古代の人間は散歩好きの寒がりだったに違いない。
「ゲリラがいる」「旅行者がよくいなくなる」と、散々脅かされたモエンジョダ−ロには、人一人見当たらず、見かけるのは蜃気楼と迷路のような古代のレンガの壁の間で日射病でフラフラになった犬ぐらいだった。
古代の匂いを追い求めるロマンスが現実の暑さにあっけなく負けてしまい、そそくさと遺跡を後にしたのが20分前、一番近いバス停まで20分の自殺的なトレッキングが始まる。
「ズルッ、ネバッ、ベッタン、ぺッタン」、暑さで溶けたアスファルトが未練がましくブーツの底で糸を引く。
前方に広がる無限の道の長さにあきれていると、背後から「サラ−ム」と声がした。
・・「出た!ゲリラだ!」しかし、ゲリラにしては一人だし、ターバンを巻いている。
しかも裸足だ!こいつがゲリラだったら、世界で一番忍耐強いゲリラに違いない。俺なら、ブーツを脱いだ時点で、猫じゃ猫じゃを踊る羽目になるだろう。
どうやら男はアラーの神の使いだったらしい。遠くからガタピシ近づいてくる極彩色のバスを教えてくれた。
バスが生存者発見のクラクションを高らかに響かせた。
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