2012スタアラ世界周遊航空券で1か月間で地球一周の旅～#1パキスタンフンザ

2012/11/02 - 2012/11/05

スターアライアンス創立15周年キャンペーンで、今年の春にRound the Worldチケットを15%オフで購入。サーチャージ、空港税込で合計35万円ほどでした。

全旅程はここで
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10721280/

今年の8月以降は、フンザへの移動途中である、BeshamからChilas間のバスの夜行運転が禁止され、武装警官の護衛と共に集団で移動することになっている。
外国人のセキュリティーチェックもかなり厳しく、Pindiからフンザまでの間でチェックポイントが10か所以上あり、その都度パスポート＆ビザ番号、連絡先などを書かなければならない。

苦労してたどり着いたフンザは、秋真っ盛りの素晴らしい風景が迎えてくれました。

1年前の9月の終わりは、山々はまだ緑が残っていました。
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10614824/

エリア フンザ(パキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0

美しい秋の風景に感激。

天に向かって刺すようにの伸びているポプラの木たち。
葉っぱは、ほとんど散ってしまっている。

結婚式が開かれていた。

花嫁＆花婿見たさに村の人が大勢集まっていた。

新郎がお花で飾られた車から降りてきた。

花嫁は、家族に付き添われて登場。

表情が少し硬い花嫁は、何を思っているのでしょうか。

2012年、アリアバードの学校の創立100周年を記念して開かれていたセレモニー。

男女別々に分かれて鑑賞。
女性側のシャルワールカミーズがとってもカラフル。

バルティットフォート。
ここからのアリアバードの眺めが最高にきれい。

入場料500ルピー。日本語ガイドさんがお城の中を案内してくれた。
外見がチベットのポタラ宮に似ているなあと思っていたら、やはり影響を受けているという。後にイギリス人がステンドグラスや大砲なども持ち込んだ。

内部は台所、牢屋（政治犯を閉じ込めた）、冬の家、夏の家、玉座、お祭りの場所、王様とお妃様の服も展示されていた。昔使われていた食卓では、予約すれば30ドルで食事ができるとのこと。

このバルティットフォートをフンザの人々に手渡した後、フンザの王様は今ダルバールホテルの隣のお城に住み、冬の間はイスラマバードへいるという。

バルティットフォートからの眺め

イーグルスネストホテルの近くの丘から再び山々を愛でる。
10日間の休みでフンザに来てる人、3か月でアジア周遊している人たちと一緒に。

ゴールデンピーク。

美しいけれど寒すぎるー。

フンザで泊まったホテルは、フンザEmbassy。
懐かしのダルバールホテルは、中国企業に買い取られ中国人しか泊まれなくなっていた。
来春公開されるここフンザも舞台になった映画『草原の椅子』のスタッフもここEmbassyに泊まったそうだ。俳優佐藤こういちさんはどの部屋だったのかな？

最近オーナーが変わったこのホテル、この日の夜Partyが開かれていたので行ってみた。
全員男性で、フンザパーニー（フンザのお酒）飲んで酔っ払い、楽しそうに踊りまくっている。

アメリカで仕事しているホテルの新オーナーはやり手のビジネスマンらしく、いくつもホテルを買い取っているそうだ。
月収を聞いたらびっくりする金額で、というかそれがオープンになってしまうコミュニティ。
前にフンザに来た時にお世話になった人たちも何人かいて、夕飯をご一緒した。
ビリヤーニとミックスベジタブルとビーフカレー。
フンザパーニーもボトルで持ってきてくれ、楽しく飲んだ。

翌朝、ホテルから見たフンザの風景。
この季節は毎日晴天が続く。

フンザまでの道のりをここで少し振り返る。

ギルギットまで540キロ。

昨年5月、ビンラディンで一躍有名になったAbbottabatの町。

この旅の前に、NHKBSの世界のドキュメンタリーで、シリーズビンラディン殺害1年を見た。
隠れ蓑になってた家の本当にすぐ近くにパキスタン軍の学校があった。

K2があるスカルド行のバス。

8月に起きた事件。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2012C259

Beshamで一泊し、ここからは武装警官同行のもと集団でChilasまで移動する。
夜間移動が禁止のため、早朝出発に列をなすバス集団。

トラックがスタックして渋滞中。
フンザで会った人の話だと、乗ってきた大型バスが通れず、3時間がかりでみんなで道を作った（広げた）たそうだ。

ここのビューポイントからは、
Himalaya、Karakoram、Hindu Kush三つの大山脈が見渡せる他、インダス川とギルギット川の合流地点でもある。

鳥を詰め込んだミニトラックをたくさん見かけた。
こんなにギュウギュウに詰められて運ばれては、ストレスたまって美味しくないんじゃないだろうか。。

凸凹道が終わった後は、舗装道路へ入る。
Chilasからしばらく走った後、ギルギットまではこの繰り返し。

お尻が痛い。。

快適な道路。
イスラマバードからずっとこういう道だと1日でいけちゃんだろうな。
現地の人たちの苦労を考えると、1日も早く道が整備されることを願う。

フンザからイスラマバードまで。
583キロ。
道路状態さえよければ、1日かからないのにね。

アリアバード→ギルギットの道路修復工事が進められている。

Chilasからはまた護衛とともに移動。
警官が後ろ向きに座っているから目が合ってしまう。

昼間の移動でいいのは景色を堪能できること。
山間を流れるインダス川。

往復ともに2日がかりの移動でした。
この風景に出会ってつらさが吹き飛びました。

この旅行記へのコメント （4）

• kumさん 2012/11/18 00:54:37

  世界一周中かしら？

  sunnyさん、ご無沙汰してます。
  
  プロフィールを拝見しましたが南アフリカから帰国されたのでしょうか？？その前の世界一周旅行ですかね？意外とお得らしいですよね。35万だったら時間があればいきたい・・・
  
  パキスタンは少し前にも行かれてましたよね？
  まだまだ治安が安定していないと思いますがご無事で良かったです。
  
  イスタンブールもトランジットで見れたなんて盛りだくさんですね。
  イスタンブールは大好きな都市の一つなのでうらやまし〜。
  
  シリアはイスラエルとの間でも緊張が高まっていて心配ですね。。
  次はどちらにお住まいになるのでしょう？？^^
  
  kum

  sunnyさん からの返信 2012/11/18 02:26:55

  RE: 世界一周中かしら？

  kumさん
  
  ブエノスディアス。今朝コパン遺跡観光を終え、グアテマラ行のバスを待っているところです。
  こういう空き時間にどこでもネットができるなんて、世の中進んでますねー。明日はいよいよティカルです。グアテマラはkumさん旅行記すっごく参考にしてます♪
  
  35万、サーチャージとかtax入ってるし、日程変更可能なのでお得感ありますよね！
  イスタンブール、久しぶりに行ってみたらすっごくよかったです。絨毯やとか編なのにからまれなかったから余計にイメージよし（笑）
  
  イスラエル入りした日からゴラン高原でなんだか雲行きが怪しくなり、今やハマスとどんちゃかはじまってしまいました。
  
  次はビールのおいしいのんびりしたタイのお隣の国へ、来月中旬から赴任します。南アから一転、治安が格段に良くなって街歩きが楽しめそうです。
  
  それでは〜
  
  sunny

• がまだす＠熊本さん 2012/11/16 10:30:44

  フンザ行・・・「あんたも好きね、こうまでしてゆくんかい！」

  な〜んてね、
  興味のない御仁はきっとこう云うでしょうよ（笑）
  
  このルート、チベットカム東部の雰囲気にとても似ています。
  絶景の裏には、
  ハンドルを一つ切りそこなうならゾ〜ッ・・・奈落の底
  
  そして・・・武装派によるバス襲撃ですか！
  チベットと違うにはこれ。
  ちょっとどころか、とても怖いですな〜
  でもスリル満点、
  桃源郷フンザがそこにあるから！
  
  フンザ行もそうですが、スタアラの地球一周は僕の夢です。

  sunnyさん からの返信 2012/11/16 21:46:14

  RE: フンザ行・・・「そこに桃源郷があるから。。。」

  がまさん
  
  おはようございます。
  今グアテマラ、14時間の時差が堪えます
  
  > 絶景の裏には、
  > ハンドルを一つ切りそこなうならゾ〜ッ・・・奈落の底
  で、ですね！
  こういう陸路どんどこの旅はどんどん減ってるのかな。
  中国からの労働者のおかげで、道はのろのろですが日々拡大＆修復されているし。おっかなびっくりな旅もそのうちできなくなるのかなー。
  
  護衛してくれた警官たちは、外国人だから、なんかあったらまずいから。
  と何人かは車に乗ってきました。
  
  でも、旅の夢は膨らみますね♪
  
  sunny