2012/11/04 - 2012/11/04
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まみさん
あっという間に11月になりました。
11月といえば、秋バラの終焉と菊と紅葉の季節です。
今年2012年の10月はレッサーパンダの赤ちゃんを見に行っていて秋バラ詣は行き損ねました。
でも、大丈夫!
関東で最大のバラ園の京成バラ園は、他のバラ園がピーク過ぎた11月でも、上旬のうちならまだまだ見頃のはずですから。
と期待したとおり、秋晴れに恵まれた11月第一週末は、今年唯一にして最高の秋バラ詣となりました。
<2012年唯一の秋バラ詣の京成バラ園の旅行記シリーズ構成>
□(1)小ぶりだけど色濃い秋バラの競演(前編)
□(2)小ぶりだけど色濃い秋バラの競演(後編)
■(3)新作バラも披露されたカットローズ展&バラ以外の花たち
□(4)光の中の秋バラとガゼボのあるバラ万華鏡
次から次へと現われるすばらしいバラたちの誘いに振り回されっぱなし、と思ったから。
ちょっと気分転換に温室に入ってみることにしました。
そこでバラ以外の花の写真を撮りためようと思ったのです。
その段階ですでに4時間経過。
でも、結局、バラの切り花のアレンジメントに夢中になってしまいました。
しかも、そこでは新作の披露が同時に行われていたものですから。
新作といわれれば、なるほど新作って気がしてきます。
どこが新しいのか、新作でない既存の品種との違いは私にはよく分からなかったけれど(苦笑)。
自然に咲いているバラもいいけれど、切り花アレンジメントは花が密集していて、写真も撮りやすいから大好きです@
バラ以外の意外な花との組み合わせも、驚きと新鮮さがあって楽しいです。
メインの素材がバラだから、アレンジメントはやはりとことんロマンチックになります。いうなればロココやゴシックのようなヨーロッパ的な古典浪漫のイメージ。
ミーハーな私はそういうのもとても好きなのです。
自分のガラではないと思うからこそ、余計に!?
他に、少しだけ撮れたバラ以外の花の写真もこの旅行記に集めてみました。
<タイムメモ>
08:50頃 家を出る
11:10 八千代緑が丘駅到着(東京メトロ東西線各停利用のため)
11:35 駅から徒歩で京成バラ園到着
11:40〜15:50 バラ園&温室散策
15:50〜16:00 休憩
16:00〜16:30 最後のざっくり散策
17:00頃 京成バラ園を去る
京成バラ園公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/
ローズガーデンの案内
http://www.keiseirose.co.jp/garden/index.html
お散歩日記(スタッフブログ)
http://www.keiseirose.co.jp/garden/rosegarden/blog/osanpo.html
アクセス
http://www.keiseirose.co.jp/garden/access/index.html
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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-
京成バラ園の入口に咲いていた、ガーベラに似た花
まずはバラ以外の花です。
ガーベラかな、と思ったのですが、ううーん。
ガーベラはたいてい花芯が二色だったと思うので。
キンセンカかもしれません。 -
ちりちりの菊のような花びらに惹かれて
マクロレンズで撮りました。
大温室のそばのアーチのところの花壇に咲いていた花です。
花の名前は、ううーん。 -
焼きたての洋菓子のような花芯を見せて
同じ花です。
園芸種の花は見覚えがあっても名前を当てるのが難しいです。 -
ディズニーランドローズ・エリアの前を彩るメランポディウム
マクロレンズで撮影しました。
ぎっしりと咲くわりには、密集して咲いている様子を撮るのが意外に難しい花なので、ズームせずに後ろぼけがゲットできるマクロレンズの方が撮りやすいようです。 -
蛍光色に光る小さな花がぽつぽつと
学名はセントシグマ、和名はブータンルリマツリです。
ふつうのルリマツリと確かに花が少し違うようです。
マクロレンズで撮影しました。 -
小さな花弁のゆらめきが華やか
ブータンがつかないふつうのルリマツリはもう少しおとなしい印象の花のようですが、こちらは小さなながらもなかなか華やか@
揺れやすい花なのでマクロレンズで撮るのは一苦労でした。 -
太陽の光を受けて青光り@
小さな花なのですが、通りかかった人がみんな、「これ可愛い!」と目を留めていました。 -
秋の七草のフジバカマ@
京成バラ園には和のイメージの花もちゃんとありました。
マクロレンズで撮影。
でもこんなに近づいて撮ると、あんまりきれいでない!? -
淡いピンクのフジバカマのささやかな群生
これも、後ろぼけをゲットするためにマクロレンズで撮影。
「ふじばかま(藤袴)
これもまた秋の七草の一つに数えられているように万葉時代から親しまれてきた。日本原産ではなく、奈良時代以前に薬草として中国より伝来し栽培されていたが、それが野生化して帰化植物となったものといわれる。関東地方以西に分布していたが現在は野生かした自生品を見ることは稀で、庭や花壇で栽培されている。語源は「藤袴、花の色藤に似て、花弁の津つつをなすこと袴の如き意なり」という。
高さ1mくらいの多年草で対生する葉は三深裂し、多数つく。一つの頭花は五つの筒状花からなり、これを7〜8mmの筒状の苞が包んでいてこれが袴に見える。全草に芳香があり、感想させると一層強く香る。中国ではフジバカマを蘭草または香水欄とも書き、若葉を髪の間に入れたり、匂い袋にして身につけたりした。開花直前のものを刈り取って感想させる。煎用すれば利尿、黄疸に効くという。」
(「花ごよみ花だより」(八坂書房)より) -
大温室で見つけた可愛い花
名前は分かりませんでした。
今回、バラ以外の花は名前が分からないものばかり。 -
花芯のピンクがチャーミング!
-
鈴なり@
-
小さな花がぷらんぷらん
コリウスの花です。
「コレウス
秋から冬にかけて花壇や庭先を華やかにしてくれる花である。初夏に苗が植えられているので誰でも手軽に楽しむことができる。秋に花が咲くとシソの仲間であることがよくわかるが、花の観賞勝ちはあまりない。色は淡緑色だが形はシソの花そっくりである。ただしこの植物はシソのように食用にはならない。葉の彩りにさまざまな変化があらわれるので、ニシキジソ(錦紫蘇)、キンランジソ(金襴紫蘇)という和名があるがあまり使われず、コレウス(またはコリウス)と呼ばれている。(後略)」
(「花ごよみ花だより」(八坂書房)より) -
目立つんだか目立たないんだか、ちっちゃな花
温室の外の鉢植えのコリウスです。 -
すらっと伸びたおしべがその名の由来───ネコノヒゲ@
ユニークで可愛い花です。 -
もう咲いていた、冬の代表花ツワブキ
ハート型の大きな葉っぱも魅力のツワブキは、花がない冬に咲く数少ない花として認識しています。
ああ、もう冬は間近なんですね。 -
大温室のカットローズ新作展示を見に行ってみる
オータムフェアの最中ずっと展示されてあったわけでなく、4日間だけでした。
本日最終日でした。ぎりぎり!
いつもバラ園のバラの撮影に夢中になり、こういう催し物、特に新作披露はなかなか見に行けなかったのですが、今回は逃さずにすみました。 -
巨大なアレンジメントが3つ並んだうちの2つ
うん、よく新国立劇場のロビーに飾られているような巨大なアレンジメント。
あれを思い出すと……展示場所がはじっこで窮屈そうなのがちょっとかわいそうなくらいでした。
新国立劇場のロビーの花のアレンジメントの写真を集めた旅行記を作成したことがあります。
関連の旅行記
「2010/2011年シーズン後半の新国立劇場バレエ・オペラ観劇時のロビーの生け花写真コレクション」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10579477 -
オンシジュームが可愛らしさを引き立てたアレンジメント
-
新作のゴールデン・マスタードを使ったアレンジメント
オランダのインタープランツ社作出。
ちょっとオレンジがかったイエローをマスタードにたとえたのかな。
連想すべきは調味料のマスタードより、きっとマスタードの花の方。日本ではあまり見かけませんが。 -
新作のダーク・キアノを使ったアレンジメント
オランダのデルイター社作出。
「キアノ」という品種の枝変わり品種だそうです。
キアノより紫色が強くでているそうですが、キアノを見たことがないから分かりません。 -
新作のミント・ティーを使ったアレンジメント
京成バラ園芸作出。
レモン色に見えますが、うっすらグリーンがかっています。
さわやかな色合いがミント・ティーの名にぴったり!
低温でも開花しやすく、花持ちがよく、四季を通じてグリーンの開花が期待できる品種だそうです。 -
新作のラズベリー・パイを使ったアレンジメント
ドイツのタンタウ社作出。
花びらのふちがラズベリー色ってことらしいです。
花弁の重なりの美しさをパイにたとえたのでしょうね。可愛らしい名前です@ -
新作のフロインディンを使ったアレンジメント
ドイツのタンタウ社作出。
ドイツ語のガールフレンドの意味。
ちょうど良い具合に日が当たって、エレガントさが増しています。 -
新作のスノー・マジェスティックを使ったアレンジメント
オランダのデルイター社作出。
マジェスティックという品種の枝変わりだそうです。
見たことがある気がしますが、マジェスティック、ううーん。
残念ながら、あ、あれね、とすぐに思い浮かべることはできません。 -
新作のコーラル・ハートを使ったアレンジメント
オランダのデルイター社作出。
イングリッシュローズを思わせるアンティーク調の花形で、オレンジともイエローともつかない微妙な色合い。
とっても好みの花です。
名前の由来は、ピンクの珊瑚(コーラル)でしょうか。 -
新作のスウィート・ラブを使ったアレンジメント
オランダのオライローゼン社作出。
薄暗かったので、フラッシュをたいて撮りましたが、クロスフィルターのきらきらがいい具合に入りました。
花色がやや人工的な色に撮れてしまったのはフラッシュの限界ですが、淡いピンクはそれなりにきれいに出ました。 -
新作のバター・キャラメルを使ったアレンジメント
オランダのオライローゼン社作出。
京成バラ園で見たことがあるような品種名ですが、どうかな。
花色をキャラメルにたとえたわけですね。
とっても私好みになりそうです。 -
新作のノーティカを使ったアレンジメント
ドイツのコルデス社作出。
日影なのでちょっと暗めな印象の写真となってしまったのが残念ですが……。
アダルトでシックなバラということで。 -
新作のピュア・ハートを使ったアレンジメント
ドイツのコルデス社作出。
ボルドーという品種の枝変わりだそうです。
見たことがないです、ボルドー。
そもそも枝変わり品種ってどういう意味かしら。
花は似ているのかな。
でも名前はずいぶん違います。 -
リコリスと2種類のバラを使ったアレンジメント
これは特に新作のバラを使ったわけではなかったかもしれませんが、ピンクと赤の類似色でまとめたところが可愛らしくて気に入りました。 -
赤い実とケイトウと2種類のバラを使ったアレンジメント
ピンクのふわふわっとした花はたぶんケイトウだと思うのですが……。
これもとても可愛らしくて気に入りました。 -
新作のスプラッシュ・センセーションを使ったアレンジメント・その1
ドイツのオライローゼン作出。
小豆色っぽいピンクの花が新作のスプラッシュ・センセーション。
レッド・センセーションの枝変わり品種だそうです。 -
新作のスプラッシュ・センセーションを使ったアレンジメント・その2
スプラッシュ・センセーションを中心に、近づいて撮ってみました。 -
新作のスプラッシュ・センセーションを使ったアレンジメント・その3
引出しの中のバラです。 -
新作のリメンブランスを使ったアレンジメント・その1
オランダのデルイター社作出。
淡いピンクの花がそうですが、真ん中が緑の花もなかなかユニークでステキです。
こちらはグリーンハートという品種名だそうです。
海外ではグリーンアイの名で発表されたそうです。 -
新作のリメンブランスを使ったアレンジメント・その2
赤い花の方はなんていう名前かな。 -
オレンジ・ロマンティカを使ったアレンジメント
フランスのメイアン社作出です。
特に新作ではないですが、比較的最近作出された品種だと思います。
フランスのロマンティカ・シリーズ。
フランス版のイングリッシュローズともいうべき、アンティーク調の花形が印象的なバラが多く、とっても私好み@ -
アンスリウムとバラ「ショウゴ・エレガン」を使ったアレンジメント
バラの方はドイツのタンタウ社作出。
ショウゴって日本人名です。
なんと、華道家の假屋崎省吾さんの名からとられたようです。
京成バラ園作出でした。 -
バラのハンギング・アレンジメント@
-
ダーク・イプノーズを使ったアレンジメント
オランダのオライローゼン社作出。
紫ベージュのバラがそうです。
こちらもアンスリウムがバラと一緒に活躍! -
白いバラ「デザート」を使ったアレンジメント
デザートはデザートでもスイーツのことではなく、砂漠の方です。
微妙な花色にちなんで名づけられたよう。
チュニジアとか中央アジアで見たような白い砂漠のイメージですね。
ピンクのバラの方はなんという品種名か不明。 -
スプラッシュ・センセーションを使ったアレンジメント
オランダのオライローゼン社作出。
緑色のつほみも、きっとスプラッシュ・センセーション。 -
オレンジのバラとダリアとケイトウを使ったアレンジメント
-
宝箱の中をあけたら……
-
芳香のあるルージュ・ロワイヤルを使ったアレンジメント
フランスのメイアン社作出。
ちょっと痛みはじめたように見える花もありますが、ロマンチックな品種です。
もっと上手い具合にクロスフィルターのきらきらが入るとよかったんですが@
撮り直してもアングルからしてこれ以上無理でした、ちゃん、ちゃん! -
レッド・エレガンスを使ったアレンジメント
フランスのメイアン社作出。
花の形がオーソドックスなものからだんだんとアンティーク調に変わるそうです。
二通り楽しめるなんて、なんて贅沢@
一見、鉢植えに見えますが、寄せ植というわけでなく、使われているのはおそらく切り花。 -
おまけの写真:京成バラ園のショップで買ったおみやげ
この時期のバラ園は16時半閉園でしたが、併設のショップは17時まで営業していたので、バラ散策のあとはちょっと買い物をしました。
前にも買って美味しくて、母にも評判だったバラの花びら入りのラクスを買いました@
花びらの部分がほんのり酸味がきいて、でも甘いシロップがたっぷりコーティングされたラクスです。
絶品@
今年2012年の秋バラの京成バラ園の旅行記は、次で最後です。
最後の旅行記は、せっかくの秋晴れのキラキラな様子が撮れた写真や、ガゼボとさまざまなバラとのペアで撮った写真、夕方になって人がめっきり減った後にバラ園全体を撮った写真を集めました。
「天高く秋バラ肥ゆる京成バラ園(4)光の中の秋バラとガゼボのあるバラ万華鏡」へとづつく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10724409
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