桐生旅行記(ブログ) 一覧に戻る
国内旅行はもっぱら近場のわが家・・。にしても、今まで行ったことのない目新しい場所に行ってみたいな~・・。<br /><br />で、目に留まったのが群馬県桐生市。レトロな建物が残るエリアが、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、三角に連なるノコギリ屋根の織物工場も、たくさん保存されているらしい。<br /><br />おまけに桐生からは、わたらせ渓谷鐵道というローカルな電車があって、渓谷の風景も楽しめそう(紅葉はまだだけど)・・ということで、桐生に行ってみよっ!と決定。ちょっと遠そうだから、1泊でね・・!<br /><br />一口にレトロといっても、江戸期の宿場町、神社仏閣の参道町、城下町、明治・大正・昭和初期の洋館、昭和時代の庶民の民家・・など色々な風景があると思うけれど、桐生の町では、ひとつだけでない様々なレトロに出会えたのである。

レトロに出会う旅(1日目) ~ノコギリ屋根の織物工場がある町~

210いいね!

2012/11/02 - 2012/11/02

2位(同エリア391件中)

20

99

こあひる

こあひるさん

国内旅行はもっぱら近場のわが家・・。にしても、今まで行ったことのない目新しい場所に行ってみたいな~・・。

で、目に留まったのが群馬県桐生市。レトロな建物が残るエリアが、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、三角に連なるノコギリ屋根の織物工場も、たくさん保存されているらしい。

おまけに桐生からは、わたらせ渓谷鐵道というローカルな電車があって、渓谷の風景も楽しめそう(紅葉はまだだけど)・・ということで、桐生に行ってみよっ!と決定。ちょっと遠そうだから、1泊でね・・!

一口にレトロといっても、江戸期の宿場町、神社仏閣の参道町、城下町、明治・大正・昭和初期の洋館、昭和時代の庶民の民家・・など色々な風景があると思うけれど、桐生の町では、ひとつだけでない様々なレトロに出会えたのである。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 取手の自宅から、常磐線で上野に出て、東北本線で小山まで、小山から桐生まで両毛線に乗り、はるばる4時間余りかけてやっと桐生駅に到着したのは、正午ちょっと前・・。はぁ〜、結構遠いわぁ〜(わが家は、乗り継ぎなどに余裕見て、待ち時間が余りがちなので余計にねぇ・・)。<br /><br />桐生駅前の東急インホテルに荷物を預け(そういう便利さ故に、東急インに決めました)、12時に予約しておいた創作フレンチレストラン、ショコラノアへ。<br /><br />ショコラノアは、東急インのすぐそば。<br /><br />真正面から撮りたかったのに、前が駐車場になっていて車が停まっているので、うまい具合の角度からは撮れません〜^^;。<br /><br />

    取手の自宅から、常磐線で上野に出て、東北本線で小山まで、小山から桐生まで両毛線に乗り、はるばる4時間余りかけてやっと桐生駅に到着したのは、正午ちょっと前・・。はぁ〜、結構遠いわぁ〜(わが家は、乗り継ぎなどに余裕見て、待ち時間が余りがちなので余計にねぇ・・)。

    桐生駅前の東急インホテルに荷物を預け(そういう便利さ故に、東急インに決めました)、12時に予約しておいた創作フレンチレストラン、ショコラノアへ。

    ショコラノアは、東急インのすぐそば。

    真正面から撮りたかったのに、前が駐車場になっていて車が停まっているので、うまい具合の角度からは撮れません〜^^;。

    桐生駅

  • 昭和2年(1927年)に建てられた和洋折衷の邸宅。<br /><br />織物豪商として財をなし、地元のスポーツ発展のために私財を投じて貢献した堀祐平氏の邸宅だった建物を、リフォームしてレストランにしています。<br /><br />邸宅の間取りをそのまま利用しているので、食事する場所は、いくつかのお部屋ごとに分かれています。わが家が案内されたのは、玄関から入ってすぐの洋間のお部屋だったらしき場所。このお部屋では一番乗り!

    昭和2年(1927年)に建てられた和洋折衷の邸宅。

    織物豪商として財をなし、地元のスポーツ発展のために私財を投じて貢献した堀祐平氏の邸宅だった建物を、リフォームしてレストランにしています。

    邸宅の間取りをそのまま利用しているので、食事する場所は、いくつかのお部屋ごとに分かれています。わが家が案内されたのは、玄関から入ってすぐの洋間のお部屋だったらしき場所。このお部屋では一番乗り!

  • お部屋ごとについているドアや扉は、出入りの時に開閉しながら・・なので、廊下に出ても、他のお部屋の様子はあまりわかりません。<br /><br />

    お部屋ごとについているドアや扉は、出入りの時に開閉しながら・・なので、廊下に出ても、他のお部屋の様子はあまりわかりません。

  • ブルスケッタからスタート。

    ブルスケッタからスタート。

  • 私は石焼トマトクリームシチュー、連れ合いはショコラノアおまかせランチ。<br /><br />おまかせランチの前菜。アボガドと鶏肉の・・何だっけ・・?

    私は石焼トマトクリームシチュー、連れ合いはショコラノアおまかせランチ。

    おまかせランチの前菜。アボガドと鶏肉の・・何だっけ・・?

  • スープとサラダは、私のお料理にもついてきました。

    スープとサラダは、私のお料理にもついてきました。

  • おまかせランチのメインは、お魚かお肉から選びます。<br /><br />連れ合いは、お肉を選びました。豚肉のお皿です。お肉がやわらかくておいし〜い!と言ってました。

    おまかせランチのメインは、お魚かお肉から選びます。

    連れ合いは、お肉を選びました。豚肉のお皿です。お肉がやわらかくておいし〜い!と言ってました。

  • 私の、石焼トマトクリームシチュー。<br /><br />ドリアみたいに、ご飯が入っています。猫舌なのに、いつまでたっても熱くて、なかなか先に進みません〜。

    私の、石焼トマトクリームシチュー。

    ドリアみたいに、ご飯が入っています。猫舌なのに、いつまでたっても熱くて、なかなか先に進みません〜。

  • 12時予約だし、そんなにフォーマルでもなさそうなので、1時間くらいで食事を終えられる・・と予定していたのですが、意外にゆったりとしていて、もう13時を過ぎてしまいました。<br /><br />この後、13時半頃に、織物工場の見学を予約しているので(個人の織物工場なので、きっちりの時間でなくてもOKとのことでしたが・・)、ちょっとだけ時間が気になってしまう・・。<br /><br />デザート〜!プリンに、アイスクリームやわらびもちやフルーツが乗っかっていて、黒蜜をかけて食べる・・といった和洋折衷な感じです。おいしかったです。<br /><br />わが家は、この部屋で一番乗りだったおかげで、お料理のサーブのタイミングはスムーズだったけれど、だんだん混んでくると(予約だけで満席のようです)、タイミングが悪くて、ちょっとイライラされているような様子の方もいらっしゃったように見えました。<br /><br />全体的には、わ〜っ!っていう驚きや感激のあるお料理ってほどではないけれど、味はまずまずだし、量もまずまずで、無難な感じでした〜。そもそも、この古民家を味わいたくてここを選んだ・・って理由が大きいので、十分満足しました。

    12時予約だし、そんなにフォーマルでもなさそうなので、1時間くらいで食事を終えられる・・と予定していたのですが、意外にゆったりとしていて、もう13時を過ぎてしまいました。

    この後、13時半頃に、織物工場の見学を予約しているので(個人の織物工場なので、きっちりの時間でなくてもOKとのことでしたが・・)、ちょっとだけ時間が気になってしまう・・。

    デザート〜!プリンに、アイスクリームやわらびもちやフルーツが乗っかっていて、黒蜜をかけて食べる・・といった和洋折衷な感じです。おいしかったです。

    わが家は、この部屋で一番乗りだったおかげで、お料理のサーブのタイミングはスムーズだったけれど、だんだん混んでくると(予約だけで満席のようです)、タイミングが悪くて、ちょっとイライラされているような様子の方もいらっしゃったように見えました。

    全体的には、わ〜っ!っていう驚きや感激のあるお料理ってほどではないけれど、味はまずまずだし、量もまずまずで、無難な感じでした〜。そもそも、この古民家を味わいたくてここを選んだ・・って理由が大きいので、十分満足しました。

  • 13時半すぎ、スタッフの方に、レストランの前で記念撮影をしてもらい、見学予約をしている後藤織物へ向かいます。<br /><br />地図によれば、ここからわりと距離もあるし、ちょっと裏の方へ入っていった所にあるようなので、迷子がお得意の私・・無事に到着できるかな・・。<br /><br />見学をお願いした時間からは30分ほど遅れそうだけど・・・・^^;・・きっちりじゃなくてもOKってことだったので、まぁ許容範囲でしょ〜?って、そのわりに、早速、通り道に見つけた古い建物の撮影とかしちゃったり・・レトロっていうか、単にボロい長屋・・ともいえるが、一部は廃屋になっていて、一部にはまだ住んでいるよう・・。こんな建物につい心惹かれてしまう・・。

    13時半すぎ、スタッフの方に、レストランの前で記念撮影をしてもらい、見学予約をしている後藤織物へ向かいます。

    地図によれば、ここからわりと距離もあるし、ちょっと裏の方へ入っていった所にあるようなので、迷子がお得意の私・・無事に到着できるかな・・。

    見学をお願いした時間からは30分ほど遅れそうだけど・・・・^^;・・きっちりじゃなくてもOKってことだったので、まぁ許容範囲でしょ〜?って、そのわりに、早速、通り道に見つけた古い建物の撮影とかしちゃったり・・レトロっていうか、単にボロい長屋・・ともいえるが、一部は廃屋になっていて、一部にはまだ住んでいるよう・・。こんな建物につい心惹かれてしまう・・。

  • こういう感じの建物は、桐生に限らず、宿場町だったところなどに割と多く残ってますよね〜。宿場町だった取手にも、ほんの2〜3棟だけど残っています・・。<br /><br />

    こういう感じの建物は、桐生に限らず、宿場町だったところなどに割と多く残ってますよね〜。宿場町だった取手にも、ほんの2〜3棟だけど残っています・・。

  • 大通りの商店街に出たところに、何だかいい感じのレトロっぽい建物が・・(2階部分)。<br /><br />江戸時代末期から昭和20年代(終戦時期)までの間に、近代手法によって造られた建造物等のことを近代化遺産と呼び、日本の近代化を現代に伝えるものとなっています。<br /><br />桐生では、養蚕が盛んだったことや、桐生川の水質が染色に適していたことで、織物業が発展しました。かつては、「西の西陣、東の桐生」と言われました。そのため、明治〜昭和初期にかけて、屋根がノコギリの歯のような形をした織物工場をはじめ、繊維産業の繁栄を象徴する建造物がたくさん造られました。<br /><br />桐生市は戦災にあわなかったことから、現代でも建造物を始めとする多くの近代化遺産が残っており、織都の景観が町の至る所に息づいています。

    大通りの商店街に出たところに、何だかいい感じのレトロっぽい建物が・・(2階部分)。

    江戸時代末期から昭和20年代(終戦時期)までの間に、近代手法によって造られた建造物等のことを近代化遺産と呼び、日本の近代化を現代に伝えるものとなっています。

    桐生では、養蚕が盛んだったことや、桐生川の水質が染色に適していたことで、織物業が発展しました。かつては、「西の西陣、東の桐生」と言われました。そのため、明治〜昭和初期にかけて、屋根がノコギリの歯のような形をした織物工場をはじめ、繊維産業の繁栄を象徴する建造物がたくさん造られました。

    桐生市は戦災にあわなかったことから、現代でも建造物を始めとする多くの近代化遺産が残っており、織都の景観が町の至る所に息づいています。

    桐生川 自然・景勝地

  • 桐生倶楽部会館。<br /><br />大正8年(1919年)、織物で好況を迎えた企業家たちの社交場として設立されました。<br /><br />内部見学は無料ですが、時間がとれないので、外観のみで・・。

    桐生倶楽部会館。

    大正8年(1919年)、織物で好況を迎えた企業家たちの社交場として設立されました。

    内部見学は無料ですが、時間がとれないので、外観のみで・・。

  • スパニッシュ・コロニアル様式の木造2階建てとなっています。<br /><br />縦長の上げ下げ窓、4本の煙突、玄関ポーチにはギリシャ神殿風の柱、玄関扉上部はファンライトと呼ばれる半円形の欄間を設えるなど、当時の洋風建築の要素を取り入れています。平成8年に国登録有形文化財に指定されています。

    スパニッシュ・コロニアル様式の木造2階建てとなっています。

    縦長の上げ下げ窓、4本の煙突、玄関ポーチにはギリシャ神殿風の柱、玄関扉上部はファンライトと呼ばれる半円形の欄間を設えるなど、当時の洋風建築の要素を取り入れています。平成8年に国登録有形文化財に指定されています。

  • 大通りから、裏の方へ入り込んだところにある後藤織物。帯地を織る工場です。<br /><br />通り道からはノコギリ屋根が見えないし、一見普通の古い民家にしか見えないので、毎度のように、周辺でうろうろと迷ってしまいました。<br /><br />写真を撮るため立ち止まったり、道に迷ったり・・ショコラノアからここまで、20分くらいかかりました。

    大通りから、裏の方へ入り込んだところにある後藤織物。帯地を織る工場です。

    通り道からはノコギリ屋根が見えないし、一見普通の古い民家にしか見えないので、毎度のように、周辺でうろうろと迷ってしまいました。

    写真を撮るため立ち止まったり、道に迷ったり・・ショコラノアからここまで、20分くらいかかりました。

  • 後藤織物は、明治3年(1870年)にここで機業を始め、いち早く洋式染色技術を導入し、明治初期の桐生織物に大きな貢献を果たしました。<br /><br />母屋につながるこの奥座敷部分は、大正14年(1925年)に増築された当時のままです。ガラスも、当時のガラスのままだそうです。

    後藤織物は、明治3年(1870年)にここで機業を始め、いち早く洋式染色技術を導入し、明治初期の桐生織物に大きな貢献を果たしました。

    母屋につながるこの奥座敷部分は、大正14年(1925年)に増築された当時のままです。ガラスも、当時のガラスのままだそうです。

  • 旧釜場の棟。<br /><br />昭和24年(1949年)に再建されたもの。かつては、糸から染めていましたが、現在はここは使われていないそうです。

    旧釜場の棟。

    昭和24年(1949年)に再建されたもの。かつては、糸から染めていましたが、現在はここは使われていないそうです。

  • 旧釜場。

    旧釜場。

  • 旧釜場。

    旧釜場。

  • 旧釜場。

    旧釜場。

  • 一番の見どころ、ノコギリ屋根の工場棟。<br /><br />昭和19年(1944年)、戦中、国の命令により、工場などを取り壊して供出しなくてはならなかったそうです。昭和23年〜24年に再建して、ゼロからのスタートとなりましたが、昭和39年には、工場面積・織機台数が戦前と同規模までになりました。<br /><br />昔の地図では工場のあるところには、三角の屋根+煙突マークが描かれていました。ノコギリ屋根は、もともとは産業革命当時の英国で、織物工場として考案された屋根構造で、日本では明治10年代末に使われ始めたそうです。<br /><br />屋根にある採光用の天窓は、北側にあります。なぜ北側なのか・・というと、1日を通して均一の明かりが入り込むので、織物の色合いを見たり、変色を防いだりするのに適しているから・・。<br /><br />また天井が高いので、当時普及したジャカード織機を使うためのモーターのシャフトを取り付ける空間を確保しやすく、音が乱反射するため、織機の騒音を和らげる効果があるそうです。「連」とも呼ばれる三角屋根をつなげれば、自由に増築していくこともできます。<br /><br />この工場棟は、国の登録有形文化財に指定されています。<br />

    一番の見どころ、ノコギリ屋根の工場棟。

    昭和19年(1944年)、戦中、国の命令により、工場などを取り壊して供出しなくてはならなかったそうです。昭和23年〜24年に再建して、ゼロからのスタートとなりましたが、昭和39年には、工場面積・織機台数が戦前と同規模までになりました。

    昔の地図では工場のあるところには、三角の屋根+煙突マークが描かれていました。ノコギリ屋根は、もともとは産業革命当時の英国で、織物工場として考案された屋根構造で、日本では明治10年代末に使われ始めたそうです。

    屋根にある採光用の天窓は、北側にあります。なぜ北側なのか・・というと、1日を通して均一の明かりが入り込むので、織物の色合いを見たり、変色を防いだりするのに適しているから・・。

    また天井が高いので、当時普及したジャカード織機を使うためのモーターのシャフトを取り付ける空間を確保しやすく、音が乱反射するため、織機の騒音を和らげる効果があるそうです。「連」とも呼ばれる三角屋根をつなげれば、自由に増築していくこともできます。

    この工場棟は、国の登録有形文化財に指定されています。

  • 紋紙とよばれる、穴のあいた帯状の厚紙が折りたたまれて置かれています。 紋紙にあけられた穴は、帯の柄を織り出すためのデータです。<br /><br />紋紙は、作って10年ほど保存するので、後藤織物には2000柄くらいの紋紙があるそうです。

    紋紙とよばれる、穴のあいた帯状の厚紙が折りたたまれて置かれています。 紋紙にあけられた穴は、帯の柄を織り出すためのデータです。

    紋紙は、作って10年ほど保存するので、後藤織物には2000柄くらいの紋紙があるそうです。

  • 紋紙は、写真のように織機にかけられ、織機の頭脳部ともいえるジャガードというところで読み取られます。<br /><br />紋紙にあけられた穴は、織機がどの糸を通すかということを示しています。ジャガードはその模様のデータを一枚一枚の紋紙から読み取り、織機を制御します。<br /><br />これら紋紙の一枚一枚のデータが何枚もつらなって、ひとつの帯の模様をつくりあげます。<br /><br />現在のほとんどの織物工場では、紋紙のデータ自体もデジタル化され、全てコンピューター制御で織物を作るようになっています。

    紋紙は、写真のように織機にかけられ、織機の頭脳部ともいえるジャガードというところで読み取られます。

    紋紙にあけられた穴は、織機がどの糸を通すかということを示しています。ジャガードはその模様のデータを一枚一枚の紋紙から読み取り、織機を制御します。

    これら紋紙の一枚一枚のデータが何枚もつらなって、ひとつの帯の模様をつくりあげます。

    現在のほとんどの織物工場では、紋紙のデータ自体もデジタル化され、全てコンピューター制御で織物を作るようになっています。

  • ゴールドといっても、種類がたくさんあるんです。

    ゴールドといっても、種類がたくさんあるんです。

  • きれいな色の絹糸がたくさん・・。<br /><br />今日は、工場が動いていない日に当たってしまったのですが、もし稼働していたら、もっと面白かったでしょうね〜。

    きれいな色の絹糸がたくさん・・。

    今日は、工場が動いていない日に当たってしまったのですが、もし稼働していたら、もっと面白かったでしょうね〜。

  • 昭和8年(1933年)頃に造られた鉄筋コンクリート製の給水塔。<br /><br />高さ3メートル、直径2メートル。染色に多量の水を必要とするために造られたそうです。かつてはもう一基併設されていたとのことです。<br /><br />昔は、井戸水を使用していたそうです。現在では、水道水を使用するようにはなりましたが、給水塔として現役で使われているそうです。<br />

    昭和8年(1933年)頃に造られた鉄筋コンクリート製の給水塔。

    高さ3メートル、直径2メートル。染色に多量の水を必要とするために造られたそうです。かつてはもう一基併設されていたとのことです。

    昔は、井戸水を使用していたそうです。現在では、水道水を使用するようにはなりましたが、給水塔として現役で使われているそうです。

  • 最後に、母屋の奥座敷に案内されました。<br /><br />昔は、ここは住居として使われていたそうですが、現在は、接客や製品陳列に使用されています。<br /><br />

    最後に、母屋の奥座敷に案内されました。

    昔は、ここは住居として使われていたそうですが、現在は、接客や製品陳列に使用されています。

  • 後藤織物では、色々な帯を作っていますが、特に丸帯といって、幅が68センチ、長さが4メートルほどある帯が有名です。広い幅を2つに折って仕立てる帯だそうです。<br /><br />スティーブン・スピルバーグ製作の映画「SAYURI」で、チャン・ツィイー、コン・リーや桃井かおりが身に着けていた丸帯は、後藤織物が織ったもので、どういうツテで探したのか、アメリカの衣装担当が、わざわざ買い付けに来たそうです。<br /><br />また、ここの丸帯は、国の伝統的工芸品に指定されています。

    後藤織物では、色々な帯を作っていますが、特に丸帯といって、幅が68センチ、長さが4メートルほどある帯が有名です。広い幅を2つに折って仕立てる帯だそうです。

    スティーブン・スピルバーグ製作の映画「SAYURI」で、チャン・ツィイー、コン・リーや桃井かおりが身に着けていた丸帯は、後藤織物が織ったもので、どういうツテで探したのか、アメリカの衣装担当が、わざわざ買い付けに来たそうです。

    また、ここの丸帯は、国の伝統的工芸品に指定されています。

  • 丸帯のゴージャスな柄・・・。金ぴか〜!です。こんな帯にはどんな着物が合うのかしら(全く着物の知識ゼロな私・・)?

    丸帯のゴージャスな柄・・・。金ぴか〜!です。こんな帯にはどんな着物が合うのかしら(全く着物の知識ゼロな私・・)?

  • 平城遷都1300年祭で、遣唐使が日本にもたらし、正倉院に収蔵されていた古楽器を復元し、当時の衣装をまとって、演奏会を行うというイベントがあったそうです。その衣装の、復元された絹織物が、後藤織物で織られたそうです。<br /><br />復元されたのは背子(はいし)という、ベストのような女性用の上着。生地は袖口や襟などにも用いられました。その絹織物が、これだそうです。色彩や柄が、日本の着物とは全く違いますね〜。

    平城遷都1300年祭で、遣唐使が日本にもたらし、正倉院に収蔵されていた古楽器を復元し、当時の衣装をまとって、演奏会を行うというイベントがあったそうです。その衣装の、復元された絹織物が、後藤織物で織られたそうです。

    復元されたのは背子(はいし)という、ベストのような女性用の上着。生地は袖口や襟などにも用いられました。その絹織物が、これだそうです。色彩や柄が、日本の着物とは全く違いますね〜。

  • 今日は快晴ですが、冷たい北風が強くて、外にいるとかなり冷える天気です。<br /><br />こういう昔のお家では、風が強いと、風が吹くたびにガラス戸がガタピシと鳴るのですが、それがなんだか懐かしい音なんです〜。<br /><br />そろそろ、赤城おろしの冷たく強い風が吹く季節だそうです。<br /><br />乾燥した赤城おろしの空気も、絹織物が盛んになるには必要なもの・・だそうです。

    今日は快晴ですが、冷たい北風が強くて、外にいるとかなり冷える天気です。

    こういう昔のお家では、風が強いと、風が吹くたびにガラス戸がガタピシと鳴るのですが、それがなんだか懐かしい音なんです〜。

    そろそろ、赤城おろしの冷たく強い風が吹く季節だそうです。

    乾燥した赤城おろしの空気も、絹織物が盛んになるには必要なもの・・だそうです。

  • 見学は無料ですので、帯地の端切れで作られた文庫本のブックカバーを購入しました。<br />

    見学は無料ですので、帯地の端切れで作られた文庫本のブックカバーを購入しました。

  • 見学を終えて外に出ると、後藤織物の真ん前に、カトリック桐生教会があるので、ちょっと入ってみます。

    見学を終えて外に出ると、後藤織物の真ん前に、カトリック桐生教会があるので、ちょっと入ってみます。

  • 明るくて、こじんまりとしたかわいらしい教会でした。

    明るくて、こじんまりとしたかわいらしい教会でした。

  • 肝心の重要伝統的建造物群保存地区である本町1〜2丁目、まだこれから・・なんだけど、すでに15時近くになってしまいました。<br /><br />今は日が暮れるのが早いので、暗くなる前に見たい所を回り切れるかなぁ〜とちょっとあせる気持ちが・・。<br /><br />でも、ちょうどカトリック教会の前に、ノコギリ屋根の工場があり、工場の一部を織物参考館“紫(ゆかり)”として開放しているので、つい寄ってみずにはいられない・・。<br /><br />ノコギリ屋根の工場の建物は、入場料ひとり700円を払って敷地内に入らなければ、ちゃんと写せない感じなので、お金を払って(払うのは構わないけれど、時間があまりないので、ゆっくり参考館を見学しているヒマはあまりないけど・・)敷地内に入りま〜す。<br /><br />こちらの建物は、きれいな薄いブルーグレー色をしたノコギリ屋根の旧織物工場ですね〜。大正13年(1924年)頃のものだそうです。これも、国の登録有形文化財に指定されています。<br /><br />ここは、森秀織物という織物業者が、織物の歴史を物語る、古いものから現代に至るまでの色々な織機や、さまざまな資料などを集め、展示し、公開しています。手織体験や染色教室なども行われているようです。<br /><br />

    肝心の重要伝統的建造物群保存地区である本町1〜2丁目、まだこれから・・なんだけど、すでに15時近くになってしまいました。

    今は日が暮れるのが早いので、暗くなる前に見たい所を回り切れるかなぁ〜とちょっとあせる気持ちが・・。

    でも、ちょうどカトリック教会の前に、ノコギリ屋根の工場があり、工場の一部を織物参考館“紫(ゆかり)”として開放しているので、つい寄ってみずにはいられない・・。

    ノコギリ屋根の工場の建物は、入場料ひとり700円を払って敷地内に入らなければ、ちゃんと写せない感じなので、お金を払って(払うのは構わないけれど、時間があまりないので、ゆっくり参考館を見学しているヒマはあまりないけど・・)敷地内に入りま〜す。

    こちらの建物は、きれいな薄いブルーグレー色をしたノコギリ屋根の旧織物工場ですね〜。大正13年(1924年)頃のものだそうです。これも、国の登録有形文化財に指定されています。

    ここは、森秀織物という織物業者が、織物の歴史を物語る、古いものから現代に至るまでの色々な織機や、さまざまな資料などを集め、展示し、公開しています。手織体験や染色教室なども行われているようです。

    織物参考館「紫」 美術館・博物館

  • 撮影だけでよかったんだけど、案内人が説明してくれちゃってるので、もう、こうなったらあきらめて、見学しましょう・・。

    撮影だけでよかったんだけど、案内人が説明してくれちゃってるので、もう、こうなったらあきらめて、見学しましょう・・。

  • すご〜く大きな織機にオドロキ〜!

    すご〜く大きな織機にオドロキ〜!

  • 藍染用の釜(釜っていうのかな?)。

    藍染用の釜(釜っていうのかな?)。

  • 別棟の工場では、まさに稼働中。今は、カレンダーが最盛期だそうです。

    別棟の工場では、まさに稼働中。今は、カレンダーが最盛期だそうです。

  • ノコギリ屋根工場の前には、ちょっとした展望台が作られていて、少し上から工場を眺めることができます。上からだと、後方の山々も見えますね。<br /><br />桐生市内に、最盛期には、約350棟のノコギリ屋根工場があったらしいですが、現在はそのうち3分の1ほどが解体されてしまい、さらにその4分の1のみが、現役の織物工場として稼働している状況だそうです。空家となったノコギリ屋根工場は、店舗やアトリエなどとして活用され、町をあげて保存していこうとしています。<br />

    ノコギリ屋根工場の前には、ちょっとした展望台が作られていて、少し上から工場を眺めることができます。上からだと、後方の山々も見えますね。

    桐生市内に、最盛期には、約350棟のノコギリ屋根工場があったらしいですが、現在はそのうち3分の1ほどが解体されてしまい、さらにその4分の1のみが、現役の織物工場として稼働している状況だそうです。空家となったノコギリ屋根工場は、店舗やアトリエなどとして活用され、町をあげて保存していこうとしています。

  • 紋紙がおいてある〜(名称を覚えたぞ〜!)。

    紋紙がおいてある〜(名称を覚えたぞ〜!)。

  • ノコギリ屋根の三角は、正三角形ではなく、採光窓のある方の辺が短く、窓のない方の辺が長くなった三角形なんです。

    ノコギリ屋根の三角は、正三角形ではなく、採光窓のある方の辺が短く、窓のない方の辺が長くなった三角形なんです。

  • ふたつの織物工場の見学でかなり時間を費やし、もう15時半頃になってしまいましたぁ。<br /><br />暗くなリ始めるまでの1時間余りで、重要伝統的建造物群保存地区の(このあたりからは、1kmほど離れているのです・・)町並み散策をしなくちゃ〜・・。<br /><br />で、急ぎ気味に、保存地区になっている本町1〜2丁目へ向かいます。<br /><br />それにしても、赤城おろしって言うけど、北風、寒すぎ〜。手や耳など、出ている部分が冷たくて・・。

    ふたつの織物工場の見学でかなり時間を費やし、もう15時半頃になってしまいましたぁ。

    暗くなリ始めるまでの1時間余りで、重要伝統的建造物群保存地区の(このあたりからは、1kmほど離れているのです・・)町並み散策をしなくちゃ〜・・。

    で、急ぎ気味に、保存地区になっている本町1〜2丁目へ向かいます。

    それにしても、赤城おろしって言うけど、北風、寒すぎ〜。手や耳など、出ている部分が冷たくて・・。

  • 本町通りを進みます。このあたりは、まだ本町3丁目・・。<br /><br />3丁目あたりは、蔵や商家が、ほんの数棟だけ残って、ふつうの建物に混じって点在している感じの大通り。道路の幅が割と広いし、車の通りも割とあるので、反対側の歩道から撮るか、渡って建物の真近から撮るか・・しかありません。<br /><br />想像していたより、普通の町なかの大通りに面したところなんですね・・。<br /><br />正面は、泉新という、1829年創業の老舗鰻店です。

    本町通りを進みます。このあたりは、まだ本町3丁目・・。

    3丁目あたりは、蔵や商家が、ほんの数棟だけ残って、ふつうの建物に混じって点在している感じの大通り。道路の幅が割と広いし、車の通りも割とあるので、反対側の歩道から撮るか、渡って建物の真近から撮るか・・しかありません。

    想像していたより、普通の町なかの大通りに面したところなんですね・・。

    正面は、泉新という、1829年創業の老舗鰻店です。

    泉新 グルメ・レストラン

  • 急ぎながらも・・ついつい路地に気が惹かれ、立ち止まる〜。<br /><br />舗装されてないこんな抜け道みたいな路地・・いいわぁ〜(*^_^*)。

    急ぎながらも・・ついつい路地に気が惹かれ、立ち止まる〜。

    舗装されてないこんな抜け道みたいな路地・・いいわぁ〜(*^_^*)。

  • やっと、本町2丁目あたりまでやって来ました。このあたりから、重要伝統的建造物群保存地区になります。<br /><br />さすがにこのあたりでは、大通りをはさんだ家並みに、蔵や商家などの古い建物が良く残されています。それでも、所々に、ふつうの建物がけっこう混じってしまっているのが惜しいですが・・。<br /><br />想像では、通りに面して、古い家並み一色!と思っていたのですが、そうでもなかったのでちょっとだけがっかりな気持ちも・・。<br /><br />今年、重要伝統的建造物群保存地区に指定してもらったばかりなので、今後はこれ以上壊さないで、今残っている建造物などを守っていくのでしょう。<br /><br />

    やっと、本町2丁目あたりまでやって来ました。このあたりから、重要伝統的建造物群保存地区になります。

    さすがにこのあたりでは、大通りをはさんだ家並みに、蔵や商家などの古い建物が良く残されています。それでも、所々に、ふつうの建物がけっこう混じってしまっているのが惜しいですが・・。

    想像では、通りに面して、古い家並み一色!と思っていたのですが、そうでもなかったのでちょっとだけがっかりな気持ちも・・。

    今年、重要伝統的建造物群保存地区に指定してもらったばかりなので、今後はこれ以上壊さないで、今残っている建造物などを守っていくのでしょう。

  • 矢野園。この建物は、大正5年(1916年)のものらしいですが、創業は、1717年で、酒や味噌などの醸造を行っていたそうです。<br /><br />現在は、お茶や醤油、日本酒などを販売しているお店になっています。和の甘味処も併設しているらしいですが、今は寄っている時間はないので素通り・・。

    矢野園。この建物は、大正5年(1916年)のものらしいですが、創業は、1717年で、酒や味噌などの醸造を行っていたそうです。

    現在は、お茶や醤油、日本酒などを販売しているお店になっています。和の甘味処も併設しているらしいですが、今は寄っている時間はないので素通り・・。

  • 矢野園の隣には、かつて酒・味噌・醤油の醸造を行っていた矢野家の蔵群があり、まとめて有鄰館という名称となっています。江戸時代〜昭和にかけて造られた、煉瓦造り、木造、土蔵造りのさまざまな様式の蔵が並んでいます。<br /><br />これらの蔵群は、桐生市の指定重要文化財になっています。<br /><br />11棟の蔵のうち5棟は、コンサートや作品展などのイベントスペースとして活用されています。今日も、何かイベントが催されていました。<br /><br />このようにして、町の産業遺産や文化遺産を保存していこうと、町をあげて頑張って工夫しているのですね。

    矢野園の隣には、かつて酒・味噌・醤油の醸造を行っていた矢野家の蔵群があり、まとめて有鄰館という名称となっています。江戸時代〜昭和にかけて造られた、煉瓦造り、木造、土蔵造りのさまざまな様式の蔵が並んでいます。

    これらの蔵群は、桐生市の指定重要文化財になっています。

    11棟の蔵のうち5棟は、コンサートや作品展などのイベントスペースとして活用されています。今日も、何かイベントが催されていました。

    このようにして、町の産業遺産や文化遺産を保存していこうと、町をあげて頑張って工夫しているのですね。

    有鄰館 名所・史跡

  • この煉瓦蔵は、市内最大級の煉瓦建造物だそうです。

    この煉瓦蔵は、市内最大級の煉瓦建造物だそうです。

  • ゆっくり見てまわれないのは残念だけど・・。

    ゆっくり見てまわれないのは残念だけど・・。

  • 再び、本町通りを進みます。<br /><br />またしても、裏通りの方に、妙に心惹かれるお家がぁ・・。<br /><br />この季節、午後の早いうちから、夕方っぽい感じになってきて、妙に郷愁をさそう空気感です。

    再び、本町通りを進みます。

    またしても、裏通りの方に、妙に心惹かれるお家がぁ・・。

    この季節、午後の早いうちから、夕方っぽい感じになってきて、妙に郷愁をさそう空気感です。

  • 明治から大正にかけて呉服太物問屋の商店として建てられた建物。明治22年(1889年)発行の大日本博覧会用の絵図にも描かれているそうです。<br /><br />今は、お花屋さんになっていました。

    明治から大正にかけて呉服太物問屋の商店として建てられた建物。明治22年(1889年)発行の大日本博覧会用の絵図にも描かれているそうです。

    今は、お花屋さんになっていました。

  • 豪商であった書上商店が、明治30年(1897年)頃に建てた、酒造り販売部門の建物。<br /><br />酒屋としては平成7年にその歴史を終えましたが、陶器デザイナーの遠藤京子さんデザインの陶器や雑貨を展示・販売している「大風呂敷」というお店として、平成9年にリニューアルオープンしたそうです(後から知りました・・ちょっと見てみたかったな・・)。<br /><br />桐生おりひめ倶楽部という団体が、着物を着て、町なかを散策しよう・・というレンタル着物などのイベントを行う際、着付けをしているのが、この建物みたいです。

    豪商であった書上商店が、明治30年(1897年)頃に建てた、酒造り販売部門の建物。

    酒屋としては平成7年にその歴史を終えましたが、陶器デザイナーの遠藤京子さんデザインの陶器や雑貨を展示・販売している「大風呂敷」というお店として、平成9年にリニューアルオープンしたそうです(後から知りました・・ちょっと見てみたかったな・・)。

    桐生おりひめ倶楽部という団体が、着物を着て、町なかを散策しよう・・というレンタル着物などのイベントを行う際、着付けをしているのが、この建物みたいです。

  • 大風呂敷の角から横道に入ったところにも、ノコギリ屋根工場があります。<br /><br />糸相場で財を成した曽我家が、大正11年(1922年)に建造した5連のノコギリ屋根工場で、桐生織物業の最盛期を物語っています。<br /><br />この工場の外壁は、大谷石造りになっています。<br /><br />もう16時近くなり、西日が真横から射してくるので、コントラストがありすぎて、きれいに写らないなぁ・・。

    大風呂敷の角から横道に入ったところにも、ノコギリ屋根工場があります。

    糸相場で財を成した曽我家が、大正11年(1922年)に建造した5連のノコギリ屋根工場で、桐生織物業の最盛期を物語っています。

    この工場の外壁は、大谷石造りになっています。

    もう16時近くなり、西日が真横から射してくるので、コントラストがありすぎて、きれいに写らないなぁ・・。

  • こちらの工場は、内部見学不可となっています。<br /><br />リノベーションして、何かで活用して蘇ってほしいですね・・。

    こちらの工場は、内部見学不可となっています。

    リノベーションして、何かで活用して蘇ってほしいですね・・。

  • 本町通りに戻ろうとしたら、またしても、気になる路地が・・。ボロくなってしまった蔵なんかも見られて、けっこう古そうな感じの建物もあるみたい。<br /><br />舗装されていない路地って、都会化した地域では、もはや見ることはないので、とっても惹かれてしまう・・どんないい感じの路地だって、舗装されてしまってますものね・・。

    本町通りに戻ろうとしたら、またしても、気になる路地が・・。ボロくなってしまった蔵なんかも見られて、けっこう古そうな感じの建物もあるみたい。

    舗装されていない路地って、都会化した地域では、もはや見ることはないので、とっても惹かれてしまう・・どんないい感じの路地だって、舗装されてしまってますものね・・。

  • 本町通りに戻りました。<br /><br />平田家住宅旧店舗。かつては、雑貨商店でした。<br /><br />明治31年(1898年)の大火災後に建てられたお店と店舗は、防火のため土蔵造りとなっています。

    本町通りに戻りました。

    平田家住宅旧店舗。かつては、雑貨商店でした。

    明治31年(1898年)の大火災後に建てられたお店と店舗は、防火のため土蔵造りとなっています。

  • 大正3年(1914年)に建てられた、森合資株式会社の建物。<br /><br />大正時代に、桐生一の富豪となった森家の商店建築です。白磁タイルの洋風建造物の事務所、店蔵、石蔵(旧殼蔵)から成っています。<br /><br />どうせなら、このステキな洋風建築と合った玄関扉をつけてほしかったような・・。

    大正3年(1914年)に建てられた、森合資株式会社の建物。

    大正時代に、桐生一の富豪となった森家の商店建築です。白磁タイルの洋風建造物の事務所、店蔵、石蔵(旧殼蔵)から成っています。

    どうせなら、このステキな洋風建築と合った玄関扉をつけてほしかったような・・。

  • これは、普通の民家なんですけど、お庭に通じる門構えに風情あります。

    これは、普通の民家なんですけど、お庭に通じる門構えに風情あります。

  • 16時をとっくにまわり、沈みゆく夕日が当たる銭湯、一の湯。<br /><br />このあたりで、本町1丁目が終わります。見たいところは何とか回ることができたようです〜(*^^)v・・。

    16時をとっくにまわり、沈みゆく夕日が当たる銭湯、一の湯。

    このあたりで、本町1丁目が終わります。見たいところは何とか回ることができたようです〜(*^^)v・・。

  • またしても、裏路地の方へ、気が散る私・・・。<br /><br />そして、本町通りの少し先に、実はもうひとつだけ見たいところ・・群馬大学工学部同窓記念会館っていう洋風建築があるんだなぁ・・。<br /><br />17時までってことで間に合いそうだから、もうひと頑張りして行ってみようかな・・せっかくここまで来たのだし・・。私は多少疲れていても、多少寒くても、撮影するっていう楽しみがあるからいいけど、目の見えない連れ合いには、寒い中の強行軍・・・。気の毒だけど、いつものことだから諦めてね・・。

    またしても、裏路地の方へ、気が散る私・・・。

    そして、本町通りの少し先に、実はもうひとつだけ見たいところ・・群馬大学工学部同窓記念会館っていう洋風建築があるんだなぁ・・。

    17時までってことで間に合いそうだから、もうひと頑張りして行ってみようかな・・せっかくここまで来たのだし・・。私は多少疲れていても、多少寒くても、撮影するっていう楽しみがあるからいいけど、目の見えない連れ合いには、寒い中の強行軍・・・。気の毒だけど、いつものことだから諦めてね・・。

  • で、そのまま本町通りを進むと、わりとすぐに(よかったね〜!!)、群馬大学工学部に到着〜!<br /><br />大正5年(1916年)に、染織と紡織の二科を専門とする、桐生高等染織学校として建てられました。その後、桐生工業専門学校の時代を経て、昭和24年には群馬大学工学部となり、現在に至っています。<br /><br />守衛所でおじさんに声をかけてから入ります。<br /><br />この守衛所の建物も、旧桐生高等染織学校創立当時の門衛所だったものです。これから見に行く本館と同系列の造りで、規模に応じた簡素化は図ってはありますが、意匠などに本館との共通性が見られます。 <br /> 

    で、そのまま本町通りを進むと、わりとすぐに(よかったね〜!!)、群馬大学工学部に到着〜!

    大正5年(1916年)に、染織と紡織の二科を専門とする、桐生高等染織学校として建てられました。その後、桐生工業専門学校の時代を経て、昭和24年には群馬大学工学部となり、現在に至っています。

    守衛所でおじさんに声をかけてから入ります。

    この守衛所の建物も、旧桐生高等染織学校創立当時の門衛所だったものです。これから見に行く本館と同系列の造りで、規模に応じた簡素化は図ってはありますが、意匠などに本館との共通性が見られます。
     

  • 守衛所のすぐ裏手に、本館があります。<br /><br />本館は、大正5年の創立時には、敷地の中央に建っていましたが、昭和48年の校舎新築時に、本館の一部と講堂を、現在の場所に移転して、群馬大学工学部同窓記念会館として残して保存しています。<br /><br />木造二階建、瓦葺で、外装は下見板張りであり、ハンマービームを用いた妻飾りのデザインに特徴があります。

    守衛所のすぐ裏手に、本館があります。

    本館は、大正5年の創立時には、敷地の中央に建っていましたが、昭和48年の校舎新築時に、本館の一部と講堂を、現在の場所に移転して、群馬大学工学部同窓記念会館として残して保存しています。

    木造二階建、瓦葺で、外装は下見板張りであり、ハンマービームを用いた妻飾りのデザインに特徴があります。

  • 入口も、かなりお洒落。教会みたいです。

    入口も、かなりお洒落。教会みたいです。

  • まずは、2階へ上ってみます。<br /><br />だいぶ暗くなってきてしまいました。

    まずは、2階へ上ってみます。

    だいぶ暗くなってきてしまいました。

  • わ〜ぁ!これが講堂です!すばらしい〜です!!<br /><br />ヨーロッパの教会堂のゴシックスタイルを基調としています。

    わ〜ぁ!これが講堂です!すばらしい〜です!!

    ヨーロッパの教会堂のゴシックスタイルを基調としています。

  • ダンスホールみたい・・。

    ダンスホールみたい・・。

  • 往時の椅子や机も残っており、大正時代の雰囲気を今に残しています。

    往時の椅子や机も残っており、大正時代の雰囲気を今に残しています。

  • 渡り廊下の先は、今はトイレになっていました。

    渡り廊下の先は、今はトイレになっていました。

  • 本館前にある門は、旧桐生高等染織学校創立当時の正門です。本館の移築に伴い、現在地に移設保存されました。<br /><br />煉瓦造りの門柱の上部四面に、ゴシック風の柱頭飾りをつけて、頂部に門灯を掲げています。

    本館前にある門は、旧桐生高等染織学校創立当時の正門です。本館の移築に伴い、現在地に移設保存されました。

    煉瓦造りの門柱の上部四面に、ゴシック風の柱頭飾りをつけて、頂部に門灯を掲げています。

  • もうひと頑張りして来た甲斐がありました。<br /><br />これで、見たかったところを見終えることができました。時刻も16時45分・・もう暗くなリ始めているので、ちょうどよかったです・・。

    もうひと頑張りして来た甲斐がありました。

    これで、見たかったところを見終えることができました。時刻も16時45分・・もう暗くなリ始めているので、ちょうどよかったです・・。

  • 本町通りを戻ります。<br /><br />戻りがてら、わりとすぐのところに、ノコギリ屋根工場をリノベーションしたベーカリーカフェがあるので、そこで思いっきり休憩して温まりましょう。<br /><br />・・と、またしても路地に気が惹かれまして・・・。

    本町通りを戻ります。

    戻りがてら、わりとすぐのところに、ノコギリ屋根工場をリノベーションしたベーカリーカフェがあるので、そこで思いっきり休憩して温まりましょう。

    ・・と、またしても路地に気が惹かれまして・・・。

  • カフェは、本町通りから、横道に入ったところにあるはず・・って、いつもながらちょっと迷ってしまい・・・・

    カフェは、本町通りから、横道に入ったところにあるはず・・って、いつもながらちょっと迷ってしまい・・・・

  • 大正8年(1919年)に8連のノコギリ屋根工場として建てられた旧金谷レース工業を改装して、ベーカリーカフェ・レンガとして蘇らせました。<br /><br />煉瓦造りのノコギリ屋根は、市内で唯一だそうです。

    大正8年(1919年)に8連のノコギリ屋根工場として建てられた旧金谷レース工業を改装して、ベーカリーカフェ・レンガとして蘇らせました。

    煉瓦造りのノコギリ屋根は、市内で唯一だそうです。

  • 隣接する事務所棟も、国登録有形文化財に指定されており、スクラッチタイルを貼った外観に、お洒落なデザインの窓などが施され、時代の先駆けを感じさせます。

    隣接する事務所棟も、国登録有形文化財に指定されており、スクラッチタイルを貼った外観に、お洒落なデザインの窓などが施され、時代の先駆けを感じさせます。

  • せっかくハイカラな建物なのに、出入口の扉、惜しい感じだよね・・・。もとは、たぶん窓と同様に、お洒落な意匠をこらしたドアがついていたんじゃ・・。

    せっかくハイカラな建物なのに、出入口の扉、惜しい感じだよね・・・。もとは、たぶん窓と同様に、お洒落な意匠をこらしたドアがついていたんじゃ・・。

  • 北風吹きすさび、落ち葉舞い上がる中で、ほとんど見えないのに、ただひたすら付いてくるだけの3時間あまり・・の連れ合い・・。お疲れさま〜!!<br /><br />やっと休憩できて、2人ともぐったり〜。<br />

    北風吹きすさび、落ち葉舞い上がる中で、ほとんど見えないのに、ただひたすら付いてくるだけの3時間あまり・・の連れ合い・・。お疲れさま〜!!

    やっと休憩できて、2人ともぐったり〜。

  • アップルパイやオレンジタルトを食べて、あったか〜い飲み物でまったり〜。<br /><br />今日は、3〜4時間ばかりの間に、結構充実した観光ができたな〜(って思ってるのは私だけか・・)。蔵や商家のある町並み、ハイカラでかわいらしい洋風建築、そして近代化遺産であるノコギリ屋根の織物工場、心ときめく懐かしい感じの裏路地・・いろんなレトロに出会えて、とっても楽しかった〜!

    アップルパイやオレンジタルトを食べて、あったか〜い飲み物でまったり〜。

    今日は、3〜4時間ばかりの間に、結構充実した観光ができたな〜(って思ってるのは私だけか・・)。蔵や商家のある町並み、ハイカラでかわいらしい洋風建築、そして近代化遺産であるノコギリ屋根の織物工場、心ときめく懐かしい感じの裏路地・・いろんなレトロに出会えて、とっても楽しかった〜!

  • っと、そういえば、ここの煉瓦造りのノコギリ屋根、さっき正面からは見てないじゃん、あれ?どこに三角屋根が・・?と、あわてて外へ・・。<br /><br />横から見ると、ノコギリ屋根が見えました。でも、墓地の敷地が隣接していて、ここからじゃ、こんな感じでしか写せません〜。<br /><br />暗くなってしまうと、市内の建造物のライトアップがあるわけでもないので、今度こそこれで終了〜!

    っと、そういえば、ここの煉瓦造りのノコギリ屋根、さっき正面からは見てないじゃん、あれ?どこに三角屋根が・・?と、あわてて外へ・・。

    横から見ると、ノコギリ屋根が見えました。でも、墓地の敷地が隣接していて、ここからじゃ、こんな感じでしか写せません〜。

    暗くなってしまうと、市内の建造物のライトアップがあるわけでもないので、今度こそこれで終了〜!

  • ノコギリ屋根の内側。<br /><br />ギザギザが、手前から奥に向かっている・・って向きです。

    ノコギリ屋根の内側。

    ギザギザが、手前から奥に向かっている・・って向きです。

  • カフェは18時までなので、1時間余りまったりと休憩したあと、桐生駅の方へ戻ります。<br /><br />桐生駅近くの東急インホテルまでは、30分ほど歩かなくてはなりません。あ〜、北風、さぶ〜!!

    カフェは18時までなので、1時間余りまったりと休憩したあと、桐生駅の方へ戻ります。

    桐生駅近くの東急インホテルまでは、30分ほど歩かなくてはなりません。あ〜、北風、さぶ〜!!

  • 本町通りの、日中に通らなかったところに、見たかった金善ビルがありました。<br /><br />織物業で栄えていた桐生市で、貸し店舗として大正15年(1926年)に建築されました。地上4階建てで、地下室もあり、桐生の繁栄を示すシンボル的存在でした。<br /><br />初期の鉄筋コンクリート造りです。表面1階は石張り、2階から上はタイル張りで、ドアや窓周りなどに、凝った装飾が施されています。今は、内装の電灯は変えられており、窓もアルミサッシに変えられていますが、全体的なシルエットは当初のまま・・だそうです。<br /><br />現在も複数の店舗が入り、活用されています。内部の見学はできないようです。<br /><br />すっかり夜になっちゃので、あまりよく見えないですが、モダンな感じですね。

    本町通りの、日中に通らなかったところに、見たかった金善ビルがありました。

    織物業で栄えていた桐生市で、貸し店舗として大正15年(1926年)に建築されました。地上4階建てで、地下室もあり、桐生の繁栄を示すシンボル的存在でした。

    初期の鉄筋コンクリート造りです。表面1階は石張り、2階から上はタイル張りで、ドアや窓周りなどに、凝った装飾が施されています。今は、内装の電灯は変えられており、窓もアルミサッシに変えられていますが、全体的なシルエットは当初のまま・・だそうです。

    現在も複数の店舗が入り、活用されています。内部の見学はできないようです。

    すっかり夜になっちゃので、あまりよく見えないですが、モダンな感じですね。

  • 18時半過ぎに、やっと桐生駅そばの東急インに到着〜。<br /><br />日帰りするには遠いってことで、仕方なくのお泊り旅なので、安上がりにビジネスホテルで〜す。ので、自慢げに写すほどの部屋でもないです・・。<br /><br />桐生駅から出ているわたらせ渓谷鐵道沿線には、温泉旅館もありましたが、観光するのに邪魔になる荷物を、預けたり引き取ったり・・を考えると、今回は、やっぱり桐生の駅近が一番便利だと思ってここにしました。

    18時半過ぎに、やっと桐生駅そばの東急インに到着〜。

    日帰りするには遠いってことで、仕方なくのお泊り旅なので、安上がりにビジネスホテルで〜す。ので、自慢げに写すほどの部屋でもないです・・。

    桐生駅から出ているわたらせ渓谷鐵道沿線には、温泉旅館もありましたが、観光するのに邪魔になる荷物を、預けたり引き取ったり・・を考えると、今回は、やっぱり桐生の駅近が一番便利だと思ってここにしました。

  • 突然、連れ合いが唸り始めたので、どうしたのかと思ったら、脚がつった・・とのことでした。しかも、ふくらはぎじゃなく、向こうずね側だって・・聞いたことないよ〜、そんなところつるなんて・・(゜o゜)。<br /><br />歩きすぎ(運動不足過ぎるだろ〜)と冷えのせいだと思うけど・・。えっ・・私のせいもあるのかしら・・?<br /><br />20時過ぎに、ホテルのすぐそばの、ふる川といううどん屋さんへ・・。近くじゃないと、また脚がつると困るし・・。<br /><br />桐生のB級グルメといったら、ひもかわうどんとソースかつ丼らしいので、このお店で、ひもかわうどんを頼みました〜。<br /><br />幅が10センチ近くあって、薄いので、持ち上げようとすると、ちぎれてしまってちと食べづらい〜・・。味は・・・普通のもちもちしこしこ讃岐うどんみたいなほうが好みかも・・。寒いから頼まなかったけれど、冷たいひもかわうどんなら、切れずに持ち上がるのかしら・・?<br /><br />明日は、桐生駅から、わたらせ渓谷鐵道に乗って、渓谷の風景を楽しんだり、沿線にある小さな町のレトロに会いに行きま〜す!<br /><br />(2日目に続きます・・)

    突然、連れ合いが唸り始めたので、どうしたのかと思ったら、脚がつった・・とのことでした。しかも、ふくらはぎじゃなく、向こうずね側だって・・聞いたことないよ〜、そんなところつるなんて・・(゜o゜)。

    歩きすぎ(運動不足過ぎるだろ〜)と冷えのせいだと思うけど・・。えっ・・私のせいもあるのかしら・・?

    20時過ぎに、ホテルのすぐそばの、ふる川といううどん屋さんへ・・。近くじゃないと、また脚がつると困るし・・。

    桐生のB級グルメといったら、ひもかわうどんとソースかつ丼らしいので、このお店で、ひもかわうどんを頼みました〜。

    幅が10センチ近くあって、薄いので、持ち上げようとすると、ちぎれてしまってちと食べづらい〜・・。味は・・・普通のもちもちしこしこ讃岐うどんみたいなほうが好みかも・・。寒いから頼まなかったけれど、冷たいひもかわうどんなら、切れずに持ち上がるのかしら・・?

    明日は、桐生駅から、わたらせ渓谷鐵道に乗って、渓谷の風景を楽しんだり、沿線にある小さな町のレトロに会いに行きま〜す!

    (2日目に続きます・・)

    わたらせ渓谷鐵道 乗り物

この旅行記のタグ

関連タグ

210いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (20)

開く

閉じる

  • 雪豹の旅。さん 2014/11/06 20:25:30
    桐生に住んでました
    今日のポイントゲットが群馬だったので、18まで生まれ育った桐生のブログを読んでみようと思い、こちらを読ませていただきました。
    私の知らない桐生の情報が盛りだくさん。
    写真もたくさんあって、コメントも丁寧に詳しく書かれていたので、とても勉強になりました。

    私が小学生の頃、近所には何軒か、三角屋根の工場がありました。
    ガシャンガシャンと稼働していました。
    渡良瀬川と桐生川が大きな川ですが、水路のような小さな川も沢山ありまして、織物工場からは色とりどりの排水(今では禁止でしょうけれど)が小さな川に流れでいたのを覚えています。

    とても懐かしくなりました。
    父の実家も「古いいい感じの家」でしたが、今では普通の住宅です。

    私が生まれる前ですが、レンガ造りの第一勧業銀行の建物もかなり味があり、取り壊すときには反対する人がいたようです。残っていればよかったのですが…。
    画像探したらありました。この方のブログにありました・・・。残ってたら名後とても残念です。
    http://sushiyaya.exblog.jp/m2012-12-01/

    私が好きなのは金善ビルです。ピサの斜塔のように傾いているのでこの先どうなるか心配です。私が高校生の頃は1Fには靴屋さんが入っていました。

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2014/11/08 19:14:24
    RE: 桐生に住んでました
    DRAGONMAMAさん、こんばんは。

    桐生の町は、重伝建地区以外にも素敵な建物が点在し、とても見どころが多く、もう少しゆっくり観光してみたかったです。まだ、行き残したところがたくさんありました。

    > 私が小学生の頃、近所には何軒か、三角屋根の工場がありました。
    > ガシャンガシャンと稼働していました。
    > 渡良瀬川と桐生川が大きな川ですが、水路のような小さな川も沢山ありまして、織物工場からは色とりどりの排水(今では禁止でしょうけれど)が小さな川に流れでいたのを覚えています。
    > とても懐かしくなりました。

    現在では、残さなけらばいけない・・・守りたい遺産として、のこぎり屋根の工場を見てしまいますが、DRAGONMAMAさんが子供の頃には、日常の生活の中の景色のひとつだったのですね〜。今思い出してみると、心の中に素敵な光景をお持ちなのですね。

    > 私が生まれる前ですが、レンガ造りの第一勧業銀行の建物もかなり味があり、取り壊すときには反対する人がいたようです。残っていればよかったのですが…。
    > 画像探したらありました。この方のブログにありました・・・。残ってたら名後とても残念です。
    > http://sushiyaya.exblog.jp/m2012-12-01/

    拝見してみました!わ〜〜!こんな豪華なレンガ造りの建物は・・・現在桐生に残っているどの建物よりも立派でしたねぇ・・・。ほかの建物はけっこう残っているのに・・・なんで壊しちゃったんでしょう〜〜〜!?盛岡の岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館をちょっぴり思い出してしまいました。

    > 私が好きなのは金善ビルです。ピサの斜塔のように傾いているのでこの先どうなるか心配です。私が高校生の頃は1Fには靴屋さんが入っていました。

    私が金善ビルを見た時にはもう暗くなってしまっていて、細かいところまであまり見ることができませんでしたが、小さくてシンプルながらも素敵なビルでしたね。重伝建地区からは外れていた(と思います)ので、これからも残っていくといいのですが・・・。

    こあひる
  • しょうちゃんさん 2012/11/25 21:21:42
    RE: 桐生来訪
     こあひるさんへ 
     子供のとき住んでいたので、少しコメントさせていただきます。
     桐生工専(現群馬大学工学部)では、花王(石鹸)の丸田さん(中興の祖)が卒業生です。講談社創業者(桐生出身)野間清一を記念する石塔が南小学校(元小学校教諭で勤務)にあります。古い人なら羽仁 進の父親で、「都市の論理(左翼的内容)」を書いた羽仁 五郎(実家は買継商だったか)が、戦後頭脳流出(東大からMIT)といわれた岩沢教授(数学者)が、歌手のコロンビア・ロース(初代)、俳優の梅沢 某(桐生商)、ゴルファーのNなどがいたことを思いだしました。では

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/26 23:54:51
    RE: RE: 桐生来訪
    しょうちゃんさん、こんばんは。

    桐生に住んでいらしたのですね。

    にしても、すごくお詳しいのですね・・。自分の住んでいた町にこれだけ詳しい方も、なかなかいないのでは・・?

    昔は、かなり裕福に栄えた街ということもあるせいなのか、有名な方がたくさん出身でいらっしゃるんですね。

    正直、私にはよくわからないお名前の方もいらっしゃいますが、情報教えていただいて、ありがとうございます。

    こあひる
  • moonさん 2012/11/17 18:17:52
    こあひるさんへ
    こんばんわー。
    きゃー素敵!!
    群馬県にもこんなにレトロで素敵な所があるんですね。
    知らなかった。
    相変わらず素敵な旅行記でした^^

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/18 16:45:42
    RE: こあひるさんへ
    moonさん、こんばんは〜。

    群馬も、いろいろ見てみたいような場所、色々ありそうですよ〜。でも、取手からだと・・意外に交通の便が不便ぎみで、遠いんですよねぇ・・。

    またどこか別の田舎町に、ローカル線でのんびりまったりと訪れてみたいです。

    こあひる

  • 白い華さん 2012/11/16 20:57:37
    桐生・・・って、「実は、 観光財産 溢れる・・・町」ナンデスヨネ〜。(♪)
    今晩は。
    桐生の 町! 行ってきたんですね〜。

    私も、「2年前・・・だったかなぁ〜?」
    主人が、 「今日は、 群馬・桐生・・・に 行く。こうゆう、 町・・・には、 近代遺産で 金かけた!建物が あるんだよ〜。実は、 見所1が 豊富なんだよ。」って 言う。ので、
    そんな・・・「名前しか、知らない! ところ・に 何が あるんだ〜?」って 思い、 到着したら、 「その・・・見応え! 溢れる、 近代遺産。の 数々・・・に ビックリ〜。 そして、 見切れない! で 帰ってきました」(笑)

    「日本の 織物の 代表の 町・・・として、 西の 京都。東の 桐生」と 云われた、織物で 繁栄した!町。は、 当時の オシャレで モダンな 建築物。も 目白押し。。。

    桐生は、 今年、「重要伝統的建造物群 保存地区」に 指定された!ばかり。ですが、
    その・・・指定が ふさわしい。と、 しみじみ、 思えてしまう、『 素晴らしい〜! 隠れた、 観光地 』 と、 思います。(♪)

    ノコギリ屋根の 工場。蔵造り!の 和風家屋。 洋風・・・の 旦那衆!が オシャレを 競った! モダンな 建築物。可愛い〜!木造建築。に 古い! 小さな・・・ビルディング。と、 楽しい〜!ですよね。

    そして、翌日は、「おいらせ渓谷鉄道」で、 古い!木造小学校「花輪小学校」にも お立ち寄り!だったのですね〜。
    今は、 もう、 使われていない! 学校。
    此処も、 保存する・・・ため、 学校も キレイに なって、わざわざ、 途中下車する!価値。を 感じますヨネ。

    ホント、 「群馬県」や 北関東地方。って、 
    目立たない・・・けれど、「 実は、素敵!な レトロ」が いっぱい。って あるんですよね。

    我が家!は、 先週、 娘の結婚式!が 終わり、 ちょっと、 安堵しております。
    紅葉も 何処か・・・行きたい。のですが、 どうしましょう。
    こあひるさんの ご自宅!近く・・・の 紅葉。も 見事!ですね〜。

       これからも ヨロシクお願いします。  

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/16 22:40:41
    RE: 桐生・・・って、「実は、 観光財産 溢れる・・・町」ナンデスヨネ〜。(♪)
    白い華さん、こんばんは〜。

    富岡にするか桐生にするか・・でアドバイス頂いた通りに、桐生にしました〜。名所を見る・・っていうよりは、その街をブラブラする・・のが好きなので、街中にレトロが点在している桐生は、とてもよかったですぅ〜。お陰様で、楽しい旅ができました。ありがとうございました。

    ノコギリ屋根の織物工場や、昔ながらの路地(萌えました)がたくさんあったけど、徒歩のみで、しかも昼すぎから・・だったので、全ては見切れなかったけど、満足しました。パンカフェレンガの横の事務所の建物って、内部見学できたのですね〜、気づかなかったです。でも、時間が遅かったから、終わってたのかも・・。

    やっぱり、車だと効率いいですね・・。明治館や水道山記念館まではとてもじゃないけどムリでした(連れ合い、目がほぼ見えないので、レンタル自転車も乗れないので〜・・不便な男なのですよ・・)。

    わたらせ渓谷鐵道も、2駅の観光で精一杯でしたが、それでも大満足でした。上神梅駅、見たかったけど、降りちゃうと、駅舎以外何もなさそうで時間がもったいない・・なので、あきらめましたが、やっぱりいいですね〜。

    草木湖のある神戸駅も候補だったのですが、駅から遠そうだったので、今回はあきらめました。足尾銅山もまたの機会ですね・・。でも、白い華さんの旅行記を見たら、足尾銅山よりも、旧精錬所のさびれっぷりの方が断然私好み・・。

    偶然ですが、同じ11月3日に行かれてるんですね・・。渓谷鐵道の車掌さんが、日光のほうは、車が全く動かないくらい混んでいるので、私だったら(地元の人)絶対に行かない・・自殺行為ですよ・・と言ってましたよ〜(笑)。

    改めて、もう一度、旅行記拝見しましたが、けっこう同じところにも行かれているんですね〜、うふっ!何か、うれし〜。

    それにしても、白い華さん、私がちょっと行ってみよっかな〜と思うところ、たいがい行かれているみたい・・。今度、笠間なんてどうかしら?と思っていたら、白い華さん、行かれたことがあるんですね〜(>_<)。

    お父さん、いつもどっから色々、すてきな場所、探してくるのかしら?

    こあひる
  • わんぱく大将さん 2012/11/14 02:24:53
    のこぎり屋根
    こあひるさん

    工場と言ったら、私も一番に思いつくのはのこぎり屋根。イギリスでも勿論見ましたし、自分も旅行記で紹介させていただきました。 夜のライトUPはこりゃ、ええわ、と言う感じで。夕方から出かけたこともありましたが。

    その時代に戻ると、労働者の労働条件もきつかったんだろうと思いますが、
    財をなしましたね。 工場が稼働してる時に私も見学してみたいというか、各部署を1週間ずつ体験してみたいほうですね。

     大将

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/14 21:29:37
    RE: のこぎり屋根
    大将さん、まいど。

    あら、どの旅行記かしら?拝見したいので、教えてくださいな。

    工場経営者は、当時かなり儲けたみたいですよね〜。立派な建築物や機械がたくさん残っていますもの・・。

    こあひる

    わんぱく大将

    わんぱく大将さん からの返信 2012/11/14 22:24:34
    RE: RE: のこぎり屋根
    > 大将さん、まいど。
    >
    > あら、どの旅行記かしら?拝見したいので、教えてくださいな。
    >
    > 工場経営者は、当時かなり儲けたみたいですよね〜。立派な建築物や機械がたくさん残っていますもの・・。
    >
    > こあひる

    こあひるさん

    失礼、イギリスのはないですよ。 仕事ばかりしてたので、旅行記、やるようなそんな暇はありませんでしたから。あるのは、カタルニア州の工場跡ばかりです。 ライトUPが“カタルニア科学&テクノロジー”で、後、工場跡がでてくるのはモデルニズム編のBadalona, Terrasa,Sabadellあたり。
    のこぎり屋根というより、山食パンの形と言う感じのもあり。
    このカタルニアは繊維の会社が多かったようですから。

     大将

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/14 23:18:41
    RE: RE: RE: のこぎり屋根
    大将さん、どうも・・。

    工場、おしゃれすぎるわ・・・。イギリスのは、たぶん、そんなにおしゃれじゃなくて、堅実的な建築なんでしょうけど・・。

    こあひる
  • TaxNaXさん 2012/11/12 21:47:22
    上手く枯れた感じが良いですね
    こあひるさん

    職種がエンジニアなもので、基本工場見学は大好きです。
    近代的な工場も勿論面白いのですが、こういったレトロな工場も見ていて楽しいですね。
    昔の工場の方が(インフラが古い分)溜息のでるような工夫があったりして、「頭いいなぁ」と思う事が多いです。
    建屋の造形も素敵で、木造ののこぎり屋根なんかは、夕方眺めでもしたら感涙モノではないでしょうか。

    レストランも上手く枯れて鄙びた感じが良いですね。
    料理も美味しそうだし。

    川越から横浜に引っ越してからは群馬に行く機会がめっきり減りましたが、こういうのを拝見すると、温泉半分で行ってみたくなります。

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/13 19:13:01
    RE: 上手く枯れた感じが良いですね
    TaxNaXさん、こんばんは。

    こちらは機械類に全く疎いので、せっかく工場見学をしても、どのマシーンを写真に撮っておけばいいのか、見当がつきませんでした〜。

    ノコギリ屋根は、利点がたくさんある優れた構造の建物で、さすがに産業革命のイギリスから入ってきただけのことはあるな〜と感心しました。

    群馬って、温泉もたくさんあるし、見どころもあるのですが、意外と遠いので、観光に行く機会があまりなかったのですが、今回の旅行で、改めて見直してしまいました。

    こあひる
  • たらよろさん 2012/11/10 12:40:46
    本当にタイムスリップ
    こんにちは、こあひるさん。

    素敵な織物工場を使った街が残っているんですね。

    織物工場跡地でちょっと洋風な食事を頂くのも面白いな。

    ただ、どこでも少し地方都市に行けばあることなんですが、
    都会の人間からすると段取りが悪いっていうか、、、
    都会に慣れていると、やっぱり捌く事に重きがあるから、結構要領がいいじゃないですか。
    そういうのに慣れているとイライラするんですよね、、、(笑)
    わかっちゃいるけれど、きっと私もいらつくタイプ(笑)

    帯の切れ端で作ったブックカバーいいなぁ。。。
    こんなの持って南国のビーチで本を読んでみたいかも♪
    きっと、外国の方達、欲しがるよ〜(笑)


    たらよろ

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/12 14:50:38
    RE: 本当にタイムスリップ
    たらよろさん、こんにちは〜。

    桐生は、今年、重伝建地区に指定をもらったばかりってこともあるせいか、古い町並みを保存しながら活用して、観光客を呼ぶ・・ってことに関しては、まだまだこれから・・って感じでした。京都から見たら、赤ちゃんみたいなもんかしら?でも、ノコギリ屋根の織物工場がけっこうたくさん残されているので、うまく生かして、独特の町づくりをしていってほしいな〜と思いました。

    そうなのよね〜、古い住宅とかは、観光してる分には、趣きを楽しんだりしていいんだけど・・実際そこに住んで生活するとなっても・・ある程度の便利さは必要だよね〜・・オール電化やスマート家電ほど進んでなくてもいいけど・・もともと不便が当たり前の生活をしていれば別なんだろうけど・・。

    イタリアとかの坂だらけの小さな村の家並みに、とっても惹かれたりするけど、やっぱり住むとなると、たくさんの階段を(自転車とか車も通れないもんね・・)上り下りしなくちゃ、買い物すらいけないなんて、ムリかな・・って思うもの・・。

    旅行者だから、いい面だけ見て、心ときめかせてるのかな〜。でも、お金さえあれば、古い外観や内装を生かしたまま、古そうに見せかけて、その下に最新の設備を覆い隠したりして、表と裏の2面にして、便利に生活できるかも・・しれませんね。

    こあひる
  • ガブリエラさん 2012/11/08 11:41:06
    こういう町並み、好きです〜ヽ(^o^)丿
    こあひるさん☆

    おはようございます♪

    群馬県は、小山までは行ったことがあるのですが(某バンドを見に(^_^;))、桐生まで行けばよかったです〜!!!
    こんなに、素敵な町並みが、残ってるとこなんですねヽ(^o^)丿

    ノコギリ屋根って言葉を知りませんでしたが、地図記号みたいなので「工場」だと、あんな屋根の絵ですもんね♪
    懐かしい感じの、レトロな町並み、ずっと残してほしいですね(^O^)

    つれあいさまの足、大丈夫でしたか?!
    足がつっちゃうと、本当に痛いですもんね・・・。

    続きも、楽しみにまってます〜♪

    ガブ(^_^)v

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/08 17:20:19
    RE: こういう町並み、好きです〜ヽ(^o^)丿
    ガブちゃん、こんばんは〜。

    いつもありがと〜。

    へ〜ぇ、小山なんてずいぶんローカルなところまでやって来たことがあるんですね〜(^O^)。

    桐生の保存地区は、なかなか良かったですが、家並みが、割と広い普通の道路に面しているので、せっかくの古い建物たちも、趣きがいまひとつ・・。川越もそうなんだけど、せっかくの古い家並みの真ん中に、車が頻繁に通る広い道路が通ってるんじゃ、ちょっとがっかりな感じよね・・。

    車の通らないような石畳・・みたいな通りに面した古い家並みの風景が見てみたいわ・・。

    でも、ノコギリ屋根の織物工場は、今まで見たことのない建物だったので、面白かったです。

    向こう脛がつる・・って聞いたことないでしょ?でも、散策中じゃなくてよかったわよ〜。全く・・何かしらハプニングを起こさないと気が済まないらしい・・。

    こあひる
  • 大目付さん 2012/11/08 00:35:29
    こあひるさん、今晩は〜♪
    写真も綺麗に撮れていますね。新しい近代的な建物もそれはそれで良いですが、昔の木造家屋には暖かにを感じますね。
    何か懐かしい景色を見させて貰いました。

                                 〜大目付〜

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2012/11/08 17:11:10
    RE: こあひるさん、今晩は〜♪
    大目付さん、こんばんは。

    大目付さんに褒めていただくと、うれしいですね〜。これからも色々教えてくださいね。

    私の好きな洋館だって、石造りはもちろん素敵ですが、木造だと、温かみとかわいらしさがありますものね・・。

    こあひる

こあひるさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

  • 泉新

    泉新

    3.11

    グルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP