南ア便り～アーコンフックとクルーガー国立公園２

2012/09/28 - 2012/09/30

クルーガー国立公園近くの町アーコンフックへ、友人が教える学校見学を兼ねて、遊びに行ってきました。
せっかくなのでクルーガー国立公園にも足を延ばしました。
写真はクルーガーに着いて最初に見たキリン。

[旅程]
9/28 ヨハネスブルグ→ネルスプリット(Air Link)、ネルスプリットから車でアーコンフックへ。Hoedspruit近くのロッジ泊
9/29 クルーガー国立公園 Hoedspruit近くのロッジ泊
9/30 Hoedspruitからアーコンフック経由でネルスプリットへ
　　 ネルスプリット→ヨハネスブルグ（Air Link）

[レンタカー]
ネルスプリット空港にあるHertzで直接申し込み

[フライト]
SAのHPから直接購入2,200ランド
Air Linkでヨハネスブルグ⇔ネルスプリットクルーガー

[ホテル]
Blyde River Wilderness Lodge
http://www.blyderiverwilderness.co.za/

エリア クルーガー国立公園周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

アーコンフックからクルーガーへは、まっすぐな一本道。
今回利用するクルーガーのゲートはOrpen。

巨大なクルーガー国立公園、故郷の四国と同じくらい…。

地図
http://www.krugerpark.co.za/Maps_of_Kruger_Park-travel/kruger-national-park-main-map.html

入口でのセキュリティーチェック。
お酒持ち込み禁止。

ここで配布される用紙に必要事項を記入して、この先にある建物内で入場料を支払うときに提出する。

ゲートの標識。
道はこの通り整備されていて走りやすい。

ちなみにここからのクルーガー内の動物写真は、友人が撮影したものです。
私はドライバーに専念。

ゲートに入ってしばらく行くとキリンの親子が登場。
幸先いい、と思っていたのはこの時ばかり。

この建物で入場料を払います。
南ア在住者は一人48ランド。IDカード提示が必要。
外国人ツーリストは192ランド。

インパラ渋滞。

インパラのおしりが締まっててかわいい。

最初のうちはインパラに反応していた私たち。そのうち写真撮る頻度が下がり、最後は、またインパラ…
あとで振り返ってみると、インパラだらけのクルーガーでした。
草食動物ばっかり。

しばらくめぼしい動物がいないまま、30分くらいドライブ。

川辺に動物が多いと聞いていたので、メイン道路から外れTimbavaty川を迂回してみることにした。

するとカバの大群発見。
ちょうど水浴びする直前。

1頭だけこっちを見て、レンズで目線が合った。
私たちは敵ではありません〜

川にもぐってる姿はなんともかわいらしい。
獰猛だとは想像できない。

橋の上からのビューポイント。人が集まって遠くを見てる。
遠くにゾウの群れ。遠いけれど…

ビッグファイブその１。

近くの人たちに、ライオンみた？ときいてみると、まだだねー、と。

今日のゲームドライブの目標。やはりライオン。

メインの通りに戻ってきた。

Timbavaty川を見渡せる休憩所。
ここで簡単なランチタイム。

そのあとインフォメ―ションで動物目撃情報収集。
近くにいくつかライオン目撃された場所があったので、そこにターゲットを絞って行くことに。
この情報、目撃した人が動物ごとに地図上に小さなマグネットを置いていくもの。
指で簡単に動かせる。
…てことはかなりアバウトなんだな。

再びキリン

ひょこっと、こんな近くにゾウが出てきた。

先ほど見たゾウの群れはかなり遠かったから、近くて嬉しい。

キリン親子とワニのコラボ

クドゥーのオスが優雅に目の前を横切って行った。

目撃情報ではこの辺にライオンがいるはずなんだけど。。
思いが強すぎて、岩の形もライオンに見えてくる。。。

バオバブの木

バッファローの群れに遭遇。鳥が乗っかってる背中あたりをおびただしい数の虫がたかっていた。

夕方4時過ぎて、動物たちのご飯タイム。
少しずつ動物たちの数が増えてきた。

これは、ライオン期待できそう？
まだ諦めてないよ。

ダチョウ。

出口であるOrpenゲートに近づくにつれ、周りの車もノロノロ運転で進んでいる。
きっとみんなあんまり動物見られなかったんだろう。最後のあがき。

シマウマの群れが突然猛ダッシュを始めたので、何かに追われているのかと双眼鏡で見てみたけど確認できず。シマウマよ、紛らわしい。。

結局ビックファイブのうち、みられたのはゾウとバッファロー。
朝早く出かけなかったのが敗因か。
肉食はなかなか遭遇できないという話も聞いていたけれど、残念。

ビッグファイブみるには私営の保護区が確率が高いと聞いていた。
でも自分の運転で、こんな広大な自然の中を散策できてよかったし、動物を探す行為が楽しい。
負け惜しみじゃないよ。…見たかったけれどね。

ゲートを出るとすっかり日も暮れてしまった。
アーコンフックの友人宅に立ち寄ったあと、スーパーでブライ（BBQ）食材買い出し。

昨夜のロッジまでナイトドライブだけど、今夜は一人でないので気楽だ。
人里離れた場所に友人たちもびっくりしていた。

部屋のキッチンが小さいので、ロッジのを使わせてもらった。
ロッジにあるブライ設備で手際よく火をおこし、ブライの準備をしてくれる友人たち。
牛肉は醤油、にんにく、ショウガ、はちみつで味付け。ラムと豚は塩コショウ。
何もかも手慣れていて頼もしい。

私はビール飲んで月見。今夜は満月。

美味しい肉を食べつつビールの次はワインをあけて夜は更けていく。

私は運転の疲れ果てたので途中で失礼し、部屋に戻って爆睡。

翌朝。ロッジの中を散歩する。
朝ごはんはボリュームたっぷり。

午後のフライトに合わせ空港までドライブ。

ロッジからアーコンフックまでの道がれいに舗装されてて調子に乗って飛ばしていると、アーコンフックの町中の道路の穴にはまってしまう。
まずホイルが飛んで行って、そのあとタイヤの空気が抜ける音が…
まずい、パンクした…

安全な場所までスロー運転で移動し、これまた手慣れた友人らが10分ほどでスペヤタイヤに交換してくれた。私一人だったら途方に暮れていただろうな。
感謝。

もう予備のタイヤはないので、空港まで慎重に運転しなきゃ。。
この後も穴だらけの道は続く…

パンク事件もあったので、友人が空港近くの町まで付き合ってくれた。

空港途中にある学校で理数科を教えている知人宅も、ついでに訪問。
ガサイレ的にいきなり電話して訪ねてみる。

五右衛門風呂があったり、畑で自家栽培したり、アフリカで力強く生活していた。

日本から種を持ち込み栽培している野菜を拝見。

南アで黒人に理数科を教える苦労も語っていた。
+と×の違いがわからなかったり、０点でも答案にはぎっしり何か書いてくる（思わず問題があってるか確認してしまったらしい）

自家栽培の食べごろの日本ナスを3本いただきました。

翌日、生姜醤油で炒めて食べたら激ウマでした。
日本のナスは柔らかくて美味しい。
ごちそうさまです！

この日は日曜日。
教会帰りの正装した女性がたくさんいた。

車の中から写真撮らせてもらいました。

日差しが強烈な南アでは日傘必須だよねえ。

恐怖の穴ぼこたち。

友人らはTVゲーム見たいというけど、反射神経の鈍い私には罰ゲームだ。
ハンドルさばきが難しい。。

穴をよけながら、対向車もよける。
レベル高過ぎる…

なんとか穴をよけ切り、空港近くの町、White Riverで友人らとお別れし、空港へ向かう。

パンクしたこともあり、レンタカー精算に時間がかかってしまった。
ダッシュしてチェックインして搭乗ゲートに着いたのは15分前。

Airリンクでヨハネズブルグへ戻ります。
フライト時間40分。

今回のアーコンフック＆クルーガー旅行。
南ア滞在中に行く予定はなかったのだけれど、カラハリ砂漠でのゲームドライブが楽しくて、急きょ10日前に決定。

みたかった動物は見られなかったけれど、こんなキリンも間近で見られたことだし。
友人らのサポートのおかげで2日で950キロ完走でき、パンクした以外少し自信がつきました。

南ア滞在も残りわずか。プレトリアでもジャカランダの花が咲き始めました。