南ア便りVol.3～パノラマルートを駆け抜ける週末

2011/11/25 - 2011/11/27

週末、Gauteng州のお隣、Mpumalangaまで出かけてきました。

プレトリアからN4を東へ。
クルーガー国立公園へ向かう手前にある、Blyde River Canyon Nature Reserveは、通称パノラマルートとよばれ、起伏に富んだ地形が楽しめます。

エリア ブライデ・リバー・キャニオン自然保護区周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.0

金曜日。少し早めに会社を抜けてドライブ開始。
（といっても、私は友人の運転する車に便乗、写真撮影に勤しんでました;）
すでに渋滞が始まっている。

隣のムプマランガ州に向かう高速道路。
南アの道路は、ものすごく整備されていて、高速料金は、区間最大で60ランド、約600円。

120キロ制限のN4を東に走る。
スピード出しても安定してる車なので、気持ちいい。

形状に富んだ緑あふれる風景を楽しみながら。

雲の形も楽しい。

プレトリアを出発後、2時間ほどで、Lydenburgに着く。
給油した後、シアトルコーヒー飲みながら一休み。

もうすぐ日が落ちる。
今夜泊まるロッジは、町から20キロくらい山の中に入ったところにある。
急がなきゃ。

オフロードを通り抜け、検問を受け、午後7時半頃ロッジ到着。
オーナー夫妻が出迎えてくれた。

ものすごい山の中にあるけれど、素敵な部屋。

広々としたバスタブ。
あとでバスソルトをたっぷり入れてお湯につかろう。
夏とはいえ、山の夜は冷える。

このあたりの名物、魚料理をクスクスといっしょに。
味もおいしい。
調子に乗ってデザートのチーズケーキも。
おかげでお腹ぱんぱん。

さらに、部屋に戻って持ち込んだサングリアを飲みながらおしゃべり。
部屋においてあった雑誌をみながら、皆で南アのセンスの高さに感激する。

広いバスタブにお湯をはってゆっくり体を温めたあと、10時には就寝。

昨夜、日が沈んでからの到着だったため周りがよく見えなかったが、
こんな崖が近くに迫っていた。

ハイキングや乗馬もできるロッジで、滞在時間12時間もないのは残念。

早朝の散歩で日の出を見る。

アフリカの大地に向かって、
おはようのポーズ。

ロッジ全景。

今度はゆっくり泊まりに来たい。

この日は早朝出発のなので、朝6時過ぎに朝食を頼んだら、
簡単な食事を準備してくれた。

サンドイッチ、果物、ビーフジャーキーなど。
南アのビーフジャーキーは種類豊富でおいしいけど、塩辛い。。

腹ごしらえがすんだら出発。

野生のシマウマに遭遇！
来月日本に帰国する友人は、この日初めて南アで見れたらしい。
これで思い残すことなく日本帰れると大喜び。

車窓から。

なだらかな丘をかけぬける。

雲が多くなってきた。

このあたり、天気が変わりやすいのだそうだ。

車をストップし、道路の真ん中に佇んでみる。


そのあと、予期せぬハプニングが。。。

突然現れた道路の陥没にタイヤがはまり、パンク。
海外初の長期ドライブ。
もちろん初めてのパンク。

しかし…
みんな冷静だ。
パニックになることもなくbootlidからスペアータイヤを取り出し、作業を始める。
私はレンタカー会社に連絡担当。電波が弱くなかなかつながらない上、まだ聞き慣れない南ア英語を聞きとり、状況説明。

運良く通りがかりの人の助けもあり、タイヤ交換無事完了。

念のためガソリンスタンドで空気圧チェック、車修理屋でタイヤ修理もしてもらう。

しかし今日が土曜日、しかも午前中でよかった。
この国、日曜はほとんどの店が閉まる。

気を取り直し、出発。
憎い陥没穴はこのあとしばらく続いた。

あちこち修理もすすんでいたが、間に合っていない。
表面は美しく見える道路、案外もろいのね。

標高が高くなるにつれ、景色も変わってきた。

珍しい雲。

最大の見どころ、Three Rondavel Viewpoint

ついついやってみたくなります。

別のviewポイントから。

Three Rondavelのすぐ南にある,
Bourke's Luck Potholes

橋の上から滝壺にコインを投げると夢がかなう、
とガイドブックに載っているので
友人が挑戦。
見事的中、でも何を願ったかは秘密だそうだ。

川に足をつけてしばし休憩。

この保護区には、レストラン

簡単なハンバーガーを注文。
朝食の残りのフルーツを食べようとしたら、猿がものすごい勢いで奪っていた…
しばし呆然。

猿の略奪に注意。

パノラマルートに点在するビュースポットは、
入場料10ランド(100円)から、最高でも75ランド。

それでもケープタウンの観光スポットに比べたら安いと、ケープから来た友人は驚いていた。
でもケープタウンに住めるのは羨ましい。

そしてどこにも売られているお土産。

木彫りとか
人形とか
動物やサバンナの描かれた布とか。

正直惹かれない。。

滝、Berlyn Fallsだったかな。

2日目の宿はGrascopに取った。
http://www.graskophotel.co.za/
お花が咲き乱れるガーデンビュー。

この町で有名なのが、パンケーキHのarrie's。
プレトリアにもあるけれど、やっぱり本場で食べなきゃ。

ボリュームたっぷりなので、3人でシェア。
甘さは控えめ。

夕飯はホテル近くのポルトガル料理。

朝ご飯はビュッフェ式。

周りは欧米の年配のグループ客が多かった。
アジア人の私たちは目立ちまくり。

のんびり朝ごはんを食べ出発。

まずはゴールドラッシュの発端となった街、Pilgrim's Restへ。
当時のままの姿で保存されているそうだ。

1000メートル超える標高。
プレトリアより寒いおかげで、ジャカランダ花のが残っている。

駐車してたら勝手に洗車を始める少年に、
Don't touch my car!
友人が怒るとすっ飛んで行った。

お土産屋さんもレトロな感じがかわいい。

ここで素敵なティーポット＆カップに一目ぼれで即買い。

レジ？
隣の電話機がちょっとアンバランスだけど;

手芸品を作りながらポーズをとる民族衣装の地元の人たち。
といっても、観光客相手のようで、撮影にお金請求されましたが。。

友人の写真を拝借。

Pilgrim's Rest見学後、Grascopにもう一度戻り、そこから南下して再びパノラマルートを走る。

Mac Mac Falls
マイナスイオンをたっぷり浴びたかったのだけど、遠くて残念。

滝つぼまでいけたらなあ。。

すごい滝は、クリスマス休暇のビクトリアフォールズまでお預け。
とはいっても、今の水量がそんなにない時期だけど。

Savieの滝はもっとしょぼくて。。
がっかりのポーズ。。

街自体はかわいかったのにね。

ランチは白アスパラのパンケーキ。
何か足りない気がした。

さて、プレトリアに向けて出発。
ああ、ゆううつな気持ちが少しする日曜日の午後。

日が落ちたころ、プレトリア到着。
夜ごはんはタイ料理でのパッタイを。

さあ週末旅行を楽しむために、また明日から働きます。

この旅行記へのコメント （2）

• ごましおちゃんさん 2012/01/15 13:47:17

  自然がきれですね

  sunnyさん、こんにちは。
  
  
  緑が多くて素敵なところですね。
  
  郊外へ行ってもかわいらしいお土産屋さんや洒落たレストラン、ホテルがあって言われなかったらアフリカとわからないです。
  
  ちなみにこの郊外のホテルやレストランやお土産屋さんで働いているのは、白人系南ア人なのですか？それともアフリカ系の方ですか？
  
  
  ごましお

  sunnyさん からの返信 2012/01/16 20:18:03

  RE: 自然がきれですね

  ごましおちゃん
  
  こんにちは！
  
  今回訪れたのが、昔のヨーロッパの影響が残る町だったので、よけいにアフリカでない風景ですよね〜。
  
  > ちなみにこの郊外のホテルやレストランやお土産屋さんで働いているのは、白人系南ア人なのですか？それともアフリカ系の方ですか？
  お店の店員さんやレストランのウェイターはほとんどが黒人かカラード（混血）ですね。
  宿やレストランのオーナーは白人でした。
  
  なんだかオマーン（働く人はインド人、バングラデシュ人・・・・）みたいな構図ですね。
  
  sunny