2012/08/12 - 2012/08/12
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ぺこにゃんさん
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京都を歩く(131) 『火廼要慎』のお札をGETせよ(1) 愛宕山登山編の続きです。
愛宕山を登りつめて,愛宕神社までやってきました。
大宝年間(701〜704)に修験道の祖とされる役行者と白山の開祖として知られる泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山に神廟を建立したのが始まりと伝えられています。
目的の『火廼要慎』のお札を手に入れたのち,愛宕山三角点まで行き,月輪寺経由で下山しました。
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前回旅行記の続きです。
レンズトラブルでひどい写真が多いです…
標高924mの愛宕山を登りつめて,愛宕神社の黒門前までやってきました。
この門の奥が愛宕神社の境内となります。 -
黒門をくぐってからは歩きやすい道となります。
ここまで頑張った者へのご褒美だと勝手に解釈。 -
本殿までは奉納された燈籠がずらーっと続きます。
-
お札はどこに売っているのかなーと彷徨っていると,自動販売機発見!
これは嬉しい!
料金は缶が200円,ペットボトルが300円と,平地のほぼ倍でした。
とはいえ,冷たい飲み物が飲めるのなら高くはないです。 -
境内からは京都の街並みを見下ろすことが出来ます。
ベンチも多く設置されており,一息つくにはちょうど良いです。 -
そうそう。
黒門が48丁目でしたが,49丁目はどこになるのか?
社務所前にお地蔵様が一体あったので,ここが49丁目かな? -
さて,いよいよ本殿へと向かいます。
が,ここで階段登場。 -
全部で200段近くあるとか。
傾斜が急でかなり足にきます。 -
青銅の鳥居に到着。
青銅鳥居をよく見ると,左右の柱には神使の猪の浮き彫りが施されています。
この猪を舐めると,たちどころに足の疲れが癒されるといわれています。 -
青銅鳥居の傍ら,石柵で囲って注連縄が張られているところには,「上の亀石」と呼ばれる石があります。
役行者が置いたと伝えられています。
「上」があるからには「下」もあるわけで,どこにあるかというと鳥居本の平野屋前に「下の亀石」があるそうです。 -
そんなのあったっけ?
記憶ではなく,記録を辿っていくと…ありました。
注連縄をしているのが下の亀石ですね。
いかに適当に写真を撮ってることがわかります。 -
話を戻して。
神門をくぐり奥へと進みます。 -
階段を50段ほど上った先に,社殿があります。
愛宕神社の由緒ですが,大宝年間(701〜704)に修験道の祖とされる役行者と白山の開祖として知られる泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山に神廟を建立したのが始まりと伝えられています。
781年,光仁天皇の勅に基づいて、和気清麻呂と慶俊僧都によって愛宕五坊(朝日峰の愛宕権現白雲寺,大鷲峰の月輪寺,高雄山の神護寺,竜上山の日輪寺,賀魔蔵山の伝法寺)が建立されました。
そして1868年の白雲寺が神仏分離令により,愛宕神社として現在の形になりました。 -
社殿の奥に本殿があります。
祭神は以下のとおり。
■本社
・稚産日命(わくむすびのみこと)(生産水の神)
・埴山姫命(はにやまひめのみこと)(水の神)
・伊弉冉命(いざなみのみこと)
・天熊人命(あめのくまひとのみこと)(稲司の神)
・豊受姫命(とようけひめのみこと)(五穀の神)
■若宮
・雷神(いかづちのかみ)
・迦倶槌命(かぐつちのみこと)(火の神)
・破无神(はむのかみ)(土の神)
■奥宮
・大国主命ほか十七神 -
明智光秀が織田信長を攻めた「本能寺の変」の際に,ここ愛宕神社に参蘢し,くじを引いたと場所としても大変有名らしいです(私は知りませんでした)。
-
山の上にあるから質素な造りだろうと勝手に想像していたのですが,社殿はしっかり造られており,彫刻なども施されていました。
特に目立ったのが猪です。
上述したように,猪は愛宕神社の神使です。
なぜ猪なのかという理由は和気清麻呂と関係があります。
和気清麻呂が宇佐へ配流の際に道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを,突如現われた300頭の猪によって難事を救われたとの伝説に由来しているようです。
そういえば,狛猪のある護王神社も和気清麻呂にゆかりがありますね。 -
本殿をお参りした後,社務所でお札を購入します。
ただ,このお札が結構大きいのです。
小サイズで39cm×13cm,大サイズで51cm×15cmです。
そんなの持って下山できない…と思っていたら,クルクルと丸めてこんなふうにしてくれました。
余談ですが,私の前に購入した人がお札を10枚(!)まとめ買いしていました。
知り合いに配るのかなぁ。 -
もう一つ余談。
標高924mのところにあるので,下界よりも気温は低いです。
温度計が設置してあったので,気温を見ると約20℃。
8月中旬,下界は30℃越えなので10℃近く低いわけです。 -
では,下山です。
そういえば50丁目のお地蔵様,丁石はあったのか?
目的を果たしたので,そんなことは頭からすっかりと消え失せていました。 -
帰りは月輪道を通って帰ります。
が,その前に愛宕山の三角点を訪れることに。
参道脇に月輪寺への道標があるので,そちらへ進路をとります。
途中,月輪寺への分岐がありますがそれは無視。
直進すると,お地蔵様が立つ地蔵の辻に出ます。
ここの分岐を「竜ヶ岳・地蔵山」方面へと向かいます。 -
杉林を下っていくと,途中プレハブ小屋が見えます。
1分ほど歩くと,「三角点」と書かれた立て札があります。
小さくて見落としそうです。 -
三角点のある場所への登りはかなりきつい!
この日一番の傾斜であったのに加え,砂地で滑りやすい。
特に下りが危険です。 -
急勾配の坂道を登りきると,鉄塔のある小さな広場に出ます。
そこの小山の上に三角点があります。 -
これが三等三角点(890m)です。
愛宕神社よりも低い位置ですね。 -
ここからの景色がなかなか良いのです。
-
広沢池。
-
蛇行する桂川。
-
夏山登山といえば,高山植物が付き物ですけど,愛宕山ではほとんど見かけません。
そんな中,三等三角点のある広場で見つけたのがネジバナです。 -
来た道を引き返し,月輪寺への分岐まで戻ります。
月輪寺まで50分と書かれています。 -
下り始めは眺望がいいですね。
でも,しばらくすると森の中を歩くことになり,眺望はなしです。 -
表参道ではお地蔵様や丁石を辿って歩きましたが,月輪道にそんなものはありません。
あるとすれば,山火事が起きたときに場所を知らせる標識ですかね。
この番号を辿っていけば,道に迷うことはないです。 -
コースタイム50分のところを25分で月輪寺に到着。
月輪寺は,慶俊僧都によって創建された愛宕五坊のうち,唯一現存するお寺です。
781年ですので,平安京遷都よりも古いのです。
寺名は地中から掘り出された宝鏡に刻まれていた「人天満月輪」の銘によるものです。
私はどうしても熊を想像してしまいます… -
本堂前には親鸞像が建てられていました。
九条兼実がこの地に隠居し,法然や親鸞が兼実を訪れたこともあるそうです。 -
これは親鸞お手植えと伝わる「時雨桜」。
晴天の日,全部の葉先から樹液ではなく,雫のようなさらさらとした涙を流すといわれています。 -
月輪寺は知る人ぞ知るシャクナゲの名所です(私は知っていました)。
京都市の天然記念物に指定されているんですよ。 -
龍女水。
空也上人が観音様の御告げにより,清滝川の龍神を助けたお礼に湧き出た水です。
この水で顔や手を洗うと生き返ります。 -
山間のお寺なので,境内はぎゅうぎゅう詰めです。
いろいろ見て回っていると,何か微妙なものが… -
狸の置物多数…
古刹でありながら,ちょっと不思議系でもあるお寺なのかも。 -
赤子を抱く「子宝もみじ」。
これは珍しい。 -
子宝もみじの間から。
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眺めは良いですよ。
色付いた秋に一度は来てみたい。 -
写真は一気に飛んで,清滝川の金鈴橋。
清滝バス停から帰路に着きます。 -
嵯峨嵐山駅から見た愛宕山。
朝は姿がまったく見えませんでしたが,ここまで晴れてくれました。 -
自宅へと帰り,買ってきたお札をキッチンに貼り付けます。
読み方はというと「ひのようじん」です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はなまま さん 2012/09/16 20:03:21
- こんばんは!
- あらあら、偶然にもよく似た日に清滝辺りを訪ねていたんですね。
あと3日ずれていたら、金鈴橋でバッタリ出会って「もしかしてあなたが
ぺこにゃんさん?!」「そういう私ははなままです(*^_^*)」とかいうことになっていたかも?(^・^)
昨年も飛鳥辺りで残念ながらニアミスでしたし・・。
メガネと兜を目印にしていたらわかるんですよね?(^_-)-☆
それとこの頃ではトコトコ走っている可愛らしい男の子かな?
うーんはなままの目印はといいますと・・同じくメガネと愛機オリンパス、
それにピンクのリュックかなぁ?
それにしてもさすがはぺこにゃんさん、豊富な知識溢れる旅行記。
それに本格的な山登り!愛宕山登りはなかなか良さそうですね。
察するにまだ(はなままよりは)お若いようにお見受けしますが、
古都の寺院に造詣が深いのはそういうお勉強をなさっていたのでしょうかね?
はなまま(*^_^*)
- ぺこにゃんさん からの返信 2012/09/17 23:21:43
- RE: こんばんは!
- はなままさん,こんばんは。
> あらあら、偶然にもよく似た日に清滝辺りを訪ねていたんですね。
> あと3日ずれていたら、金鈴橋でバッタリ出会って「もしかしてあなたが
> ぺこにゃんさん?!」「そういう私ははなままです(*^_^*)」とかいうことになっていたかも?(^・^)
私も清滝周辺が歩きたくなって…
結果的には愛宕山のみとなってしまいましたが,ニアミスですね。
> 昨年も飛鳥辺りで残念ながらニアミスでしたし・・。
> メガネと兜を目印にしていたらわかるんですよね?(^_-)-☆
> それとこの頃ではトコトコ走っている可愛らしい男の子かな?
> うーんはなままの目印はといいますと・・同じくメガネと愛機オリンパス、
> それにピンクのリュックかなぁ?
さすがに兜もひこにゃんグッズも身につけてはいませんが,メガネはかけていることが多いですね。
キヤノンのデジイチで,息子の後姿を撮っている怪しい奴を見かけたら…
それは私かも知れません。
> それにしてもさすがはぺこにゃんさん、豊富な知識溢れる旅行記。
> それに本格的な山登り!愛宕山登りはなかなか良さそうですね。
>
> 察するにまだ(はなままよりは)お若いようにお見受けしますが、
> 古都の寺院に造詣が深いのはそういうお勉強をなさっていたのでしょうかね?
>
私の旅行記は,重箱の隅をつつくようなネタと,写真の質にこだわっているつもりです。
ただ,昔から歴史を勉強していたわけではありません。
それどころか,高校時代は世界史選択で,日本史は中学生レベルの知識です。
ネタはインターネットで根気よく探せば,情報を得られますからね。
便利な世の中の恩恵を受けているということです。
ぺこにゃん
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