英国への旅2012⑧★Tower Bridge Special Virsion～大英博物館～帰国★

2012/07/11 - 2012/07/16

楽しかったイギリス旅行も最終日です。
最後の最後まで時間を有効に使うべく歩き回りました。

日程
7/10（火）成田前泊
7/11（水）成田→ロンドン
7/12（木）ウィンザー・ロンドン観光
7/13（金）ロンドン観光
7/14（土）カンタベリー・ロンドン観光
7/15（日）ロンドン観光
　　　　　ロンドン→
7/16（月）→成田

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ついにロンドン最後の日です。
計画的なショッピング＆パッキングが功を奏し（！）無事スーツケース１つに収まった荷物達。
この部屋ともお別れかと思うと名残惜しいなぁ。。。

最後の朝食もホテルの中で。
ジュースとシリアルのコーナーです。

コールドミールのコーナー。

ホットミールコーナー。
典型的なイングリッシュブレックファストメニューが揃います。

フルーツ＆ヨーグルトコーナー。
まるごとリンゴやバナナもありました。

とうとう４日間通じてイギリス名物カリカリトーストを食べることはありませんでした。
おかずだけでお腹いっぱいになります。
紅茶も一人でもポットで出てくるし。
イギリスで飲む紅茶は水の関係ですごく濃い色なのに全然苦くないです。
どこで飲んでも、どんなに安い紅茶でも美味しいし、紅茶好きにとってはまさに楽園です！

部屋に最後のチップを置いてチェックアウトし、コンシェルジュに荷物を預け出発。
今日もホテル前の緑がきれいです。

今回の旅の中で一番いい天気です。
帰るのがもったいないなあ。

予定ではホテルチェックアウト後すぐに大英博物館に行き、１５時頃までゆっくり見学する予定でした。
が、朝食を食べながらふと「そう言えばタワーブリッジに五輪のマークがついたんだっけ。う〜ん、行く予定なかったけど…どうしよう…」
迷いつつガイドブックを見ていると、タワーブリッジへはルートマスターが走っていることを発見！
そうだ、ルートマスターに乗ってタワーブリッジを見に行こう！
というか見に行け！と言われてる気がして急きょ予定を変更、バスでトラファルガー広場までやってきました。

左手にはアドミラルティアーチ。
そう言えば今回はバッキンガムには行ってないな、、、と気づきました。
去年の9月に宮殿内を見学した時にワンイヤーパスを作ってきたので、今回は無料で見学できる期間内だったのですが、残念ながらこの期間は内部見学を行っていませんでした。

バス停を探してうろうろしていると、まさにルートマスターが！
でもよく見ると「Not in service」。
お客さんは乗せてくれないみたいです。
デモストレーション的に走っているだけなのかな？残念。。

仕方ないので普通のバス（15番）に乗り、2階の一番前の席をゲットしてタワーブリッジ方面へ。
見晴し最高です＾＾

車窓から、セントポール大聖堂。
ここの回廊にもまた昇りたい。

シティをどんどん進みます。

ここでもルートマスター発見！
やっぱり可愛いです。

20分ほどでタワーブリッジ／ロンドン塔前へ到着です。
天気が良すぎて眩しいくらい。

こちらがタワーブリッジオリンピックバージョンです。
ロンドンのシンボル、タワーブリッジに五輪のマークを掲げるとはグッドアイディア！

ここからもザ・シャードが見えます。

逆光で五輪の色がはっきり見えないのが残念です。
時間があったら橋を渡って反対側から見てみたかったのですが、、、
でも特別なタワーブリッジ、わざわざ見に来たかいがありました。

タワーヒルから地下鉄を乗り継いでホルボーンへ向かいます。
途中モニュメント／バンクで乗り継いだのですが、ここの移動が長い！
元々別々の駅なので仕方ないですが、10分以上上へ下へと移動しました＾＾；

イギリスの旅6日間の締めはここ、大英博物館です。
常に世界中から集まってきた旅行者でいっぱいです。
今回はじっくり見るぞ！ということで最終日を丸一日ここで費やす予定でしたが、急きょタワーブリッジを見に行ったため到着したのが11時過ぎ。
それでもお昼を挟んで3時間半ゆっくり見学できます。

今回どうしても行きたかった日本ギャラリー。
やっぱり「海外で見つける日本」が好きです。

戦国時代の兜。
いかにも日本らしい展示品です。
たくさんの外国人の方が写真を撮っていました。

柿右衛門様式の象の焼き物。
1600年代にヨーロッパへ輸出されたものです。
ヨーロッパではこのような焼き物が非常に人気で、今でもハンプトンコート宮殿やウィンザー城に飾られているそうです。
そう言えばウィンザー城にはアジアンチックな陶器がいくつもあったような。

伊勢物語の浮世絵です。
ちなみに浮世絵は英語で「floating world」だそうです。
う〜ん、分かるような分かりにくいような＾＾；

百人一首の中の周防内侍。
百人一首は「one hundred poems by one hundred poets」。
これは分かりやすいかも。

日本の漫画本が展示されているらしいと聞いていましたが、ありました！

オリンピック繋がりで、東京オリンピックのポスターです。

東京オリンピックのメダル。
リボンがカラフルですね。

日本コーナーをじっくりと見学したところでちょうどお昼になりました。
一旦外にでて近所にランチに行きましょう。

今日のお昼はタイ料理の店、ブサバイータイです。
ちょっとお洒落なタイ料理レストランといった雰囲気です。
大英博物館から7〜8分のところにあります。

またもやアジア料理ですが＾＾；パッタイとジャスミンスムージーをオーダーしました。
元々パッタイは好きで日本でもよく食べるのですが、これは美味しい！
ほどよく辛くて具もたっぷり、ナッツのようなものもかかっています。
スムージーもジャスミンティーのさっぱりした味にバナナやパッションフルーツ・ヨーグルトがマッチしていて辛い料理に合います。
これもまた無心で食べました。
合計で£12くらいだったと思います。
店員さんも感じ良かったし、お薦めです！

食後はちょっと遠回りして博物館付近を散策します。
ちょっとした建物や街並みも絵になりますね。

この辺はブループラークがたくさんありました。

赤い扉に煉瓦作りに花のある生活、素敵です。

青い扉もおしゃれ。

こういうところで暮らしてみたいなぁ…と思いつつ、再び大英博物館へ。

ちょっと変わったものを探して行きましょう。
ということで、モアイの背中です。
背中側にも彫り物があるんですね。

ちょっとお疲れの様子（？）の石像。

得意げな表情の蛇。

双頭の大蛇。
トルコ石のモザイクになっています。

ラムセス2世の後ろ姿。
背中に彫ってあるのは文字でしょうか…？

パルテノン神殿を支えていたはずの少女の像。

月の女神セレネの戦車を引く馬。
こちらもお疲れの様子。。

大英博物館に来たらはずせないミイラコーナー。
ぐるぐる巻きになっています。

馬のミイラも。

自然にミイラ化したミイラ、ジンジャー。
頭部をアップで撮ってみました。
まさに赤毛（ジンジャー）がはっきりと残っています。

動物があしらわれた食器シリーズ。
こちらは鹿（？）の水差しです。
かなり精巧な作りです。

青銅製のフラゴン。
ワイン用の水差しだそうです。
取っ手になっているのは犬ともグリフィンとも言われているとか。

ローマンガラスの杯。
先端部が鹿になっています。

鍋の中になぜかメデューサの顔？？？

やぶの雄羊。
紀元前2600年頃（！）の王家のお墓から見つかったものだそうです。

ウェッジウッドのコレクションも豊富です。
これはウェッジウッド製のアクセサリー。
豪華ですねー！金に水色が映えて素敵です。

このボックス、なんとウェッジウッドのトイレボックス。
トイレなのにウェッジウッド！もったいなすぎる＾＾；

1948年のロンドンオリンピックのポスターです。
ロンドンでオリンピックが行われるのは今回で3回目。
同じ都市で3回開催されるのは史上初のことだそうですね。

ロンドンオリンピックの金メダル。
う〜ん、重そう！

こちらはパラリンピックの金メダルです。

もう少しこの場の空気に浸っていたかったけど、体力的にもスケジュール的にもタイムリミット。
今回も素晴らしいものを見た満足感とちょっとの心残りを胸に博物館を後にします。。

名残惜しいけど、もう行かなくては。

ホテルについてしまいました。
いよいよ帰国です。

お世話になったホテルラッセル。

お世話になった地下鉄ラッセルスクエア駅。

17：00に空港に到着。
荷物を預けて身軽になり、免税店で最後の買い物です。
ターミナル３にもハロッズがありますが、ターミナル５のハロッズのほうが広くて品揃えも豊富かな。
全体的にターミナル５のほうが免税店も広く充実していた気がします。

会社用のばらまき土産（チョコレート）を買った後は搭乗時間までゆっくりと。
この旅初めてのビールを飲みました。
ロンドンプライド1パイントで£4ちょっと。
頼んだ後でハーフパイントにすればよかったと後悔しましたが、問題なく全部飲みました…＾＾；

いよいよイギリスともお別れです。
帰りたくないなぁという思いと、また絶対来るぞ！という決意を胸に搭乗口へ。

19：35、定刻に出発しました。
まずはウェルカムドリンク。
スクリュードライバーを頼んだら、ウォッカがめちゃくちゃ濃かったです（汗。

1食目です。
サーモンのオランデーズソース（洋食）にしました。
海外発は洋食のほうが美味しいとよく口コミにありますが、確かにそうかも。
サーモンはなかなか美味しかったです。
もらったオレンジジュースでさっきのスクリュードライバーを薄めながら（笑）飲みます。

帰りは行きよりは眠れるので、時間が過ぎるのも早く楽です。
オムレツとシナモンロールの朝食。

この後定刻の15:20より30分ほど早く成田空港に到着しました。
機内で「只今の成田の気温は31℃です。」とアナウンスがあると、ザワザワと溜息が。
ロンドン、涼しかったですからね。。。

今回の旅の総括
飛行機：ANA　\175,610-（諸税・燃油込、トルノスで予約）
ホテル：ラッセル　\62,320-（4泊・朝食付、アップルワールドで予約）
今回はオリンピック前ということでホテルが全体的に高かったように思います。
飛行機は2月に発券したので、サーチャージが下がった4月以降に発券すればもう少し安かったかも知れません。
往復とも隣りが空席だったのでラッキーでした。

思いがけず1年以内に再訪できたイギリス。
周りの人からは「またイギリス？」「イギリスって見るところあるの？」「食べ物まずいんでしょう？」などと言われますが、とんでもない！
まだまだ見たいものもたくさんあるし、美味しいものを探すのも楽しいし、何度行っても飽きません。
むしろ行けば行くほどまた訪れたくなる気持ちが強くなっていきます。
次は秋のイギリスやクリスマスシーズンもいいかなぁと考えてみたり。
やっぱりイギリスは大好きな場所です！

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2013/06/12 13:37:39

  博物館、お好きなのですね

  snowstormさん こんにちは。
  
  私のドイツ旅行記を覗いていただきありがとうございます。
  snowstormさんも博物館・美術館がお好きなのですね。
  コメントをみればすぐわかります。
  とっても楽しく読ませていただきました。
  
  ＞帰りたくないなぁという思いと、また絶対来るぞ！
  
  そうそう、私も毎回飛行機が飛び立つときにはそう思います。
  このままアクシデントがあって引き返してくれないかなーって（笑）。
  
  また時々お邪魔させていただきます。
  
  himmel

  snowstormさん からの返信 2013/06/13 12:38:35

  RE: 博物館、お好きなのですね

  frau.himmelさん
  
  始めまして！
  コメント頂きありがとうございます＾＾
  ８月に初ドイツに行くことになり、みなさんのドイツ旅行記で色々と勉強させていただいていました。
  
  博物館好きです！歴史には全然詳しくないのですが、その土地その土地の珍しいものや遥か昔に日本から取り寄せたものなどを見ては感心しています。
  （ご存知かも知れませんが、私が大好きなイギリスはほとんどの博物館が無料で入れるのです！それも博物館巡りをする理由の一つです（笑））
  
  frau.himmelさんの旅行記を見ていると、私が行きたかったホーエンツォレルン城やバンベルクやコーブルクにも訪問されているようで羨ましいです。
  特にコーブルクは英国王室とも深い繋がりがあると知って是非訪れてみたい場所だったのですが、今回の旅ではスケジュールが組めず･･･
  まだ一度も行ったことのないドイツですが、早くも２度目の旅の計画を立てたいくらい魅力的な国ですね＾＾
  今旅行記を拝見していて気づいたのですが、私がバッハラッハを訪問しようと決めたのはfrau.himmelさんの旅行記がきっかけでした。
  素敵な旅行記をありがとうございます！
  またお邪魔することもあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。