▲イタリア８日間＋アムステルダム ４日目▲

2012/08/16 - 2012/08/23

「煌きのイタリア８日間」に参加しました。昨年に続いてトラピックスのパンフにのっていないツアーです。価格が大いに魅力(燃油抜き19.98万円)でした。昨年第１候補だったイタリアへの旅行がついに実現しました。復路でスキポール空港乗り継ぎが数時間あるので、昨年行ったアムステルダムの市街散策も実現しました。
▲第４日目です。

①関空⇒ＡＭＳ乗継⇒ミラノ　ミラノ泊
②⇒ミラノ⇒ベローナ⇒メストレ泊
③⇒ベネツィア本島⇒⇒フィレンツェ泊
④⇒フィレンツェ⇒ピサ⇒フィレンツェ泊
⑤⇒サンジミニャーノ⇒ローマ⇒ポメツィア泊
⑥⇒ナポリ⇒カプリ島⇒ポメツィア泊
⑦⇒ローマ空港⇒ＡＭＳ空港(アムステルダム市街)⇒
⑧⇒関空

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

部屋のベランダから線路が見えました。早朝カメラを向けて待ち伏せしてみました。ホテルの周辺は団地が立ち並んでいる地域で、たくさんの商店がありますが、バカンス期だからか日曜日だからか朝早いからか、ほとんど開いていません。
朝食を済ませ出発です。フィレンツェ歴史地区にはすぐに着くはずです。

バスから歴史地区の東端辺りで下車しました。そこから徒歩で街の中心部へ行軍です。途中でゴミの回収場面に遭遇。所変われば品変わるで、こんなやり方で集めていますよ。釣り上げられている青いものは町の人々がゴミ袋を入れる回収コンテナのようです。

まだ９時ごろだったと思いますが、朝一番にお買い物タイムでした。フィレンツェ名物の革製品のショップです。お買い上げ品を持ち歩きながら観光しなくてよいように預かってくれるサービスがあるとのこと。なぜならこの日、バスに戻るのは夕食後だからです。品はその夕食のレストランに配達しておいてくれるとのこと。

そのショップの前が「サンタクローチェ広場」と言ってすでに一つの観光スポットです。ガリレオやミケランジェロが埋葬されているとのことです。
ものすごい逆光ですね。革製品に興味がない人は先に表へ出てぶらぶらします。もう開いていた出店でこの街のドゥオモのミニチュアを買いました。

買い物が終わりいよいよ「ウフィッツィ美術館」に向かいます。こんな感じの路地を抜けてすすんでいくこと10分もしないうちに着きました。予約客入口からなのですぐに入場できます。

館内は撮影禁止ですが、２ヶ所だけＯＫの場所があって、一つ目がガラス窓越しながら「ヴェッキオ橋」が良く見える窓です。このアングルの写真をよく見かけるのは、みんなここから撮ってるからなんですね。

二つ目は館内にあるカフェテラスです。建物の外ならＯＫていう意味でしょうか。でも「ヴェッキオ宮殿」は近過ぎて、いっぱいいっぱい下がってやっとこれだけ入りました。

この美術館も出口にショップがありました。再集合後、すぐ近くの川のほとりで撮影タイム。ガラス越しではない「ヴェッキオ橋」です。残念ながらあの橋は渡りませんでした。以前ディズニーシーの類似品を渡っていますが、やはり本物がいいです。

美術館両棟の間を通って行きます。楽器演奏をしている人や絵を描いている人などがそこここにいて、芸術の都感があふれていました。物売りは見かけなかったような気がします。

すぐに「シニョーリア広場」に出ます。有名なダビデ像です。レプリカらしいですけど、人の目に見られるのが一番多いのがコレならコレが本物でいいんじゃないか。などと思ったりします。

素晴らしい彫刻たちがいっぱい立ってます。
この街も世界各地から来てるんだなー、です。

素晴らしい彫刻たちがいっぱい売られています。
２回もパリ行ったのに、絶対買いたいと思っていたルーブル美術館のニケ像にはといとう出会えなかった。
なのにダビデは大小いろいろ売ってます。

繁華な目抜き通りを北へ進みます。有名なブランド店もいくつかあったような。すぐにドゥオモ広場に出るはずです。

ついに来ました大聖堂！まず丸いクーポラを入れて撮ります。近づいたらもっと収めにくいでしょう。近づいていきたい。向こう側にもまわりたい。でもはぐれないように注意しなくては。ここは人がめちゃくちゃ多かったです。手前の鐘楼は近すぎて入りません。

鐘楼を入れるとこんな感じになります。いがんでしまってあまりぱっとしません。

で、ファサードと呼ばれる大聖堂正面とクーポラと鐘楼と手前の「サンジョバンニ礼拝堂」の４点セットを、無理やり収めたのがこの写真です。

ファサード左側からもクーポラを撮りました。
この日の午後は自由行動の設定で、もともと私たちはＯＰのピサ半日観光11000円か、自力観光(クーポラか鐘楼にのぼりヴェッキオ橋を渡りミケランジェロ広場まで行く)か迷っていました。都合で出発日変更して再予約した際、ＯＰ料金無料日になったことを知りピサ行きを選択したのです。

ケーキ屋さんだったかなぁ、覚えていません。とてもかわいらしかったので…。
この街の素敵な店々で食べ歩きやショッピング…などと夢描いていた時もありましたが、とにかくもの凄い暑さだったので、自力観光などしてられなかったと思います。

昼食のレストランはそこからさらに北へ15分ほど歩いた所にありました。人通りは減って静かな市街を歩いてきました。中華料理でした。この黄色い車の車種、この旅行でホントによく見かけました。ドイツやフランスよりもより小さめの車が多かったような気がします。イタリアは自家用車の駐車スペース確保がきつくて、庶民は寸法が大きいのは買わない(入らないから買えない)そうです。

ピサへ向かうバスが待ってる場所まで再び徒歩で進みます。大型車両の進入が規制されているエリアが大きいのでしかたありません。
これは日本の軽自動車のようですが、なんでここにあるのでしょう。
軽自動車は日本特有の規格のクルマで、輸出はアジア諸国だけだと勝手に思っていましたが。

バスに乗りピサまでは片道１時間ちょっとだったかと。途中の風景はだいたいこんな感じです。ピサでは観光バス駐車場みたいな所で降りて町のシャトルバスに乗り換えました。シーズンなので満員です。５分ほどで下車。さらに土産品出店が並ぶ路を５分ほど歩いてゆくと…、

ついにやってきました「ピサの斜塔」です。快晴の空にくっきりとよく映えます。ここも、塔・大聖堂ドゥオモ・洗礼堂、の３点セットになっています。フィレンツェは周辺が狭く近かったですが、ここは広いのでロングショットでも全景が撮れます。

斜塔です。ミラノやフィレンツェのドィオモやローマのコロッセオを知らない人でも多分これは知ってるはずで、そういう意味ではイタリアで一番有名な建物はこの斜塔なんじゃないでしょうか。

斜塔の根元です。ここをのぼるというのも貴重な体験ながら、時間的体力的余裕がありません。このツアーで訪れる先々の街の名所を、もしくまなく見学していったとしたら、２倍の日数でも足りないでしょう。

隣接する大聖堂と礼拝堂へは入場しました。オプション観光でも、きちんと現地ガイドさんによるイヤホン解説が付きます。

礼拝堂の丸い天井部分に陽が差していてとても美しかったです。青みがかった部分が特にキレイです。

大聖堂にも入場しました。荘厳ながらも、重厚さとはまた違う明るい清潔感のようなものを感じさせるところでした。

ピサからフィレンツェへ戻り一泊し、明日はローマ入りです。しかし今日はよく歩きました、みんな汗だくです。
市街に戻ってきた時に車窓から。このおもしろい形の木は「笠松」と言って人が手を加えなくても自分でこんな形になっていくんですって。

添乗員さんからアナウンスが。なんと予定にはなかった「ミケランジェロ広場」に行ってくれるそうです！ものすごくラッキーです。バカンス期で交通渋滞が無く予定よりもずいぶん早く戻れたおかげだそうです。

お得ツアーなのでしかたないですが、この「煌きのイタリア８日間」は、定番観光が三つ欠けていました。①ベネチアのゴンドラ乗船、②フィレンツェのミケランジェロ広場、③ローマのコロッセオ(入場ではなく)下車観光、
の三つです。

でもこうやって「ミケランジェロ広場」には運よく来ることができました。フィレンツェの風景が遠望できる有名なビューポイントです。

「ヴェッキオ橋」を渡ることはできませんでしたが、こうやってもう一度見ることができました。

市街に戻り、レストランで夕食をいただきました。朝買った革製品がこの時手渡されました。盛りだくさんの一日だったのですっかり忘れていました(笑)。レストランを出るとようやく陽が傾きかけていました。19:30頃です。この後バスに乗車しホテルに帰りました。