2012/07/16 - 2012/07/17
100位(同エリア273件中)
ふみこさん
ルート66を走ってフラッグスタッフまでやって来た私たち。でも、ここからはちょっとルートを外れて北へ向かいます。向かう先は何年か前に写真を見てひとめぼれしてしまったアンテロープキャニオン。
写真を見た時から、いつかきっと行きたい!と思っていたけれど、ついにそれを実現するときがやってきたー。
でも、このあたりは前日大雨が降ってたし、今日も遠くで雷雨の影が見える。アンテロープキャニオンは上流で雨が降ると鉄砲水の恐れがあって入れなくなる場合もあるらしい・・・入れなかったらどうしよう。どうか見ることができますように!!
◆旅の行程◆
【1日目】出国&アルバカーキ(ニューメキシコ州)
【2日目】アルバカーキ→ギャラップ(ニューメキシコ州)
【3日目】ギャラップ→ウィンズロー(アリゾナ州)
☆【4日目】ウィンズロー→レイクパウエル(アリゾナ州)
☆【5日目】レイクパウエル→グランドキャニオン(アリゾナ州)
【6日目】グランドキャニオン→キングマン(アリゾナ州)
【7日目】キングマン→バーストウ(カリフォルニア州)
【8日目】バーストウ→パサデナ(カリフォルニア州)
【9〜10日目】パサデナ→サンタモニカ&帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
-
フラッグスタッフで腹ごしらえを完了した私たち。
ルート66から離れて、アンテロープキャニオンがある街・ペイジに向かって89号線を北上します。
ページまで200キロ弱くらいかぁ。2時間くらいか。
15時半か16時にはホテルに着けちゃうんじゃない?
リゾートホテルでのんびりしよっか。
プールもあるみたいだし。
でも、ただ走るだけじゃやっぱり飽きちゃうよね。 -
ということで、フラッグスタッフ出発から30分ほどの場所にあるサンセットクレーターにちょっと立ち寄ってみることに。
◆Sunset Crater Volcano National Monument
http://www.nps.gov/sucr/
何の気なしにドライブでもしようと思って道に入ったつもりが、国定公園だったのでお金を払う羽目に orz
基本的に貧乏性なので、お金を出したからには元を取りたい!ということで、ちょっと外に出てみる。
おー、溶岩流・ラバフロー。
あ、写真の背景の山がサンセットクレーター火山です。サンセットクレーター火山国定公園 国立公園
-
サンセットクレーター火山が噴火したのは約1000年前で、このあたりでは若い方だとか。ちなみにこのあたりは火山らしき山がいっぱいあるそーです。
サンセットクレーターから道なりに進んでいくとウパキ国定公園というプエブロ遺跡があったのだけど、時間がかかりそうなので寄るのはやめときました。 -
うー、サンセットクレーター火山、ちょっと寄り道のつもりだったのに、89号線に戻ってくるのに1時間もかかってしまったー。
-
ということで、再び北へ。
でもねえ、この道が、また飽きるんだ・・・ -
道端のこんな岩がワンポイントになって写真を撮ってしまうくらいに飽きるんだなあ、これが。
それにしても、遠くで雷がビカビカ落ちてるのが見える。
あれはグランドキャニオンの方角だろうか・・・明日行くんだけどなぁ。
どうか明日は雷が落ちませんように。 -
サンセットクレーターを出てから2時間。
うー、つかれたー。
ちょっとした展望ポイントがあったので降りてみる。 -
お土産やさんも出ております。
-
西の方には赤い大地に切り立った崖が続いてる。
-
赤い大地へ向かう道。
あー、あの道を行くとThe Wave に行けるんだよなぁ。
実は今回の旅に来る前、1日20人しか入れないという「The Wave」の事前インターネット抽選分10人の枠に5ドル払って応募してみたのだけど、希望日には500人くらい応募してたようで、あえなく落選。
毎日行われてる現地事務所での抽選会に参加することも少し考えたけど、旅のスケジュールを作ってみたらぜんぜん無理なことが発覚したのであきらめました。残念だー。
この場所から50キロくらいのところにあの絶景があるんだなぁと思ってこの場所に立ってた私でした。 -
崖を望遠でパチリ。
この崖も十分立派だと思うけど、グランドキャニオンはもっとすごいんだろーなぁ。
さあ、展望台で少し息抜きしたことだし、ペイジに向かうか! -
崖の隙間を通ります。崩れるなよ〜。
-
ペイジの街には17時頃に到着〜。
ウォルマートで水とかビールとか、明日の朝ごはんとかを仕入れて、メンドーだと言いながらガソリンも満タンに。
さあ、憂いはなくなった。ホテルに向かおう! -
ペイジの町を抜け、グレンキャニオンダムも通り抜け、レイクパウエル方面へ入る。
-
そしてもうちょっと進むと・・・
レイクパウエルが見えた!
わー、きれいな湖だなー。 -
ということで、ホテルに到着です!
◆Lake Powell Resorts & Marinas
http://www.lakepowell.com/
早速チェックイン。
スーツケースを持ってフロントに行ったけど、車は部屋のそばに停められるらしい。
スーツケース持って行く必要なかった・・・ -
部屋の近くに車を停めたら早速部屋に。
ホテルのお部屋はこんな感じ。
レイクビューの部屋を取ったけど、窓からの景色はどうかな・・・ -
わー、プールと湖がよく見えるじゃありませんか!
よっし、早速お散歩へ出かけよう! -
湖とボート。
-
遠くにはビュートが。
旦那「なあなあ、あれがモニュメントバレーなんだろ?」
いえ、ぜんぜん違います。
きれいな景色のはずなんだけど、おひさまが雲に隠れているせいか、ちょっと惜しい感じだなあ・・・ -
なんて言ってたら、日の入り直前で太陽が顔を出した!
-
イチオシ
おおー。
-
イチオシ
白っぽい岩を夕日が赤く染めてて、きれい。
使うカメラによって湖の色が異なって写るのがちょっと面白い。レイク パウエル リゾート ホテル
-
遠くに発電所。
明日、あそこの近くにあるアンテロープに行くんだなあー。 -
ああ、日が落ちる。
短い間だったけど、夕日の当たる景色が見られてよかった!
明日の朝は日の出も見に来なくっちゃ!
あ、プールだ。
旦那「俺、プール入りたかったのに・・・」
意外と時間がなくなっちゃったからなぁ。
プールはまたの機会ってことで。 -
さーて、夕食どうしよう??
レストランは予約が要るらしいし、結構疲れてるので部屋でのんびりしたい。でもちゃんとしたものは食べたいし・・・
部屋に戻って調べたところ、どうやらルームサービスがあるらしい。しかもメニューを見るとわりとおいしそう♪
今までルームサービスなんて頼んだことない私たち。
よっし、初めてのルームサービスに挑戦してみるか!
旦那、ルームサービスに電話をする。
私「・・・どーだった?」
旦那「やってないんだって。」
は?
旦那「ピザとかハンバーガーだったらやってるけど、って言われた」
えー、おいしそーなステーキとかはできないのかよー。
そんならルームサービスのメニューに載せないでくれよー(悲) -
ハンバーガーやピザ、今日は食べたくない気分。
予約はしてないけど、思い切ってレストランに行っちゃえ。
ということで、リゾート内のレストラン、Rainbow Roomに来ました。
予約はしてなかったけど、席が空いていたので少し待ったら入れました。よかった♪
こちらはポークかな?ソースが甘酸っぱくて初めて食べる味でした。 -
こっちはサーモン。ちょっとメキシカンなお味。
あー、食べた食べた。
さて、明日は朝日を見るから早起きしなくちゃ。
おやすみなさいー♪ -
おはよーございます!
レイクパウエルの朝5:20、日の出前でございます。 -
朝日をどこで見ようかなと思いながらホテルの敷地内を歩いてたら、ウサギ発見!しかも、何匹ものウサギが走り回ってる!!
かわいいいーー♪
人がいない時間に遊びに来てるのかなあ。 -
散歩道にベンチがあったので、座って朝日を待つことに。
こんな朝から湖を走るボートが。
サンライズツアーとかなのかしら。 -
しばらく待っていると、おひさまが出てきた!
-
おおー、白っぽい崖に朝日〜
-
崖の凹凸がよ〜くわかる。
-
レイクパウエルは、コロラド川を堰きとめて作られた、アメリカで2番目に大きい人造湖。水が満水になるのになんと!17年もかかったんだとか。
ちなみに一番大きい人造湖はフーバーダムのあるミード湖だそーですが、ミード湖もコロラド川をせき止めてるらしいです。
コロラド川って、偉大だな。 -
リゾート内にはたくさんのボートが留まってる。
-
湖の上にもたくさんのボート。
ここ、レイクパウエルではボートハウスと呼ばれる湖上のキャンピングカーみたいのがレンタルできるらしいけど、これらのボートがそうなのかも。 -
朝日の中のビュート。
近くと遠くのビュートの濃淡がきれいだなぁと思って撮ってみたのだけど、まあ、私の写真の腕ではこんなもんです。 -
1時間ばかり日の出を楽しんだので、そろそろ部屋に戻ることに。
-
日の出前にあんなに何匹もいたウサギの姿はもうどこにもない。
どこに隠れちゃったんだろ? -
出発前にもう一度、レイクパウエルの景色をば。
きれいな景色をどうもありがとう!!
7:45、レイクパウエル出発です。 -
レイクパウエルを出発したら昨日通った道を再び戻る。
-
ペイジの街を抜け、アンテロープキャニオンへと向かう前にちょっと寄り道。
駐車場に車を停めてっと・・・ -
さえぎるもののないトレイルを登る。
-
登ったらまた下っていく。
遠くに見える崖まで歩く。
あー、まだ8時すぎなのに暑くなってきたー。ホースシュー ベンド 山・渓谷
-
駐車場から15分ほど。
崖まで行って下を覗くと・・・ -
おおー、崖の下でコロラド川が蛇行してる!
ここはホースシューベンド(Horseshoe Bend)という場所。
・・・あー、蛇行してる下の部分が撮れてないのは、私が高所恐怖症だからです! -
ここは写真家に人気のスポットのようで、黒いシャツのお兄さんも三脚セットしてますが、あの三脚の50センチ奥は断崖絶壁なんですよ、奥さん!
あー、私にはムリムリムリ!! -
蛇行してるコロラド川をよく見ると、ボートが浮かんでる!
いったいどこから出発したんだろう・・・ -
こちら、旦那が取ったホースシューベンド。
ちゃんと下の蛇行部分まで撮れとります。
私と同じく高所恐怖症のくせに。やるな。 -
ホースシューベンドの景色を堪能し、再び駐車場へ。
私「怖かったけど、きれいだったね。」
旦那「きれいだけど、俺たち向きの場所じゃなかったな(笑)」
私「そだね・・・グランドキャニオンもダメかも(苦笑)」
高所恐怖症の私たちに今日の午後から向かうグランドキャニオンを楽しめるのかやや心配だけど、今は忘れて、とりあえず目的地に向かいましょう。 -
ホースシューベンドから10分ほどで到着したのがこちらのロウアーアンテロープキャニオン。
◆Lower Antelope Canyon
http://www.lowerantelope.com/
アンテロープキャニオンにはアッパーとロウアーがあるのだけど、私たちが選んだのはこちらのロウアー。アッパーと比較すると、狭くて長くて深いらしい。
受付に行ってみると、なんと!雨が降ったせいで鉄砲水の危険があるとかで、途中まで(1/3程度)しか行けないんだそう。それを聞いて帰る人もいたけれど、私たちもちょっと悩んだけど、まあ、それでも行きたいので申し込みをば。
歩ける距離は通常の1/3だけど、お値段は据え置きだった。 -
キャニオン内は現地のガイドさんが案内するそうで、炎天下の中しばらく待ちます。
-
おっ、いよいよ出発だ♪
小屋から歩いて2〜3分の、このせま〜〜い隙間が入り口です。
どんな風に入るの!? -
こんな風に入ります。
地上に青いシャツを着たおじさんがいるのだけど、このおじさんが常に上を歩いていて、鉄砲水等の危険がないかどうか確認してくれているみたいでした。 -
中はこーんな感じ。
狭いので、前のツアーのみなさんと梯子を譲りあい。 -
おおおおー。
-
光の具合で赤っぽく見えたりもする。
カメラのフォーカスでも色が変わる。
何はともあれ、なんて美しい場所!! -
下の岩がインディアンの横顔に見えませんか?
-
ツアーの皆さん全員が写真を撮りながら奥へ進む。
私もびっくりするくらいたっくさん撮ったけど、思ったように撮れた写真はヒジョーに少ない(笑) -
入り口から15分ほど進んだところで、通路に泥だらけのレーキが立てかけてあった。
どうやらツアーはここで行き止まり。
ガイドのお姉さんだけが先の様子を見に行っているらしい。 -
あー、ここで引き返さないとダメなのかあ。
残念だなあー。空は晴れているのに・・・。
でも、一昨日の激しい雨を思うとあきらめるしかないよね。 -
イチオシ
でも行き止まりの場所ではこんな写真も撮れました。
少しして、奥に行っていたらしいガイドのお姉さんが戻ってきた。
あれ?カメラをみんなに返してる。
どうやら、お姉さんにカメラを預けると奥の様子を撮ってきてくれるらしい。おおお、それはそれは!私もぜひぜひお願いします。 -
ガイドさんが奥で撮ってきた画像1。
壁面の模様がきれいだ。 -
ガイドさんが奥で撮ってきた画像2。
へー。 -
ガイドさんが奥で撮ってきた画像3。
うーん・・・
自分の目でも見たかったよー。 -
ガイドさんが奥で撮ってきた画像4。
よく見ると下がぬかるんでる気がする。 -
ガイドさんが奥で撮ってきた画像5。
こちらも泥の跡がある。
1997年、このロウアーアンテロープキャニオンでは、鉄砲水で11人が亡くなってるんだそう。
そんなわけで、危険があるとガイドさんが判断するなら仕方のないこと。
全てが思うとおりに行かないのも旅のおもしろさだよね。 -
ということで、入り口へUターンすることに。
途中でなにやら真剣にカメラを向けてるわたし。 -
・・・で撮ってたのがこれ。らしい。
何を狙ってたんだか orz -
でも一枚くらいこんな感じで撮れた♪
-
あ、ここにも泥の跡が!
ここまで鉄砲水が流れてきたりしたんだろうか・・・ -
青空。
-
アンテロープキャニオンの赤い壁。
ああ、もうすぐ出口に着いちゃう・・・ -
あーあ、着いちゃった・・・。
-
いつかきっと行きたいと思っていたアンテロープキャニオン。
思っていた通り、すばらしい場所だった。来てよかった!
でも、願わくば、もっともっと奥まで自分の目で見たかったです。 -
ロウアーアンテロープキャニオンの後、予定よりも少し時間があったので、アッパーの方をちょっとのぞいてみたけど、入り口に車が何台も並んでいたのでさっくりあきらめた。前だけ向いていこう!
ではでは、ルート66に戻る前に、ちょっとグランドキャニオンにでも寄って行きましょー!
==== 7月16日 =========================
13:20 FlagStaff発
14:00 Sunset Crater Volcano 着、14:20発
16:25 展望台立ち寄り
16:55 Page WAL☆MART立ち寄り
18:10 Lake Powell Resort着
==== 7月17日 =========================
5:10 朝日見学出発、6:10 部屋戻り
7:45 ホテル出発
8:10 Horseshoe Bend着、8:50発
9:15 Lower Antelope Canyon着、10:20発
======================================
本旅行記の走行距離 183マイル(約294キロ)
旅の総走行距離 612マイル(約984キロ)
======================================
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆんこさん 2012/08/26 20:45:23
- 私も行きたい…
- 続けてお邪魔しております。
アンテロープキャニオンにもいかれたんですね〜。
うらやましい…
途中までしかいかれなかったみたいだけど、それでも十分に美しい景色を見られたのですね。
ホースシューベンドもみたいけど、同じく高所恐怖症の私…
そして「The Wave」!
ここも行って見たいな〜、と思っていた場所。
ふみこさんが思いをはせてたたずんでいる姿、その気持ちがよく分かります。
こんなに近くにいるのに…、ですよね。
でもふみこさんがアンテロープキャニオンで素晴らしい景色を見てきてくれたので、何か自分も見てきたような感じになりちょっと満足です。
★ゆんこ★
- ふみこさん からの返信 2012/08/27 00:12:18
- RE: 私も行きたい…
- ゆんこさん、こちらも見ていただいてありがとうございますー!
> 途中までしかいかれなかったみたいだけど、それでも十分に美しい景色を見られたのですね。
短かったですし、奥にどんな景色があるんだろう?と思うとちょっと残念ですが、それでも行けたことはホントによかったです!
> そして「The Wave」!
> ここも行って見たいな〜、と思っていた場所。
> ふみこさんが思いをはせてたたずんでいる姿、その気持ちがよく分かります。
> こんなに近くにいるのに…、ですよね。
ほんとに近いんですよねえ。
現地事務所の抽選会も行こうと思えば行けたんですけど、当たったらその後の日程がくずれちゃうのでやめておこう、ということになったんです。
・・・抽選会に行ったら当たるに違いないと考えてる自分たちが少し笑えますが(笑)
ゆんこさん、もしもアメリカのあのあたりに行くことがあったら、ぜひ抽選会に参加してみて下さい!ゆんこさん、運がよさそうなので当たりそうな気がします♪
** ふみこ **
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