2012/07/27 - 2012/07/27
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たびたびさん
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今回の日光は、妹の案内。何回か来ているのですが、正直言うと、日光は、何か感動が足りない。どうしてなんでしょうね。自分でも不思議だったのですが、今回は、その理由がだんだん分かってきました。
寺社としてみると、元々、家康を神格化したところから無理があるわけで、謎を含んだ猿や猫などの彫刻が有名になること自体、イマイチ深みがないってことでしょう。建物の美しさもきちんとしているだけで遊びがないし、もっと全体としての優美さがほしいのです。せっかく、安土桃山の時代を経ているのに、美的なセンスは逆に後退しているようにさえ思えます。
しかし、一つ一つの建築物を工芸品として見ると、それはそれは素晴らしいような。職人が徳川幕府のために汗をかいた作品として見るべきではないかと気づきました。
やっぱり、目の付け所を間違うと、せっかくの旅も面白くありません。自分としては気が進まなかった日光ですが、少し、良さに気づかされたのは収穫だったと思います。
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北千住から、東武で日光へ。山小屋風の駅舎が迎えてくれます。
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駅前から、バスに乗り換えて。
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二社一寺から回ることにしたので、神橋で下車。
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ここから歩きます。
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赤い橋に、下を流れる澄んだ青い水。神橋は三大奇橋というのですが、何が「奇」なんでしょうか。桁がないからですかね?ただ、この構造に、違和感はありません。ちなみに、これを渡ることもできるのですが、有料です。
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交差点を渡ったところ。ここからが石段の始まりです。
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ここから登る人はだれもいない。平日だから?
しかし、夏の緑がきれいです。 -
日光を開いたという勝道上人像。この先が三仏堂ですから、あっという間に到着です。
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あれ、三仏堂は工事中のようですね。
しかし、内部の千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体は、拝観に問題はありません。
ちなみに、三仏は、日光山の主峰男体山・女峰山・太郎山の本地仏なのだそうです。 -
三仏堂から、
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今度は、東照宮へ。
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ゆるい坂道を登っていく、この参道の感じは独特です。
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石鳥居は、黒田長政の奉納です。
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すぐにあるのが、この五重塔。よく見ると極彩色。日光東照宮の入り口脇に立つ五重塔は、1650年に、若狭の小浜藩主酒井忠勝が寄進したもの。ただ、現在の塔は、焼失した後に、再建されたもの。高さは、36メートルです。
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一層には、十二支の彫刻など。近づいてみると極彩色の豪華な意匠がよくわかります。やはり、こうでなくては、東照宮の一角を占める建物にはならないでしょう。内部の見学は、有料。300円です。
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表門をくぐって、内部へ。
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その前に、表門の仁王像は、赤い色。
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筋肉質の仁王様です。
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さて、内部は意外にコンパクトなんですよね。
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これは、三神庫。馬具や装束類が収められています。
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で、すぐ左手にあるのが神厩舎。
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ここは馬小屋なのですが、有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻があります。他にも猿の彫刻は数点ありまして、馬と猿の組み合わせは、意外にも猿が馬の病気を治すという言い伝えにも関係しているのだそうです。
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奥の陽明門へ向かいます。
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手前の御水舎。手を洗い、口をすすぎ、心身を清めます。
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正面に見える陽明門は、日光東照宮の中門に当たります。
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高さ11.1mに、幅が7m。
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始めて見た時は、意外に小さいように感じました。
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彫刻・彩色や飾り金具などすべてに、技術の粋を集めた絢爛豪華な建築なのでしょうが、
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派手な中国の建物と比べると、そうでもないような。
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徳川の質実剛健な気風が、やっぱり野放図な華美を抑えているようにも感じます。工芸品のような、技術を背景とした整った美しさだと思います。
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これは、貴族の外出時などに警護のために随従した近衛府の官人である随身像。
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着物に「桔梗紋」があって、明智光秀という説も。さらには、徳川家康のブレーン天海が明智光秀であるという説まであり、なぞが多い像となっています。
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その脇の塀部分にも、こて絵。
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裏に回っての狛犬も。ちゃんと見ごたえがあります。
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唐門の向こうに建つ工事中の建物が本殿。右の方から、靴を脱いで上がります。東照宮は、どこも豪華絢爛なのですが、この本殿に入ると、豪華絢爛な中にも、奥の拝殿のエリアとかおごそかな雰囲気が漂います。格天井の龍の絵も素晴らしいのですが、ここは、内部撮影禁止です。
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本殿の正面にあるのがこの唐門。本社の正門にあたります。
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イチオシ
絢爛豪華なことで陽明門が圧倒的に有名なのですが、美しさという面では、この唐門の方が上かも。正面の上部にある「舜帝朝見の儀」の彫刻も、お見事。
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白い柱に這う茶色の龍の意匠は、うっとりするような美しさです。
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さて、眠り猫から奥社の方へ
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進みます。
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これが、眠り猫。小さな猫の彫刻で、特別に扱われている割には、正直、インパクトはいまいちです。眠り猫は、戦国の世から、平和な世の中になったことを表している一方で、寝ているようでも、何かあった時には、ちゃんと鼠を捕りますよという威嚇の意味もあるようで、いずれにしても、徳川の世の安泰を願う思いがこめられています。
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ここから先が奥社に続く石段。家康の墓があるのですが。
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その前にある207段あるという石段。一見何でもないような造りですが、幅の広い石段一つ一つが一枚の石で造られていまして、がっちりとした構造。霜柱などによって崩れないようにという、機能上の理由。
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大名が寄進しているのですが、万一壊れでもしたらと心配したが故の構造なのでしょう。寄進する方も、大変です。
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程なく、到着。
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さらに登って、
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お墓に向かいます。
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お墓自体は期待をしていたようなものではなく、予想外に質素です。
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陽明門を戻って
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透塀も眺めます。
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ちなみに、透塀というのだと根津神社の塀が思い浮かぶのですが、ここの透塀は、絢爛豪華な彫刻で埋め尽くされていて、全然別次元。
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陽明門の豪華さを両側でさらに高めているといった役割でしょう。
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塀の手前には巨大な石灯篭が並んで、豪華さと力強さが共存する作品だと思います。
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東照宮のハイライトのひとつ、鳴き龍が見れるのはこの本地堂。本堂の中央で、拍子木を叩いて、その反響を聞くのですが、カンカンと叩いた音が内部に反響して、最後は鈴のようにリンリンと響きます。反響が大きくなる叩くベストポイントがあって、場所が少しずれると反響が弱くなってしまいます。いろいろ試しながらの解説がありまして、ちょっと楽しいひと時となりました。
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東照宮から、二荒山神社に向かいます。
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この参道も、杉並木が続きます。
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根元は青く苔むして、なかなかに
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雰囲気がありまして。シンプルな美しさ。
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きれいな小川も流れてます。
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程なく、日光二荒山神社。ここは、下野国一宮です。
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男体山はじめ、日光の3つの山の神の総称、
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二荒山大神を主祭神としているようです。
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神苑にも入ってみましたが、
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こちらも杉の大木が見事。
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最後は、大猷院。ここは、徳川三代将軍、家光の廟。「大猷院」というのは、家光が死後、天皇から賜った戒名です。家光は、祖父である家康公を尊敬し、亡くなる際に、「死んでも、東照大権現にお仕えする」という遺言を残したことから、家康を祀る東照宮の隣りに、この廟が造られました。
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大猷院仁王門の金剛力士像も赤い像。
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極彩色の金剛力士像はめったにないと思うのですが、
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この大猷院の門を飾る像はことごとくが、極彩色なのです。
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奈良の渋い仏像も、本来は極彩色だったようですが、ここの極彩色を見ると、逆に奈良の往時が偲ばれる気がします。
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次は二天門。写真は、表に祀られた四天王のうちの二人。
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工事中で、正面からは遠目です。
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イチオシ
と思ったら、脇からのぞけるようになってました。
持国天像と -
イチオシ
広目天像です。
暗がりの中で、返って、極彩色が迫力を増すようでした。 -
イチオシ
裏側には、風神と雷神。
この風神のかっこうはいかがですか。風の袋を肩に掛けて、面白いですね。
緑と金の配色も、美しいです。 -
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さらに進んで、本殿手前の夜叉門です。
ここは、「毘陀羅(びだら)」「阿跋摩羅(あばつまら)」「健陀羅(けんだら)」「烏摩勒伽(うまろきゃ)」の「四夜叉」を祀っています。 -
阿跋摩羅(あばつまら)
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イチオシ
毘陀羅(びだら)
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イチオシ
健陀羅
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烏摩勒伽
いずれも、インドの神様のようです。 -
最後が、唐門。
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大猶院の本殿は、東照宮の本殿よりちょっと小ぶりですが、豪華さとおごそかな雰囲気は同じです。
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しかし、こちらは、内部で係りの人が丁寧に建物の説明をしてくれます。
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周囲の金地障壁画の唐獅子は狩野探幽の作であること。
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イチオシ
水戸家から送られた鶴の置物だということなど。
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奥の位牌は、家康、お江、家光。仲良く三つが並んでいました。
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一番奥のここが、家光のお墓です。
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さて、以上で二社一寺は終了。
早めのランチに向かいます。 -
神橋のバス停から坂道を少し登った場所。ここが、クラシックホテルの草分け、金谷ホテルです。
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事前にチェックしていた百年カレーは、ここの名物なんです。
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イチオシ
ちなみに、この石材は大谷石ですね。宇都宮の名産で、蔵などによく使われているんですが、ここでは見事にホテルの風格を高めています。
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ロビーもクラシックホテルならではの落ち着いた雰囲気。
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食堂は奥の方です。
さて、名物カレーは。
肉は牛か、鴨を選ぶのですが、鴨を注文。カレーのルーの上に何枚かの鴨肉が乗って、出てきました。 -
この鴨肉の味もうまみが凝縮されていてうまかったのですが、カレーのマイルドなおいしさにはちょっと驚き。これまで食べたこともないような、円やかなうまみでした。
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それと、コーヒーの方も、薄味なのに、やわらかい香りがいっぱいに広がる素晴らしいあじわい。すべてに満足して、強く印象に残るランチになりました。
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バス停の前にあるパン屋さん。中禅寺湖へのバスを待つ間、時間があったので寄ってみました。
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小さなパン屋さんなのですが、それなりに種類は揃っていて、私はクロワッサンを買いました。大きなクロワッサンで、膨らみ方もすごいですね。味はびっくりするくらい淡白で、これだけでもおいしいのですが、何かと一緒に食べるとさらにおいしさが倍増するような感じでした。うまいです。
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いろは坂の途中にある明智平。
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ここの展望台からは、中禅寺湖、華厳の滝、男体山が一望できるのでが、その展望台へは、このロープーウェイを使うことになります。
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10人も乗ったら、満員と感じるくらい小さなロープーウェイなのですが、谷が深いので、それなりにダイナミックさがあります。
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所要時間ほんの数分程度で、この景色です。
この日は、もやっていてイマイチでしたが、いずれにしても、日光一の絶景です。 -
再びバスに乗って中禅寺湖へ。この水路は、華厳の滝の方に流れているのですが、木々の緑と青い水の雰囲気が最高ですね。
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明智平らから見たとおり、中禅寺湖はもやっています。
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早々に、華厳の滝へと移動します。
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ここが入り口。
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エレベーターで、滝口まで降りていきます。
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トンネルを抜けると、そこは滝の正面。
華厳の滝は、男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖から流れ落ちる唯一の流出口にある滝。落差は97m。日本三名瀑のひとつです。 -
イチオシ
日光には、滝が多くて、奥日光には、湯滝、竜頭の滝もありますが、規模も有名度も、断然、この華厳の滝です。
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イチオシ
観瀑台からは間近に滝壷を見ることができるのですが、何でも、この時期は例年の二倍の水量だとか。
確かに、これまでに感じたことがないほど圧倒的な水量。水しぶきがすごいので、長くは見れません。 -
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中禅寺湖のバス停からすぐにある博物館。バスの待ち合わせ時間があったので、寄ってみることに。
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戦場ヶ原のむかでと蛇の戦いの漫画ビデオや日光の四季のドキュメンタリービデオも。
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特に、ワタスゲの咲く春の戦場ヶ原から、厳しい冬の奥日光を美しい映像でとらえた作品にはちょっと感動しました。
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中禅寺湖から、東武日光駅まで帰ってきました。
「揚げゆばまんじゅう」のさかえやは、東武日光駅前すぐ。バス停の向かい。お土産物屋さんが並んだ一角にあります。 -
ここの「揚げゆばまんじゅう」が、抜群にうまいんです。湯葉は味もないので、湯葉がどうこうと言う事はないのですが、揚げた衣のさくさく感、餡子の甘さ、軽くふってある塩味のアクセント。絶妙です。浅草のあげまんに似ていなくもないですが、この完成度はやはり別物でしょう。
ここからはJRで宇都宮へ。 -
宇都宮餃子の店では、みんみんと並ぶ超人気店。正嗣です。
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行列という意味では、みんみんほどではありませんが、理由は駅から遠いことと、たぶん、持ち帰りの人が多いこと。この日も店内で食べている間に、何人もの人が持ち帰りの生餃子を買っていました。
ただ、水餃子のすっきりした味わいは、お店ならでは。この味は家庭では絶対に真似ができないと思います。まいう〜 -
もう一軒は宇都宮餃子館。
この店は、宇都宮駅の周辺に何軒かあるのですが、それだけあるってことは人気のほどが知れようというもの。 -
餃子は、看板メニューの健太餃子のこはえびやシソなど、素材の高級感が感じられる仕上がりです。かつ、私としては、それでいて、家庭の餃子と同じく、やさしい味わいが気に入ってます。
さて、今日一日は、これでおしまい。
ここからの帰りは新幹線。あっという間です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- りんごあめさん 2012/08/29 23:58:50
- 日光!
- たびたびさん、こんばんは。
関西人の私にはいつか行こうね〜と憧れ(?)の日光。
観光以外も、金谷ホテルのカレー(ホテルのランチは混んでいたのでは?)
や宇都宮餃子などのグルメ体験も楽しく読ませていただきました♪
旅行記を読んでますます行ってみたくなりました。
りんごあめ より
- たびたびさん からの返信 2012/08/30 10:17:50
- RE: 日光!
- 日光の基本は、東照宮と華厳の滝ですが、意外にすばらしいのが、竜頭の滝から、戦場ヶ原、湯滝、湯の瑚、奥日光温泉に至るハイキングコースです。奥入瀬や尾瀬に負けないくらいのインパクトがありまして、ちょっとびっくりしました。
今度、機会があれば、霧降高原にも行ってみたいと思っています。
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