2012/07/03 - 2012/07/06
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Weiwojingさん
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どこか妙に懐かしさとノスタルジーを感じるような街・マラッカを訪ねました。
今回、始めてAir Asia を利用してスリランカに行く計画を立てました。しかし、Air Asia には東京からコロンボまでの直行便はないので、クワラルンプールで乗り換えなければなりません。そのためかなりの時間的余裕が出来るので、それではマラッカへ行ってみたいと計画を立て、3泊することにしました。
マラッカには過去に1度訪れたことがあります。しかし、十分な滞在ではなかったので、改めてもう1度来てみたいと思っていました。今回はかなり思う存分見て回ることが出来ました。マラッカでまず訪れてみたいと思ったのは「マラッカ日本人墓地」です。マレーシアには7~8か所位の日本人墓地があります。
ユネスコの世界遺産に登録された古い街並みは情緒たっぷりで満足しました。食べ物もマレー系のものと中華風なものがミックスしたプラナカン料理を大いに楽しむことが出来ました。
* 他のマラッカ旅行記もご覧いただけると、幸甚に存じます。
■「古さと懐かしさを感じる世界遺産の街・マラッカ再訪 ② ー 聖フランシスコ・ザビエル教会を訪ねて」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10695914/
■ 「古さと懐かしさを感じる世界遺産の街・マラッカ再訪 ③ ー インド人街を歩く」
http://4travel.jp/traveler/srilanka/album/10696964/
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マラッカへはクワラルンプールから直行バスで2時間半程度かかります。マラッカ・バスセンターに到着して、すぐタクシーでホテルに向いました。先ずは宿泊した Baba House Hotel です。このホテルは日本のテレビで紹介されたこともあるそうです。
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なかなか趣のあるホテルで、大変気に入りました。このホテルは昔のプラナカンの住居をホテルに改造したもので、昔のままをそのまま残そうとあまり手を加えていません。
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ロビーの一角です。ステンドグラスがテーブルに映り、昔のババハウスの美しい様を再現しています。
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中庭から見た2階の部分です。2階の窓の下に描かれた中国風の風俗画が興味を覚えます。
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使われていない2階の隅の方を歩いていたら、このような透かし窓と色ガラスがはめこまれたドアがありました。
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宿泊した一室です。そんなに広くはありませんが、キングサイズのべッドがあり、快適に過ごすことが出来ました。
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マラッカにはシンガポールよりははるかに規模は小さいですが、それでも日本人墓地があります。以前からその存在は知っていましたので、今回の旅行ではぜひここを訪ねたいと思っていました。
マラッカ市内からはかなり離れた郊外にあるので、ホテルにタクシーの手配をお願いし、出かけました。しかし、思ったほど遠方というほどではありませんでした。 -
入口にはこのような定礎が刻まれたプレートがあります。これによると、この日本人墓地は2001年に整備されたようです。もちろん墓地そのものは昭和初期からありましたが、それまでは荒れ放題だっようです。
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3種類の言葉で書かれています。まず中国語で、「馬六甲日本人墓地」と、次にマレーシア語と英語で書かれています。
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この墓には「故陸軍少尉辻本享之墓」と記され、昭和19年2月27日に亡くなられたようです。恐らくマーレシアに駐在していた軍人だったのでしょう。
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連れて来てくれたタクシーの運転手は軍人の墓ばかりだと言っていましたが、そうでもありません。ここで亡くなった民間人のお墓もたくさんあります。
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女性の墓もあります。
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左側に小さな石だけの墓石が並んでいますが、名前も何も記されていません。ただ番号が書かれているだけです。恐らくこれらの墓は日本からこの地にやって来た「からゆきさん」たちのもののようです。香港やシンガポールの日本人墓地にも同じような墓がたくさん見られます。
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土台だけが残ったお墓が放置されています。もう何十年という歳月を経て、すっかりマラッカの土に還ってしまています。
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ホテルを出た時は天気がよかったですが、墓地を訪れた時には、雨が降り出し、土砂降りになりました。
おそらく今までこの日本人墓地を訪れる日本人など全然いなかったものと思われますが、何だか私の来訪をここに眠る人々が歓迎して、涙を流してくれているのかと考えると強い感銘を覚えました。墓石に流れ落ちる雨を見ていると、そんな気がしてきました。 -
小さな礼拝堂があります。恐らく合同で慰霊祭等が行われるのでしょう。建物の中は物置のようになっています。
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市内中心部に戻って来ました。ここは世界遺産に登録されている地区を流れるマラッカ川で、両サイドには洒落たカフェやレストランが軒を並べています。
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川の両側にはこのような遊歩道が設けられています。歩き疲れた時は、洒落たカフェで一休みするのもいいですね。
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夕刻時のマラッカ川です。暗くなると、昼間とは違う姿を見せ、一層美しさを際立たせています。
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マラッカ観光の中心地オランダ広場には博物館や教会があります。この赤い色をした建物は Christ Church です。
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オランダ広場の中央には、イギリスのヴィクトリア女王を記念した噴水があります。
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昼食にチキンライスを食べたいと思い、マラッカで長い歴史を持つ「和記」という店に来てみました。ちょうど昼時だったため店の外まで長蛇の列で20分位は待たなければなりませんでした。
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これは注文したチキンライスですが、思った以上に小ぶりですね。この時は一人だったので、気を利かして1人分の料理となったのでしょう。グループで来ている方々のテーブルを見ると、どの料理も山盛りです。
丸い物はライスボールで、チキンで炊いた香がして、美味しかったです。最初はライスが出て来るのかと思いましたが、これがライスの代わりのようでした。後から気が付きましたが、ライスとライスボールは別々に注文しないといけないようです。 -
店内の様子です。当然ながら、けっこうマーレシア人の観光客が多いですね。
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欧米の観光客にも人気があるようで、かなりその姿が見られました。この写真を見てお分かりのように、店内の椅子はどれも小ぶりで、彼らには少々きついようでした。
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食事を終えて店の外に出ると、まだまだ多くの人が並んでいました。この店の人気ぶりが分かります。
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裏の方に廻ると、裏方の人々が料理の準備に大忙しの様子です。
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China Town とも言うべきジョンカー通りには骨董店がたくさんあり、いくつかのぞいていたら、古時計を扱う店がありました。興味を覚え、店内を見ていると、どの時計も時間が合っていません。
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このような骨董品を扱う店があり、見ているだけでも飽きませんね。
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ある骨董店のウィンドーに陶器が飾られていました。オランダ製の陶器とともに日本の物と思われるものもありました。
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別の店では水差し(ウォ―タージャー)が置かれています。何気ない日常品もこうして見ると、美術品として見ることが出来ますね。
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かわいらしいサンダルの並んだ店がありました。
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夜のジョンカー通リです。7時を過ぎると、ほとんど店は閉まり、人通リも絶えて、ひっそりしています。開いているところはレストランやバーくらいで、本当に静かです。
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小生が食べたワンタン麺です。小ぶりの丼に具だくさんの麺が入っていて、美味しかったです。
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おばあさんが一人黙々と店先で作業をしています。
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