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 会社の報奨旅行で同僚6人とヨーロッパの最終編。JAL機でフランクフルトに着き、ライン川クルーズ後、バスでハイデルブルク、ローテンブルク、ビース教会、などを見学しながらロマンチック街道を南下し、ノイシュバンシュタイン城、リヒテンシュタインのファドーツ、を経てスイスへ。<br /> インターラケンからユングラフウヨッホ登山をし、今日はジュネーブからフランス新幹線TGVでパリだ。<br /><br /> 出発に向けてホテルのロビーに集合した。あれっ、同僚達の雰囲気が今までと違う。私以外全員ネクタイを着用しているのだ。その一人に理由を訊いてみると、「花の都、パリに一皮剥けた立派な男になるので、決意のネクタイです」、ときた。何のこっちゃ、意味不明。日本を発つ前から全員で申し合わせていたようだ。<br /> ツアーの仲間も怪訝そうに眺め、私に説明を求めてくるが、「さあ、何でしょうね?」、としか答えようがない。<br /> <br /> そんな我々を乗せたTGVは一路パリを目指す。TGVは線路が狭いせいか、乗り心地は日本の新幹線に軍配を上げたい。プラットホームも低く、雰囲気は日本の在来線。それでも車内では、誰もじっとしておらず、物見遊山でうろうろとネクタイ姿で歩き回る。そして、皆が落ち着いた先は、カウンターのブッフェ。そのカウンターの中に愛想の良いフランス娘がいたので、話かけたり(勿論言葉が分からないので会話になっていない)、写真を一緒に撮ったりして、一杯のドリンクで国際親善に努めている。<br /><br /> 列車はパリ中央駅に到着し、早速市内観光だ。バスでの女性添乗員の第一声は自分の顔を指し、「しもぶくれ」、と。何を言っているのかツアー客は茫然とするが、これがフランス語の「すいません」、とか。英語ではエクスキューズミーに当る”シルビブレ”らしいが、この一言でツアー客は、それから帰国まであちらこちらで、「しもぶくれ」を連発しまくった事は言うまでもない。<br /> 次にパリ在住の長老だというおじさんガイドがマイクを握った。パリはパリ専用のガイドが必要らしい。おじさんガイドは、店を指し、「あああっ、今日もビニールカバン屋に日本人が群がっています」、と。見るとヴィトン。なるほど確かにビニールカバンだが、この皮肉にヴィトンを買おうと意気込んでいたツアー客は頭から水をぶっ掛けられた様で購入意欲が薄れたかもしれない。<br /> 定番のシャンデリゼ通り、ルーブル美術館、エッフェル塔、シャイヨ宮、モンマルトルの丘、バトームシュのセーヌ川遊覧、そして翌日にはベルサイユ宮殿を回った。<br /><br /> だが、我々には行くところがあった。ムーランルージュを是非見たかったのだ。だが、オプショナルツアーに参加するには30,000円以上の大枚が必要で、そこで現地で安いツアーを探す事にした。この手のツアーは、現地の旅行会社がいくらでも主催しているのは経験から分かっている。<br /> ホテルのロビーを探すと、しっかりとブロッシャーが置いてあり、何社かの内一番安い12,000円のツアーに決めた。そこにツアー仲間であるおばさん2人がやって来て、ムランルジュに行く事を知ると、「あら、いいわね。一緒に連れていって欲しい!」、と言う。断る理由もないので快諾し、ロビー集合の時間を決めた。<br /> その集合時間にロビーに行くと、先ほどのおばさん達以外にやはりツアー仲間のおばさん6人がいる。我々6人以外に8人、計14人の団体引率になってしまった。<br /> まずは、旅行会社に行かなければならない。ブロッシャーの地図ではオペラ座の前にあるようなので、タクシー4台に分乗してオペラ座に向かう。旅行会社はすぐに分かり、私が代表してツアーの申し込みをする。フランス人は英語が分かっていても、分からないふりをすると聞いていたが、ここでは英語で応じてくれた。若い人は、あまりバカなフランス人を演じなくなったようだ。<br /> 窓口の女の子は、14人と聞き小躍りして喜び、自主的に5パセントほと値引きしてくれた。<br /><br /> あとは、バスの出発を待つばかり。少し時間があったので、旅行会社の隣の中華料理店に入り、ラーメンを食べる。これが、1,000円近くするのに、かって経験した事のないもの凄い不味さ。皆でブーたれながら店を出る。最近、海外に日本のラーメン店チェーンが競って進出しているのが分かるようだ。<br /><br /> バスが来たので乗り込む。バスには既に何人かの白人グループが乗っており、その中のイギリスから来たと言う女の子に話を聞いてみると、夜の市内観光のツアーに参加しているらしい。確かにバスは、昨日市内観光した場所を巡っているが、夜の景色もなかなか良いものだ。<br /><br /> イギリスの女の子達は降りてしまい、やがて、バスはムーランルジュへ。時間は既に10時。入り口に並ばされ入場。すると、オプショナルツアーに参加したツアー仲間何人かとすれ違い軽く言葉を交わす。彼らは高いが、食事付きの観賞だ。我々は飲み物だけだが、その差20,000円をどう考えるかは個人の自由だろう。<br /><br /> ショーは素晴らしかった。特に天井から本物の水が降ってくるのには度肝を抜かれた。ショーが終わったのは深夜1時。帰りは方面別にマイクロバスでホテルまで送ってくれた。参加者は興奮覚めやらずと、口々にショーの素晴らしさをバスの中で語り合っていた。<br /><br /> 実は、これの2ヶ月後、グアムのショーを観る機会があったが、素人の私がみてもレベルの違いを感じた。<br /><br /> そして翌日の昼、エールフランスとのコードシェアー便で帰国。ヨーロッパからは偏西風に乗り約10時間で関空に。それにしても、西からの帰国は時差ボケで2、3日は辛いな。<br /><br />

褒章でヨーロッパへ(フランス編)

2いいね!

2003/05/06 - 2003/05/14

13382位(同エリア17042件中)

0

6

ルート3

ルート3さん

 会社の報奨旅行で同僚6人とヨーロッパの最終編。JAL機でフランクフルトに着き、ライン川クルーズ後、バスでハイデルブルク、ローテンブルク、ビース教会、などを見学しながらロマンチック街道を南下し、ノイシュバンシュタイン城、リヒテンシュタインのファドーツ、を経てスイスへ。
 インターラケンからユングラフウヨッホ登山をし、今日はジュネーブからフランス新幹線TGVでパリだ。

 出発に向けてホテルのロビーに集合した。あれっ、同僚達の雰囲気が今までと違う。私以外全員ネクタイを着用しているのだ。その一人に理由を訊いてみると、「花の都、パリに一皮剥けた立派な男になるので、決意のネクタイです」、ときた。何のこっちゃ、意味不明。日本を発つ前から全員で申し合わせていたようだ。
 ツアーの仲間も怪訝そうに眺め、私に説明を求めてくるが、「さあ、何でしょうね?」、としか答えようがない。
 
 そんな我々を乗せたTGVは一路パリを目指す。TGVは線路が狭いせいか、乗り心地は日本の新幹線に軍配を上げたい。プラットホームも低く、雰囲気は日本の在来線。それでも車内では、誰もじっとしておらず、物見遊山でうろうろとネクタイ姿で歩き回る。そして、皆が落ち着いた先は、カウンターのブッフェ。そのカウンターの中に愛想の良いフランス娘がいたので、話かけたり(勿論言葉が分からないので会話になっていない)、写真を一緒に撮ったりして、一杯のドリンクで国際親善に努めている。

 列車はパリ中央駅に到着し、早速市内観光だ。バスでの女性添乗員の第一声は自分の顔を指し、「しもぶくれ」、と。何を言っているのかツアー客は茫然とするが、これがフランス語の「すいません」、とか。英語ではエクスキューズミーに当る”シルビブレ”らしいが、この一言でツアー客は、それから帰国まであちらこちらで、「しもぶくれ」を連発しまくった事は言うまでもない。
 次にパリ在住の長老だというおじさんガイドがマイクを握った。パリはパリ専用のガイドが必要らしい。おじさんガイドは、店を指し、「あああっ、今日もビニールカバン屋に日本人が群がっています」、と。見るとヴィトン。なるほど確かにビニールカバンだが、この皮肉にヴィトンを買おうと意気込んでいたツアー客は頭から水をぶっ掛けられた様で購入意欲が薄れたかもしれない。
 定番のシャンデリゼ通り、ルーブル美術館、エッフェル塔、シャイヨ宮、モンマルトルの丘、バトームシュのセーヌ川遊覧、そして翌日にはベルサイユ宮殿を回った。

 だが、我々には行くところがあった。ムーランルージュを是非見たかったのだ。だが、オプショナルツアーに参加するには30,000円以上の大枚が必要で、そこで現地で安いツアーを探す事にした。この手のツアーは、現地の旅行会社がいくらでも主催しているのは経験から分かっている。
 ホテルのロビーを探すと、しっかりとブロッシャーが置いてあり、何社かの内一番安い12,000円のツアーに決めた。そこにツアー仲間であるおばさん2人がやって来て、ムランルジュに行く事を知ると、「あら、いいわね。一緒に連れていって欲しい!」、と言う。断る理由もないので快諾し、ロビー集合の時間を決めた。
 その集合時間にロビーに行くと、先ほどのおばさん達以外にやはりツアー仲間のおばさん6人がいる。我々6人以外に8人、計14人の団体引率になってしまった。
 まずは、旅行会社に行かなければならない。ブロッシャーの地図ではオペラ座の前にあるようなので、タクシー4台に分乗してオペラ座に向かう。旅行会社はすぐに分かり、私が代表してツアーの申し込みをする。フランス人は英語が分かっていても、分からないふりをすると聞いていたが、ここでは英語で応じてくれた。若い人は、あまりバカなフランス人を演じなくなったようだ。
 窓口の女の子は、14人と聞き小躍りして喜び、自主的に5パセントほと値引きしてくれた。

 あとは、バスの出発を待つばかり。少し時間があったので、旅行会社の隣の中華料理店に入り、ラーメンを食べる。これが、1,000円近くするのに、かって経験した事のないもの凄い不味さ。皆でブーたれながら店を出る。最近、海外に日本のラーメン店チェーンが競って進出しているのが分かるようだ。

 バスが来たので乗り込む。バスには既に何人かの白人グループが乗っており、その中のイギリスから来たと言う女の子に話を聞いてみると、夜の市内観光のツアーに参加しているらしい。確かにバスは、昨日市内観光した場所を巡っているが、夜の景色もなかなか良いものだ。

 イギリスの女の子達は降りてしまい、やがて、バスはムーランルジュへ。時間は既に10時。入り口に並ばされ入場。すると、オプショナルツアーに参加したツアー仲間何人かとすれ違い軽く言葉を交わす。彼らは高いが、食事付きの観賞だ。我々は飲み物だけだが、その差20,000円をどう考えるかは個人の自由だろう。

 ショーは素晴らしかった。特に天井から本物の水が降ってくるのには度肝を抜かれた。ショーが終わったのは深夜1時。帰りは方面別にマイクロバスでホテルまで送ってくれた。参加者は興奮覚めやらずと、口々にショーの素晴らしさをバスの中で語り合っていた。

 実は、これの2ヶ月後、グアムのショーを観る機会があったが、素人の私がみてもレベルの違いを感じた。

 そして翌日の昼、エールフランスとのコードシェアー便で帰国。ヨーロッパからは偏西風に乗り約10時間で関空に。それにしても、西からの帰国は時差ボケで2、3日は辛いな。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
3.5
ショッピング
3.0
交通
3.5
同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
エールフランス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • ベルサイユ宮殿の庭

    ベルサイユ宮殿の庭

  • ベルサイユ宮殿

    ベルサイユ宮殿

  • パリの街角

    パリの街角

  • ベルサイユ宮殿

    ベルサイユ宮殿

  • オペラ座前からムーランルージュ

    オペラ座前からムーランルージュ

  • モンマルトルの丘のサンクレール寺院だったかな?

    モンマルトルの丘のサンクレール寺院だったかな?

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