2012/06/04 - 2012/06/07
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utamiumiuさん
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ナウムブルクにはヴェンツェル教会という古い教会があります。
そこには戦火を免れたバッハが弾いた当時のオルガンがそのまま残っています。
今回はそのお昼のコンサートと大聖堂に今もいるアタシ!UTAに会いに行くのが目的でした。
オルガンコンサートは30分ほどですがたった3ユーロ!前回は2.5ユーロだったので50セント値上がりしてましたが。
そして前回、全く撮影禁止だった大聖堂内部、撮影代金を別途支払えば撮影可能になってました。
ハイ、もちろん絶世の美女と謳われたUTA(アタシ)の写真を撮ってきました(^_-)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
-
この日はナウムブルクへ向かいます。ドレスデン最後の朝です。
ウェスティンホテルの周りを朝食後お散歩しました。 -
残念ながら朝から雨模様
どよんとしたドレスデン旧市街を川辺に下りて撮りました。 -
日本宮
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日本宮の庭から旧市街を眺める。
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モスクのように見えるのは旧タバコ工場 「イェニジェタバコ工場」です。
街の外観を乱すとしてこの地域に高い煙突がついた工場を建設出来なかった為、モスクの姿を借りて建てられたそうです。 -
天気が悪かったせいでバラの花の色が鮮やかに見えました。
薔薇の背後にはゼンパー歌劇場が見えます。 -
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ブリューのテラスともお別れしてナウムブルクへ向かいます。
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<番外>
ドレスデンのウェスティンベルビューで食べたシュパーゲル。
このように横にスパッと切れるシュパーゲルはなかなかないんです。
食感も茹で加減も上々。
一人前をシェアしたいといったらお皿も二つに分けて持ってきてくれました。
これで0.5人分です。
ウエスティン・ベルビュー一階のバーラウンジです。
そしてここのミュールトラウガウの白ワインも絶品です。 -
綺麗になったドレスデン駅構内。
ライプチヒまでいって乗り換えナウムブルクへ行きました。 -
ナウムブルク駅
駅前にはタクシー乗り場がちゃんとあって客待ちタクシーが何台もいました。
旧市街までは車で10分弱かかります。 -
ブッキングコムで予約したホテル「トスカーナ」元知事さんの邸宅だったそうですが築8百年のこの建物をここのオーナー氏が買ってホテルにしてからはまだ2年だそうです。
こちら側は修理してホテルにしたほう。 -
ロの字型になっているんですが反対側はまだこんなです。
昔の邸宅だったことは偲ばれますが・・・
ルーインな感じがまたいいかも〜
何年か後に来たらこちらもホテルの部屋になってるのかな? -
トスカーナのオーナー、ゲラン氏と看板犬レーニエちゃん。
このおじさん、めちゃくちゃフレンドリーで到着したばかりの私達に
「オレはこのホテルのほかに城を買ったんだ。見たいか?」
「いつ見たいか、今か後でか」と矢継ぎ早の質問。
ついつい押されて
「見たいです。今見たいです」と言ってしまったら、
「ほんじゃ、付いて来い」と犬とともに先導してくれました。
まるで親戚の叔父さんちに行ったみたい(*^^)v -
石畳の路地を抜け
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ニーチェの像のある広場を抜け
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おや、可愛い路面電車!と眺める暇もなく
-
ゲラン叔父さんの買ったキャッスルへ到着。
なるほど!小ぶりではあるが確かに城っぽい。
表はきれいに修復終了してました。
「オレが自分で3年かけて完成した」と自慢してました。 -
ゲランおじさん「あそこをよく見ろ1894年と書いてあるだろう。古いものなんだ」とまた自慢げ。
私達はただ「はぁ〜はぁ〜」と感心するのみ。
個人旅行の楽しさはこんなハプニングもあるってところですね。 -
「中も見たいか?こっちへおいで」と言われ「城」の中へ入ると
そこはまだ瓦礫の山でした。
一つずつ手作りで修復していくそうです。
しかも職人さんは二人。
ナウムブルクで一番ブレイクダンスが上手い(そうです)お兄さんともう一人。 -
シャイで純朴そうなお兄さんでしたが仕事してるふうでもなく・・
4時には「また明日ね〜」と言って帰ってしまいました。
内部の修復が完成するまで何年かかるんだろう?
と他人事ながら心配に。
この天井と正面の薔薇窓は1894年より古いそうです。そのまま修復して使うそうです。 -
もう一人の職人さんと瓦礫の山(宝の山?)の城内部。
このドアも新しく作ったものではなくどこかの古い廃屋から持ってきて
合わせたそうです。 -
何年後かには素敵な螺旋階段になりそう・・・・
私達、観光してるのよね?
と自分に問いかけました。
ゲランおじさん、あまりに親しく口をきいてくれるので思わず
「いくらで買ったの?」とつっこんで聞いてみました。
2000万円くらいで購入したそうです。
でも修復に4000万円くらいはかかる見込みだそうです。
しかし業者に頼んだら8000万円くらいはかかるから自分でやってるそうです。
「あと何年くらいで完成の予定ですか?」と聞いたら
「わからん」・・だそうです。
ドイツ人魂を垣間見た気がしました。
もっとも彼自身はユダヤ系の顔してましたけど。 -
ゲランおじさん、とってもいい人で、ぐるりとナウムブルクの商業地区を案内してくれて市庁舎広場へやってきました。
「ここでオレはオフィスに戻らなきゃ。ホテル業はメインビジネスではないから」と。
思わず
「メインビジネスは何ですか?」とずうずうしく聞く私。
オイルビジネスだそうです。
去年もインド中を1500キロタクシーで走り回ったと自慢していました。
日本のミツビシオイルとも取引しようとしたけど日本はお堅くて「話にならん!」そうです。
まぁ、そうでしょう・・・このおじさんとでは・・・ -
市庁舎前広場
-
私達はいったんお部屋に帰りました。
膀胱満タンでしたし。
そして遺跡のようなホテルトスカーナの古い部分を見て歩きました。
屋根、落ちそう・・ -
800年前のワインケラー
崩れ落ちそうで下に降りる勇気はありませんでした。 -
ヴェンツェル教会側に道路に面して小さいドアがあるのですがこちら側は馬車や車寄せにつかわれている入口です。どっちが正面なのか分かりません。
-
このボロボロ具合がなかなかいいですね。
ツアーでは絶対、泊まらないホテルでしょう。
こちら側はまだ改装してないほうです。 -
ホテル「トスカーナ」の絶好アングル。ブッキングコムにも載っています。
ヴェンツェル教会の真ん前ということで予約しました。 -
さて一息入れて、今度は友と二人で街歩き開始です。
手芸の好きな友は先ほど目ざとく街の手芸屋さんを見つけていました。
そこを目指します。 -
ホテル「トスカーナ」の馬車口から出たところの路地
路地フェチの私にはうっとりするような景色なんです。 -
ニーチェ像のある広場
張り出し窓のある建物は歴史的建造物で昔はホテルだったそうです。 -
入口の上にはどんな有名人が滞在したか金色の文字で書かれています。
ブラウンシュヴァイクの王様1808年(HERZOGなので正式には公爵かな?)ま、とりあえず広い意味での王様ってことで。
どんな偉業をした人なのか分かりませんが名前が刻まれるってことは偉大な王様だったに違いないと上を見上げながら思いました。
ドレスデンのアウグスト2世(1世)1813年(こっちは毎年お目にかかっているのでワタシ的にはフムフムと親しみがわきました)
皇帝ナポレオン1815年と1821年
ゲーテも宿泊したと刻まれてありました。 -
一番右端に見える建物が先ほど友が目ざとく見つけた手芸屋さん。
入ったまま出て来ないので放置してしばらくその辺をほっつき歩くことにしました。
友よ、楽しんでね〜 -
再びニーチェ像
手芸屋さんで友を拾って再びほっつき歩き開始。 -
市庁舎広場の建物の扉
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ニーチェ像のある広場へ続く路地
ほっつき歩き放題できます。 -
ふと見上げると木組みの建物の一つ一つにもこんな飾りがついていてほっつき歩きしていて見飽きることがありません。
この建物の下には普通の商店が入っていました。 -
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ピンクの外壁にこんな素敵な窓。
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路地〜
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ナウムブルクは商業地区と宗教地区に市庁舎広場を挟んでだいたい分かれています。
この道は大聖堂へと続くいわば参道です。
ナウムブルクでいちばん賑やかな趣のある道でしょう。 -
この日は大聖堂へは行かず再び市庁舎広場へ踵をかえしました。
右の建物はお土産屋さんか文房具屋さんかな?
左の白い建物は市博物館でナウムブルクの歴史の説明や歴史的な物のが展示されているようですが開館時間とに日にちが合わず入れずじまいでした。 -
街並み
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街並み
マリア教会と奥に見えるのはマリア門 -
マリア教会
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この日はトスカーナの主ゲランさんにお勧めいただいたドイツ料理のレストランで晩御飯。
画面左のマリア門のすぐ下にある緑の木立のあるところです。
名前はAlte deutscheまんま訳すと「古いドイツ」 -
古いドイツを感じさせる雰囲気のいいレストランでした。
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私が注文した焼きソーセージ。マッシュポテトの上に乗っていました。
とても美味しかったです。 -
友が注文したシュヴァイネブラーテンではなく鹿肉のブラーテンと焼きジャガイモ。
こちらもとっても美味しかったです。
ナウムブルクへいったらまた入りたいお店。
食事をしているとトスカーナの主ゲランさんとライピチッヒから帰って来ていた娘さんが食事にきました。
「あらあら!」「ようよう!」
親戚のおじさんに偶然会ったみたいな感じでした・ -
夕方から雨に降られとても寒くなりました。
寝る前に部屋の窓を開けてみると雨はほとんど止んでいました。
私の部屋はヴェンツェル教会の真ん前に向かってありました。
体を乗り出してみると市庁舎広場の方がほんのり明るい!
「お!これはライトアップされてるな」とジャージの上にレインコートをはおり、もちろん、どすっぴんで三脚とデジイチ持って広場へでかけました。
あ、ホテルのフロントドアの鍵も忘れずに。
雨上がりの広場は美しくライトに照らされて浮かび上がっていました。 -
昼間はカフェなどがでていて賑わっていた広場もひっそりと。
時刻は午後11時をまわっていました。 -
広場と反対側のヴェンツェル教会
ホテル玄関の前から撮りました。 -
広場へ戻ってもう一枚
-
ホテルへ帰るまえに大急ぎでもう一枚。
外気温は9度まで下がっていました。
寒くて震えました。 -
部屋の真下にあるヴェツェル教会の入口。
三脚が使えなかったのでブレブレですが・・・ -
さて翌日は・・・朝ごはんの部屋ですがお客は私達二人だけみたい。
この日は朝から大雨。しかも寒い!
友はダウンジャケットをきて寝たそうです。
半袖で元気いっぱいのゲランさんに「寒いから暖房入れて」とお願いするも、「もう、夏だぜ!外は9度だけど室内は14度あるから、充分」と言われた!
めげずに14度は日本人にとっては暖房が必要な温度なの。寒くて眠れなかった」と食い下がる私。
その夜はゲランさん根負けしたのか暖房を入れてくれました。
ところが、ドイツのスチーム暖房のシステムを知らなかった私の友はスチームのバルブをひねらずにその夜もダウンジャケットを着て寝たそうです。
ごめんね〜不親切な私でした。 -
朝ごはんが終わるころには晴れてきました。
こんな可愛いレトロなトラムに乗ってナウムブルクザーレ駅へ向かいます。
きょうはアイゼナハへ日帰りの予定。
バルトブルク城へ行ってバッハハウスでコンサートを聴く予定です。 -
車内もレトロ
この後アイゼナハへ向かう途中でまたまた大雨!
バルトブルク城へ行ってそのあと「タンホイザー」に出てくるヴェーヌスの丘まで行くつもりだったのですが、土砂降りすぎてヴァルトブルク城とヴェーヌスの丘は断念。
エルフルト観光をしてからアイゼナハのバッハハウスのみ行くことに予定変更しました。
続く〜
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この旅行記へのコメント (2)
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- Berg Heilさん 2012/08/13 07:59:43
- 猛暑お見舞申上候
- ナウブルクへ御先祖様に会いに行かれた由、どうも私の出発前にFrau Tonchan 私の帰国後は Frau Utaが 訪独のようです。天候には私が最も恵まれたようで、雨は初日のバッハウ渓谷散策の日のみでした。 日頃の心がけが良かったのかも?? それにいささか暑い日の連続でした。
ところでドレースデンのモスクの様な建物、これではてっきりモスクと勘違いします。ドレースデンへ行った時この都市でもモスクがあるのかなと奇異に感じたのですがタバコ工場だったとは。一つ知識が増えました。
小生も あと週2編ペースで約8編ほど投稿予定です。よろしかったら又覗いて下さい。Frau Tonchan からオフ会の件でメールがありました。是非在京の3人のレディー方よろしく。
- utamiumiuさん からの返信 2012/08/14 00:40:13
- RE: 猛暑お見舞申上候 お暑うございます。
- Berg Heilさん
コメントと一票をありがとうございます。
数日前まで朝夕はいくらか涼しかったのにまた猛暑が戻ってきましたね。
暑さと7月下旬から引き続けている夏風邪にやられ、すっかりへこんでいます。
きっとドイツへ今すぐ飛んでいけたら治りそうな気がするのですが・・
ナウムブルク訪問はどうやら7年ぶりのようです。
基本的なところは変わっていないのかもしれませんが、観光地化が進んだような気がします。
大聖堂内の撮影が料金を払えばOKになっていたのは喜ばしいのですが入口がすっかり整備され土産物屋やチケット売り場が観光地さながらで少し興ざめしました。
でも、久しぶりの「ワタシ」に会えたしヴェンツェル教会でオルガンコンサートも聴けたしホテルのあるじのゲランさんは親戚のおじさんのように親切だったし、食べ物もおいしかったし、滞在して良かったです。
大聖堂を訪問した日がまた、雨模様で大聖堂から出てきたら土砂降りで外の景色をカメラに収めることができなかったのが残念ですが。
Berg Heilさんの今後の旅行記を楽しみにしています。
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