2012/06/16 - 2012/06/16
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ぺこにゃんさん
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とある梅雨の日の午後。
時間が空いたので,ぶらぶらと京都の街を歩いてみました。
雨に濡れた京都は,いつもと少し違った顔。
何か新しい発見があるかもと思うとワクワクします。
■訪れた場所
祇園白川
知恩院
粟田神社
蹴上(インクライン)
野村碧雲荘
哲学の道
大豊神社
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この日のスタートは祇園白川から。
ちゃんと名前があって,白川南通というらしいですね。
雨が降ったり止んだりで,行き交う人はまばら。 -
あまり知られていないかもしれませんが,梅雨時になると白川沿いに紫陽花が咲きます。
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白川沿いには町屋が並んでいますので,それらを背景に紫陽花を撮ると風情が出ます。
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紫陽花には雨が良く似合う,ということで雨の日らしい写真を。
手持ち撮影なので,ブレていますがご勘弁を。 -
イチオシ
落ちそうな雫に映っているのは…紫陽花の葉ですね。
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葉に溜まる水滴。
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アップばかりだと,違う場所で撮ったとしてもわからないですよね。
ほどほどにしないと。 -
紫陽花の奥に見える料亭。
その傍らには… -
サギが一匹いました。
この白川沿いを拠点としてるらしく,名の知れた(?)サギです。
サギに見つめながら食事をする…
不思議な気分でしょう。 -
白川南通を東へと歩いて行きます。
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雨に濡れる巽橋。
夜にくれば,灯りが反射して幻想的な雰囲気を味わうことができそう。 -
イチオシ
辰巳大明神の前から。
濡れる石畳,雨に洗い流され色濃くなった新緑。
いつもとちょっと違った光景です。 -
白川に沿って歩いていき,華頂道の知恩院古門前へとやってきました。
左手には柳がずらっと並んでいます。
写真をアップしなかったのは,電線が邪魔だったから。
電線は観光地としてみたときの京都の欠点だと思います。 -
知恩院総門をくぐって,すぐ左手に松風天満宮という神社があります。
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ここには黄色い陶器でできた珍しい狛犬がいます。
狛犬研究の第一人者の小寺慶昭教授いわく,「京都でいちばん怖い顔の狛犬」らしいです。
確かに顔つきは険しい。 -
さらに東へ歩いて,知恩院の三門に到着。
いつ見てもその大きさに圧倒されます。
現存最大の木造楼門だそうで,石段の上に建っているので,その大きさがより強調されています。 -
せっかくなので,久しぶりに知恩院境内へ行くことに。
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三門奥に見えるのは男坂。
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男坂は見た目以上に勾配がきついです。
登りきったところから振り返ってみるとこんな感じ。
三門のところにいた修学旅行生が豆粒のように見えました。 -
知恩院御影堂は現在修復中。
そういえば,男坂の隣の女坂も工事中でした。
昔ながらの建築物を維持していくのは大変です。 -
境内をてくてく北へと歩き,北門から黒門坂へ。
ここだけ見るとお城のようです。
やはり徳川家の手が入ったためでしょうか。 -
坂の脇に紫陽花が一株だけありました。
この季節はどうしても紫陽花の写真ばかりになります。 -
紫陽花と北門。
坂を下りたところから。 -
黒門坂からの景色です。
なかなか見晴らしはいいです。 -
黒門を出て,神宮道を北へ向かうと青蓮院門跡があります。
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青蓮院門跡といえば,京都市指定天然記念物のクスノキが有名です。
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圧倒的な存在感。
どうすればこんな枝振りになるのか不思議です。 -
時間も無かったので,青蓮院の中には入らず。
そうそう,雨の日にはカエルということで,カエルの写真を。
といっても本物ではなく石のカエル。
三枚上の写真の「青蓮院門跡」と書かれた石柱の後ろにいます。 -
青蓮院門跡から真っ直ぐ北へ行くと平安神宮。
シンボルの大鳥居が見えています。
少し進めば三条通ですが,大きな通りを歩いても面白くないので,一本南の道を東へ曲がりました。 -
道中見つけた紫陽花を撮りつつ…
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粟田神社に到着。
特に何かがあるというわけではないですけど立ち寄ってみることに。 -
夾竹桃かな。
良く見かける花ですけど,自信はないです。 -
狛犬さんをバックに。
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本殿は坂道を上った先にあります。
石の坂道は雨の日は滑りやすく,ツルッと一度やってしまいました。 -
階段を登りきった先は,岡崎方面の眺望が開けます。
平安神宮の大鳥居に,京都市美術館。
ただ,こういう光景は青空が似合うよなぁ。 -
お馬さんと紫陽花の写真を撮って,粟田神社をあとにします。
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三条通へ出て,東へと歩いて蹴上に到着。
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南禅寺橋の上から見たインクライン。
それにしても人のいないこと。
桜の時期の混雑が嘘のようです。 -
今年は梅雨らしい梅雨ということで,それなりにまとまった雨が降っていました。
そのため,インクライン脇を流れる疏水は激流となっていました。 -
白波を立てて南禅寺舟溜へと流れ込んでいました。
近くを歩くのは怖かった。 -
適当に歩いて,野村碧雲荘へ。
ここでのお目当てはというと… -
花菖蒲です。
あらかじめネットで情報をつかんでいました。
野村碧雲荘の向かいの清流亭の紅枝垂れ桜が好きで,春はこの近くまで何度も来ています。
ただ,この梅雨時は来ることがなかったので,全くの盲点でした。 -
雨に打たれて,くたっとしていました。
雨の日らしくていいでしょう。 -
私が知らなかっただけなのかも知れませんけど,そんなに知られてはいないはず。
私が見ている間に,観光客がタクシーに連れられてやってきました。
こうやって隠れスポットは無くなっていくんだ… -
花菖蒲に別れを告げ,北へと向かいます。
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哲学の道(若王子神社側)に到着。
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雨に濡れる楓。
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イチオシ
哲学の道といえば猫です。
若王子神社付近に行くとかなり高い確率で会うことができます。
観光客慣れしている猫もいますが,雨ということでお休みを戴いていたようです。 -
疏水に沿って北上すると大豊神社があります。
せっかくなので少し寄り道を。
ここの参道には紫陽花を始めとして,いろいろな花が植えられています。 -
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幻の紫陽花といわれる七段花。
手水舎の向かい辺りにあります。 -
表紙にも選びましたけど,雨に濡れた紫陽花の葉を撮るのが好きです。
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ウツボグサ。
シソ科の花です。 -
これはホタルブクロ。
キキョウ科の花です。 -
雨に煙る境内…ではなく,レンズが雨に濡れて曇っただけ。
でもそういう雰囲気に見えなくもない? -
イチオシ
境内は緑に溢れています。
というより茂りすぎな気もしますが。
本殿はこの木々の奥です。 -
大豊神社といえば,境内末社の大黒社の狛ねずみ。
これを見に来る人も多いとか。 -
大豊神社をあとにします。
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再び哲学の道。
ここで雨がきつくなってきました。 -
写真に写るぐらいの雨足。
濡れるのを覚悟しての撮影です。 -
雨の日も人力車は営業中。
頑張ってます。 -
北上,北上。
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鯉かなぁ?
丸々太った魚が疏水を泳いでました。 -
哲学の道沿いには,お洒落な店があります。
雨宿りに立ち寄っても良かったかも。 -
イチオシ
雨の日でもこちらのクマさんは傘をさしてお仕事中。
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ラストは紫陽花尽くしとなります。
哲学の道沿いの紫陽花は周辺の民家の方が植えられたものです。 -
量はそれほど多くはないものの,色が豊富でお気に入りの紫陽花スポットです。
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「紫陽花は雨の中に咲いてこそ命」と民家の方が書かれていました。
まさにその通り。
紫陽花ほど雨が似合う花はないでしょう。 -
傘を差しながらも,ブレないように踏ん張って撮影。
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結局,紫陽花だらけの旅行記となってしまいましたね。
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この旅行記へのコメント (6)
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- mykonosさん 2012/07/20 22:45:40
- サギ・・・?
- ぺこにゃんさん、こんばんわ。
アジサイから滴る滴に移りこむアジサイの葉っぱの画、すごいですね!!
あんな写真撮ってみたいです。
白川にいたサギ、私も3年前に行った時見たんですけど、同じサギなんですかね?あの界隈では有名なサギ君だったんですね♪
- ぺこにゃんさん からの返信 2012/07/22 00:25:10
- RE: サギ・・・?
- mykonosさん,こんばんは。
> アジサイから滴る滴に移りこむアジサイの葉っぱの画、すごいですね!!
> あんな写真撮ってみたいです。
しずくに何が映っているか?
その場では確認できないので帰ってからのお楽しみです。
自分の顔が映りこんでいたら面白いのにと思っていますが,そうはならないみたいです。
> 白川にいたサギ、私も3年前に行った時見たんですけど、同じサギなんですかね?あの界隈では有名なサギ君だったんですね♪
私が参考にしているブログがいくつかありますが,よく登場しています。
サギの寿命がどの程度か知りませんが,あんなところに居つくサギはそうそういないですよね。
ということは同じサギ?
ぺこにゃん
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- ぺでぃまるさん 2012/07/01 13:56:23
- 一年前
- ぺこにゃんさん、こんにちは。
ちょうど1年前、紫陽花咲く哲学の道を家族三人で散歩しました。懐かしいと思いながら、雨で出られない時間を楽しんでます。
春爛漫の桜、梅雨の時期の紫陽花と京都の季節を感じられる旅行記ありがとうございます。
次は桔梗?
ぺでぃまる
- ぺこにゃんさん からの返信 2012/07/03 23:38:13
- RE: 一年前
- こんばんは。
> ちょうど1年前、紫陽花咲く哲学の道を家族三人で散歩しました。懐かしいと思いながら、雨で出られない時間を楽しんでます。
今年は雨が多く,梅雨らしい梅雨になってますね。
紫陽花咲く哲学の道はお気に入りの光景の一つです。
桜の時期の喧騒が嘘のようで,ひっそりとした雰囲気がいいです。
> 春爛漫の桜、梅雨の時期の紫陽花と京都の季節を感じられる旅行記ありがとうございます。
> 次は桔梗?
もう桔梗は咲き始めていますね。
でも夏の花といえば私的にはヒマワリなんです。
近場でヒマワリ畑を探しているのですが,なかなか良い場所が無くて。
今年もダメかなぁ
ぺこにゃん
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- 大目付さん 2012/06/30 09:45:18
- ぺこにゃんさん、お早うございます。
- 雨の京都に紫陽花が似合いますね〜。町屋を背景に撮る紫陽花には風情を感じます。
〜大目付〜
- ぺこにゃんさん からの返信 2012/07/01 01:00:25
- RE: ぺこにゃんさん、お早うございます。
- > 雨の京都に紫陽花が似合いますね〜。町屋を背景に撮る紫陽花には風情を感じます。
>
紫陽花は雨の日に見るのが一番でしょう。
燦燦と照りつく太陽が似合わない花も珍しいのでは?
ぺこにゃん
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