2012/05/17 - 2012/05/17
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mas98765さん
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国立図書館プルンクザールを見ます。アウグスティーナ教会にもちょっとだけ立ち寄ります。
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前の旅行記から続きます。
9時55分、フォルクス庭園の王宮側の門を出ます。正面に見えるのは新王宮です。新王宮につきあたったら左に曲がり、先ほど通った道を逆にたどって王宮の中庭に行きます。 -
ここで前方から馬車(Fiaker)がやってきました。ウィーンの町では馬車をたくさん見かけます。結構お客さんが乗っています。
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スイス門の前を馬車が通ります。
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手前からも馬車が通り過ぎていきます。さて、ミヒャエル門から外に出て右に曲がります。
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すると、こんな標識がありました。馬の横断に注意するようにという標識です。右手にはスペイン乗馬学校がありますが、左手には厩宮があって、馬が時々横断するようです。
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左手の厩宮に人がたくさんいました。
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奥の方をズームしてちょっと覗いてみると、馬のおしりが見えます。
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一方の右側、スペイン乗馬学校の辺りを通り抜けたところには、ちょっとした広場があります。ヨーゼフ広場といって、
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中央にヨーゼフ2世(1741-1790)の騎馬像が立っています。フランツ1世とマリア・テレジアの長男で、フランツ1世の死後、母マリア・テレジアとともに共同統治を行いました。啓蒙思想の影響を受けながら絶対専制君主であろうともしました。
(参考)ヨーゼフ2世(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%952%E4%B8%96 -
別の角度からも眺めます。同じタイミングで撮った写真なのに、片方は曇りで片方は快晴なのです。
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広場の奥まったところに国立図書館プルンクザールがあります。あいにくファサードは修復作業中で何かに覆われていました。上を見上げると、真ん中はこんな感じで
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左手には金の玉を背負った人がいます。ギリシャ神話のアトラスでしょうか。
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右手にも金の玉があります。
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10時10分、国立図書館プルンクザールに入ります。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.206257,16.366872&spn=0.00429,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
中に入って
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階段を上がります。
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ここの壁にも何やら掲げられています。
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階段を折り返して正面のドアから中に入ります。
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思い出したように写真を撮っていますが、7ユーロでした。先ほど建物の入口を入ったところで入場料を払ったように思います。
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斜線の入ったマークを見ると、喫煙・飲食・フラッシュ撮影・携帯使用・かさ持込は禁止です。つまり、フラッシュを使わなければ写真撮影は自由だということで、写真を撮って回ることだけが楽しみのわたしのような旅行者には嬉しいことです。
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一歩中に入ると豪華な装飾が目について、ただの図書館でないことが分かります。
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両側には本棚が並び、明かりをとる窓もあります。
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本棚には古そうな本が並んでいます。
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通路の両側のガラスケースの中に、本がいくつか展示されています。展示物はときどき変わるのかもしれませんが、わたしが訪れたときの展示物の様子をいくつかのせます。本の説明はドイツ語と英語で書かれていました。入口付近の通路左手はギリシャ語で書かれた本のコーナーでした。この写真の本の説明をよく見ていませんでした。
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説明によると、これは植物学・薬学について書かれた羊皮紙文書で紀元500年頃、コンスタンチノープルで書かれジュリアナ・アナシア(西ローマ皇帝オリブリウスの娘)に献納されたもので、1405〜1406年に修復されました。アンブロシア(ambrosia)についてのイラストと説明が書かれています。
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説明によると、左側は10月の聖人を集めたもので、11世紀の中頃にコンスタンチノープルでEuthymiusという人によって書かれました。右側は、1204年の第4回十字軍による略奪の様子などについて記した証言本で、13世紀中ごろにNiketas Choniatesという人が書いたもので、その古写本の冒頭にはこのように、著者Niketas Choniatesの肖像が描かれているようです。
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次はラテン語で書かれた本のコーナーです。この本の説明を見ていませんでした。
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これは12世紀後半に描かれたローマ帝国のcursus publicusという交通サービスのネットワーク図で、巻物のようになっているようです。
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これは1392年から1394年の間にプラハでつくられたもので、星の位置などが書かれているようです。冒頭には2人の天文学者のイニシャルがあるようです。
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入口付近の通路右手にはアラビア語の本のコーナーがありました。これは17世紀につくられた古写本だそうです。「flapped binding」というのがイスラム地域に典型的なものらしいですが、左側のパタパタした部分のことでしょうか。
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左側は1582年に出たアラビア文字についてのものです。右側は預言者マホメットをたたえるもので、1345年にカイロで書かれたらしいそうです。
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これは外科手術の道具が記された本の古写本のようです。
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アラビア語の横にはヘブライ語のコーナーがありました。この本の説明を見ていませんでした。
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これは旧約聖書の言葉などを記したもので、マイクロ文字でページ全体を飾っています。ここに描かれているライオンはイスラエルのユダ族の象徴「Lion of Judah」を表しているようです。
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これは祈祷書や法を記したもので、1276年から1350年の間にライン川上流地域でつくられたものだそうです。
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ここであらためて右上を見て
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このあたりの通路の天井部分を見て
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前方を見ます。
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前方の豪華な空間が近づいてきました。
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このあたりの通路の左手と
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右手にも展示があります。
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このあたりの左上と
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右上はこんな感じです。
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この辺りでは、1914年以前の観光ポスターが展示されていました。
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ウィーンのポスターが並んでいて
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後日訪れるバッハウ渓谷のポスターもあります。
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さて、この図書館のクライマックスである楕円形の空間に来ました。
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楕円形の空間に出るところには、このような天球儀があります。これは宇宙学者のVincenzo Coronelli(1650-1718)という人がつくったもので、マリア・テレジアの夫のフランツ1世が持っていたものです。
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表面はこんな感じです。
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楕円形の部分の中央上と
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左上と
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右上はこんな感じです。絵に描かれているフェンスが下の部分の延長のように見えます。今でいうトリックアートのようなものでしょうか。
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真上はこんな感じです。綺麗なフレスコ画が描かれています。
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中心にはカール6世(1685-1740)の像が立っています。この図書館の建設を命令した人です。マリア・テレジアの父です。天井のフレスコ画も神格化されたカール6世をテーマにしているらしいです。
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この空間には様々な細かい展示物があります。定期的に展示内容が変わるのかもしれません。
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こんな感じや
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こんな感じの像もあります。ハプスブルク家に関係した人たちの像のようです。この胸像は「GERARDUS VAN SWIETEN」と台座に書かれていましたので、マリア・テレジアの侍医をしていたゲラルド・ファン・スウィーテン(1700-1772)という人です。オーストリアの病院や医療教育の改革を行いました。この図書館の司書も務めました。先ほど訪れたマリア・テレジア像の足元にもいました。
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再び展示物の例で
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正面通路の入口左手にまた天球儀があります。
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これもVincenzo Coronelliという人がつくったものですが、これはレオポルド1世に奉納されて夏の宮殿に置かれていたものです。
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中央の通路を奥に向かいます。やはり両側にはポスターが展示されています。
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一番奥のつきあたりはこんな感じです。たまたま人がたくさんいてガイドさんの説明を聞いていたので下の方は写していません。
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上を見上げるとこんな感じで
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左上と
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右上はこんな感じです。
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戻ります。両側にポスターが並んでいて、柱のところまで行くと
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更にポスターが並んでいて、カール6世像が見える正面中央の空間まで戻ると
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やはり入口に、今度は地球儀があります。先ほど見たばかりの、通路を挟んで対称的な位置にある天球儀(Vincenzo Coronelliがレオポルド1世に奉納したもの)と対になるもので、やはり夏の宮殿に置かれていました。こちらに見えている面はアフリカのようです。
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別の面を見てみると、下の方にインドシナ半島やフィリピンのようなものが見えています。中央の木の枠のあたりにある島が日本でしょうか。
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展示物の例を
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また少し見て、
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中央の通路に戻る入口にはまた地球儀があります。こちらは最初に見た天球儀と対になるもので、フランツ1世が持っていたものです。ここに見える面もアフリカでしょうか。
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戻ります。
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出入口付近の天井はこんな感じです。
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図書館ですから、もう一度本棚を眺めておきます。
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ドアを開けて外に出ると
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こんな感じで
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階段を下りて帰ります。
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中で見たポスターをデザインにした椅子が並んでいました。
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10時50分、ヨーゼフ広場に出ました。今図書館を出たところで、左手がミヒャエル門とスペイン乗馬学校の方向ですが、この位置の右手には
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アウグスティーナ教会の入口があります。王宮付属の教会で、ハプスブルク家の人々の結婚式がここで行われました。また、ハプスブルク家の人々は死後に心臓をこの教会におさめる風習があって、地下に54個の心臓が安置されているそうです。天気が相変わらずさえないので、この教会の中を見学しようと中に入ると
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信者の方々が集まって、なにかの儀式が始まろうとしています。そういえば今日はキリスト昇天祭の祝日でした。邪魔になってはいけないし、ここに閉じ込められて時間を費やしてもいけないので、すぐに出てきてしまいました。入口に人が立っていて親切に入れてくださったので、申し訳ないような気がします。
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10時58分、アウグスティーナ教会の塔の部分を振り返って先に進みます。次はカプツィーナー納骨堂を見ます。次の旅行記に続きます。
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