2012/05/17 - 2012/05/17
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mas98765さん
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ウィーンの中心を取り囲む環状道路リンクに沿って歩きます。
マリア・テレジア像周辺→国会議事堂→ブルク劇場と市庁舎→ウィーン大学→ヴォティーフ教会→フォルクス庭園という順番にまわります。
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- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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前の旅行記から続きます。
8時28分、ブルク公園を出て先ほどの王宮のブルク門のところまで戻ります。この歩道がある道路はリンク(Ring)といって、ウィーンの中心部をぐるりと一周しています。 -
8時31分、ブルク門の前まで戻りました。ここであらためてマリア・テレジア像の方を眺めます。こちら側にリンクを横断するための信号があります。右側は歩行者用ですが
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左側は自転車用です。
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ウィーンの町のあちこちには自動車専用道路があって、こんなマークで歩道と分けられています。歩道と入り組んでいたりするので、いつの間にか自転車道の方を歩いていたりして、結構面倒なものです。
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リンクを渡って
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近づいていきます。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.204498,16.361314&spn=0.004054,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
マリア・テレジア(1717-1780)です。神聖ローマ皇帝フランツ1世の皇后です。ハプスブルク家の神聖ローマ皇帝カール6世の長女で、父親に男子の継承者がいなかったため、周辺諸国からつけこまれてオーストリア継承戦争に巻き込まれまして一部の領土を失いましたが、戦いぬいて国家を守りました。夫とは恋愛結婚でした。帝位には夫がついていましたが、ハプスブルク家の当主であるオーストリア大公についていて共同統治を行い、実質的に女帝でした。16人もの子供を生み、周辺諸国と政略結婚させました。フランスのルイ16世に嫁いでフランス革命でギロチンにかけられたマリー・アントワネットもその1人ですね。
(参考)マリア・テレジア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A2 -
マリア・テレジア像をはさんで2つの対称的な建物が建っています。左手は美術史博物館です。後日見学します。
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右手は自然史博物館です。マリア・テレジアの夫フランツ1世のコレクションが基礎になっています。自然史には興味があるのですが、今回は時間の都合上入りませんでした。
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マリア・テレジアの足元をいくつかの像が45度ごとに取り囲んでいます。像の足元には名前が彫られています。マリア・テレジアの足元の45度左手の騎馬像は「DAUN」と彫られています。ダウン伯レオポルト・ヨーゼフ・マリア(Leopold Joseph Maria Graf Daun 1705-1766)です。軍人としてマリア・テレジアを支えました。こんな感じでWikipediaなどに説明がのっています。この後順番に反時計回りに像を見ていきます。
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正面中央の足元はヴェンツェル・アントン・フォン・カウニッツ(Wenzel Anton, Prince of Kaunitz-Rietberg 1711-1794)です。政治家です。
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45度右の騎馬像はエルンスト・ギデオン・フォン・ラウドン (Ernst Gideon von Laudon 1717-1790)です。軍人です。
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正面から90度右(つまり自然史博物館の方向)にある像はゲラルド・ファン・スウィーテン(Gerard van Swieten 1700-1772)です。医者です。
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正面の135度右にある騎馬像は「TRAUN」と書かれていました。インターネットでこの名前を検索すると町の名前になってしまって、ちょっと調べたところではどういう方か分かりません。
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真後ろは「LIECHTENSTEIN」と書かれています。リヒテンシュタイン公爵のことでしょうか。
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その45度右(正面から見ると135度左)はルートヴィヒ・アンドレーアス・フォン・ケーフェンヒュラー(Ludwig Andreas von Khevenh#ller #:uウムラウト 1683-1744)です。軍人です。
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その45度右(つまり美術史博物館の方向)はフリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ハウクヴィッツ(Friedrich Wilhelm von Haugwitz)という政治家です。その45度右は最初に見たダウン伯ですから、これで一周したことになります。
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マリア・テレジア像の後ろにはこのような建物があります。これは王宮の馬小屋だったところで、現在は美術館が集まったミュージアムクォーターになっています。
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向かって右側の自然史博物館は今回の旅行では中に入りませんから、正面だけ見ておきます。
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ドームがあります。
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正面手前のゾウさんが可愛いです。
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8時45分、リンクに沿って時計回りに歩きます。これは路面電車の停留所です。
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これは地下鉄のフォルクステアーター駅です。
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8時49分、左手に何か見えてきました。
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ここはオーストリアの国会議事堂(Parlament)です。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.208052,16.359447&spn=0.004054,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
民主主義発祥の地ギリシャのパルテノン神殿によく似た建物です。ギリシャで建築学を学んだテオフィル・フォン・ハンセン(Theophil Hansen)という人のデザインが採用されて1883年に完成しました。日本の国会議事堂も含め世界中の国の重要な建物がパルテノンを真似ていますが、これはとりわけよく似ているようです。
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正面にはアテナ女神が立っています。古代ギリシャの英知と戦争と平和の神様です。彼女は右手に勝利の女神ニケを、左手には槍を持っています。
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アテナ女神の足元には4人の像があります。これは、ハプスブルク家の領土を流れていた4つの川ドナウ、イン、エルベ、モルダウを表しています。誰がどの川なのか、ちょっと調べたところでは分かりませんでした。
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よく出来ていますね。
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左側と
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右側は同じような様子になっていて、可愛らしい2人のエンジェルが水を流し、
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それを人魚のような人が受け止めています。
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パルテノン神殿のように、破風のところにも像が並んでいます。
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横から眺めるとこんな感じです。
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両側から坂をのぼって建物の入口に行けるようになっています。坂のところにも像がいくつかあります。ここに見えている
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この人はティトゥス・リウィウス(Titus Livius 59BC頃-17)です。古代ローマの歴史家です。
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列柱から中を覗くと
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こんな感じや
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こんな感じの綺麗な絵が描かれています。
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列柱の中に入って上を見上げると、このように一連の絵が描かれていますす。
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列柱の内側から外を眺めるとこんな感じです。平日ならガイドツアーがあるようです。今日は木曜日なのですが、たまたま祝日(キリスト昇天祭)なのです。今回の旅行で実質観光したのは木〜日の4日間で、平日は金曜日だけでした。平日しか開いていない観光地や食べ物屋さんもあって残念でした。
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8時58分、リンクに沿って先に進みます。路面電車が走っています。路面電車は後日中央墓地に行くときに利用しましたが、あとは地下鉄と徒歩で全部間に合ってしまいました。
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「びっくり」はきっと日本同様、注意しなさいという意味ですね。「Fiaker」は馬車のことですね。後でいくつか写真に写ると思いますが、ウィーンは馬車が多いです。
(参考)Fiaker(Wikipedia)
http://de.wikipedia.org/wiki/Fiaker -
9時ちょうど、ブルク劇場(Burgtheater)のところまで来ました。ドイツ語圏の演劇界の最高峰だそうです。
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標識は目立つのでついつい写真に撮ってしまいます。これはEINBAHN(一方通行)の標識ですね。ausgen.はきっとausgenommenの略で「路面電車は除く」という意味なのでしょう。
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ブルク劇場の向かい側には、先ほど王宮の広場のあたりから眺めた市庁舎(Rathaus)があります。イベントの準備真っ最中で、柵で囲まれていました。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.210661,16.359469&spn=0.004054,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
フリードリヒ・フォン・シュミット(Friedrich Freiherr von Schmidt)という人のデザインで1883年に完成しました。チクチクしたゴシック的なデザインですね。近くのヴォティーフ教会の塔(99m)より高い建物にしないでほしいと皇帝ヨーゼフ1世から頼まれたため、中央の塔の高さを98mに抑えました。でも、わざとかもしれませんが塔の上にラートハウスマン(Rathausmann)という騎士像を立てたので高さを越えてしまいました。
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これがラートハウスマンです。鍛造職人のルートヴィヒ・ヴィルヘルム (Ludwig Wilhelm)からウィーン市に贈られたもので、マクシミリアン1世(16世紀初めのハプスブルク家出身神聖ローマ皇帝)の鎧をもとにデザインされていて、高さが3.5m(手に持っている旗を入れると5.4m)だそうです。
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顔はこんな感じです。
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時計台の時計はこんな感じです。
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ところで何を準備していたかというと「Life Ball」というヨーロッパ最大のエイズ撲滅チャリティ・イベントで、多数の著名人が参加します。今年は20周年を迎えるそうです。明後日がたまたま開催日で、大音響とともに市庁舎がライトアップされていました。そのときの様子は後ほど別の旅行記で。
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市庁舎の右横には木々がたくさんあって
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ここはラートハウスパーク(Rathauspark)という公園です。ここを入っていけば市庁舎の前までいけるかもしれないと思ったのですが、
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やはり柵があってダメでした。関係者の方々が一生懸命会場の準備をしていました。
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やや近くで塔を見上げます。
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ファサードの部分も。
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横からもラートハウスマンを見ておきます。
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別の角度から向かいのブルク劇場を眺めます。
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9時12分、リンクに沿ってまた少し歩くと左手にこのような建物が見えてきました。狭いのでこの角度でしか全体が収まらないのですが
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これはウィーン大学(Universit#t Wien #:aウムラウト)の本館です。ルドルフ4世が創立しました。ドイツ語圏で最古・最大の大学です。ノーベル賞受賞者を多数出しています。
(参考)ウィーン大学公式サイト
http://www.univie.ac.at/de
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.213206,16.360692&spn=0.004054,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
これが本館の正面玄関です。近くの新館7階にあって平日の昼にオープンしているメンザ(学生食堂)は誰でも利用できて安いそうなので行こうと思っていたのですが、今回日程が合わなくて残念ながら行けませんでした。
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大学前には何故か体重計のようなものがあって、
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20セントで利用できます。
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更に先に進むと
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ヴォティーフ教会(Votivkirche)があります。皇帝フランツ・ヨーゼフが暗殺テロから無事逃れたことを神に感謝して、マクシミリアン(弟で後のメキシコ皇帝)の命令で建てられ、1879年に完成しました。先ほどまで青空が広がっていたのに雲がでてきてしまいました。現在9時21分。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.215401,16.359919&spn=0.004053,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
リンクを少し戻って9時36分、ブルク劇場あたりの入口からフォルクス庭園(Volksgarten)に入ります。フォルクス庭園は位置的には国会議事堂の向かい側に広がり、王宮のところの広場ヘルデンプラッツに続いています。
(参考)周辺の地図
http://maps.google.co.jp/?ll=48.207787,16.36155&spn=0.004054,0.010568&t=m&z=17&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
開園時間は6時から22時だそうですが、先ほど国会議事堂の前を通りかかったときは、そこにあった門は閉まっていました。
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フォルクス庭園自体は広いのですが、リンクに沿って縦に延びるメイン(?)の庭の部分に行ってみました。ベンチが一列に並んでいます。ところで、ウィーンの観光地はどこもベンチとか何らかの台とかが置いてあって、わたしのような単独旅行者がタイマーで記念写真を撮るのに便利です。おかげで「写真を撮ってください」という必要もほとんどなく、便利な町なので何かを尋ねる必要もなくて、他の人に積極的に話しかけないわたしのようなタイプは無言で終わってしまいます。
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ここは数千本のバラが咲き誇ることで有名です。
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でもちょっと早かったようで、一部しか咲いていませんでした。
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庭園は木に囲まれていて、市庁舎や
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国会議事堂の頭が顔を出しています。
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カモがいました。マガモでしょうか。
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これはカラスでしょうか。灰色と黒のツートンで、日本ではあまり見かけませんね。インターネットで写真を比べてみたのですが、ハシボソガラスの亜種のズキンガラス(ハイイロガラスとも呼ばれるみたい)でしょうか。
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細長い部分の南端の池の部分です。
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やはりバラはまだチラホラですね。
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南端にはフランツ・グリルパルツァー(Franz Grillparzer 1791-1872)の像があります。オーストリアの劇詩人です。
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この庭園にも神殿のような建物がたっています。これはテセウス神殿でしょうか(図書館で見かけたガイドブックの写真に比べて新しいので違うかもしれません)。このときは何かの展覧会があったのか、入口に人が集まっていました。
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それから、先ほど入ってきた入口(写真で正面)の横の方に
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池があって、そこに
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エリーザベト(Elisabeth Amalie Eugenie 1837-1898)の像があります。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后です。シシィとも呼ばれます。美しい皇后だったようですが、その美を保つために過度の運動と絶食をしました。フランツ・ヨーゼフには大切に思われていたようですが、エリーザベトは宮殿の暮らしに嫌気がさして晩年は旅行に明け暮れ、ジュネーブのレマン湖のほとりでイタリア人の無政府主義者に刺されて暗殺されてしまいました。後ほどシシィ博物館に行きます(ただし博物館は撮影禁止でした)。
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フォルクス庭園を通り抜けて王宮に戻ります。王宮側の出入口付近に噴水がありました。
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中央にはこのような像があって、
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カモが泳いでいます。マガモでしょうか。
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マガモのヒナでしょうか。
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これはインターネットで写真を比べるとイエスズメのメスでしょうか。(イエスズメで合っているとすると)日本で普通に見られるただのスズメとちょっと違う種類で、ヨーロッパではスズメより優勢で、人懐っこいようです。でも、最近ヨーロッパでは何故か数が激減してしまっているようです。
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最後に出入口付近に咲いていたバラ(?)を拡大してたくさん咲いていたかのように見せかけて締めくくります。現在9時55分。次は国立図書館プルンクザールを見ます。次の旅行記に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 潮来メジロさん 2012/06/11 00:15:35
- 正解で〜す。\(^o^)/
- mas98765さん、こんばんは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> これはカラスでしょうか。灰色と黒のツートンで、日本ではあまり見かけ
> ませんね。インターネットで写真を比べてみたのですが、ハシボソガラス
> の亜種のズキンガラス(ハイイロガラスとも呼ばれるみたい)でしょうか。
はい、ズキンガラスで正解で〜す。\(^o^)/
mas98765さんは、なかなか鳥にお詳しいですね。
このズキンガラスは、ヨーロッパでは、ポルトガル、スペインを除いて広く生息しているようです。
日本では見られないカラスで、私もイギリスやイタリアで見ました。
他の写真で、マガモと、イエスズメのメスも正解です。
懐かしく拝見しました。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- mas98765さん からの返信 2012/06/11 21:29:10
- チェックありがとうございました
- 潮来メジロさん、チェックをしていただきありがとうございました。わたしは鳥についてはずぶの素人ですので、勘でだいたいの種類の見当をつけてインターネットで調べました。正解だと教えていただき、安心しました。今後ともよろしくお願いします。
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