2010/07/25 - 2010/07/31
408位(同エリア782件中)
玄白さん
一昨年の旅行ですが、アップします。
本旅行記は、その第3弾、下北半島編です。
前々日の白神山地、前日のゴルフに続き、今日は下北半島を時計回りに一周し、野猿公苑、仏が浦、大間、恐山を訪れました。今日も天気はぐずつき、恐山ではどしゃ降りの雨にたたられてしまいました。
下北半島は想像以上に辺鄙なところでした。遠い! 青森市内から4時間もかかる。むつ市以外では、主要道路沿線には昼飯を食べる食堂、レストランが見当たらない。最果ての地に来たことをひしひし感じる一日でした。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月29日
今日は、下北半島方面へのドライブだ。青森市から浅虫、むつ市を経由して、まず脇野沢村の野猿公苑へ。
このあたりに生息する野生の日本猿が世界で最も北に住む北限の猿として世界的に有名だ。さすがに野生の北限猿には出会えないので、ここ野猿公苑の猿と対面。雄には魚の、雌には花の名前が付けられている猿が数十匹、サル山で飼育されている。 -
この猿たちは野生の猿と違って餌はもらえるし、冬の寒さも飼育舎の中で過ごせるからめぐまれている。毛づくろいに忙しい
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仏ヶ浦。
津軽湾に面した半島西側の奇岩が続く海岸である。国道338号から100mほどの高低差がある歩道を下って極楽浜に出る。
浜の両側に高さ70〜80mはありそうな断崖が続いている。 -
北側の五百羅漢と名づけられた断崖
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仏ヶ浦は、1989年に日本の秘境100選に選ばれているそうだが、たしかに秘境である。
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仏ヶ浦の岩は地質学的には緑色凝灰岩という岩石だそうだ。火山灰が凝固した柔らかい岩なので海蝕で削られやすく、こうした奇岩になったのであろう。
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イチオシ
近くの展望台から見下ろした仏ヶ浦
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国道338号を北上し、下北半島最北端の町、大間へ。
言わずと知れた本マグロのブランドとして有名である。 -
イチオシ
大間漁港。今はマグロ漁のシーズンではないようで、広い漁港に漁船が一隻しかいない。
演歌「津軽海峡冬景色」を思い起こさせる寂しげな雰囲気がただよう。 -
大間に来たならば、大間の本マグロを食さねばなるまいと思い、昼食は、ちょっと贅沢をして「浜寿司」にて、まぐろ尽くしの寿司をいただく。
浜寿司の主人といろいろ話をさせてもらった。大間の人達にとって、ここは青森県ではあるが、生活経済圏は函館で函館市民という感覚なのだそうだ。買い物や病院通いはフェリーで函館に行く。ところが市民の足である地元民向けのフェリーが赤字続きで廃線になるという話が持ち上がっていて、大変らしい。 -
次の目的地は、高野山、比叡山と並び三大霊場の一つ、恐山へ。
恐山に着く頃には、雨足が強くなってきて、観光客もまばらである。
恐山菩提寺の山門 -
山門にかかる「恐山」の扁額
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菩提寺社殿。開祖は天台宗の最澄の弟子の自覚大師円仁。宗派は曹洞宗である。無信心の自分にとっては、宗派はどうでもよいことではあるが・・
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参道の左側に、いろいろな○○地獄と名づけられた火山岩の荒涼、殺伐とした丘が連なっている。ところどころ、火山ガスが吹き出ていて、いかにも地獄という風情だ。
恐山は金の含有量が多く、優良な金鉱床なのだが、国定公園内であることと、大量の砒素が含まれているので掘ることはできないのだそうだ。猛毒の砒素が地中にあるというのも恐山のおどろおどろしさをつのらせる。 -
慈覚大師堂。開祖慈覚大師の徳を譛えるために、弟子によって一千体の仏像が彫られ、山中に安置されたと伝われる大師堂。
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恐山のあちらこちらにある風車は幼子の霊をなぐさめるためにあるとのこと。
ケルンのように積んである石も、親より先に亡くなった子供が、自分は親不孝者だと思い、親を思って積み上げるそうで、それを天まで積み上げるとこの世に帰られるが、いつも地獄の鬼に見つかって崩されてしまうという言い伝えがあるそうだ。イタコだけではなく、こういう言い伝えを聞くと、やはり恐山はオドロオドロしいところという思いを強くする。今日のようなどしゃ降りの天気では、なおさらだ。 -
恐山境内には4つの温泉がある。参道の右側に男湯の冷抜の湯と女湯の古滝の湯が向かい合ってある。写真は、冷抜の湯の湯小屋の窓から撮った小滝の湯小屋。背景にある銅像は大平和観音像。
参道の左側には薬師の湯がある。こちらは男女入れ替え制。もう一つ、宿坊の裏手に混浴の花染の湯というのがある。 -
本堂に参拝したあと、薬師の湯に浸かり、地獄巡りをしたあと、冷抜の湯に入った。観光客はだれもおらず、温泉独り占めだ。
泉質は「硫化水素含有酸性緑ばん泉」。硫化水素を含むので硫黄臭が強く、酸性なので肌がぴりぴりする。ちょっと熱いので長湯はできない。
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