2009/07/09 - 2009/07/09
9位(同エリア36件中)
ショコラさん
ザンクト・アントン滞在2日目、雲が多めで気温もちょっと低かったけれど、まあまあのお天気だったので、予定通りハイキングにでかけることにしました。
標高の高いヴァルーガ&ガルツィヒは、ゴンドラの運行が始まるのが次の日からだったので、この日はカパル&ガンペンの方へ行きました。
【旅程】
□7/04 フランクフルト ⇒ (OS) ⇒ インスブルック
ハーフェレカー展望台&旧市街ぶらぶら[インスブルック泊]
□7/05 パッチャーコ-フェル・ハイキング&旧市街ぶらぶら[インスブルック泊]
□7/06 旧市街ぶらぶら(チロル民族博物館、宮廷教会、王宮見学など)[インスブルック泊]
□7/07 アンブラス城&ベルクイーゼル・ジャンプ台&旧市街ぶらぶら[インスブルック泊]
□7/08 インスブルック ⇒(列車)⇒ ザンクト・アントン[ザンクト・アントン泊]
■7/09 カパル&ガンペン・ハイキング[ザンクト・アントン泊]
□7/10 レッヒへ日帰り[ザンクト・アントン泊]
□7/11 ヴァルーガ展望台&ガルツィヒ・ハイキング[ザンクト・アントン泊]
□7/12 ザンクト・アントン ⇒(列車)⇒ インスブルック[インスブルック泊]
□7/13 インスブルック ⇒ (OS) ⇒ フランクフルト ⇒(LH)[機中泊]
□7/14 ⇒ 成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
一番上のカパルへは、ザンクト・アントンからリフトに乗り、ガンペンで乗り継いで簡単に上れます。写真中央に示されているリフトがそれ。
★《Gampenbahn & Kapallbahn》リフトのタイムスケジュール
http://www.abbag.com/sommer/bahnen/offnungszeiten/
※夏期のみの営業(2012年は6月22日〜9月11日まで) -
ザンクト・アントンから4人乗りのリフトに乗り、中間駅のガンぺン(Gampen)に到着。標高1850m。
めちゃくちゃ寒い〜。リフトからの眺めは素晴らしかったのだけど、ふきさらしのリフトで、景色を楽しむどころじゃなかった……。よってリフトからの写真はなし。。。 -
寒いけど、リフトを乗り継いでカパルへ。
乗っている時間は10分足らずだったけど、寒さゆえ、なんだかとても長く感じられました。
←山頂駅のカパル(Kapall) -
散策はあとにして、まずは体を温めようと、山頂駅そばのカフェにかけこみました。
標高2320m -
山の上のカフェなので簡素な感じかなと思ったら、とてもかわいいカフェでした。温かみのある木のテーブルとベンチシート、窓にはチェックのカーテンがさがっています。
頼んだココアを飲んで、やっと体が温まりました。 -
ひとごこちついたので外へ。
ハイキングはここから始めることもできますが、ちょっと楽して中間駅のガンペンからハイキングすることにして、ここではあたりを散策するだけに。
ちなみに、ここカパルからガンペンまでのハイキング・ルートは所要1時間くらいのようです(中級レベル) -
ここはもう森林限界を越えていて、背後にはこんなごつごつした岩山が。ところどころに雪が残っています。
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雲が少しとれて、青空が広がってきた。
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見晴らしよし〜。
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イチオシ
向こうに、シュタンツァータール(Stanzertal)の谷が見えます。
ザンクト・アントンを紹介した写真で見た景色だ〜! -
素晴らしい眺め!
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谷底に村がぽつんぽつんとある感じです。
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森林限界を越えたこのあたりでも、あちこちに花が咲いています。
ワスレナグサの仲間、ミオソティス・アルペストリスかな。 -
この花は、たぶんペディクラリス・ケルネリ。花の形がユニーク。
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雄大な山を背景にしたハイカーふたり。
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カパルから山の景色を楽しんで、ガンペンまでもどってきました。
気温が少し上がったのか、さっきほどの寒さはありません。 -
眺めはいいし、空気もおいしい。
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お昼にはちょっと早いけど、まずは腹ごしらえをして、それからハイキングすることにしました。
で、中間駅そばの山小屋レストランでランチしました。
なに食べたんだっけなぁ? -
ランチのあと、ハイキング・パスを歩き始める前に、シュタンツァータールの谷を見に行きました。
←振り返ったところ
真ん中の建物は Nassereinbahn のゴンドラ駅。ザンクト・アントンの東隣りの Nasserein からもゴンドラでここへ上ってくることができます。 -
これが Nassereinbahn のゴンドラ。丸くてかわいい。
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小さな黄色い花がたくさん咲いています。
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イチオシ
草原一面、キンポウゲの花畑〜〜♪♪ -
綺麗〜〜!
ところどころに混じった赤い花はアザミの一種かな? -
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少し下ると、シュタンツァータールの谷が真下に見えてきました。
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ここからの眺めも素晴らしい〜!! -
谷の眺めを堪能し、そろそろハイキングに向かいます。
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わたしたちが歩くのは26番のパス。
では、しゅっぱ〜つ! -
いい眺めだぁ。
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花畑の間をてくてく♪
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白い花はヘラクレウム・スフォンディリウム?
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さまざまな花が咲き誇っていて、なんだか絵画のよう。ルピナスがいいアクセントになっています。
小さな紫色の花は、たぶんゲラニウム・シルヴァティクム(Geranium sylvaticum)。 -
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花とリフト。
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花いっぱいのハイキング・パスに、気分もウキウキ♪
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あちこちに咲いていた シレネ・ブルガリス(タウベンクロプフ)。
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壁のようにたちはだかる山を見ながら下っていきます。
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山の頂には氷河が。
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アザミのような花とヒポコエリス・ウニフロラらしき花の群落。
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気持ちのいい青空〜。
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ティムス・プレギオイデス(タイムの仲間)
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このピンクの花、調べたとろこでは Greater Burnet Saxifrage に見えるけど、ちがうかも。
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羊が草をはむ、のどかな風景。
ここの羊たちは垂れ耳さんです。 -
えっ、な、なに??
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ひぇ〜っ、羊が追っかけてきたーっ!
このあと、羊数匹に囲まれ、提げていたカメラ・バッグに頭をつっこまれそうになりました(^^;) バッグには何も入ってなかったんだけどなぁ。
それにしても、なぜかよく動物に追いかけられるわたし。スペインでは馬に追いかけられ、イギリスでは牛の群れに追いかけられたことも……。なんで? -
羊の親子。
く〜っ、かわいい! -
チロルらしい風景。
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シュタンツァータールの谷が間近に見えてきました。
美しい谷の風景にうっとり。 -
後ろにもこのような谷が続いています。
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町が見えてきました。
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ザンクト・アントンの町を一望。
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このハイキング・パス、めちゃくちゃよかった♪♪♪
花いっぱいで、眺めがよくて、しかも下りで楽ちん。お薦めのパスです。
◇ハイキングの所要時間◇
ガンペンからザンクト・アントンまで約2時間
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この旅行記へのコメント (10)
-
- ハンシさん 2018/06/30 17:30:59
- 情報有難うございます
- 2018年6月30日 ザンクトアントンでオススメのコースを辿る予定です。
今RJでザンクトアントンへ向かっているところ、3度目の訪問になります。
今回はハイキングを楽しむ予定なのでショコラさんの情報に大いに助けられます。
ありがとうございます。 ハンシ
- ショコラさん からの返信 2018/06/30 23:27:26
- RE: 情報有難うございます
- ハンシさん、こんにちは。
今、オーストリアをご旅行中なのですね!
旅先から書き込みしてくださってありがとうございます。
ザンクトアントンは3度目になられるとはすごい!
わたしの旅行記が参考なったのでしたらうれしいです。
きっと今頃はあの周辺は花畑が広がっていることと思います。
ハイキングをどうぞお楽しみください♪
お天気にも恵まれますように。
ショコラ
- ハンシさん からの返信 2018/07/01 03:01:57
- RE: RE: 情報有難うございます
- > ハンシさん、こんにちは。
> ショコラさん、お返事有難うございます。
> 今、オーストリアをご旅行中なのですね!
> 旅先から書き込みしてくださってありがとうございます。
> 私は今ポストホテルでサッカーを見ながら寛いでいます。
お昼前にチェックインしてすぐサマーカードを発行してもらいkapallまで上ってレストランでカプチーノとアップフェルシュトーデルでランチ。その後歩いて花々の中をgalzig迄下り少し休んでザンクトアントン迄また歩いてしまいました。20000歩程歩いていささか疲れましたが花畑は、本当に素晴らしくお天気にも恵まれ最高のハイキングでした。明日はレッヒ にまいります。その後インスブルックに戻り7月23日迄老体をいたわりながらハイキングを楽しむ予定です。
> ザンクトアントンは3度目になられるとはすごい!
> わたしの旅行記が参考なったのでしたらうれしいです。
> きっと今頃はあの周辺は花畑が広がっていることと思います。
> ハイキングをどうぞお楽しみください♪
>
> お天気にも恵まれますように。
>
> ショコラ
またショコラさんの旅行記を参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。 ハンシ
- ショコラさん からの返信 2018/07/02 22:13:25
- RE: RE: RE: 情報有難うございます
- ハンシさん、こんにちは。
ご報告をありがとうございます。
お天気の中で、花畑のハイキングを楽しまれてよかったです〜!
レッヒにも行かれたのですね。
きっと素晴らしい景色を堪能されたことでしょう。
今月下旬までオーストリアにいらっしゃるとは、なんとうらやましい♪
このあとの旅もお元気にどうぞお楽しみください。
ショコラ
-
- ゆきっちさん 2012/07/27 11:37:38
- 素敵な写真に癒されました〜
- ショコラさん。はじめまして〜。ゆきっちと申します。
素敵な写真に誘われて、旅行記拝見しました。
てっきりスイスの旅行記かと思っていたら、
オーストリアのチロルですか!
名前は聞いたことがあるような〜
ぐらいの知識しかかったので、素直に驚きました。
花の咲き乱れる素敵な季節ですね。
そして青空と山々のコントラストもすてき!
ショコラさんの写真の腕前にも脱帽です。
この旅行記を見て、断然チロルに行ってみたくなりました。
何年後になるか分かりませんが、ぜひ訪れてみたいです。
- ショコラさん からの返信 2012/07/27 16:53:54
- RE: 素敵な写真に癒されました〜
- ゆきっちさん、こんにちは。
訪問いただき、コメントまでくださってありがとうございます。
(わたしは足あとだけ残して帰ってしまってすみませんっ!)
チロルへ旅行に行く前まで、わたしもチロルはスイスの1地方かと思っていました(^^;)
旅したときはちょうど高山植物が花盛りで、花畑をぬって歩くハイキングはとても楽しかったです。チロルの山々は標高が高くても3000メートルほどで、初級者向けのハイキング・コースが豊富にあるので、へなちょこハイカーの我が家にはぴったりでした(笑)
ゆきっちさんは北欧へ行かれていたのですね。いいですね〜。わたしも北欧にまた行きたい!
ショコラ
-
- ippuniさん 2012/07/09 20:15:21
- 素敵な風景〜
- ショコラさん
ご無沙汰しております!
チロルの山々のお花畑ハイキング、素敵ですね〜
お花畑大好きの私はもう目が釘付けです^^
スイスアルプスのハイキングコースと似ているけれど、
歩いてみるときっと空気の匂いや咲いている花々など微妙に違うんでしょうね。
いいなぁ〜、チロルハイキングいつかは行ってみたいと思ってるんですが、
なかなか…踏み切れず…^^;
ちょうど、旅行された日が、3年前の今日なんですね〜
今年は冷夏だからきっと山も寒いんでしょうね。
フランスに来てから全然山歩きをしていないのでウズウズします^^;
ippuni
- ショコラさん からの返信 2012/07/11 14:10:22
- RE: 素敵な風景〜
- ippuniさん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰しています。
このところ4トラをゆっくり楽しむ時間がなくて、チロルの旅行記も途中で止まったままです(^^;)
チロルハイキングの旅行記、見てくださってありがとうございます〜。ちょうど花の盛りで、どこもかしこも花だらけの素晴らしい景色でした。ほんとちょうど3年前か。時が経つのは早いなぁ。
たしかにスイスアルプスとは似ているようでちょっと違うかもしれません。スイスのような4000メートル級の高い山々はまわりにないところとか、峡谷や谷など起伏の大きい風景が広がっているところとか。ハイキングルートの標高はそれほど高くないので、咲いている花の種類も微妙に違うかも。
今年のヨーロッパは冷夏なんですね。実は、夏休みに3年ぶりにドイツ(アルペン街道)へ行く予定なんです。冷夏対策しておかなくちゃな。
ippuniさんの旅行記にもまたゆっくりお邪魔させていただきますね♪
ショコラ
-
- maki5963さん 2012/05/05 21:20:30
- チロルらしい素敵な景色
- ショコラさん、こんにちわ。
ガンベルバーンのハイキングコースは景色も良くて花も一杯でいいコースですね。ヴァルーガは始まるのが遅いようですが、こちらでも十分楽しめそうで参考になりました。天気も良くて良かったですね。私もいつか同じ景色が見られるといいな〜
同じ景色と言えば念願だったオランダのお花畑を見ることができました。キューケンホフから自転車で、水路とヒヤシンスの香り漂うお花畑の中をルンルン気分で楽しみました。ほとんど天気は悪かったのですが、この日は良かったので公園とで1日花景色を満喫できました。オランダっていい所だなぁとすっかり気に入って帰ってきました。
maki
- ショコラさん からの返信 2012/05/06 12:28:50
- RE: チロルらしい素敵な景色
- makiさん、お帰りなさい♪
そろそろご帰国かなと思っていたところでした。
花畑のサイクリングを1日満喫されたとのこと、よかった〜〜♪♪ オランダの花畑はスケールがちがいますよね。初めて見たとき、その規模に圧倒され、感動のあまりウルウルになってしまいました。
ご旅行中、お天気は今ひとつだったとのことですが、花巡りの日にお天気に恵まれてよかったですね! サイクリングしながらの花巡りは、風も香りも感じられて最高だったことでしょう。
オランダのレンガ造りの街並みは、フランスやドイツとはまたちがった雰囲気で素敵ですよね。北欧っぽい雰囲気を感じます。他の国ではなかなかできない、自転車での町めぐりなどもできて、いつもとはちがった旅を楽しむことができそうです。
ご帰国されて早々にザンクト・アントンの旅行記を見てくださってありがとうございます。ハイキング・シーズンが始まったばかりの頃で、ちょっと寒かったですが、草原は一面花に覆われていてとても綺麗で、山と谷と花ののコンビネーションが絵のようでした。冬がハイシーズンの町ですが、夏も本当に素晴らしいと思います。いつかまたチロルへ行かれるときは、ぜひ足をのばされてみてください。
ショコラ
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