暴風雨ニモマケズ…①地下鉄博物館に行ってきました!

2012/03/31 - 2012/03/31

最近、お出かけの予定を入れた週末に限ってお天気に恵まれない…。　もしかして私って雨女だったの?!って思ってしまうくらいですが(でも、海外旅行では天気のせいで予定が狂ったりしたことはナイから、多分違うかな?)、この日も発達した低気圧の影響で、関東は朝から大荒れ!　でも、この日の移動手段は地下鉄だし、目的地も全て屋内だったから大丈夫かな…って思って、決行しちゃいました^^/

1人でお出かけすると、こんな天気でもマイペースで見学/移動出来るのがイイですね。

この日の目的の一箇所目は、毎日の通勤でポスターを見ながらいつかは行ってみたいと思っていた地下鉄博物館です。　この1年で乗り物系の博物館にいくつ行ったかしら…?(日に日に鉄子化してる私(笑))　ちなみに、この1年に行った乗り物系博物館の旅行記は↓
http://4travel.jp/traveler/juniper_breeze/album/10619068/　
(JR鉄道博物館)
http://4travel.jp/traveler/juniper_breeze/album/10629487/
(電車とバスの博物館-東急系-)
http://4travel.jp/traveler/juniper_breeze/album/10651936/
(東武博物館)

関東の乗り物系博物館を制覇する日も近いかっ?!(笑)

エリア 葛西(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日最初の目的地は、江戸川区東葛西にある、地下鉄博物館。　飯田橋駅で東西線に乗り換えです。　普段の通勤と同じルートです。　平日の通勤ラッシュ時と違うところは、人が少ないところだけかな…?!

普段の通勤では、東西線に乗り換え、飯田橋から一駅なので行き先など関係ないのですが、今日の目的地である葛西駅は快速電車は通過だったので、快速を見送って、各駅停車に乗りました。

こちらの改札から出ると、近いです。

いよいよ地下鉄博物館へ。　場所は、ちょうど葛西駅の高架下です。

入場料は、大人210円!　安い〜!　規模が違うから当たり前なのかもしれないけど、JRの鉄道博物館が1000円っていうのがめちゃくちゃ高く感じてしまう…。　

通常は、東京メトロの駅に設置してあるのと同じ自動改札を通って入場なのですが、節電の為、電源が切られています。　その代わり、駅員の格好をした係のおじさんがいて、入鋏してくれます。　鋏のカチャカチャ言う音が懐かしい!

入場するとまず1番最初に目に入るのが、この赤い車体。　地下鉄丸の内線の第一号車が一両丸々展示されています。　

脇のこの模様は、電車の走る速度によって波打っているように見えるそうです。　色々と考えられているのね!

電車の窓に貼ってあるこのステッカー。　いつも何気なく見ていますけど、よく見ると、｢帝都高速度交通営団｣と書いてあります。　現在の東京メトロに貼ってあるステッカーには、｢東京地下鉄株式会社｣って書いてあるのかな。

初代丸の内線のお隣にあるのが、これまたレトロな車体!　日本で最初の地下鉄電車です。　当時は地下鉄の路線が1本(1種類)しかなかったので、ただ｢地下鉄線｣と呼ばれていたようですが、現在の銀座線のことです。　今年4月からは、この初代の車体と同じようなカラーで新車両がデビューするとのこと!　乗れる日も近いかな♪

開通当初は、浅草⇔上野間のみの運転でした。　行き先標記も今とは逆で、"草浅⇔野上"ってなってますね!　展示されている電車の中には、その当時の格好をしたマネキンも乗っています。

昔の車両に実際に入ることが出来ます。　当時よりも明るくしてるとは思いますが、予想よりも明るく、広いイメージです。　吊革が今とは違います。　ぶら下がっている感じではなくて、金属です。　写真で見ると、揃って外側を向いているように見えますが、この状態で固定されています。　触ってみたら、動きは硬いですが、一応動きました。

昔も今も、マナーを守ることは大事です。　現在の地下鉄って、かほ(顔)やて(手)を出さないように、窓は全開できないようになっていると思うのですが(換気のために上の部分だけが開く?!)昔の電車は普通に窓が開いたのかな。

当初は、東洋唯一の地下鉄だったのですね!　現在の通勤ラッシュの絵のようですが、当時は、通勤だけじゃなくて珍しもの見たさで並んで乗った人がたくさんいたのでしょうね!　開通当初は、上野駅から地下鉄に乗るために上野公園のほうまで行列が出来ていて、乗れるまでに何時間も並んだそうです!　浅草までそんなに並ぶなら歩いたほうが早そう〜。

当時の自動改札が再現されていました。　右側の青い機械にコインを入れて進むと、この十字になってる木の部分が90度回転。　現在も、形は違えど同じ仕組みの改札が遊園地とかにありますよね。　海外の地下鉄もこういうの多い気がする…。

当時の上野駅のホームが再現されています。　ベンチにはちゃんと広告が!

昔のレトロな地下鉄システムはこれくらいにして…。　現在の東京は網の目のように地下鉄の路線が走っていますが、地下を掘り進める時に活躍する、シールドマシンの実物大模型。　こんな大きいんですね!　

副都心線が数年前に開通してから、伊勢丹・三越などの新宿のデパートが身近になりましたが、現在3路線が交差する新宿三丁目駅の地下はこのようになっているそうです ＠口＠；

1番下は、都営新宿線、真ん中が副都心線、1番地上に近いのが丸の内線です。　驚くのはやっぱり、真ん中を通る副都心線が1番最後に掘られたって事ですね!　丸の内線のトンネルと副都心線のトンネルが交差する部分は、たった30cmしか間隔がないそうです!　日本の技術って凄すぎる!

地下鉄13号線(現在の副都心線)の工事中当時のポスターです。　何もない場所の地下にトンネル掘るわけじゃなく、上は普通の道路や線路が通っていて、ビルも建ち並ぶ都会で何年も時間をかけて進められる計画なんですよね!　ただただ、凄い技術!としか言い様がありません。

新しい路線が開通した時のパンフレット。　見たことないので、おそらく一般人に配られる物ではない気がしますが。　記憶に新しいのは、副都心線が開通した時ですね。　

開通1日目の2008年6月14日のことは今でもよく覚えています…。　新木場方面からの有楽町線と渋谷方面からの副都心線が小竹向原駅で相互乗り換え出来るようになっているのですが、混乱+通勤(帰宅)ラッシュが重なって、小竹向原→地下鉄赤塚駅まで、普段は7分で行けるのに、1時間50分もかかりました…。　家に着いた時にはヘトヘトでした…。

自動改札の変遷。　自動改札って、90年代から普及したものなのかと思っていたのですが、丸の内線で1974年に既に取り入れられていたのですね。　性能は、現在のIC対応の自動改札と比べたら、かなりレトロな感じなんだろうけど。

自動券売機も進化しましたよね。　JRの鉄道博物館に行った時、昔の切符の販売機(実物)を見ましたけど、コインのみ入れられるタイプだったのに対し、現在の券売機は1万円札も対応だし、タッチパネルだし、定期券まで発行できちゃったり…!!　そりゃ、お年寄りの方々が使い方分からなくなるのも無理ないわ。

4/22(日)まで開催中の特別展｢丸の内線全通50周年記念展｣。　見学に、特に追加料金は取られません。

50年間でこんなに便利になりました!・・・っていうか、同じ街を表した地図(路線図)だとは思えませんね。

どの博物館に行っても、絶対に行列が出来ている、運転シュミレーション。　鉄道マニアではあるけれど、私は運転シュミレーションには全く興味がナイので、そのままスルーです。

地下鉄の歴史を知ることが出来て、楽しかったです!　"出口"とかかれた看板は、何気に地下鉄の駅構内で見かけるものと同じ^^/

次の目的地、お台場に向かいます!

この旅行記へのコメント （2）

• るなさん 2012/04/03 09:06:29

  こんにちは♪

  Juniper Breezeさんまいどでぇす！！
  この日は台風並みのお天気だったようですね？
  上海はすごくいい天気でした^0^
  東京はこのところ、土曜日は雨が何週も続いていて、私も土曜日はお出かけが多いので、何だかなぁ(￣へ￣|||)って思ってました。
  
  こんなとこがあるんですねぇ〜小学校の社会科見学チックで楽しそうですね（笑）私も今度雨の日にはここ行ってみようかな？うふっ。
  
  るな

  Juniper Breezeさん からの返信 2012/04/03 19:53:17

  RE: こんにちは♪

  るなさん、またまたコメントありがとうございます。　4トラメンバーになってからというもの、遠い外国から近い国内(家の近所含む)まで、時間さえあればどこか行きたくて仕方ありません!　お財布と相談しないと｢趣味は旅行｣だなんて言えなくなってしまう日も来るかもしれないので(汗)、日々ちゃんと働かないと!って感じです。
  
  東京在住だと、近いところにある施設はいつでも行けるというのがあってやっぱりなかなか行かないですよね。　最近、乗り物マニアっぷりがエスカレートしてきて(爆)、気になっていた地下鉄博物館にやっと行くことが出来ました!　マニアックな場所なので誰も誘わず1人で行きましたけどね(笑)
  
  るなさんは、週末は上海に行かれていたんですね!　旅行記楽しみに読ませていただきますね!　では。