2008/06/26 - 2008/06/28
11509位(同エリア17021件中)
さんしぇさん
フランスの国立美術館、その幾つかが、6/30(2008年)まで
無料開館と聞いています。
■ ギメ東洋美術館(パリ)
■ クリュニー中世美術館(パリ)
■ 技術工芸博物館(パリ)
■ 考古学博物館(サン=ジェルマン・アン・レー)
■ ルネサンス美術館(エクアン)
■ 航空宇宙博物館(ル・ブルジェ)今回は見送り
以上がパリとその近郊、他に地方分合わせ14館にのぼるとか。
クリュニー以外は、まだ訪れた事がないのでこの機会に出掛けて来たいと
思っています。
例えば、必ず立ち寄るパリ3区マレ地区のカルナヴァレ美術館などは、
かつては有料だったのをこういった無料の時期を設けて、観覧者の
動向を見た後、無料に踏み切ったと、仄聞しています。
今後の可能性に期待しています。
施設によって25(26)歳までの若者を無料にする曜日を設けたり、
第1日曜/月を開放したりなど、芸術を積極的に啓蒙する仏の奥深い
懐に感謝しつつ、大いに甘えようという今旅程、旅も終盤のこの3日間
集中し、アートにまみえます。
前編
8日目メニュー
・考古学博物館(サン=ジェルマン・アン・レー)
・技術工芸博物館(3区)
中編
9日目メニュー
・ギメ東洋美術館(8区)
・陳百貨店
・お客様きたる
後編
10日目メニュー
・クリュニー中世美術館(5区)
・ルネサンス美術館(エクアン)
・オペラ座ガルニエ、バレエ“椿姫”
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
-
近くに小学校があり、アパルトマンの眼下では登下校の
毎にこの黄色い交通安全のお姉さんが道に立ちます。
この方、ここ数年従事しておられ、子供達は勿論、我々
大人にもこうして手を差し伸べてくれます。
さて、朝一番の挨拶を彼女と交し向うのが、パリの西
20Kmのサンジェルマン・アン・レイ。 -
RER A線の終点であり、セーヌ河を見下ろすこの
サンジェルマン・アン・レイの町は12世紀の初頭、
木々に囲まれた<Laye レイ>と呼ばれた高台に、
要塞が築かれ、13世紀にはチャペルが加えられ、
16世紀にはフランソワ1世がイタリアルネッサンス
様式の王宮として改造拡大してゆきました。
この元王宮が、国立考古学博物館と姿を改め、今も
一役を担っていると言うわけです。
さて、そのSt-Germain un Laye駅から表へ浮上すると、
目の前に堅牢な城郭がそびえています。
それが国立考古博物館、特に旧石器時代から新石器時代
の展示に関しては、さすがにヨーロッパの研究は進んで
おり、 日本ではほとんど発掘されないような石器の数々
(遺跡捏造が問題になったあの辺りの時期ですね)を
収蔵しているそうです。
門外漢の私には猫に小判ながら、目に付いたものを少々。 -
女性の、しかも子供を宿した様を石や骨などに姿を
留めた、手の平サイズの小さな像。 -
日本の土偶なども妊婦の姿をしていることから、輪廻
観の現れ、魔よけ、あるいは女性信仰などと受け取られ、
長年に渉って意味するところが多様化したのだそうです
が、どこか共通項があるのでしょうか。 -
楽器。
フルートや、擦って音を発するもの、他に絵のような
使用法のものまで。
音を楽しむ以上に、発する事で共同生活上の日常での
合図や、動物への威嚇など実用に使われたと。 -
紀元前5000年に生きた女性。
ブレスレットやネックレスを纏って葬られました。 -
ガラス皿、いつのものか不詳なのが残念。
ガラスの発祥そのものは、紀元前4000年に遡るの
初めて知りました。
当初色ガラスから起こり、透明ガラスが生まれたのが
BC11世紀の中国とか。
昨日洗練の極みを見ての今日、作品としては劣るので
しょうが、なかなかどうして中世ヨーロッパの意匠
からして何かしら惹かれます。 -
ゴブレット、とあります。
似た物をルーヴルで見ましたが、何とも愛らしい。
こんなのを朝な夕なに眺め使えたらどんなに幸せ
でしょう。 -
燭台、門灯とか。
-
最後に、も一つ。
燭台には、ユーモラスなのが多いと思います。 -
ここからバスで戻りながら、途中マルメゾン城に寄った
のはいつだったか、今日はパリにとんぼ返りして、次へ。
パリ3区、マレ地区の北外れ、元修道院跡のここ工芸
博物館では、器具、物質、建築、通信、エネルギー、
機械、輸送の7つの分野にスペースを分けて展示をして
います。
分野からすると、男性を連れてくると夢中になること
請け合いのここ、少しでも理解の助けにとオーディオ・
ガイドを借り出しました。
見るもののあれこれ全てが世紀の発明品や工夫の産物で、
こうした収集の範囲たるや狭く仏内のみに留まらず全
ヨーロッパは勿論、日本の工業製品まで網羅の極みです。 -
計算機。
-
美しいこれは天球儀。
-
この辺りは、度量衡のフロア。
こちら、体積秤。
入れ子になっているのがお判りになりますで
しょうか。 -
分銅。
-
ちょっと見づらいのですが、中にお酒のジョッキの
ような物が。
ホーム・バーのようなこちら、移動式の度量衡です。
市場などで適正な嵩で取引されているかどうか、
ジョッキのような器で抜き打ち検査をやられたとか。
いずれも、用と美が融合して美術品の様です。 -
楽器類を幾つか。
キーボードとモノコード。 -
モノコード、その昔習ったような・・、音程を
測るための楽器、つまりチューナーですか。
1本走るコードの真中(1/2)を押さえてはじくと、
オクターヴ上の音、3/4で5度上の音が発生。 -
弦楽器。
ガラス越しでどうにも見難くご容赦ください。 -
オルガンのパイプ部分。
手前は打楽器の一種かどうか、ここら辺は
ケースにごっちゃに詰め込んでます。 -
ディアパーソン(音叉)。
音叉叩けば、普通はA(ラ)音が生じるのですが、
ここにある13個はいったい・・。
12なら各音程用(白鍵8+黒鍵5)かと察しが
つくのですが。
それよりも初めて知ったのは、ディアパーソンと
言えば、ピアノメーカーに勇名を馳せていますが、
もともとはこの音叉から出ていると言う事ですね。 -
ここでもガレにお目見え。
足付きのクープと言うか、こんなエレガントな
器にトンボを持ってきてしまう、ガレの異才。 -
トンボに蝉に。
-
一見陶器と間違うような赤い胎。
-
ぴたりと嵌る蓋付きは高い技術の証。
-
どこかロココを匂わせるピッチャー。
-
花瓶でしょうか。
美しくくすんだピンクが蠱惑的。 -
これらガラス器を収めたキャビネットの下は。
ガレ工房の模様を描いています。 -
日本からはSONY社から2点収蔵。
ご存知、AIBO. -
そして、ハンディ・カム。
-
最後に、ここのシンボルのような、飛行機。
もともと修道院だった事を思わせる天井から
吊るされていました。
立ち寄りませんでしたが、チャペルなども美しく
かのフーコーの振り子が見られるそうです。
なにしろ膨大な所蔵品、1日掛かり腰を据えて、
レストランも楽しみにまたいつか。
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