2012/02/25 - 2012/03/03
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ヌールッディーンさん
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秋恵文庫は信義路二段にある台湾の歴史的な文物を見ながらコーヒーを飲み、のんびり過ごすことができる「台湾歴史文物珈琲館」です。
ガイドブックでも紹介されている永康街のすぐ近くにあるので、そのあたりのショップを見て歩き疲れた時にでも是非立ち寄りたい穴場的なカフェです。
(IMG8731)
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
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-
入口はあまり目立たないのでよく注意して探しましょう。
店内にはオランダ時代から清朝、日本統治時代、そして戦後まで様々な骨董品が所狭しと飾られており、興味が尽きません。
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味の素の広告も戦時の雰囲気を醸し出しています。
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この製糖工場はどこの工場なのか、などと台湾の友人と討論しながら見るのも楽しかった。
この時の結論としては、台湾の友人の意見として台東の工場かも知れない、ということになりましたが、果たして真相は?
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バナナキャラメル。
台湾のバナナと砂糖が組み合わさってできる製品なので「なるほど」という感じでした。
この他にも台湾の製糖会社の古いポスターなどが多数貼られていたのが印象的で、台湾にとって製糖業というのがいかに大きな産業だったかということが実感できます。
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「国語の家」の表札。本で読んだことがありましたが、初めて実物が見ることができました。
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日中戦争のための国債購入を勧めるポスター。戦争中はこんなものまであったんですね。
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オランダ人が描いた台湾の媽祖廟。
日本で手に入る台湾関係の文献はどうしても日本統治時代について、日本の為政者側の人間がどのような視点で台湾を見ていたかということや、台湾の人々はそれをどのように受けとっていたか、ということに焦点が集まりやすいですが、このような文物に触れることでそうした視点が相対化される思いがしました。
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小麦粉(麺粉)の袋を使って作られた子供服。
豊かな台湾にも比較的最近までモノがなかった時代があったんですね。
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もちろん、カフェなのでメニューもあります。
「台湾には台湾のものがない」という言葉に動かされてオーナーが台湾の骨董品を集め始めたのがきっかけというエピソードが店内の資料で紹介されていましたが、実際にカフェで過ごしていても、まさにそうしたオーナーの熱い思いが伝わってきました。
今回は時間がなかったので1時間ほどしか滞在できず、あまりゆっくり見られませんでしたが、時間があれば何時間でも見ていられそうな興味深いカフェでした。台北に行くときはまた行きたいです。
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