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旗山は高雄からバス(高雄客運)で1時間強ほど北東に向かったところにある小さな町です。<br /><br />バスターミナルは北站と南站があり、南站から徒歩5分ほどでかつての鉄道の駅(廃駅)があります。ここを起点に北側にまっすぐ進むと1920年代頃の街並みが残る老街に入ります。台湾の老街の中でもバロック式のファサードがこれほど連なって残っているところは珍しいと言われています。<br /><br />なお、老街を軸に東西に古い家屋や学校などがありますが、それは別の旅行記で紹介します。<br /><br /><br />(IMG8050)

台湾南部の旅 旗山 車站から老街へ

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2012/02/25 - 2012/03/03

3997位(同エリア4541件中)

旅行記グループ 台湾旅行2012

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10

ヌールッディーンさん

旗山は高雄からバス(高雄客運)で1時間強ほど北東に向かったところにある小さな町です。

バスターミナルは北站と南站があり、南站から徒歩5分ほどでかつての鉄道の駅(廃駅)があります。ここを起点に北側にまっすぐ進むと1920年代頃の街並みが残る老街に入ります。台湾の老街の中でもバロック式のファサードがこれほど連なって残っているところは珍しいと言われています。

なお、老街を軸に東西に古い家屋や学校などがありますが、それは別の旅行記で紹介します。


(IMG8050)

旅行の満足度
4.5
  • この駅舎は九曲堂から旗尾までの糖業鉄道の駅として1912年に建てられました。<br /><br />向かって左側は八角錐の屋根を持つ待合室で、右側の三角形の屋根の部分には事務室となっていました。<br /><br />こじんまりとした可愛らしい駅舎で、「台湾で最もかわいい駅舎」などというキャッチフレーズも使われているほどです。<br /><br /><br />(IMG8001)

    この駅舎は九曲堂から旗尾までの糖業鉄道の駅として1912年に建てられました。

    向かって左側は八角錐の屋根を持つ待合室で、右側の三角形の屋根の部分には事務室となっていました。

    こじんまりとした可愛らしい駅舎で、「台湾で最もかわいい駅舎」などというキャッチフレーズも使われているほどです。


    (IMG8001)

  • 駅名の上の部分をよく見ると、高雄の他の場所でもしばしば見かけた「台糖」の文字が!<br /><br />旗山の町は製糖業とバナナの産地として有名でしたが、パンフレットなどから読み取れるかぎりでは、1901年に橋仔頭に台湾で最初の近代的な製糖工場ができてから、日本の内地からの資本が台湾に次々と投下されるようになり、1909年に「台湾製糖株式会社旗尾製糖所」が建てられたことがこの町の発展に寄与しているようです。<br /><br />この駅舎や鉄道はこの旗尾製糖所から砂糖を運び出すために作られたもののようです。<br /><br />バナナは戦後になり日本で輸入解禁となってから急速に人気が出た商品らしく、高雄港から輸出することは砂糖とは変わりはないので、バナナ生産が製糖業に続いて発展したのかもしれません。<br /><br /><br />(IMG8005)

    駅名の上の部分をよく見ると、高雄の他の場所でもしばしば見かけた「台糖」の文字が!

    旗山の町は製糖業とバナナの産地として有名でしたが、パンフレットなどから読み取れるかぎりでは、1901年に橋仔頭に台湾で最初の近代的な製糖工場ができてから、日本の内地からの資本が台湾に次々と投下されるようになり、1909年に「台湾製糖株式会社旗尾製糖所」が建てられたことがこの町の発展に寄与しているようです。

    この駅舎や鉄道はこの旗尾製糖所から砂糖を運び出すために作られたもののようです。

    バナナは戦後になり日本で輸入解禁となってから急速に人気が出た商品らしく、高雄港から輸出することは砂糖とは変わりはないので、バナナ生産が製糖業に続いて発展したのかもしれません。


    (IMG8005)

  • 待合室の様子です。窓は上げ下げ窓になっています。<br /><br /><br />(DSCF1744)

    待合室の様子です。窓は上げ下げ窓になっています。


    (DSCF1744)

  • 八角形の屋根の様子。なかなか複雑な形になっています。<br /><br /><br />(DSCF1746)

    八角形の屋根の様子。なかなか複雑な形になっています。


    (DSCF1746)

  • 洪家古厝。<br /><br />旗山車站の前の広場に面して亭仔脚を持つひどく古いレンガ造の建築が残っています。<br /><br /><br />(IMG8022)

    洪家古厝。

    旗山車站の前の広場に面して亭仔脚を持つひどく古いレンガ造の建築が残っています。


    (IMG8022)

  • 駅前の広場に面する道の角にも1901年〜1908年頃に建てられた古い建物があります。<br /><br />石拱廻廊と呼ばれ、石造のアーチによる亭仔脚で、レンガ造のものが多い中では珍しいものだそうです。<br /><br /><br />(IMG8025)

    駅前の広場に面する道の角にも1901年〜1908年頃に建てられた古い建物があります。

    石拱廻廊と呼ばれ、石造のアーチによる亭仔脚で、レンガ造のものが多い中では珍しいものだそうです。


    (IMG8025)

  • 2012年現在、この石拱廻廊は「老街咖啡」というカフェになっていました。<br /><br />ここで買った香蕉酥は、特別なものではないけれども、なかなかおいしかったです。<br /><br /><br />(DSCF1816)

    2012年現在、この石拱廻廊は「老街咖啡」というカフェになっていました。

    ここで買った香蕉酥は、特別なものではないけれども、なかなかおいしかったです。


    (DSCF1816)

  • 老街。1920年代頃に建てられた建物の、バロック風のファサードが連なる様は壮観です。<br /><br />三峡の老街などと比べると、店の前に屋台が並んでいるため亭仔脚の中を通りにくいですが、それでも十分風情が感じられます。<br /><br />ファサードの頂部などには所有者の姓と思われる漢字やローマ字などの表記がされていたり、細かく見ても楽しめる要素があります。<br /><br />ただ、こうしたファサードが連なるのはなぜか通りの西側に偏っていたのが不思議でした。<br /><br /><br /><br />(IMG8067)

    老街。1920年代頃に建てられた建物の、バロック風のファサードが連なる様は壮観です。

    三峡の老街などと比べると、店の前に屋台が並んでいるため亭仔脚の中を通りにくいですが、それでも十分風情が感じられます。

    ファサードの頂部などには所有者の姓と思われる漢字やローマ字などの表記がされていたり、細かく見ても楽しめる要素があります。

    ただ、こうしたファサードが連なるのはなぜか通りの西側に偏っていたのが不思議でした。



    (IMG8067)

  • 老街のパノラマ写真。<br /><br />こんな感じで建物が連なっています。<br /><br /><br /><br />(DSCF1719)

    老街のパノラマ写真。

    こんな感じで建物が連なっています。



    (DSCF1719)

  • 旗山農会(旧・蕃薯寮信用合作社)。1914年当時ではこの界隈では最高の建築物とされていたようです。2階と3階の回廊とそれを支える円柱、そして上げ下げ窓が特徴的です。<br /><br /><br />(IMG8055)

    旗山農会(旧・蕃薯寮信用合作社)。1914年当時ではこの界隈では最高の建築物とされていたようです。2階と3階の回廊とそれを支える円柱、そして上げ下げ窓が特徴的です。


    (IMG8055)

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