2011/11/16 - 2011/11/24
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tadashiさん
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今回の旅行の最終行程のリスボンと周辺地区。リスボン郊外のアルカンタ地区でのファド、リスボンの街角の徒歩、トランビアでの散策、モニュメント(ジェロニモス修道院、ベレンの塔、発見のモニュメント)の風雨の中の見学、強風のロカ岬、シントラの町見学の様子。この写真は雨が降ったり止んだりしている最中のジェロニモス修道院です。曇天にも拘わらず白い大理石の姿は輝いて見えました。これが、コバルト・ブルーの晴天時の美しさはいかばかりかと・・・ いつか再び訪れたいと・・・
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2011年11月21日:大学の町コインブラを後にし、夕刻、リスボンの宿泊ホテルにチェックインもそこそこに、ポルトガル民謡ファドでのディナーに出かけました。リスボンのアルカンタラ地区へバスで到着。大通りで下車し、例によって徒歩でこのあたりにやって来ました。淡いライトアップで否応なくムードを盛り上げた界隈に入ってきました。
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今夜のディナーをいただくファド・レストランに到着です。ここでも黄色いイルミネーションがお店の前面を照らしています。入口までの小路は薄暗く、日本では考えられない光のコントラスです。
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いくつかのエンタテーナーのグループが、滑稽的な民謡やこの写真のような哀愁漂う、言ってみれば「怨歌」や「恋歌」など雰囲気の異なったものを披露してれました。この写真の彼女が一番、美人でした。
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2011年11月22日:ファドを楽しんだ夜も明け最後の観光日となりました。ホテルから旧市街地の近くの下車用の広場に着き、ここから徒歩でリスボン旧市街地の庶民の暮らす複雑な狭い小路を散策です。ここは、小路の中の小さな広場の露天野菜のお店です。みずみずしい青い野菜がほんの少しづつ棚に載せられています。日本でいえば、リアカーや軽トラでの野菜行商といったところでしょうか。
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日本のキャベツに比べると外側の葉っぱが縮緬状にちじれ、色も濃いものです。外側の葉は細かく刻んで、スープの具材にするのが定番とのことです。そういえば、コインブラの昼食のスープがこれだったような記憶があります。中身はサラダ等日本での利用法と同じようです。
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こんな感じの狭い小道が複雑に分岐、集合し、適当な距離ごとに小さな広場があります。そんな広場で小さなお店で今日の食事の具材を求めたり、井戸端会議をこの界隈のおかみさん達はするのでしょう・・・
すべて、小さな石で敷き詰められた道で、ほとんどゴミが落ちていないのは感心しました。清掃人が水道のホースを使って、上部から下部へと流し洗いしている光景を見ました。それできれいなのを納得しました。まーここに住んでいる住民たちもゴミを捨てないように努めても居るのでしょう。ところどころにファド・レストランがありました。それらは観光客用というより、地元用という感じで、ごく小さなものでした。 -
徒歩散策を終えてコメルシオ広場から貸しきりトラムに乗車します。現地に長年住んでいる日本人ガイドの話によれば、ここポルトガルは女性が非常に働き者で、連れ合いの亭主は江戸時代で言う「髪結いの亭主」状態が多いとのこと。そういえば、このトラムの運転手も40台と思しき黒髪のチョットいい女でした。上記の道路清掃人もゴム製の大きな前掛けの逞しくも健気な女性でした。小路徒歩散策中やトラムから見えるバールでも男どもが結構、朝もはやい時間なのにタバコを燻らせ、所在なくビールなんかを飲んでいるのが目立ちました。
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もし今度も人間の男に生まれてくるのであれば、その場所はポルトガルはありだなと想ってしまいました。ちょっと不謹慎でしょうか?
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狭い路を車、トラムと対向交通しています。歩行者もみんなすれすれです。我々の貸切トラムは、ある場所で前方でジャム状態でも、慌てず騒がず、バックし、スイッチ切り替えできる地点に戻り、行き先を変えて迂回してしまいました。ゆっくり、まったりののんびりした気持ちになりました。ジャムしていた場所でも怒号やクラクションなどは一切聴こえませんでした。
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2011年11月22日:トラム観光を終え、リスボン、サンロケ教会近くのアルロンンタラ展望台。 リスボン旧市街地の眺望です。雨模様でくすんでみえます。晴れた日にいつか又と想うのでした。
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2011年11月22日:リスボンのモニュメントめぐりの第一弾。ジェロニモス修道院です。現在はもはや本来の修道院としては機能していません。観光用そのものです。大きなパティオを巡る大理石のきれいなレリーフの施された回廊。ここを、昔は修道僧たちが神を想い思索をめぐらしながら歩いていたのでしょうか・・・
このとき、ここジェロニモス修道院で日本人観光客に事件が勃発しました。別のグループの日本女性が、トイレにバッグをつい置き忘れ、直ぐに気がつき戻ったのですが、もはや忽然と消えていたとのことです。パスポートも入っていたとのこと、ああ・・・ -
ジェロニモス修道院内のサンタ・マリア教会に安置されている、ポルトガル文学史上で最も高名な16世紀の詩人「ルイス・カモンイス」の棺。中央にペンと竪琴の文様が浮き彫りされています。詩とそれが奏でる調和を表しています。
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上記の反対側にあるのが、中学校の世界史でお馴染みのインド航路開拓者として名高い「バスコ・ダ・ガマ」の棺です。中央部のレリーフは当時の海洋探検船のカラベル船を表しています。
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ジェロニモスを後にして、航海者を送り迎えした「ベレンの塔」に向かいました。風雨が激しくなり、見学どころではなく、アリバイ写真を撮るのみに終わりました。テージョ川も白く波打っています。
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次に、「発見のモニュメント」に向かいました。雨風ますます激しく写真撮影も儘になりませんでした。地上部に石で作られた世界地図があり、我が日本を見つけました。もはや観光どころではなく、近くの土産物屋で熱いエスプレッソで体を温めました。
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雨吹きすさぶなか、現代の水道橋を見ながら、本日のランチに向かいます。
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丸々太ったイワシ焼きをハウスワインでいただきました。体が冷え切っていたので、熱々の焼き魚はとても美味しく戴きました。スープは縮緬状の例のキャベツでした。レストランを出ると、少し雨は小降り状態になっていました。おりしも、小中学校の昼休み時間帯であり、人懐こい少年たちが、片言の日本語で我々に話しかけてきました。日本人と中国人の違いが分かるようでした。アニメやカラテが好きだといっておりました。
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昼食後、ヨーロッパの西の果て、「ロカ岬」です。雨は小降りなのだが、風が激しく(風速20メートルはあったと感じた)、大西洋は白く波頭を上げ、地面の水溜りから水滴が吹き上げるほどでした。まあ、最果ての感じがでていてよかったかも・・・ 相棒と娘と同じ「なっちゃん」という愛称の母娘。
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我が相棒とロカ岬灯台。帽子を吹き飛ばされないように、しっかり押さえています。
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ユーラシア大陸最西端であることを記した十字架状の記念碑に別れを告げ、ロカ岬をあとにします。この碑には、ジェロニモス修道院で言及した詩人「ルイス」による詩文の一部が記されています。「ここに地終わり、海始まる。」
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シントラ宮殿の全体像です。シントラは7世紀から8世紀にかけて築かれたムーア人の城がその起源とのことです。12世紀にアルフォンソ・エンリケによりポルトガル領となって後、王家の宮殿、貴族の別荘が置かれたそうです。
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シントラ宮殿の外側回廊のアーチ越しに、上述のムーア人の城壁跡が向こう側の頂に見えます。
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シントラ宮殿内にはいくつかの部屋があり、天井の文様によって名前が付けられています。この部屋は「白鳥の広間」です。他に「紋章の広間」、「カササギの間」、「アラブの間」などです。
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どの部屋か失念してしまいましたが、見事なアスレージョが一面にほどこされていて、思わず撮りました。翻ってみるとアスレージョはポルトガルに居る間そこかしこで目にしたのですが、写真に撮ったのはこのときだけでした。
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宮殿の大きな厨房の鍋類です。すべて銅製で赤銅色にひかっておりました。
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リスボンのホテルに戻ってきました。この旅最後のディナーです。
ヒヨコマメのスープ。 -
メインの鶏肉。
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ポストレのケーキ。
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2011年11月23日:朝4時起床。簡単なサンドイッチとコーヒーの朝食で、ホテルに別れを告げ、リスボン空港へ向かいます。
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リスボン空港では、我が相棒の「リザーブがない」とカウンターの女性係員に言われ、あたふたとしてしまいました。別のコーナー等へ行ったりきたりして、結局はボーディング・チケットは渡されました。チョット「汗」でした。ロンドン・ヒースロー空港経由でしたが、ロンドンが濃霧ということで、数時間遅れで出発となりました。何のために4時起床だったのか・・・
飛行機の外はスペイン・ガリシア地方のヴィーゴ湾付近です。 -
もう直ぐ、ヒースローです。テムス川の上を飛行しています。ヒースローについてからは成田行きの便が我々の到着待ちですたんばっている状態で、空港係員の先導の下、駆け足でコンコースを駆け抜けることになり、写真をとるどころではなく、今回の旅の記録はこれが最後となりました。
前年の中央ヨーロッパの旅でも、大雪のためブダペストからフランクフルト便が大幅に送れ、成田便へ乗るために、今回同様、空港内のマラソンになったのを思い出しました。
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