2012.2藤枝出張旅行，大井川鐵道三昧5-アプト式鉄道を堪能，アプトいちしろー長島ダム間往復

2012/02/10 - 2012/02/10

このブログでは，アプト式のアプトいちしろー長島ダム間往復を紹介．まず行の列車，1427アプトいちしろ着より1446長島ダム発，帰りは1652長島ダム駅手前のトンネルから1709アプトいちしろ発まで．特に帰りは一番後ろの席をゲットしたので，勾配も分かると思う．ケーブルカーなどとは違うが，一般の列車では90/1000は信じられない急勾配！横から見たらすごいと思うが乗っている時は割と分からない．．乗り心地は新線のせいか，またカーブが少ないせいか，今までのカーブをとおるたびにきしんでいたよりは，ずっといい．私は碓氷峠のアプト式は乗ったことはない．1963年に廃止されているからだ．スイスのGoshenenーAndermatt間がアプト式と同様なラック式鉄道で乗ったことを覚えている．

エリア 川根・井川(静岡)

• 交通手段: 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: その他

1426　もうすぐアプト式区間の起点アプトいちしろ駅だ．22年前1990年8月に来たときは，長島ダムが工事中，新線も工事中で，旧線をとおった．「本線は日本の鉄道事業法および軌道法に準拠する鉄道としては唯一のラック式鉄道（アプト式）区間のある路線である。長島ダム建設に伴い一部区間が水没することになったが、補償金を受けて廃止することはせず、湖岸に新線を建設した。途中90.0‰（パーミル）の急勾配があるため、碓氷峠越えの信越本線で1963年（昭和38年）に廃止されて以来、日本では途絶えていたアプト式を採用した。なお、ループ線などを設けて急勾配を避け建設する手法も可能だったが、早期に建設できるという理由でアプト式のラック式鉄道となったといわれる」Wikipesia 1990年10月20日に開通

これから連結する電気機関車の横を通り過ぎる．この区間のみ電化区間．

連結するアプト式専用車両ＥＤ90系．この「ED90形は車体幅と車高の比率が井川線の他の車両よりも縦長であり、「馬面電車」のように細身の車体となっているのが特徴である。これは、井川線の狭小な車両限界にもかかわらず、様々な機器を搭載するなどの特殊な条件を満たすためである。」Wikipedia

アプトいちしろ駅到着，最後尾のＤＤ２０系の後ろに連結．この間はディーゼル機関車はお休み

連結作業開始

連結終了

台車も堅固だ

機関区

1430発車，だが３分遅れ1433発．海抜396ｍ

ぐんぐん登っていく．乗り心地は新線のせいか，またカーブが少ないせいか，今までのカーブをとおるたびにきしんでいたよりは，ずっといい．

90/1000を登る．かつての碓氷峠の66.7/1000よりも急だ

後ろを見る，急な勾配が分かる

ずいぶんとた．のぼって工事用の線路がダムに入っている．この高さを登ってきたことになる

正面にダム

滝もある

駅の手前から複線になる．電気機関車の連結，操車用だ

1440長島ダム駅，所要７分．

登ってきた方向

今度は機関車をはずす

ここで交換する上り列車（高低差では下り）がきた．奥泉でバス乗り換え時間を列車に乗ってつぶしていた観光客１０人くらいが，乗り換えて奥泉まで戻る．1346井川発，1537千頭着．最初はこの列車で戻ろうと思っていた．

交換列車の連結作業

1446発．長島ダム駅は海抜485ｍ．89ｍ登ってきた．

長島ダムへの乗降口，この続きは次のブログになる．

ここからは帰りの写真になる．
1652　長島ダム駅の手前のトンネルの中で複線に．ここから電化されている．

長島ダム駅に到着．幸い井川から一番後ろの座席をゲットできた

ここで電気機関車を連結

しっかり連結

車体の高さの違いが分かる

1658発，長島ダム

いよいよ急勾配区間，横から見たらすごい勾配だろうな．

ここから90/1000が始まる

車庫

1703アプトいちしろ着

ここできりはなす．

もうだいぶ暗くなり写真を撮るのもやっとの状態．写真にしなかったがこのホームには手洗いがあり，待ち時間に用を足すことが出来る．1709発