【国内80】2012.2藤枝出張旅行，大井川鐵道三昧1-藤枝へ，ビジタブルバー兼次郎，志田温泉潮生館

2012/02/09 - 2012/02/10

藤枝に仕事で出かけた．県庁所在地や大都市でない出張は大好きだ．このようなことがなければなかなか行けない．1603発ひかり479号で静岡へ．1720発浜松行で1740に藤枝に着く．仕事先は藤枝パークインホテルだったが，地元の担当者が気を利かせて，潮生館という旅館を予約しておいてくれた．仕事上夕食を食べる余裕がなく，終わった後，駅前のビジタブルバー兼次郎へ．外に全く看板が無く，どこだかわからない．引き戸を開けてびっくり，中は大きな飲み屋さんだった．食べ物も割とおいしかった．確かにおすすめの店だ．
宿舎の志田温泉潮生館には午前様の到着．オーナーご夫妻には迷惑をかけたが嫌な顔一つしないで迎えてくれた．有形登録文化財の由緒ある温泉旅館．お風呂も部屋も料理もたいしたことないが，この歴史の重みは感じてしまう．隠れ家みたいな宿．庭の手入れも行き届いていなく歴史の重みを現代になんとかつなごうという大変さも感じてしまった．しかしなぜかもう一度ゆっくりととまってみたい．古き良き日本の旅館を感じさせてくれたからと思う．2食付20000円弱と高めだがぜひまた来たい．

エリア 藤枝・岡部(静岡)

• 交通手段: タクシー 新幹線 JRローカル

藤枝に行くため，久しぶりのひかり号，1603発．途中品川，熱海と停車

700系だ．

グリーン車

夕日がきれいだったが，窓が汚れていた

1708静岡着

在来線に乗り換える

1713静岡着，1720発浜松行

ロングシートの6両編成．時代も変わったものだ

1740藤枝着

割と大きな駅，新幹線が止まらない駅は大変だろうと思う．まあ10分おきに静岡行があるが．．

タクシーで仕事場へ

仕事場の藤枝パークインホテル

この先で仕事をする，地元の人が気を使って旅館を予約しておいてくれたのでここにはとまらず．

仕事が終わってからの食事，不健康だ．2225地元の人がいいという，駅前の「兼次郎」というベジタブルバーに行く．実はこのとおり表札も何もない．真っ暗で引き戸の入り口があるだけ．

中に入るとおおきな酒場

週末のためか，若い人がたくさん．外の雰囲気とは大違い．

まずビール

生ハム

鰹節とオニオンのサラダ

鉄板ステーキ

リゾットやいろいろ，一つ一つは忘れた

しめに食べた鉄板焼きのナポリタンスパゲティおいしかった．

一応旅館には電話を入れておいたが12時過ぎになってしまった．

そおっと入る．ご夫婦が起きていてくださり，嫌な顔せずに迎えてくれた．この志田温泉潮生館，明治20年の創業，本館は昭和14年のものだそうだ．犬養毅，尾崎行雄など政治家や名士がたくさん宿泊したとか．徳川慶喜の家族も風呂に入りに来たそうだ．ここは新館の部屋

部屋の洗面所

朝見たらそれほど景色のよい部屋ではなかった

風呂は予約制．私たちは0845に予約

お風呂は温泉．20度前後の鉱泉を沸かしているようだ

よく温まった！！

隠れ家のような宿だ

0830に朝食に．

朝食を撮った部屋，古き良き日本の旅館という感じ

朝食は並み．可もなく不可もなし

帳場に行く

登録有形文化財だ

応接室も昭和初期の感じ

玄関から外に出る．少し散歩しよう

玄関，昨日は真っ暗だったのでわからなかったが，やはり古い建物！！

0945　本館を横から撮影

庭を歩いていく

向こうに見えるのが昭和8年建設の香梅荘

橋も朽ちている．歴史を感じるが手入れはあまり行き届いてはいないようだ．やはりこれだけの建物，現代で経営するのは大変だろう

道路に出てみる

隣の元湯

いまは工事中のようだ

5分ほど藤枝駅側に歩いたが何もなかった．もう一度戻る．

バス停

ここが入口だ．ここから本館まで200ｍ位ある

もう一度本館に戻って，支度をする．1020にタクシーで出た．部屋も朝食もそんなによくなかったが，歴史の重みと古き良き日本の旅館を味わうことができた．隠れ家みたいな旅館．もう一度来てもいいと思った．

兼次郎のパンフ

潮生館のパンフ