2011/12/20 - 2011/12/23
1213位(同エリア1724件中)
volansさん
- volansさんTOP
- 旅行記20冊
- クチコミ1件
- Q&A回答1件
- 51,869アクセス
- フォロワー2人
普通列車でジグザグ遠回りして東京へ。
2日目、松本でちょっと時間が出来たので…散策かな?
と、思ったけど、明知鉄道でローカル線の楽しみを知ってしまったので、ちょっと「アルピコ」に乗ってみました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「アルピコ交通 上高地線」
専用の改札は無く、実にあっけない。
普通に「構内を移動して乗り換え先のホームに向かう」。
バスでは見覚えのあるカラーリングの列車が停まっていました。 -
剰余時間でローカル線に乗る。
これがイワユル「乗り鉄」?
だとしたら初めての乗り鉄です。 -
-
松本と新島々14.4?を結ぶ上高地線。
初めての「乗り鉄」のスタート。 -
始発、松本からはロングシートが程良く埋まるお客で出発。
それからは乗るよりも降りる方が多く、徐々に運ぶ空気の割合が増えてくる。 -
背にした窓を振り向くように身体をひねってカメラを向けるには、少し気が引ける雰囲気…。
車両の一番後ろに立っていました。
一番後ろは一番気楽。
人目を気にせずカメラを窓に向ける事ができます。
かぶりつきは…旅の恥は…とは言っても恥ずかしい。 -
松本からの数駅は、駐輪場、踏切に並ぶ車の列、生活感のある戸建て住宅と言った、都心から伸びる鉄道ではよく見かける雰囲気。
そしてさらに数駅過ぎると、視界が開けてきます。 -
長野では盆地を「たいら(〜平)」と呼ぶらしい。
ここは「松本平」にあたるのかな? -
新村駅。
車両基地があるようです。 -
-
松本から9つ目、森口駅。
雰囲気のある木造駅。 -
パラパラと降りた乗客があっという間に抜けた後は、何事も無かったように、また静かに佇む。
利用者の変遷よりも長いインターバルで時を時を刻む駅舎。
利用者には、更新の遅い古い施設かもしれないけど、通り過ぎるだけのものには貴重な財産のように思える。 -
北アルプスに連なる山々。
特徴の有る山容は名の有る山なのかも知れないけど、詳しくないので分からない。
少々もどかしい…。 -
森口駅から10分程で、終点新島々に到着。
-
折り返しの発車までホームに居ました。
…と言うのは、サルがいた!!
「ミシミシ…ぺキッ」
最初は線路脇の小屋が潰れる音かと思いました。
有り得ないけど、目に見える限りではそれしか想像出来なかった。
しかし…よく見るとサル!
しかも大群!!(10匹ぐらい) -
「野生動物ってどこに居るんだろうね…?」
山を見ながらそんな事を考える位、野生動物なんて見た事無い。
それが群れで!!
少々興奮気味。
思わず近くで駅看板を撮ってた人に「猿、居ますね!」と言うと…
「ふーん」という反応。
珍しくないの???
近在の人には、「畑を荒らす憎いヤツ」かもしれませんが、
フワフワ、モコモコ、丸っこい…
動物園で見るより、あきらかに可愛かったです。 -
島々駅方面を見る。
かつてこの先の「島々」まで繋がっていた線路。
自然災害により寸断。 そのまま廃止となったそうです。 -
折り返しの車内。
お客は自分を含めて2,3人。
ハイシーズンには上高地観光の人達で賑わうのでしょうけど、今は冬。
しかも年末。 -
子供達が団体でワラワラと乗ってきて…うんざりする前にワラワラと降りて行きました。
奈良で遭遇したワラワラよりも大人しくて微笑ましかった。 -
松本方面を臨む。
-
恐らく新村駅です。
-
「凸型電気機関車ED301」
大正15年生まれ。
貨物用として西武鉄道より譲渡。 水力発電所の建設資材輸送で活躍しましたが、昭和40年代には引退。
除雪、救援用と裏方に回りましたが、現在ではモーター故障で自走出来ず、展示車両として余生を過ごしているようです。 -
-
-
「ものぐさ太郎」先生に縁の有る土地らしい。
会津の「小原庄助 先生」、長州「三年寝太郎 先生」と並ぶ、日本三大偉人だと思います。 -
田園風景の真中をのんびりと進んで行きます。
-
途中、寝太郎先生由来の地以外、特に観光地は無い。
長野電鉄や上田電鉄と比べて、地味な路線と言われているらしい。
だけど、十分に車窓を楽しめました。 -
-
-
山梨の勝沼に宿泊した時は、空が明るくなっても間近に迫る山で朝日が顔を出さず、何か「圧迫感」のようなものを感じた。
一方、まさに山のひだ、谷合いを抜けて来た先の長野の平地。
盆地地形だけど、「平」と呼びたくなる位に解放感を感じました。
盆地を「平」と呼ぶのはそんな感覚も理由にありそうな気がします。 -
-
山と空と枯れ田と遠くの街。
単調だけれども、空を流れる雲や海を見ている時と同様、見飽きない風景のひとつなのかもしれません。 -
夜汽車の車窓同様、遠くに視線を向けつつも内省的になる。
それか、単調と言う静の中にも列車の動的な部分もあり、飽きないでずっと見ていられる、見とれつつ時間を過ごしている内に雑念が排除されてリラックスしているのかもしれません。
しかし…要は「何も考えていない」かな・・・。w -
奈良井川を渡るとまもなく松本。
-
松本駅は駅前整備工事のさ中でした。
駅にほど近いヨーカ堂で今夜の飲み物を調達して、宿泊先「別所温泉」に向かいます。
この後は三大車窓「姨捨」の夜景を見る予定。
そして…見れました。
僕の感想は、「函館以上」でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
volansさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35