2011/12/20 - 2011/12/22
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volansさん
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松尾定行「駅前旅館をいとおしむ」に触発されて、駅前旅館を選んで宿泊しました。
現代に残る駅前旅館は、商用のお客の需要に応える施設も多いらしい。
民宿はひとり旅には欠かせず、何度も利用してますが「駅前旅館」は初めて。 「料理旅館」なので「商人宿」とは違いますが、初めての経験、非常に楽しかったです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
中津川駅。
本当は明智町で宿泊する計画を立てていましたが、年末の忘年会等で繁忙ゆえ、ひとり客はご遠慮願うとの事。
そこから予定は大きく変更され、
明智から岩村の散策へ。
宿泊は民宿から駅前旅館へとなりました。
そして「駅前旅館をいとおしむ (松尾定行著)」の影響もありました。 -
中津川は木曽谷の拠点都市のひとつ。
蛍光灯が白々と照らし、列車が着くたびに多くの人が行き交う駅でした。 -
いつもは宿に着く前に、飲み物等を調達。
だけど駅前にはコンビニ等は見当たらない。(駅併設JR系はあるけど。)
とりあえず宿に急ぎます。 -
駅前旅館と言っても、宿がそう標榜しているわけではありません。
ロータリーに面しているわけでもありません。
ロータリーに面したT字路、そのTの字に斜めの小路が1本。
そこを2分程度の場所にあります。 -
「料理旅館」という事でしたが、なるほど、立派な構え。
外灯の薄明かりの中でも、門冠りの松が白壁と瓦の和風建築に映えて美しい。
思ったよりも本格的な建物。 -
風呂の前に夕食にしてもらいました。
今までの経験から、宿は7時前には食事を出したいのが本音のように思う。
時間は7時過ぎ。
夏ならば汗を流したいところだけど今は冬。
食事にしたほうがお互い気持良く過ごせそう。 -
食事は立派なものでした。
ふと思ったのは、「ちょうどいい」味と言う事。
宿に着いて、部屋に通され、食事を待つ。
その間に膨らんだ期待に十分応えてくれる。
過剰でも無く、不足はもちろん無い。
ちょっと嬉しくなるくらい。
それが丁度良くて、心地良い。 -
海の無い岐阜県。
流通の発達した今、「海が無い〜」という事は魚料理を評価する要素にはなり得ないと思う。
だけど、美味しい寒ブリを北陸で食べたばかり。
ちょっと苦笑気味に説明を聞く。
しかし、旨い。
良い焼き加減。 -
お刺身もしっかりとした技術を感じる味。
どの料理も、上質な仕出し料理、あるいは割烹の雰囲気。
本来、仕出しや割烹なんて褒め言葉にはならない。
だけど、ほのかに家庭的なスパイスが加わり、温かみを感じる。
そこに嬉しさを感じるのかもしれない。 -
2間続きの広い部屋。
ひとりでの食事は少し寂しい。
自然、TVが食事のお伴。
最初は上座の方に座布団が敷かれ、石油ファンヒーターが良い具合に置かれていましたが、場所をチェンジ。 -
「料理が冷める」
「中国人みたい」
同席の者から、そんな言葉を投げかけられない。
思う存分、写真を撮れる。
そんな些細な(?)自由が、ひとり旅の魅力。 -
「玉吉家旅館、侮れないな・・・」そんな思いで撮った一枚。
食べ進める内に、TVはお伴からBGMに格下げ。
旅行記を書きたいな…個人的な記録の他にそういう思いもあるから、「旨い旨い…!」と思いながら食べていても、自然、旅行記を書いているかのように頭の中で「旨い」が文章化していく…。
そうやって食べてると結構忙しい…。
でも…今となっては覚えてない。
メモを取るほど生真面目じゃないので…。 -
ごちそうさまでした。
小さなおひつに入っていたご飯も完食。
満足! 満腹!! -
「お風呂は丁度良い温度で用意してありますよ。 9時頃までに入られたら、他のお客より先に入れると思いますよ。」
そう宿の方に教えて貰ったので、その間、
腹ごなしを兼ねて、アピタへ飲み物を調達に。
中津川駅前のT字路の縦線部分。
信号が変わると2〜3台。
9時前とは思えない。 -
当初の予定、明知宿泊の場合、中津川では乗り換え待ちの時間があるので、昼食を取ろうと思っていました。
候補はここ、「チキンハウス」。
肉店直営で、手ごろな値段で地鶏が食べられる。
桟越しに見る店内は、お酒の入った人達でにぎわっていました。 -
その他、岐阜県の名物「モーニング」の食べられる喫茶店、駅横の物産館の「いろんな店の栗きんとん菓子詰め合わせ(食べ比べセット)」etc…
いろいろリサーチしていたけど、今は夜。 全て閉店。
今度のお楽しみです。 -
店の前は中山道。
石畳風の舗装がされていました。 -
往時の面影を残す建物は、市街地近くにはほとんどありませんでした。
歴史的な建造物が「カネになる」と分かったのはつい最近。
時代の要請に応え、生活の場として新陳代謝を繰り返していく拠点都市の宿命として仕方ないかもしれない。
しかし、その新陳代謝も昭和期を境に緩慢になったよう。
連なっていたであろう商店は、櫛の刃が欠けるように住宅になったもの、看板を下ろし、時を止めたもの…様々。
小売りの中心は、駅から徒歩15分程度の巨大なアピタに収斂したようでした。 -
ペットボトルのお茶、ヨーグルトetcを調達して宿に到着。
帰りは裏道を歩いたのですが、ほんの数軒先に真新しいビジネスホテルがありました。恐らく50室以上はあるチェーン展開してそうなもの。 -
宿の部屋です。
2間続きの、広い、良い部屋を用意してくれたようです。 -
しわ一つ無いシーツ。
このシーツがこの宿を体現しているように思いました。
1泊2食付き8200円。
そういった宿として最上のサービスを提供してくれる。
アットホームでありながら一線を守り、折り目正しくもてなしてくれる。
気持ちのいい宿。 -
丹前って初めてかもしれません。
「名前は知っていたけど…これが…」と言った感じです。
丹前って暖かい。
トイレは共同なので、寒い廊下に出るのですが、必需品。
発熱繊維でも何でもない、ローテクなシカシカしそうな起毛の厚手の生地が内側にあるだけ。
でも、暖かい。
家にも欲しいかも。 -
部屋の暖房は石油ファンヒーター。
久方振りなので、はて、点けっぱなしで寝て良いものかと迷う。
消す事にしたものの、夜中は寒いに決まってる。
そこで丹前をかいまきのように使う事にしました。 -
そして発見!
不思議にも、布団に伸びるコード。
辿ると、シーツの下に電気アンカが!!
素晴らしい心遣い。 感動。 -
廊下から部屋を眺める。
鍵は手前の格子状の引き戸の上に、小さな小さなカンヌキが有るだけ。
これが締めにくい。
普通なら気付かないだろう場所。
悪戦苦闘、扉が外れる事も2度3度。
キュルキュルと鳴る引き戸は、その音が鍵代わり? -
手前が風呂。
左はトイレと洗面場所。
奥は階段、降りた先が玄関。 -
部屋全景。
翌日は、木曽福島からJR原野駅まで旧中山道を歩くつもりでした。
徒歩での所要時間が分からず、宿の方に聞いたところ、ご主人が部屋まで来て下さり、丁寧に教えてくれました。
感謝。 -
朝食。
朝食は、別に部屋が用意されていました。
便宜上、その方が良いのかもしれませんが驚き。
表通りに面した「松の間」でした。 -
どれもこれも美味しく、ご飯がすすむ!
何一つ文句のつけようがない、本当に美味しい朝食でした。 -
こんな部屋でひとりで朝食。
こうやって、後で客観的に見ると少し寂しいのかな…。
2人だと確かに旅の朝の高揚感も手伝って楽しいだろうという思いも…。
だけど、「ひとりを楽しむ」、非日常の旅は貴重だし、僕は好きだ。
まだ耐えられる。 その「今」に感謝したい。 -
障子を開く。
晴れるとも曇るとも判断しかねる、薄い色の空。 -
1泊2食 8200円 (くらいだったはず。)
数字だけで見れば、高いように思う。
だけど、夕食2000円、朝食1000円、部屋代5000円…。
そう考えると、それぞれがその金額に十分見合う。
知らない街で、夜、2000円であの料理、それも旨いものを食べるのは難しいだろう…。
朝、味気ない朝食でも600円はするだろう。
だとしたら、安い。
「コストパフォーマンス」という言葉は使いたくない、民宿や旅館はそう思わせる所が多いけど、あえて使うなら、コストパフォーマンスは高い。
旅館や民宿っていいな、と思う。 -
出発!
旅館を振り返って。
堂々たる構え。
年末の気忙しい中、ひとり客を受け入れてくれて感謝。 -
JR中津川駅正面。
-
駅を背にして市街地を見る。
この先に中山道が横切り、少し先にアピタがある。 -
ちょっと気になった駅そば。
こんな素っ気ない店構えの駅そば、初めて見る。
それがかえって興味深い。
昨日、営業が夜9時までと確認、夜食に…と思うも、夕食後の予想外の満腹に断念。 -
外から入ると、喫茶兼駅そば。
構内からはこの素っ気ないカウンターのみ利用可のようでした。
地元の人御用達のコーヒースタンドみたいな様子。
利用してみたかった。 -
ここから木曽路。
中央本線の旅もいよいよ本格的にスタートです。 -
列車に乗り込み、この日最初の目的地、「上松」に向かいます。
浦島太郎伝説のある「寝覚ノ床」、見に行きます!
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