2011/12/20 - 2011/12/22
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volansさん
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金沢から東京へ。
特急、新幹線での移動から、鈍行、ローカル線での旅へ。
スピードを落としてスロートラベル。
金沢(石川)、岩村(岐阜)、別所温泉(長野)
六日町(新潟) そして東京へ。
一直線で向かう所を、ジグザグコースで向かいます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
青春18切符を使って、移動を旅に替える。
券売機で印字されて発券された青い磁気券。
事務的でひとつもかわいくないヤツ。
連続する日常から、旅する非日常へ。
スムーズにその中に導いてくれるリレーラー、それが18切符かも知れません。 -
午前7時前。
冬の夜明けは遅く、雲は厚い。 -
最初の乗り換え駅、富山に向かう車中。
-
薄明かりの空と、蛍光灯の光が中和して夜よりも薄暗い構内。
人が影になって動いている。 -
指の背で、曇った窓を拭くけど、すぐに景色は滲む。
-
北陸本線は、県境を越えて、富山市通勤圏の駅から混み始める。
静けさの中に、ひといきれを感じる朝の車内。
富山に到着。
人ごみに押されつつシャッターを切る。 -
JR西日本と東海の境界駅、猪谷へ向かう列車。
いつもの特急の車窓から見えていたはず。
でもそれは目に映っていただけで、意識下に消えていたらしい。
初めて見る新鮮さ。 -
ジグザグの第一歩。
ここからがスタート。 -
どんなありふれた場所にでも、固有の雰囲気と呼べるものがあるのだろうけど、日常の連続の中にいる内は、それに気付く事は少ない。
旅を意識して、何もかもが新鮮になる時、それに気付くのかもしれない。
移動は着く事が半ば「義務」である事が多い。
今回も義務に違いないけど、その手段は自由意志、しかも非効率で無駄の多い、反抗的なものに替えている。
そういった旅は究極の娯楽なんじゃないかと思う。 -
この辺りは車で通っていてもおかしくはない。
だから知っている。
しかし「知っている」といっても、幹線道路から目に映る範囲だけ。
高山本線の車窓から見る初めての風景。 -
縁の無い駅。
縁の無い人には用の無い駅。
だから、これまでもこれからも降りる事は無いであろう駅。
そんな駅をいくつも通過していきます。 -
子供の頃は車の後部座席から外を見るのが好きでした。
「後ろが見えない!」と怒られつつも、身を乗り出して覗くフロントガラスからの景色は最も刺激的だった。
しかし今、ハンドルを握り、フロントガラスから見る景色は全く魅力が無い。
時々後部座席に座ると、手持無沙汰感が強くて車窓どころじゃない。
そんな今だから、元々好きだった列車の車窓からの景色にさらに強く惹かれるのかもしれません。 -
「見過ぎ」
そんな風に言われて、シークレット機能をONにされたよう。 -
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暫くすると車内もまばらに。
日常生活の中で移動する人の中を、カメラを持ってウロウロすると奇異の目で見られる。
その視線の数がようやく耐えうる程になったとも言える。 -
やがて山中へ。
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眼下に国道41号線、さらに下に深い緑色の神通川を眺めます。
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川筋を縫うように走ってきましたが、やがて視界が開け、猪谷に到着。
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同じホームの先に乗り換え電車が待っていました。
まだ今回の旅は始まったばかり。
通過点の駅と言う事で「寄る」というイメージも欲求も湧きません。
遠目に駅舎を眺めます。 -
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この先美濃太田まで運んでくれる列車。
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がらんとしていますが、時間はまだ午前中。
「おはよう」と言ってもおかしくない時間。
空漠とした感は無い。
それよりも席が選び放題、車窓見放題、視線の自由ありまくりの嬉しさが勝る。 -
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構内が広いので街が遠い。
乗り換えとは言え、駅に降りた感じがしない。 -
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変化するから見飽きない。
ただそれだけかもしれない。
だから実は「車窓が好き」と言うのは低次元なのかも知れない。 -
列車に乗るのが好き、車両を撮るのが好き、鉄道そのものが好き…
どれに当てはまるのか…と言うと、どれにも当てはまらない。
満遍なく、漠然と…と言う訳でもない。
時々、三脚を立てて走行する列車を撮るレンズの列を見るけど、そういう気力は無い。
「音鉄」?
走行音や車内放送…そう言ったものを後でBGMとして聞くのは面白そうだとは思うけど、座席にじっとしていない自分には収録は無理。 -
山、川、木、枯葉、雪…
既知のものではあるけど、それらで構成されたこの場は初めて来るところ。
初めて目にする場所。
しかし、それらに意味を見出そうとしても思いつくものじゃない。
後で写真を見た時に重ねる心象もその時感じた事と同一かは疑わしい。 -
だた飽きずに眺め、旅の高揚感で全てが美しく見え、徒に写真を撮っただけかもしれない。
しかし、写真を撮らなければ、意識下から顕在化させれなかった感覚というのもある。
場の空気を閉じ込めた記憶の缶詰のラベルを撮ったようなものかもしれない。 -
この時、確実に思っていたのは、黒々とした木々に雪が積もる様を、「クリスマスケーキに刺さってる、粉糖をまぶした模造の木みたい。」
ひたすらそう思って感心してた気がします。 -
只見線や飯田線、鉄道ファンには有名なローカル線がありますが、そういった所は、18切符シーズンになると、「ファン」で混み合います。
そういった線よりも高山線のようなありふれた線の方が、のんびりとローカル線の雰囲気を味わえるかもしれません。
今年、飯田線に乗り、そして高山本線に乗った今、そう思います。 -
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日が射してくると、粉糖も溶け始めたようです。
あの景色は、早い時間に列車に乗った特典のようなものかもしれません。 -
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高山に近くなるにつれて山は遠ざかり、その間に田畑が広がる様になり視界が開けてきました。 -
山間を列車で抜けた後の解放感、高山線で初めて知りました。
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最近、「駅前旅館」に興味があります。
旅行初日、今日の宿泊先も駅前旅館です。
駅に隣接する民家も多くなると、自然、看板を探してしまいます。
駅前旅館は健在かな・・・と。 -
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飛騨古川。
古川は歴史的景観が保存された、静かでいい街です。 -
前回訪れた時は、駅の入口から改札越しに列車を見ていました。
その時は、その列車を利用する機会があるなんて思いもよりませんでした。
暫く停車した後、高山へと進んで行きます。
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