☆年末ヨーロッパ弾丸旅行９日間で７カ国④☆12月２５日オーストリア・ウィーン

2011/12/22 - 2011/12/31

　ドイツのクリスマスマーケット＆ウィーンを巡りたい！と義理の母と共に三人旅に・・・母にとっては初めての個人旅行となり、不安もありましたが、今では忘れられない思い出になりました。　　

　私にとっては、大学の卒業旅行以来のクリスマスシーズンのヨーロッパ旅行です。そして私たち夫婦にとっては１年半ぶりのヨーロッパです。

　学生時代に友だちと一緒にウィーンを訪れて以来、シシィやハプスブルグ家に興味をもつようになりました。女性にとって可憐で美しいシシィは憧れです。

　今回の旅のおススメ♪　シェーンブルン宮殿の馬車博物館、クリムト『接吻』、オペラ座バレエです。もしウィーンを訪れることがあれば、ぜひ行ってみて下さいね。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月２５日
クリスマス当日。昨夜ブダペストからウィーンに移動し、ホテル・アム・パーキングに宿泊。
昨夜はクリスマスイヴのため、ブダペストは１６時で公共交通機関がストップしていました。ウィーンはどうだろうと不安になりながらでしたが、地下鉄も通常通り運行していました。良かった。ウィーンはブダペストよりクリスマス休暇の影響がないのかな。

ホテル・アム・パーキングはbooking.comから予約。評価が良かったので予約したのですが、さっぱりとしていて綺麗なホテルでした。何よりホテルマンの愛想が良い！

朝食もたくさんの種類があり、朝からシャンパンをいただくことができ、優雅な朝食でした。

朝食会場からの風景です。

ホテルのすぐ隣にある市立公園です。早朝のため、珍しく誰もいません。ヨハンシュトラウス像です。
ここはウィーンの観光名所。wien.atというホームページのウェブカメラでこの像を毎日のようにチェックしていたため、とうとうここへ来たのだなと思い、実物を見て少し感動をしてしまいました。

この赤い旗がある場所はウィーンの歴史的な場所を表しているそうです。

再び街歩きをしながらシュテファン大聖堂を目指します。

シュテファン大聖堂です。ウィーンの歴代君主の墓がある他、モーツアルトの結婚式とお葬式をしたことで有名です。

ちょうどお昼頃でミサをしていました。

次は王宮に向かいます。

王宮に到着しました。裏側から入ります。

シシィミュージアムに入り、シェーンブルン宮殿との共通チケットを購入しました。シェーンブルン宮殿では行列ができるため、先に購入した方が良いと思ったからです。この読みは『アタリ』でした！
ウィーンのシシィミュージアムは学生時代にも訪れたのですが、結婚後にハプスブルグ家の調度品や食器を見ると、また感じ方や見方が変わるものです。

図書室へシシィミュージアムとは別料金ですが、とても見応えがありました。

小腹がすいたので、昼食がわりにザッハトルテを食べに行きました。

ウィンナーコーヒーの美味しかったこと。

今夜はこのオペラ座でバレエ『眠れる森の美女』を予約してあります。明るいうちにオペラ座の外観を見ておきました。

次はシェーンブルン宮殿へ向かいます。

シェーンブルン宮殿。ハプスブルグ王朝の君主が離宮として使っていたそうです。庭園と共に世界遺産です。
宮殿前のクリスマスマーケットにはたくさんの人が集まっていました。

庭園側のテラスにありました。日時計かな？

ベルサイユ宮殿ほどは大規模ではないにしろ、素敵な庭園でした。

そして私のおススメは馬車博物館です。ガイドブックを２冊用意したのですが、片方のガイドブックにおススメ！と書いてあり、半信半疑で行きましたが、当時のドレスや馬車を目の前に見ることができました。行って良かったです。

シシィです。とても美しい人だったのでしょう。

シシィのドレス。ウェストの細いこと。

喪中の馬車。

そして再び宮殿の正面へ。大きなモミの木のツリーがあり、コンサートが行われていました。

地下鉄とトラムに乗り、念願のクリムト『接吻』を見に行きました。時が経つのを忘れてしまいそうなほどウットリとしてしまいました。

そして夕食はオペラ座の近くでクリスマスでも空いていそうなお店ということで、こちらを選択。途中で日本人の団体さんが２０名ほど入ってきました。値段はちょっとお高めのレストランでした。３名で４品頼み、ドリンク１杯ずつで８０００円くらい。でも日本のレストランと比べると安いです。
写真はイノシシの生ハムです。

ビーフ。

ウィナーシュニツェルです。シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットで食べた方が安くて美味しかったです・・・

オペラ座に向かいます。

内装が豪華でした。みなさんスーツやドレスや蝶ネクタイ。それぞれ、オシャレをしてきています。
私たちはボックスシートの２階。正面から２つ目の部屋です。最前列は売り切れで２列目と３列目。
正面に近いほど見辛い部屋。そして２列目以降は見辛い席と聞いているので、果たして大丈夫か。義母のリクエストでバレエを予約したので、義母だけれも見ることができれば良いのですが。

クリスマスということで約３週間を切った時点で予約をすると、公式サイトでは残り２０席くらいでした。全て見辛い安い席しか残っていなかったのです。
ということで一人８ユーロの席でしたが、席はジワリジワリと前に移動させてもらい、なんとか舞台の４分の３くらいは見ることができました。
幕間にはホールでシャンパンを注文し、優雅なひと時を味わいました。
もし時間があるなら、やはりオペラかバレエは見ると良いですよ。
日本からでも公式サイトで簡単に予約できました。

次の日は５時５０分発の電車でプラハへ。
現在ウィーンの駅は工事が多く、このときは早朝に北駅へ移動しました。
昨夜、オペラの後にホテルへ戻り、タクシーを予約したいと伝えると、クリスマスだから、１９時にタクシー会社が閉まって予約できないということ。
ただ、ホテルと市立公園の間には常にタクシーが停まっているので、明日の朝にも恐らくそこに数台はいるだろうとアドバイスをもらいました。
ホテルマンの予想通り、タクシーがいて安心しました。近くにはマリオットホテルもあり、とても立地が良いので助かりました。

ということでプラハへ続きます。